根幹は設計7
ワールドカップ観戦のため、ブログ更新が途切れ途切れとなってスミマセン・・
さて、設計のこと。
設計は机上のみでやれるものではなく、在庫してある材木の状態を良く確認し、それに適した合理的な設計をしなければならない。
そうでないと、切り余り材の山を築いてしまい、とても不経済なこととなる
利益に直結するシビアな話だ。
弊工房の場合、工房の真横に材木置き場があるので好都合。
材木をひっくり返しながら、状態を確認して設計に反映していく。
素材が天然木ではなく、合板などの工業素材であればそのような悩みも少なく、図面は標準化でき、材料取りを最大限効率化することも可能なのだが・・・
とまあ、いろいろ書いてきたが、設計はこのような様々な制約の中で、できるだけ最適なものを考えていかねばならず、それが極めて大変なことなのだが、裏返せば、この大変さが物づくりの本質であり、醍醐味とも言い換えることができそうだ。
モノづくりは設計が命。
良い設計ができれば、8割方成功したも同然!
逆に、不適切な設計を、製作の現場で修正することは極めて困難だ・・・
根幹は設計!
もしこれを読んでいる木工家予備軍の方・・ 訓練校へ通っている方などいらっしゃったら、是非設計の重要性について認識を新たにしてもらえれば幸いです。
おわり
最近のコメント