2008年7月24日 (木)

いざ行け

昨日の記事に「きすべ~」さんよりコメントをいただいたので、続きを少々。
学び方 を考えてみたい。

木工科の訓練生を長年見てきての印象なのだが、およそ2種類に大別できるようだ。

・指示待ち、受身の人
・目先が全て、がむしゃらの人


<指示待ち、受身の人>
学校なのだから、とにかく教えてくれることを吸収しようと言う姿勢の人。

結構積極的なのだが、言われた範囲のことしかやろうとしない。
先生からの指示を首尾よくこなせばそれで満足してしまう。

そして、次の指示をじっと待っていたりするのだ。


<目先が全て、がむしゃらの人>
ものすごく積極的で、人が休憩しているときにもわき目を振らず刃を研いでいたりする。

しかし、思いばかりが先行するため、うまく行かないときにそれを理詰めで考え、自身にフィードバックすると言う帰還作用が働かない。

このタイプの最もまずいところは、がむしゃらにやることで満足してしまう傾向が強いこと。

どうも、私の印象としてこれらの人が多いように感じる。
積極性は評価できるが、もう少し学び方を工夫することでさらにワンステップ上達するようにも思うのだが・・・


技能は、理論と実践のバランスが大事。
いずれに偏りすぎてもうまくは行かない。

例えば刃の研ぎや、鋸の引き方など、最初からうまく行くはずはない。
やってもやっても、満足するどころか、だんだんおかしな方向へ行っているような気になるものだ。

そんな時には、理論に立ち戻ってみる。
研ぎや、鋸の引き方についても、正しい姿勢などは教科書に載っているし、もちろん授業でも教わるだろう。

そこに立ち返って点検してみる。
そして、自身の姿勢を修正し、再度実践してみる。

この繰り返し・・

そして、必ず壁に当たる。

技を盗むのは、このタイミングなのだ。


そう・・・ 盗むためには、自身で問題点の整理ができており、それに対する実践的検証もできていないとダメなのだ。

理論と実践で問題意識が極限まで達し、飽和点にある時点で先生の動きを見ると、突然目の前が開けたように光が見えてくる。


うまく行かなくて悩んで、考えに考えて、眠れない夜を何度過ごしましたか?


少々説教っぽくなってしまって反省!
今日はちょっと訓練校の先生の気分を代返してみました。

いざ行け 訓練生!
求めれば、かならず宝はあなたの手に入りますぞ。


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2008年7月23日 (水)

技の伝承

おなじみの NHKプロフェッショナル。
昨日は、板金職人の話。

熟練の板金職人が、自身の最後の仕事として、その技の伝承に悩むと言う話。

「職人として最も大事なことはなんですか?」との質問に・・

「辛抱ですね」 との答え。
もうこの言葉・・現代では死語かも?

10年ぶりに入社した若い新人に、気を使いながら指導をする姿が印象的だった。

「続けてくれるといいんですけどね」 
職人とは辛抱・・ 辛抱のない時代には徐々に消え行く運命なのかもしれない。


そんなことを考えていたら、今日の朝刊に斑鳩工舎の小川氏のインタビュー記事が載っていた。
やはり技の伝承の話・・

「技は、教えない」

よく言われるように、技とは盗んで覚えること。
長い道のりでも、回り道でも、結局はそれがもっとも強い力となる。

ただし・・ と小川氏は言う。

「これが通用するのは、教わる側に技を貪欲に吸収しようとする強い意思がある場合のみです」

「本当は教える方がはるかに簡単なのですがね・・」


そうなんだよな!
職人に限らず、どのような仕事でもその伝達や伝承に悩むことは多々あるが、唯一、教わる側に貪欲な意志がある場合は、どのようなスタイルでも必ず良好な伝達が行われ、世代交代による新陳代謝が促進される。


で、訓練校の皆様。
あなたは今、宝の山に囲まれているのだ。

それを生かすも殺すも自分しだい。
貪欲さが決め手。

ぎらぎらモードで行きましょう。


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2008年7月 8日 (火)

大江さんへ

開業して間もない頃、何人かの先達に同じ質問をしたことがあります。
皆、答えはさまざまでした。

ある方は、「言われたものは何でも作らなきゃ!」と言ってました。
矧ぎ合わせのスタイリッシュなテーブルから、一枚板耳付きの重厚なそれまで何でもござれ。

北欧風、ミッドセンチュリー、シェーカー、カントリー、ミッションスタイル・・
ご要望に応じて作ります♪

そのような話を聞きながら、これが木工を生業とすることのリアリズムなのかな? と思ったりしました。

どのような要求でも、どのようなスタイルでも製作できると言うことは、木工職人としての資質としては優れており、必要なことなのかもしれないと思いました。


そのような原体験があり、私も初期の頃はその教えの通りの作品展開をしました。
つまり、どのような嗜好の人が訪ねてきても、必ずその人の目に留まるような作品を必ず一つは準備しておくこと・・・
それを戦略的に考え、展示会で実行したものです。

結果としては、成功だったように思います。
それで、しばらくそのようなごった煮的作品群を備える時期が続きました。

でも・・
ダメなんですね。

大江さんのおっしゃられるように、精神的にまいってくる。
気がすすまないものを作るのは、忍耐の修行にはなっても、やはり長く続けると疲れてきます。

また、仮にも木工家として独立している限りは、たとえ引っかき傷ほどでもよいから自身の作風なるものを確立し、それを世に問うてみたいと言う抗しがたい顕示欲が出てきます。

その狭間で迷いながらやってきました。

結果として、初期のごった煮的な作品群から比べると、だいぶその範囲は絞られてきたように思います。
そして、その結果、同じ嗜好をお持ちのお客様からのお問い合わせが増えて来たのでしょう・・ 最近ではお客様の要求との間に大きなギャップを感じることは少なくなってきました。

今後どうなるのか?
それは分かりませんが、昨日も書いたとおり、これは遮二無二結論を出すものでもないように感じていますので、当面このまま続けてみようと思っています。


同じような悩みをお持ちの皆様。
な~んの参考にもならなくてスミマセン。

みんな悩んで大きくなった(どこかで聞いたような?)
と言うわけで、大いに悩みましょう♪

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2008年7月 7日 (月)

