冶具とオリジナルと手作りブーム
冶具を作っています。
冶具とは加工補助具のことで、良い冶具を使うと製作効率や仕上がりの品質は格段に向上します。
なので、ある意味、冶具作りは作品作りそのものよりも重要であると言えるかもしれません。
で、この冶具ですが、私が使うものではなく、手作り作家さんから依頼されたものです。
オリジナルの物を構想し、納入ルートを開拓し、この度満を持して開業にこぎつけようとされているところで、この冶具はその作品作りの最もコアな部分を担う物であります。
仕上がりの品質に直結するものですので、緊張しますね。。
来週の初め頃には納品できる見込みで、素晴らしい作品を生み出してくれるよう期待しています。
昨日の繰り返しになりますが、オリジナリティーは作家の生命線です。
プロの作家は心血を注いでオリジナルの追求に奔走しています。
限られた予算の中で、開業にこぎつける苦労はやったものにしかわからないとは思いますが、ほんの少しでもそれを想像するだけの真摯な態度があれば、安易に真似をすることなどできるはずはありません。
手作りブームは結構なことではありますが、モノマネが横行する現状は、結局は自分で自分の首を絞める結果になると思うのですが・・
なんだかなぁ~ という感じであります。
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