2019年1月 7日 (月)

素朴な椅子

今年最初の作品紹介。
(お届けしたのは昨年末なのですが・・・)

20181225_001


このモデルを最初に製作したのはもう10年も前のことになります。
お客様より、、素朴な感じのする椅子を作って欲しい、、とのご依頼を受けて作りました。

20181225_006


作品名もそのままの「素朴な椅子」としました。
それ以来、ポツポツとお引き合いをいただき、いつの間にか定番品のようになって現在に至ります。

20181225_010


名前の通り特殊なデザインや構造ではなく、何となく昔からそこにあったような、少し懐かしい感じがする・・そのような椅子です。

20181225_005


最大の特徴は広い座面で、ゆっくりと、ゆったりと座ることができます。

20181225_012


今回使った材種はウォールナット。
お手持ちの机ともよくマッチしていますね♪

普段使いの椅子として、長くご愛用いただきますようm(_ _)m

お届け先 神奈川県

| | コメント (0)

2018年12月26日 (水)

キッチンカウンター

年も押し詰まってきたところで、、新作のご紹介。

20181219_012


キャビネットですが、さて、どのような使い方をするのでしょうか?
20181219_019


下は三枚の開き扉で、上に飾り棚がありますが、棚の奥行はかなり浅い。

実は・・・・反対側を見ると。。

20181219_002


なんと、反対側はチェストになっています。
大小の引出しが計6枚あって、右下には観音開きの扉。

そう、これは両側使いのキャビネット。
置き場所はキッチンの背後で、キッチンとリビングの間仕切りを兼ねるキッチンカウンターです。

ご自宅に伺っていろいろとお話をさせていただきました。
以前より両使いのカウンターをお探しであった由、、しかしどこにも希望のものは売っていない。
そのような時に弊工房へお問い合わせをいただきました。

確かに、このようなものは市販品ではまずお目にかかれないでしょう。
このようなときこそ手作り家具屋の面目躍如なのですが、しかし、ご希望をお聞きするとこれが結構難しい。

20181219_006

キッチン側(裏側)は主に食器類の収納で、大小の引出しを備えます。
また、右下には扉収納もあり、様々な食器・カトラリーに対応可能です。

20181219_016


そしてリビング側(表側)は扉収納で、リビングの様々なものを収納することができます。
特徴的なのは扉の上にある飾棚で、ここに写真やグリーンなど、ディスプレーの空間として楽しむことができます。

両側使いのキャビネットは今までにもいくつか作ってきましたが、両側の構造が全く異なるものは初めてで、さて、これをどのように構造的に実現するか?? かなり頭を悩ませました。

結局、設計段階で全て図面に落とし込めないまま見切り発車での製作となりましたが、内部の仕切り板を異型構造にするというアイデアを思いついてすべて解決、、あとは急速かつスムーズに進みました♪

20181222_003


無事収まりました。
20181222_007

かなりの収納量を誇りますので、リビング、キッチンともにきれいに片付きそうですね。

素材はアルダー集成材。
弊工房では主に引き出しの内装に使っていますが、外装材としても秀逸です。
きれいな色、軽量、価格のバランスが良い材です♪

クリスマス納期も終わり、今年納期のものもまだ数点残ってはいますが、大型家具としては今年最後の納品となりました。

新しいカウンターで、新しい年をお迎えいただければと思っています♪

お届け先 福岡県

| | コメント (0)

2018年12月10日 (月)

ステンドグラスの取り付けに

先週の週末に取り付けに行ってきました。
20181208_001


ステンドグラスです。
まあ、私が作ったのは木枠なのですが。

15年ほどもお付き合いをさせていただいているステンドグラスアトリエの作品で、フランク・ロイド・ライトの作品をアレンジしたデザインとのこと。。

じっと見ていると、帝国ホテルの空気が伝わってきますよ。

・・・

毎度のことながら、木枠の製作にはとても気を使います。

製作ステップとしては、ステンドグラスが出来上がった段階で採寸を行い、それに合わせて枠を作るのですが、ステンドグラスは一品一葉の手作りのため、寸法的に微妙な誤差や、全体的な歪みなどもあります。

これらを吸収する遊びを設けつつも、ある程度はきちんと固定されるシビアさも必要で、この匙加減が難しい。
木の鏡板ならば接着したり、釘で止めたりすることもできるのですが、ガラスにはそれは無理。