パートシュクレさんへ

やはり、この問題は物作りに携わる人にとっては共通のことなのかもしれませんね。

ファインアートであれば、もちろん自分の好きなものを作れば良い。
一方、便利屋さんであれば、とにかくどのようなことでも拒まずお客様の要求に応えれば良い。

これら両極端にある人は、ポリシーが強力で、一貫していて、すごいな~と感心します。

でも、私を含めて大多数の人は、大なり小なり、いずれからも一定の距離を置いた位置にいるのではないかと思います。
その中間地点、緩衝地点であっちへフラフラ、こっちへフラフラ。
くらげのように漂っているようでもあります。

この居心地の悪さ・・
これがジレンマとなり、何とかしゃんと腰をすえようと自分なりの基準を考えたりします。

でも、パートシュクレさんもおっしゃられているように、結局明確な基準線を引くことは困難で、答えはなかなか出ないですね。

なので、いっそ開き直って、答えを出す必要はない。
そもそも、答えを出すようなものではない。
と、考え方を改めたところ、目の前が開けるような思いがしました。

つまりは、明確な基準など設けず、個別に悩みながら判断していけばよいのではないか?
と考えてみました。

問題の棚上げ? とも取れますが、あえてそうすることによって考えが硬直化するのを防止し、常にニュートラルな立場からものを見ることができるのではないのか? と思ったりしました。

果たしてこれでよいのかどうか?
それも分かりませんが、とにかく今しばらくこのような考えで進めて行こうと思います。


でも・・・
会社員だった頃は仕事を選ぶことなんてできませんでした。
それを考えると、これはかなり贅沢なジレンマなのかもしれませんね。


明日は、大江さんへお返事をいたします。

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2008年7月 6日 (日)

きすべ~さんへ

昨日の記事、「難しい質問」にコメントをいただきました。

お礼を兼ねて、それぞれへのご返信を記事にしていきたいと思います。


きすべ~ さんへ

プロとして受けられることなら、受ければよいのでは? とのこと。

そうですね、基本的には私もこのスタンスで考えているかな。
お客さんが喜んでくれるならば・・それが何より。
自分の力が役に立つのであれば、本望じゃないか。

そのようにシンプルに考えるならば、格別難しい問題ではないのかもしれませんね。


ただ、きすべ~さんも指摘されているように、木工を含め、物づくりには必ず作風と言うものがあります。
良くも悪くも、それがその木工家の個性となるもので、きわめて大事なものですね。

ただ、一般のお客様から見ると、作風の違いが必ずしもストレートに理解されるとは限りません。
そこにギャップが生じ、これが作り手を悩ませることになるのですね。

私だって・・
木工科へ入学する前は、家具も建具も大工も同じようなものだろう・・なんて思っていましたからね。
ましてや、家具屋の作風なんて・・・ねぇ


過去のことですが、開業当初は、そりゃ大変でした。
そもそも、仕事なんて全くないわけで、選べるような状況じゃありません。
来るものは拒まず、何でもやりました。

でも、それらの雑多な中から、結構新しいアイデアが生まれることもあったりするから面白いものです。

そして、いろいろなものを引き受けているうちに、自身の作風も変わっていきました。
なので、ホームページに初期の作品はほとんど残っていません。
消しちゃいました。

つまり、私に限れば作風と仕事は相互依存の関係にあるもので、不可分と言えるように思います。

どちらが卵で、どちらが鶏か?
いまだに分からないのです(苦笑)


うん? 一体何を言っているのやら??


まあ、いまだにあやふやな状態ですが、ただ、年月の経過と共に、お客様とのギャップは確実に小さくなってきているのを実感します。

そうなんです、悩みながらも長年続けていれば、歳月が解決の道筋をつけてくれるようです。

なので、あと数年もすれば、自然と収斂してしまうのかなぁ?
と、気楽に考えている今日この頃です。


明日は、パートシュクレさんへお返事をいたします♪

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2008年7月 5日 (土)

難しい質問

木工家志望の方ご来訪。
いろいろとお話を・・

その中で、ちょっと面白い・・でも、難しい質問をされた。

「気がすすまない仕事を頼まれたら、どうしますか?」


う~ん  難しい!

難しいな~


う~ん

どうするかな~


そうなのだ。
これ、私はいまだに答えを見出せていない。


とりあえず、今のところ・・
お見積もり、納期などでご了解をいただければお引き受けしている。

そして、お引き受けしたからには、できるだけ集中してこなすように心がけている。
そうすると、気がすすまない仕事でも面白くなることもある。
また、それらから新しいアイデアが生まれることもあったりする。


まあ、これについてはいろいろな意見があることだろう。
仕事は選ぶべき・・ と言う先達もいらっしゃる。


どちらが正解?
それは分からない。

どちらも正解かもしれないし。
どちらも間違っているのかもしれない。


ともあれ、答えが見出せない以上、迷いながらやっていくしかない。


そうさ、 そのうち見つかるだろう♪

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2008年4月 9日 (水)

訓練校での心構え

入学式の時期。
今年訓練校へいく皆さんも、入校の準備中だろうか?

とても楽しい一年になることと思う。
できることならば・・うう、アタクシももう一度通いたい。

さて、余計なおせっかいとも思うが、入校される皆様にちょっとアドバイス。
なお、HPでも、このブログでも何度も書いているので、繰り返しになることご容赦!

訓練校は木工技術を学び、技能を磨くところ。
これ、周知!

一年という限られた時間ではあるが、情熱をもって計画的に取り組めば、かなりのレベルを習得できる。
ご心配無用。

なお、老婆心ながら・・
情熱なき計画、そして計画なき情熱 ともに無意味ですのでご注意!


さて、ここから本題。
訓練校で学ぶことのできない唯一のこと。
それは何でしょう?


それは・・

・・・

時間管理。


加工スピードの追求。


もちろん、訓練校によっても方針は様々だと思うが、おそらくスピードに関してはあまりうるさくは言われないことと思う。
それよりは、確実に、丁寧に・・ ということに重点が置かれることであろう。


しかし、木工の実際の現場では、時間管理が最も重要なポイントとなり、加工スピードは、独立した弱小工房などでは大げさでなく死活問題になる。

なので、訓練校といえども自らに時間的な負荷をかけ、スピードと丁寧な仕事を両輪としてバランスよく習得していくことが大事。


時間は自己管理!

