午前中打ち合わせへ。
センターテーブルのご相談。
サイズや使い勝手など、いろいろと探されたとのこと。
でも、市販では見つからない、ということでご相談をいただくことになった。
お客様から、直接いろいろなご要望をお聞きできるのはとてもありがたいことだ。
このようなご意見が、商品開発の上でとても貴重な財産となる。
これからも、生活に密着したものを作って行きたいと思うのであった。
さて、木工家志望の方からメールをいただいた。
木工を生業にするのは厳しいのか? とのご質問。
よく聞かれる質問でもある。
厳しいのか? と問われれば、厳しい・・・と答えざるを得ない。
でも、これは別に木工に限ったことでもないだろう。
起業するのだから、どのような業界でも楽なはずはない。
起業家のうち、成功するのは2%以下だそうだ。
まあ、何をもって成功とするのか?
そのあたりの定義も良く分からないので、真偽は定かではないが・・・
ともかく、リスクのない起業なんてありえない。
リスクを背負う覚悟はあるのか? それがまず第一の資質ともいえる。
ただ、ここでありがちなのだが・・・
特に、若い人に多いのだが・・・
あふれるばかりの情熱を持ち、夢を語る人。
あ、いや、それが悪いと言っているのではない。
情熱・夢・・・とても大事なことで、それがないとリスクを引き受ける覚悟なんてできるわけはないだろう。
問題は、それ以外のリアルな現状把握ができてないことが多々ある・・ということ。
起業するのに、事業計画書を描かない人がなんと多いことか。
少なくとも、今まで私の工房を訪ねてこられた方、または、メールなどでお問い合わせをいただいた方の中には、事業計画書を作っていた人は一人もいなかった。
計画書は収益計算などの数字と無縁には作成できない。
数字が入るほどに、計画はよりリアルになり、その困難さが骨身に染みるようになる。
情熱や夢に冷水を浴びせられるような気持ちがするものだ。
もしこれを読んでいる木工家志望の方がいらっしゃったら、是非、自分の夢や目標に、数字という冷徹な現実を乗せてみてください。
天秤の片方に夢・情熱、もう片方に数字というリアリズムを乗せ、全体としてバランスをとりながら、徐々にその振幅を小さくして安定させていくこと。
どちらが欠けてもだめなのではないかな?
そのバランス感覚を持つことができるか?
それが第二の資質かも。
その上で、飛ぶか飛ばないか。
それは、ご自身でご判断くださるように・・・
応援してます。
頑張れ~!!
(なんて、人に言っている場合か~??)
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