なので、小穴(はめ込み溝)の中にスポンジや、クッションゴムを入れ込んだりして緩やかに固定したりと、小技を駆使しつつ収めていくのであります。

20181208_006


今回はさらに、、枠ごと窓にはめ込む・・ということも必要でしたので、内寸はステンドグラスに、外寸は窓枠にピタリと合わせる・・という二重縛りで、それはそれは気を使いましたよん。

写真ではわかりにくいですが、大きさは4人がけのダイニングテーブル並みの大きなもので、その大きさも相まって枠製作~はめ込み~運搬~取り付けに至る全ステップに細心の注意を持って臨みました。

その甲斐あって、無事に取り付け完了。
感無量。。

玄関の一角が帝国ホテルの待合に見えてきたのは決して大げさではありません。
素晴らしい仕上がりになりました。

年末の大きな仕事が、一つ終わりました。

で、あといくつ??((@_@;)

・・・・

ステンドグラスの製作はこちら→アトリエむらい

| | コメント (0)

2018年12月 4日 (火)

ユニークなシェルフ

新作のご紹介。

20181113_015_2


シェルフです。
下はキャビネットで、上が棚板というユニークなデザイン。

20181113_017_2


基本的なアイデアはお客様からいただき、それを基にデザイン、設計を進めました。

20181113_023_2


最も大きな特徴は棚板を支える支柱です。
一本で、円柱というデザイン・・・

とてもユニークなデザインで、私からはなかなかこういう発想は生まれません。

20181113_022


このシェルフはお部屋の間仕切も兼ねており、奥行きは30センチほど。
これだけあれば、大型本なども含めて、ほとんどの本は収納することができます。

20181113_032


そして、細々したものは下のキャビネットに・・
扉を閉めればスッキリです。

素材はホワイトオーク。
丈夫さと美しさは折り紙付き。

間仕切りとして、収納として、本棚や飾り棚としても・・・
どうぞ、ご愛用いただきますよう。

お届け先 神奈川県

| | コメント (0)

2018年11月19日 (月)

開放型のお仏壇

新作のご紹介です。

20181113_002


開放タイプのお仏壇です。
最初に製作したのはちょうど6年前のことでした。

故人を偲ぶための縁として、お仏壇は欠かせないものですが、現代の住宅事情では昔ながらの重厚なものを置くことはなかなかできません。

20181113_003


スペース的にも難しいですし、また、意匠的にも現代の家屋にはなかなか馴染まず、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

それを解決する一つの答えとして、6年前にお客様と相談をしながら製作したのがこの開放タイプのお仏壇です。

サイズは幅40センチほどですので、箪笥の上などのちょっとしたスペースに置くことができます。
引き出しなどはありませんが、ご遺影や御本尊など、またお花やお供え物を配置したりすることもできますので、お祈りの空間としては必要十分です。

20181113_010


お仏壇は、扉付きキャビネットタイプが一般的ですが、このような開放型の方がより故人を身近に感じられるような気もしますね。

20181113_012


素材はホワイトオーク。
柔らかな木目が、故人の思い出を優しく支えます。

お届け先  東京都

・・・

ちなみに、6年前の作例はこれ・・・
2012111920001


| | コメント (2)

2018年10月31日 (水)

ご姉妹仲良く 丸いこども椅子

お客様からいただいた写真のご紹介。
20181031_003


毎度おなじみ、弊工房定番、ロングセラーにしてベストセラーの、、丸いこども椅子です。

左はチェリーを使って三年前にお誂えしたもの。
だいぶ色が濃くなりました。

右が今回お誂えしたメイプル。
色合いの違いが対照的ですね。


20181031_002


お姉ちゃんと一緒♪

いつまでもご姉妹仲良く、いつまでもこの椅子を愛してくださいね。

お届け先 熊本県

| | コメント (3)

2018年10月29日 (月)

ソーイングワゴン チェスト

新作のご紹介。

20181016_004


キャスター付きのワゴン、チェストです。

洋裁時、ミシンを掛けるときなどに脇において使えるワゴンがほしい、、とのご依頼をいただきました。

20181016_006


長い間構想されていたものを、今回満を持してご相談をいただきました。
とても嬉しく、、ありがたいことです。

20181024_007


基本アイデアはお客様よりご提案をいただき、それをもとにデザインしました。
引き出し4枚のシンプルな形ながらも、細部にはちょっとこだわりも・・・

20181016_013


天板と側板は、伝統技法の蟻組みで連結したあと、丸い面取りを施しています。

20181016_016


木製キャスターは、お客様たってのご要望をお受けして取り付けました。

20181024_011


長年の構造を形にできたことをとても嬉しく思っています。
これで洋裁も、より楽しくなりそうですね。。

いつも脇において、ずっと使っていただきますよう m(__)m

お届け先  千葉県

| | コメント (4)

2018年10月19日 (金)

パインのチェスト

新作のご紹介。
20180926_001


大きな引き出し2枚のチェスト。
さて、これは何でしょうか?