これを念頭に置けば、この一年がより濃厚な経験になるに違いない。


ともあれ、ご入学おめでとうございます。
充実した訓練生活を送られますよう、ご健闘をお祈りしています。


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2008年3月24日 (月)

希望と不安と

木工家志望の方ご来訪。
もう、すっかりおなじみの風景かも?

この四月から訓練校へ通う。
入校前に、弊工房へいらした次第。

希望と不安がない交ぜになった気分とのこと・・
う~ん、その気持ち、痛いほどよく分かる。

ひょっとすると、やはり入校前の木工家志望の方がこれを読んでいるかもしれないが、おそらく同じ気持ちなのではないかと推察する。


訓練校の一年間は、そりゃ楽しい。
夢のような日々だろう。

だが、卒業後には圧倒的な重圧で現実が圧し掛かる。

天国と地獄が一年で入れ替わるめまぐるしさ。
それが今から感知できるから、希望と不安の複雑な心持になるのだ。

その解決策は??

ない と言明する。

どれほど考えても、不安からは自由になれない。
まあ、天性の楽天家は別だけどね。
私の同級生には、このような稀有な才能を持ったものが少なからずいて、その楽天ぶりに常々うらやましさを感じていたものだ・・・

閑話休題
不安からは自由になれないが、一つだけ処方箋がある。
それは、不安を感じる暇がないほど訓練に打ち込み、開業準備を進め、日々忙しくしておくことだ。

継続は力。
結果は必ずついてくる。

Kさん、頑張ってくださいね。

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2008年3月19日 (水)

春雨じゃ

雨。
しとしと降る。

暴風警報が出ているらしいが、午後は穏やかで静かな雨だ。

春先の雨は風情があり、いいもんだ。

工房の窓を閉じて作業をすると、屋根を叩くかすかな雨音。
ラジオからは、昔のフォークソング。

それに、反り台がんなを使うシュッシュッという音が混じる。
少し肌寒いが、鉋を使うほどに温まってくる。

時間が静かに流れる。

このような時、物づくりをしていること、木を扱っていることの快楽、
そして、それを仕事にできることの幸福をしみじみと感じる。

理屈を超えて、何かの根源に作用するような磁力を感じる。
ウッドワーカーハイ? なんてあるのかしらん?


予定より早く完了。
さて、次の仕事にかかろうかとも思ったが、ちょっと時間的に半端。

そういえば、温泉無料招待券があるのを思い出した。
春雨の中、露天に浸かるのもオツなものかも?
と思うと、もう我慢できず、タオルを持っていそいそと出かける。

小雨の露天風呂。
さっぱりしてリラックスルームの椅子に寝そべって、缶コーヒーを飲みながら読みかけの小説をめくる。

車で10分ほど、2時間のリゾート。
いや~、今日はよい一日だった。

木工家志望の皆様。
木工家と言うもの、大変なこともたくさんありますが、このように心身ともにとっても充実した時間を持つこともできますよ。

いい仕事ですよ~


さて、リフレッシュしたので、明日は全力で仕事??
・・あ いや 

明日は家族サービスでオフ(汗)

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2008年3月16日 (日)

天気の良い日は

事務仕事、事務仕事、何はなくとも事務仕事!
そう、事務なしには何事も進まない。

外は快晴。
でも、事務仕事。

この仕事を始める前・・:・訓練校に行っていたころは、この仕事を始めたら物づくり三昧の生活で、木工に首までどっぷり浸かれると思っていた。


浅はかだった・・・wobbly


そりゃそうだよな。
仕事なんて、ただ作っているだけで成り立つもんじゃない。

それに付随する様々なもの、それらがあって初めて仕事として成立する。


会社員の頃はこれが分からなかった。
開発部だったので、ひたすら物づくりに専念していればよかった。

当時の、購買、企画、総務など・・ 事務を扱う部門の苦労なんて分からなかったなぁ。


ともあれ、何はなくとも事務仕事。
木工家を目指している皆様・・ デスクワークも大事な資質ですぞ!
くれぐれも軽んじることのなきよう・・・よろしくね。

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2008年3月10日 (月)

訓練校の存在は

木工家志望の方ご来訪。
弊工房のホームページをご覧になられて、訪ねてこられた由。

家具作りがしたい。
そして、そのためには職業訓練校の木工科へ行くという選択肢がある・・
と言うことを、私のホームページで初めて知ったとのこと。

う~ん、そうか。
私のように木工を志した転職組では訓練校を経ることが主流で、ほぼ当たり前のコースになってるのだが、まだまだ一般には知られていないようだ。

自分のことを振り返ってみると・・
職業訓練校の存在を知ったのは雑誌の記事だった。

手作り木工事典だったか、ウッディーライフだったか?
その記事に、木工家を目指すためのコース選択について特集が組まれており、そこで初めて訓練校の存在を知った。

当時はインターネットなんてものはなく、そのような雑誌が唯一の情報源だったな。

調べてみると、当時はここ九州にもほぼ全県に木工コースがあったように記憶している。
それが、一つ減り、二つ減り・・
今では、九州で唯一残っているのは、ここ福岡の田川訓練校のみとなった。

木工は斜陽産業。
なので、就職するための技能を身につけることを目的とする訓練校にあって、木工科の存在意義は徐々に薄れていっているという事なのだろうか。

木工は斜陽産業。
なので、国産機械メーカーも汎用木工機器の分野から撤退してしまった。

近い将来に、程度の良い中古機械を手に入れるのも難しい状態が到来するかもしれない。

訓練校といい、機械といい。
取り巻く環境はさらに厳しさを増す。

今、いろいろとお考えになられている諸兄、あるいは諸姉。
行動は早い方がよいかもしれません。


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2008年1月10日 (木)

集塵

椅子作り。
椅子はとにかく曲面が多い。
なので、仕上げにサンディングをする頻度も多くなる。

これが大変!

何が大変なの?

埃!!

