若い力
先日、木工家へなりたいという高校生からメールを貰いました。
具体的にどのように進んでいけばよいのか? という内容。
私が開業した2002年から10年ほどはちょっとした木工ブームのような期間であり、毎月のように木工志願者の方からの問い合わせや、工房訪問を受けたものです。
しかし、最近は少し落ち着いたのか、ここ数年ほどはせいぜい年に一人二人・・というペースでありました。
今回の問い合わせも一年ぶりくらいのことであり、しかも高校生からとなると、、、8年ぶりのことかな?
さて、以前も書いたことですが、木工家になる道は2つしか無く、一つはどこかへ弟子入りすること、もう一つは学校の木工科へ進学することですが、弟子入りに関しては実質上の求人は無いに等しく、やはり木工科への進学しか方法はありません。
しかし、以前は全国にあった木工科も一つ減り、二つ減りで、今ではだいぶ数も少なくなり、進学も狭き門になっている感もありますね。
これは、木工家という人種が世間から多くは求められなくなってきたという事を反映しているのかとも思われ、そう考えると、木工家は希少種類に属するものになりつつあるのかもしれませんね。
ただ、今回のように若い力が芽生えてくるのは嬉しく、是非頑張って木工という命脈を受け継いでいってほしいと切に願いします。
若い力・・頑張れ!
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