朝から板矧ぎ、引き出し作りなど。
クランプは大車輪の活躍で、ここ一月ほど休みなく働いてくれてます。
こうなると、ただの水道管とストッパーユニットの無機質な組み合わせとも思えなくなってくるから不思議なもの・・・接着剤がこびりついて落とす暇もなく働いてくれている水道管クランプに、ほのかな愛情も感じてしまったりする。
これ、ひょっとしてクランプフェチ??
さて、クランプ君ががんばってくれている間の養生時間があり、エアポケットのように午後から自由時間ができた・・・ので、筍を食べにいく。
筍・・・!
唐突であるが、実は北九州は筍の名産地なのだ。
合馬(おうま)の筍として全国ブランドになっている。
その合馬に、この時期3月~5月までの限定で食事処がオープンする。
プレハブの小さな食堂で、朝掘りの筍料理が堪能できる。
小鉢が数種類、煮物、茶碗蒸し、吸い物、炊き込みご飯、てんぷら、刺身・・・
すべて筍、 筍づくし 圧巻!
中でも、筍のてんぷら、そしてわさび醤油で食べる筍の刺身はなんともこたえられない。
筍の先端部分だけを削ぎ切りにし、さっと湯通ししたもの。
食べるとほんのわずかに甘みが広がる。
筍特有のえぐみがまったくないのだ。
そして極めつけは焼き筍。
筍を焼き、表面が炭化したところで皮をむいていくと、中から蒸し焼きになった柔らかい部分が出てくる。
おばちゃんが目の前でむいてくれた熱々を、醤油を少々たらして一気に食べるのだ。
その香ばしいこと。
日本人でよかった・・・と思う瞬間。
目の前には小川が流れており、その向こうは一面の竹林。
天気もよく、温かい。
至福のとき。
毎年一度の楽しみで、通い続けている。
地元のおばちゃんたちの心づくしの料理なのだ。
以前はいわゆる家庭料理というか、田舎料理のような感じだったのだが、数年前からがらりと変わり、薄味になってとても洗練されてきた。
おばちゃんたちが、京都の料亭などへ味付けの勉強に行っているのだそうだ。
薄味になったおかげで、筍の甘さが際立つようになった。
薄味と味が薄いのとは違うのだね~
ここにくるとそれを感じる。
ああおいしかった。
年に一度の楽しみだからいいじゃないですか ねぇ!
ところで、最近すっかり有名になったようで、土日は殺人的に込み合うのだそうだ。
平日にゆっくりと、これ、自営業の特権です。
ごちそうさまでした。
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