サンディング機械・・ 別名、ほこり大量製造機。
そりゃすごいよ。

そして、わが工房は集塵がかなりいい加減なので、全身真っ白になる。
眼鏡はほこりで曇って見えない。
拭くとレンズに傷が入る。
眼鏡は消耗品だ。

もちろん、防塵マスクは必須のアイテム。
完全装備で臨むのだ。

しかし、いい加減集塵システムを改善せねばならん。
と、いつも思いつつ、ついつい・・・

今工房をお考えの皆様。
機械の選択も大事ですが、集塵の設計も念入りにすることをお勧めします。
機械が入ったあとでは、なかなか難しいぞい。

さあ、シャワーを浴びてすっきりしようっと。

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2007年12月 2日 (日)

覚悟して行動せよ

昨日は今年初の忘年会。
いつもはジョギングのためにアルコール類を節制しているので、その反動が一気に出て飲み過ぎ。

若干二日酔いの体で作業。
しかも、木工作業の中でもとりわけハードな椅子の座面彫り。
一気に四枚を仕上げる。

しんど~


さて、昨日の昼間、木工独立希望の方ご来訪。
来年の三月に工房設立との由。

いろいろとお話をさせていただいたのだが、やはり申し上げるべきことは同じ。

・資金計画をしっかりと立てること
・それを元に、事業計画書を書くこと

これに尽きる。

どれほど計画を立てたって、その通りには行かないのがほとんどだ。
増してや、計画なしで独立するのは、羅針盤なしに大海へ乗り出すのと同じ。

自殺行為だ(言明する)

考える前に行動せよ・・
なんて、インチキなコンサルタントがいうような根性論があったりするが・・

大嘘だ!!!


考えて、考えて、頭から煙が出るほど考えること。
それが第一歩。

それくらい突き詰めて考えると、どれほど考え抜いても分からないものは分からない。
ということが分かる。

そこまで考えて、分からないことに対してリスクを背負う覚悟をする。

そうなのだ。
行動には”覚悟”がいる。

安直な行動は厳に慎むべき。

独立は遊びではない。
自分探し(良く分からん言葉だが)でもない。

仕事なのだ。

覚悟すること。
そして、行動すること。

頑張ってください。

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2007年9月14日 (金)

第三者の目

木工家の方ご来訪。
開業されたばかり。

いろいろと四方山話など。

開業直後は大変だ。
なんだかんだと、やることが山積み。

あ いや、 山積みなのは今でも同じだが・・(汗)

ともあれ、開業直後のプレッシャーは大きい。

このような時、必要なのは第三者の厳しい意見だ。
そして、その第三者とは同業者であってはいけない (これ、重要)

誤解を恐れずにいえば、同業者の意見など、むしろ聞かない方がよいかもしれない。
(誤解されそうだな~)

とにかく、木工など全く知らない一般の方の意見が大事なのだ。

私事・・
そりゃ一生懸命手間暇掛けて作った作品があった。
その評価・・

「なに これ?」

きびし~

でも、これがありがたい。
第三者の情け容赦ない評価が自分を鍛えるのだ。


えっ 私にとっての第三者とは誰かって??
それは・・・

秘密です♪

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2007年8月31日 (金)

夢想と現実

昨日の続き。
工芸家同士の懇親会。

ジャンルは異なれど、皆、それを専業としている。
つまりはプロだ。

そして、ジャンルは異なれど、共感や悩みの方向は大体同じ。
お互いの実務体験が参考になる。


それにしても・・・ と、しみじみ思うのだが・・

私も含めて、皆、夢想家で現実主義者だ。

夢想家でなければ工芸で独立しようなんてそもそも思わないし、
現実主義者でなければ、独立後の継続は難しいだろう。

夢想と現実。
相反する概念が、各自の中で融合し、消化され、矛盾なく落ち着いている。

いや、正確に言うと矛盾を抱えたまま、右に触れたり、左に振れたりしながら、少しずつ前へ進んでいる。
と言うのが正しいのかもしれない。


夢想家で現実家。
そして、基本的には楽天家であること。

それが、工芸をうまくやっていく秘訣なのかもしれないね。

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2007年8月25日 (土)

どちらを選択??

木工家志望の方ご来訪。
もはや、おなじみの風景ともなっている。

それにしても・・
木工家志望が世の中にこれほど多いとは知らなかった。

まあ、私もその中の一人だったので他人のことをあれこれとはいえないのだが・・
退職して木工をやろうなんていう酔狂者など、ほとんどいないだろうと思っていたのだが・・

それが、

この仕事を始めて、一体何人の木工志願者と会ったことだろう?

メールなどでの問い合わせも含めると、おそらく百人を軽く超える。
こうなりゃ、木工家なんてのは結構人気職種なのかもしれないね。


いろいろな悩みなども聞く。

大いに悩んでください。
悩んで悩んで悩みぬいて・・・

それでも諦めることができないとき、そこになにか強力な磁力が現れる。
それに引かれるまま、勢いをつけて飛び込む、

その後は・・・さて??

将来の成功を担保した挑戦などないよ。

一度の人生。
飛ぶも人生、守るも人生。

さて、あなたはどちらを選択しますか?

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2007年7月12日 (木)

頑張れ

友人が離職した。
独立のため。

いろいろと話をしながら、自分の当時のことを思い出したりした。

あれからもう7年。
早いな~

離職直後は、解放感と、期待と、不安が入り混じった複雑な気持ちだった。
糸の切れた凧のよう・・・
しっかりしていないと、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、
下手をすると、どこへ飛んでいって消えてしまうかも分からない。


あれからもう7年。

とりあえず、軸足は定まったかな?


ともあれ、新たな道を歩む全ての人にエールを送りたい。

頑張れ~!!

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2007年5月 1日 (火)

ひたすら研ぐ

訓練校、木工科の方ご来訪。

訓練校は、授業が始まったばかり。
実習はまず・・刃の研ぎだ。

簡単なようで難しい。

できたように思えても、次から次へといろいろな難問が待ち受ける。


機械の使い方ならば、専門書などを参考にしながら効率よく学習することもできるが・・
手道具の習熟に近道はない。

ひたすら研ぐ!
愚直に、粘り強く。


今年入校した全ての訓練生の方へ、
結果は必ずついてきます。

とにかく・・研ぎましょう!

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2007年4月29日 (日)

重き荷物を負うて

木工家志望の方ご来訪。

なんと、はるばる関東よりお越しいただいた。
GWの混雑期に、お疲れ様でした。

同世代。
独立に際し、いろいろな悩みも・・

そりゃ、悩みますとも。
悩みのない独立なんてありえません。


この悩みをどうすればよいか?