20180926_005


横から見るとこの通り。

引き出しも出てきます(当たり前)
20180926_009


これ、ゴミ箱です。
正確には、ゴミ箱収納用のチェスト、、でございます。

同様のものは市販でもあると思いますが、木製のものはなかなか見当たらないのではないでしょうか。

サイズなどは、設置場所に合わせてピッタリと収まるように設計しました。
ゴミを放り込んで引き出しを閉めればスッキリ。

20180926_007


設置後の写真をいただきました。

Img_0932


Img_0933


素材はパインで、本体は同材の集成材を用いています。
パインはとても良い香りがしますので、ゴミの出し入れの時などに香りに癒やされそうです。

天然木を用いたゴミ箱収納チェスト。
どうぞ、ご愛顧いただきますよう。

お届け先  愛知県

| | コメント (5)

2018年10月10日 (水)

低めの作業机

書いていた記事が全部消えてしまったぁ~
気を取り直して、以下書き直し。

新作のご紹介。

20180926_017_3


作業机です。
お仕事用の机としてご相談をいただきました。

20180926_013_2


お仕事柄書類を拡げることが多く、また設置スペース上あまり奥行きは取りたくない。
と言うことで、横長タイプの机となりました。

今まで使っていた机は市販の事務机だったのですが、小柄なお客様にとっては天板が高く、それに合わせてイスも高いスツールを合わせていたため、あまり作業性が良いとは言えない状況でした。

20180926_023


机と椅子の高さはとても大事で、自分の身長に合ったサイズだと快適性が格段に向上し、もちろん作業性も上がります。

20180926_021


いろいろ採寸を行い、机の高さは60センチ、椅子の座面高さは32センチと決定。
このサイズのものは、市販品で探してもまずないでしょう。

20180926_022


20180926_024


そして、お客様のご要望により、椅子にはキャスターを取り付けました。
ちょっと大きめの車輪で、移動もラクラクです。

20180926_025


素材はチェリー。
美しさは折り紙付きです。

20181001_004


20181001_005


2セットのお届け。
合わせると長さ2.6メートルの広大な天板となります。

逆T字型の脚にしていますので、脚元スペースも広がりますね。

とても使いやすくなったとのお言葉をいただきました。
これで作業性は格段に向上、商売繁盛間違いなし! です。

お届け先 福岡県

| | コメント (0)

2018年9月10日 (月)

こたつテーブル

急に涼しくなりました。
昨年もそうでしたが、暑さが引くと突然涼しくなるのが最近の傾向でしょうか?

しかし、温度計を見ると30℃を超えている。
ということは、酷暑慣れした体には、30℃そこそこでも涼しく感じられるということで、人間の適応力というのはすごいもんだな、、と思います。

昨日は革ジャンを着た人も見ましたが、さすがにそれは~ (@_@;)

・・・・

と言うわけで、なんの脈絡もなく新作のご紹介。

20180829_004


ローテーブルです。
ご自宅の新築に合わせてご注文をいただきました。

20180829_006


サイズは1300×800ミリ  4人でゆっくり使えるサイズです。

20180829_008


一見普通のテーブルに見えますが、特徴的なのは端面に材を直交させて取り付けていること。
これは、端バメと呼ばれるパーツで、天板の反り止めの役割をしています。

実はこれ、こたつ仕様のテーブルで、天板は脚に固定せず上から乗せただけの構造です。
このため、天板の反りを防止するために箸バメを取り付けているのですが、ちょっとデザイン的にも面白い仕上がりになります。

20180829_005


電熱器は取り付けず、ホットカーペットの上において下から温めるタイプ。
暑い今では想像できませんが、、実は冬って寒いんですよ(笑)

素材はチェリー。
美しい素材であるのは言うまでもありません。

ちなみに、上に乗っているのは備前焼の陶芸家、郷原良成氏の作品です。
チェリーともよくマッチしています。。

夏はローテーブル、 冬はこたつとしてぬくぬく。
一年中重宝するテーブルです。 
ご愛顧いただきますよう。

お届け先 福岡県

| | コメント (3)

より以前の記事一覧