この永遠の命題。
残念ながら、特効薬はない。

しかし、対症療法的な方法はある。

これ、以前も書いたので繰り返しになるが・・・

悩み緩和の方法!
それは・・

事業計画書を書くこと。
そして、そこに必ず具体的な数値目標を入れること。


そうすると・・・
現実がリアルにわかって、悩む暇がなくなってくるヨン♪

こりゃ大変!
顔が青ざめて、悩んでいる時間がとてつもなくもったいなく思えてくる。

これで、悩み解消!


で、目の前には解決すべき膨大な項目が山のように、壁のように立ちはだかることになるのだ。


人の一生は、重き荷物を負うて遠き道を行くが如し(徳川家康)

悩みも、重い荷物も、それを楽しんでしまおう。
そう、独立に必要な資質は・・楽天家であること。


志があるから、悩みもある。
充実した人生かもしれませんよ!

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2007年4月27日 (金)

プロとは?

時々、プロとアマチュアの違いは何か? と聞かれることがある。
大体、酒の席のことが多い。

これ、考え始めると実にいろいろな考察ができて面白い。
様々な側面から、様々な回答がありそうだ。


暇なときに考えたり、いくつかのHPを参考にしたことがある。
その中で、最もシンプルで、最も納得がいった言葉。

「それで、生計が成り立つか立たないかという違いです」

木工家、矢澤金太郎氏の言葉。
簡潔、明瞭。

考えてみれば、至極当然のこと。
以来、この言葉を自らへの箴言として肝に銘じている。


ところで、最近面白いブログを読んだ。
リンクさせていただいている「マサムネ工房」さんがブログの中で紹介されていたもの。

「料理人の休日」

フランス料理のシェフ、小川氏の修行時代の話が興味深い。
いや、その厳しさは半端ではない。
これに比べると、自分はまだまだ甘ちゃんだな~などと思ったりした。

さて、このブログの中で、小川氏の考えるプロ論の記述がある。

「プロとは制限ある時間と限られた材料費の中で日々何十人前、何百人前の料理を安定して生産できることであると思います」

これに続いて、あるシェフの言葉として紹介されている文言。

「料理に愛情なんて言っている奴はまだまだだ」


う~ん、考えさせられる。
この言葉、受け取る人の器に応じて、重くも軽くもなる。

愛情とか、情熱とか・・・
心地よく響くが、プロのありようを投影する言葉としては曖昧だ。

これらの単語を並べて陶酔しても、それは単なるナルシズム。

プロは結果が全て。
甘ったるい言葉は入り込む余地がない。


でも、これも考えてみると当たり前のこと。

巡り巡って当たり前に回帰する。
何事も、シンプルが良いようだ。

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2007年4月25日 (水)

悩んでいても

ここのところ、独立希望の方からのお問い合わせがちらほらと・・
工房見学に来られた方も、これから来られる予定の方も・・

時節柄??


さて、良く聞かれる質問。

「木工でやって行けるでしょうか?」


ううむ。
このような質問をしたい気持ち、よくわかる。

かつての自分もそうだった。


でも、ちょっと厳しいことを言わせてもらうと、
このように考えているなら、独立はしないほうがいい。


独立には大変なエネルギーが要る。
そのような時に、問題を疑問系や受動態で考えていると、一気にマイナスの連鎖に落ち込んでしまう。

やって行けるでしょうか? ← 疑問系、受動態


そうではないのだ!
やって行けるかどうかではなく、やって行かねばならないのだ。

そして・・
やって行く為には、どうすればよいのか?
足りないものは何か?
それらを解決する具体的方法は何か?

常に、能動態で考えていかねば重圧に押しつぶされてしまうよ。


不安は常にある。
それは否定しない。

だから、不安を抱えながらも能動的に物事を処理していく。
その覚悟が必須。

その覚悟がないうちは・・
独立はしないほうがいい。


為せば成る、為さねば成らぬ何事も。
成らぬは人の、為さぬなりけり。


悩んでいても、何も生まれない。

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2007年2月27日 (火)

面白きこともなき世を

木工家志望の方ご来訪。
この時期は多いのだ!

まだ木工にはまったく手を染めてなく、これからとのこと。

今の仕事にやりがいがなく、将来も展望できないとのこと・・

にわか人生相談みたいになってしまった。


とは言え、他人の人生にあれこれ言うほどの見識があるはずもなし。
できることと言えば、話を聞くことくらい。


面白きこともなき世を面白く・・ とは、高杉晋作の辞世の句(上の句)


では、どうすればよいのだろう??


一応下の句として・・・
住みなすものは心なりけり とあるのだが、これは他人の作で、高杉のものではない。


これによると、心しだいというわけなのか。
一つの回答だろうね。


でも、この句の本当の面白さは、下の句を自分であれこれ考えてみるところにあるように思う。


仕事にやりがいがない・・
毎日がつまらない・・
木工やれば面白いかな?
独立するとどうなるんだろう?


面白きこともなき世を面白く・・・

どうすればよいのだろうね?

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2007年2月 7日 (水)

4月開業を考えている方へ

木工家志望の方ご来訪。

時節柄か?
ここのところ、訪問者が多い。

今年から訓練校へ行かれるとの由・・
頑張ってください。


さて、今訓練校へ通っていて、卒業後に開業を考えられている方へ・・

事業計画書を書きましょう。
もちろん、売り上げ・利益計画など、数字入りのものです。

そして、忘れてはなりません。
注文をとるための営業を始めましょう。

そうしないと、4月から完全無収入状態になります。

月当たり数千円や、数万円程度でも良いのです。
とにかく、少しでも売り上げが上がるように今から営業活動をしておくことをお勧めします。

実体験ですが・・
微々たるものでも、売り上げが上がると精神的に多少なりとも余裕が生まれます。

が・・
売り上げゼロで、収入がまったくないと、やはり不安や焦りなど、ネガティブな気分に支配されてしまいますので、精神衛生上よろしくありません。

準備は早いほど良い。

頑張ってください。

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2007年1月11日 (木)

たくさん失敗しましょう

昨日の反省をもとに、気を引き締めなおして製作に当たる。
で、今日はミス無しで無事工程を終えた。

まあ、当たり前のことだわね。


とは言え、製作にトラブルはつきもの。

ミスすることもあるし、思い通りの材が取れなかったり・・
一つの家具を作り上げるまでに、そりゃもう、いろいろなことがあるもんだ。

そのようなトラブルに当たったとき、いかにそれを解決、あるいは回避し、全体の工程を遅滞なく進めることができるか?
これも一つの技術と言っていい。

そして、面白いことに、画期的なアイデアはトラブルへの対処から生まれてくることが多い。

そのように考えると、トラブル歓迎♪
とも言えるかな?


訓練校に通っている皆様。
そろそろカリキュラムも終盤に近づいてきた頃でしょうね。

今のうち・・
どんどん失敗しましょう。

失敗を恐れず・・・なんてやってられるのは今のうちです。

失敗し、それを修復する過程をたくさん経験してください。

就職するにしろ、独立するにしろ、その経験がとても大きな財産になります。


変な言い方ですが、たくさん失敗するように、頑張りましょう(???)

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2006年11月10日 (金)

知的生産の技術

朝から事務仕事。

放っておくと・・・いや、決して放っているわけではないのだが・・
どんどんたまる事務仕事。

パソコンと図面の前で格闘。


木工家志望の皆さん・・

木工技術と同じくらい、いや、それ以上に知的生産の技術を勉強しましょう。
これを身につけておかないと、独立後に苦労します。

放っておくと大変なことになりますよ(ブラックホスピタル)


かく言う私も事務は褒められたもんじゃない。
整理術、修辞法など、もう一度勉強せねば・・


事務にひと段落つけて打ち合わせへ。
お客様宅で、テレビボードのお話しを聞く。

やはり、お客様と直接お話できるのはありがたい。
会話の中にヒントはたくさん埋まっている。

あとは、それを掘り出すことができるか?
それが大事なポイントだ。


帰宅後、少し製作してまた事務へ。

う~ん、アイデア、アイデア・・・・・!!

どこかにアイデアのなる木はないかしらん?

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2006年10月 4日 (水)

理屈じゃないんだ

木工家志望の方ご来訪。
いろいろと四方山話など・・・

木工で開業する という目標!

なんであれ、目標があるのはいいことだと思う。
味気なく感じる日常も、目標を実現するためのステップと考えれば、少しは輝きを増すかもしれない。

な~んてね、 ちょっと詩人?


ともかく、自力で未知の世界へ突入するわけだ。
不安も、重圧もあるに決まってる。
胃が痛くなったり、眠れない夜も度々だろう。

そんな思いまでして、なんで木工家になんてなりたいのか?

でも、なりたいものはなりたいのだ。
理屈じゃないんだ。

そんなもんだ。


木工家になるための秘訣は??

難しいことはない。
木工家になると強く思い、強く念じること。

そして、それを持続させること。

思い続ければ必ず実現する。

Bさん、そして、木工家を目指すすべての皆様・・
信じるものは救われる。
払いたまえ、清めたまえ~

頑張ってください。

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2006年9月21日 (木)

progress 2

実感、あるいは主観なのだが・・

理想と現実のギャップって、絶対に無くならないような気がする。

理想は、現実との相互関係で捉えられるものであり、理想だけが周りから独立して超然と存在するものではない。
そのように思ったりする。


10年前。
木工を生業とした生活をするのが理想だった。
現実は、会社通勤の日々。

5年前。
木工で起業して、軌道に乗せるのが理想(目標)
現実は、訓練校で鉋を研ぐ日々。

そして今。
理想はもちろんある。
現実は、もろもろの事々でがんじがらめの日々。


理想って・・・少し近づくと、少し遠ざかっていく。

そして恐らく、永久に到達することはないのだろう。

それでも、やはり前に進む。
それが自身の存在意義でもあるし、それがまさに自分自身なのだろう。

自分探しなんて変な言葉があるが・・
どこを探してんの?

自分は自分。
我思う故に我有り (ちょっと意味が違うか!)


progress の最後の歌詞。
 
 あと一歩だけ前に進もう♪

う~ん、しみるね~!


ちなみに、実際に聴きたい方は以下をクリックくださいませ。

 http://www.youtube.com/watch?v=rsWTBVEHglw

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2006年9月19日 (火)

幻想 空想 妄想

台風やら、家族サービスやらで二日ほど休みにしてしまった。
週休二日・・
ああ、何という甘美な響きだろう・・・(うっとり)

勤務時代は当たり前と思っていたが、今改めて考えると、天国のような話だよん。

今現在の勤務体制、週休半日。
トホホな状態でごんす。


田舎でのんびりと、マイペースで家具作りして、スローライフなんて考えている木工家志望の方いらっしゃいますか??

それは、幻想、あるいは、空想、いやいや妄想かもしれません。

くれぐれも、ご注意くださいませ。


さあ、目の前のことを一つ一つ、確実に ね!
こなしていくしかありません。

でも・・・
今週末もどうやら連休らしい。

家族内圧力団体からの情報。

そして、来月にもなにやらあるらしい。

・・・・


スローライフをお考えの皆様。

家族はそんなこと知ったこっちゃありません。
この点にも、くれぐれもご注意を!

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2006年9月16日 (土)

工房見学

午前中ご来客。
木工家志望の方。

まあ、私なんかの話でお役に立てるのであれば、いつでもおいでください。


私も、訓練校で勉強しているときは、あちこちへ工房見学に行ったりした。
どこも快く対応してくださったので、その恩返しとも思っている。

作業を妨げてしまうのでは? などと遠慮は無用です。
事前にご連絡をいただければ、お話をお聞きするくらいの時間、何でもありません。

また、制作上の秘密なんてものもありませんので、機械であろうが、ジグであろうが、いろいろご参考くださいませ。

午後から・・・
本当は温泉行きのはずであったのだが、微妙な空模様。

結局、断念。

残念。

かわりに、家族で近所の屋内スポーツセンターへ。
ローラースケートで、疲れたべ。

明日は??
う~ん。

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2006年8月 9日 (水)

一番難しい

昨日の訓練生の方々との話でも話題になったことだが・・

継続させること・・・
これが難しい。

打ち上げ花火のような華々しいものではなく、地道な事々を日々こなしていくこと。
これが難しい。


しかし、この地道な繰り返しがないと足腰はいつまでたっても強くならず、いくら華々しさを演出しても、所詮はその場限り・・・いずれ淘汰されてしまう。


夢を見るのはいいことだし、目標も高いほうがいい。
しかし、夢の実現や、目標の達成は、日々の積み重ねの先にしか見えてこないだろう。


急がなければならないが、あせってはだめだ。

息が上がらない程度の駆け足で、日々を駆け抜けていけばいい。

でも、おそらく、それが一番難しい。

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2006年8月 8日 (火)

みんな悩んで

訓練校の方、三名ご来訪。
私と同じ、田川訓練校。

まあ、つまりは、後輩に当たる。


夏のこの時期、基本工程が終って応用に入る時。
いろいろと悩みも多くなるときだ。


お話をしながら、当時のことを懐かしく思い出したりした。


あれからもう五年。
早いね~


みんな悩んで大きくなった(古い??)

頑張ってくださいね。

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2006年8月 4日 (金)

数値化するということ

昨日の数値目標の話。

「もう少し詳しく」との依頼メールをいただいたので、少々書いてみる。


二年ほど前のこと。
木工家志望の方との話(実話)


「子供椅子を主にしたいんです」

「なるほど」

「どう思いますか?」

「月の売り上げ目標はどのくらいですか?」

「30万円くらいでしょうか」

「椅子の単価は?」

「一万円くらいでしょうね」


ということは、子供椅子をひと月30脚販売しなければならないことになる。


「販路は?」

「ギャラリーや、喫茶店、雑貨屋さん・・そんな感じ」

「仮に、店舗あたりの売上率を20パーセントと考えると、30脚売るためには150店舗に置かねばなりませんよね」

「・・・ そうですね ・・・」

「150店舗においてもらうためには、おそらく500店舗以上に売り込みをしなければなりませんね」

「・・・ そうですね ・・・」

「一日5店舗行くとして、100日かかりますね」

「・・・ そうですね ・・・」

「そして、150店舗確保したあとも、納品やご挨拶周なんかで定期的に顔を出しに行かねばなりませんよね」

「・・・・ そうですね ・・・」

「一日5店舗行くとして、30日かかりますね」

「・・・・ そうですね ・・・」

「製作時間が全く無くなってしまいます」

「・・・・・・・・・・・」

このやりとり、実話である。

数字を考えるとはっきりするが、この計画は、机上ですでに破綻している。
この計画は、専用の営業マンがいないと成り立たない。

しかし、複数体制になると、月30万の売り上げではやはり成り立たないし、ギャラリーマージンも減算されていない。


軌道修正が必要である。


一つの例であるが、これが計画を数値化するということ。
数値を入れると、その計画の実現可能性が実感を伴って分かる。


とまあ、そのようなことであるのだが・・・・
あまりえらそうなことはいえない、私なんて未だに破綻一歩手前の計画で遮二無二やっているのが現実。

最後は・・・やはり 気合だ~!!

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2006年8月 3日 (木)

継続は力なり

午後、工房見学の方ご来訪。

今から木工房を立ち上げようと計画中。
私と同じ脱サラ組みだ。


いろいろとお話をさせていただいた。


どのようなものでも、ゼロから何かを立ち上げるのは大変だ。
でも、継続するのはもっと大変。

事業継続のためには、やはり綿密な事業計画が欠かせない。

その事業計画書に、いろいろな数値目標を入れ、そこから個々の事例に数字を展開していくことで、より計画がリアルになり、同時にシリアスになる。

机上で厳しい計画は論外だ。
机上で可能なはずのものでも、現実はその十分の一も実現できないことが常なのだ。


事業立ち上げに熱気や根性は不可欠だが、それらはやがて資金不足の前に雲散霧消してしまう。

継続するには・・・冷徹な現実認識と、実現可能な計画。
そして、なによりも、それらを日々実行していく地道な努力が不可欠だ。

なんてね・・・
同じことばかり、繰り返し。
それを、定期的に自分に言い聞かせているんだよ。

Kさん、頑張ってください。
私も頑張ります。

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2006年6月 6日 (火)

楽天家で行こう

今年度も6月に入り、ここに来て新しい木工サイトも徐々に立ち上がってきているようだ。
さあ、今年はどのような人が出てくるのだろうか?
楽しみだ。


一昨年の開業ラッシュはすごかった。
昨年は少し落ち着き気味で、さあ、今年はどうなるのかな?


いろいろな人が、いろいろな考え方、いろいろなスタイルで木工業界を盛り上げていってほしい。
バリエーションが増えると楽しいではないか♪

もちろん、起業は遊びではない。
生活がかかっているわけであるから、中途半端なことでは立ち行かないのは自明だ。

しかし、だからと言ってなんだかんだ考えすぎて、それだけで疲弊して、余裕がなくなって、暗い顔をしてしまったら、お客様だって声をかけにくくなるよ。

綿密な計画とそれを推進する気概はもちろん必要だが、どこかに楽天的なところを残していてほしい。

批判、非難を受けることもあったりするだろうが、三分の一はありがたく拝聴して、残りは聞き流してしまおう。
ありがたいアドバイスについても然りだ・・

他の意見、評価を尊重することも大事なことだが、それを全て受け入れて忠実に履行するだけでは決して現状を打破することはできない。

新しいものは、ある意味において、現状否定やそれを打ち破るところから生まれてくることが多い。
在来のもの、価値観を尊重しつつも、それを無視、破壊する。

そんなパワーを持った人・・・そんな人を期待していたりするのだ。

今年はどうなるか、楽しみに待っていたい。

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2006年5月18日 (木)

天井は・・

学習机に一区切りをつけ、本棚の加工へかかる。

板組みの本棚。
これ、出来上がってしまうと何気なく見えるが、どうしてどうして、その仕口の加工は結構大変。

いろいろなやり方があるが、考えた末、あられほぞ組みで行くことに決めた。
やっぱり、ほぞが一番安心。

そして、ここにもう一工夫する。

ほぞとほぞの間にビスケットをかませ、これを第三のほぞ、あるいは雇いざねとする構造。
伝統工法と、現代技法との融合。

強度もあり、加工時間も短縮できる。


とは言え、1.8メートルもある板を振り回してほぞを加工するのは結構大変。
大型機械の上に立てて加工をするのだ。

機械とあわせたときの高さは2.8メートル!
天井が高くないとこの加工はできません。

これがベッドだったりすると、その高さは3メートルを超える。

工房をお考えの皆様・・・
このようなことも検討に加えてください。
許す限り、天井は高いほうが良いですよ!

でも、冬は寒いけどね。

ともかく、大型家具の加工は大変だ。
ゆっくり、慎重に、少しずつ・・・でも、最大限効率を上げて・・・

雨にも負けず、頑張りましょう。

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2006年4月26日 (水)

ついでに・・・

ついでに、もうひと言・・・

木工で起業・独立するというと、それだけでなにやら犯罪を犯したかのように批判、あるいは非難されることが多い。

私の場合もご多分にもれず、それはそれはいろいろと言われたものだ。

これらの助言(?)は、もちろん、その人を心配しての親心であると解釈したいところだが・・・
さて、どうなんでしょう?


でも、ここで言いたい。

起業・独立することはどんな分野でも大変なことで、木工だけがことさら困難なわけではあるまい。

ある統計によると、起業して成功するのは500人に3人とのこと・・
まあ、信頼できる数字かどうか定かではないが、でも、なんとなく実感としてはそのくらいかな? という気もする。


木工家予備軍の皆様・・・
この数字、どのように思うでしょうか?


一ついえることは、このような数字を見たり、先達からの非難にさらされて決意が鈍ったとするならば、それだけで起業家としての資質を欠いていると思ったほうがいい。


進む道が困難なほど燃え上がる・・・
あまり好きではない気合・根性論になってしまうが、しかし、根底にそのような熱気を帯びてないと、なかなか乗り切れないこともまた事実。

木工だろうと何だろうと・・・・ 起業は大変だよ~!

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2006年4月25日 (火)

一年で家具を作れるのか? その2

昨日はコタツで眠ってしまい、ブログが書けなかった。

で、改めて・・・


前記事について、むらぼんさんよりコメントをいただいた。

>1年経ってモノになる人はほんの数人

う~ん、確かにそれが現実かもしれない。
厳しいのだ。


家具作りをマスターするには、一年はあまりにも短い。

では、どうすればよいか?


考えてみよう・・そう、一日は24時間あるのだ。
そのうち、学校の授業時間はせいぜい6時間ほどしかない。

で、私の場合は終業後に居残りをしていた。

田川訓練校の場合、定時は午後四時だが、毎日3~4時間程度居残りは通常。

となると、単純な延べ時間で1年半以上の経験をしたことになる。
これでも全然足りないかもしれないが、限られた時間をいっぱいに使う努力はすべきだと思う。


ただ、居残りは先生の好意によって許可されていたもので、これが全ての訓練校に当てはまるものではないかもしれないが・・・・

しかし、各自の置かれた環境下で、この一年を最大限に有効に使う知恵を必死になって考えていると、必ずどこかに突破口が見えてくるのではないだろうか?


繰り返して言う。

一年は短いよ~

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2006年4月23日 (日)

一年で家具を作れるのか?

季節がら・・・
今年訓練校に入校された方からメールをいただいた。

「一年で、家具が作れるようになるでしょうか?」との質問。

いろいろなお問い合わせをいただくが、ダントツで多い質問であろう。

で、これに対するお答えもあちこちでしているので繰り返しになるのだが・・

一年で家具が作れるようになるか? と、不安になるよりは・・
一年で家具が作れるようになるためには?
という命題を己に課し、それを達成するための方法論と工程表を立案する。

そして、その計画に従って黙々と努力を重ねるようにするのが前向きで、生産的なのではないかと思う。

では、どうすればその方法論が見つかるのか?

これに対する唯一の解答は、おそらく・・・ない!
解答は、各自を取り巻く環境(学校の指導方針、授業内容などなど)や、どのような家具を作りたいのか、という向かうべき目標によって様々に変化するだろう。

また、入校したてで右も左も分からない段階で解答を探すのも困難な話だ。
自分のことを考えても、この時期は暗中模索、暗いトンネルの中にいるような気分だったなぁ。


なので、今できることは・・・
授業を熱心に聴き、与えられた課題を一生懸命に練習することだろう。

そして、先生や同級生と良いコミュニケーションを保ち、忌憚のない意見交換をどんどんしていくべきだ。

それを繰り返しているうちに、必ず自分にあったベストな方法論が見つかるはずだ。

一年はあまりにも短い短距離走のようなものだ。
スタートダッシュから一気に突っ走ろう。

苦しくとも、楽しい一年になること、間違いない。
きっと、一生思い出に残るぞ!

あぁ・・・できることなら私も、もう一度訓練校に入りたい~♪

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2006年4月21日 (金)

頑張ってください

本日は、木工家予備軍の方が三名いらっしゃった。

まずは午後・・
今年、訓練校を卒業された方。

開業前の参考にと、弊工房の見学に来られた由。

頑張ってください。


夕方から二名。

今年訓練校に入学された方。
私と同じ、田川訓練校。
つまりは後輩になる。

まだまだ授業は始まったばかり。
鉋の刃をひたすら研いでいる段階だ。

一年は長いようで短い。

頑張ってください。


そんなわけで、この時期はいろいろと来客も多い。

この道を目指す方々にとって、私がその参考になるのであれば、どうぞいらしてください。

秘密がどうとか、授業料とか・・・そんなけちなことは言いませんのでご安心くださいませ。

参考にし、あるいは反面教師として、また新たな木工の可能性を広げていってください。

頑張ってください♪

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2006年4月11日 (火)

訓練校(木工)リンク集

工房通信 悠悠の管理者である artisan殿よりトラックバックをいただいた。


訓練校に特化したリンク集を作り、この道を目指す方たちへ寄与したいとの趣旨。
とても画期的なことだ。

私が訓練校に通っていたのは、今から5年前のことになるが、当時、訓練校関連の情報は皆無と言ってよく、どのようなカリキュラムで、卒業後の進路はどのようになっているのかなど・・・学校選択の上で必須とも言える事々は、全て厚いベールで覆われていた。

もちろん、調べていけば最低限必要な情報は収集することができるのだが、いずれも通り一遍等のものばかりで、訓練生の忌憚のない意見など、本当に知りたい生の情報を得ることなどできなかった。


このブログを読んでいる方の中には、今年訓練校へ通う方もいらっしゃるだろうし、予備軍としていろいろと人生の選択を思案中の方もおられることでしょう。

私としても、半ば自分に課した義務のような感じで自分なりの感想をブログなどでも発信してきたが、このようなリンク集によって、さまざまな先達・現役の意見に接することができるようになるのは、とても画期的なことだと思う。

5年前にこのリンクがあったら・・・ 自分も・・・!
なんて思ったりして。


とにもかくにも、興味のある方、是非アクセスしてみてください。
また新たな発見があることでしょう。


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