クライマックスシリーズの呪い2 がんばれ広島
つづき
雌伏の数年が過ぎ、2010年にリーグ制覇。
しかし、もはやこの段階で、リーグ優勝ではしゃぐ気持ちはなくなっていました。
魔のクライマックスシリーズ。
ホークスにかけられた呪い、、これがある限り、日本シリーズへ行くことはできない。
相手は鬼門のロッテ。
しかし、順調に勝ち進み3勝1敗で大手!!!!
これで気が緩んだのか? はたまた、あと一勝ということで逆に固くなったのか?
その後にまさかの三連敗を喫し、三度日本シリーズを目前に敗退することとなりました。
この時ばかりは怒りというよりも諦め、、ある意味達観の境地に入ってきましたなぁ。
あまりに理不尽なことが続くと、それとまともに対峙することを避け、まあいいじゃん。 リーグチャンピオンだし、、日本シリーズなんてありゃ別の世界のお祭りよ。。 と、悟りの異世界へ逃避するような心持ちになりますな。
痛みも屈辱も、繰り返されると感じなくなるのであります。
いや、この痛みがむしろ快感に変わったりして(M性癖)
巷では、CS敗退を秋の風物詩なんて呼ぶようになりました。。。。
・・・
で、翌年の2011年。
リーグ二連覇。
でももう、はっきり言ってあまり嬉しくない。
はいはい、また秋の風物詩でしょ。 デジャブでしょ。
また悔しい思いをするくらいなら、いっそ優勝しないほうが良いのに・・など、かなり倒錯した危ない心持ちになったものです(遠い目)
しか~し。。。
この年は違った。
なぜかCSになると繰り返される打線の不振もなく、悲壮なまでの固さも感じられず、、
ついに、ついに、ついに、、、CSを突破して日本シリーズに行くことができたのであります。
CSが始まってから、苦節8年。
8年目にして迎える歓喜、カタルシスは、、他のチームファンにゃあ到底わかるメェってんだ、ちくしょうめ。。
あまり喜びすぎて、日本シリーズはもはやどうでもいいような感じになりましたなぁ。
ちなみに、日本シリーズも制して8年ぶりに日本一になりました(最良の年)
で、なぜこの年に呪いが解けたのかは、今もってホークスにまつわる謎となっております。
個人見解としては、内川の加入が大きかったのではないかと思っておりますが・・真相は分からん。
・・・
一旦呪いが解けると、その後は順調で。
2014年 2015年と 日本一二連覇。
そして、三連覇がかかった昨年が、後半の大失速で日ハムに歴史的逆転を許してしまう。
(CS敗退に並び称される、最大の屈辱となります)
で、今年、2017年 二年ぶりの日本一をかけて横浜と対決する運びとなるのでありました。
・・・
何を言っていたんだっけ ( ゚д゚)アレ?
そうそう、広島ファンの気持ちを一番理解できるのは、ホークスファンであるということ。
ホークスは、CS(プレーオフ)元年に敗退を喫してから、8年にわたって三度苦渋を舐め続けてきました。
リーグ優勝したにもかかわらず、そのご褒美としての最大の果実である日本シリーズ出場を味わうことができず、この間に福岡の上空に漂ったため息の数は全空を覆い尽くすほどのものでありました。
この理不尽極まりない悪制度については言いたいことは百ほどもありますが、しかし、それによってプロ野球が活性化したのは事実でありますし、悲喜こもごものいろいろなドラマも生まれました。
悪法もまた法なり。
おそらく、今後もCS制度は続いていくことでしょう。
ならば、それを承知の上、前提とした上で、ファンとしての気構えを作り上げていくしか無いと思うのです。
球団を愛すほど愛憎が交錯するのが常で、恐らくは球団や選手などに対する批判も多いことでしょう。
しかし、その混乱、混沌とした状況を乗り越えると、きっとまた新たな地平が見えてくると思います。
何もすることはできませんが、しかし唯一、そのやるせなさを理解することだけはできます。
膝を屈したら、次は立ち上がるのみ。
来年こそお互いにCSを突破して、福岡対広島の超ローカル日本シリースを実現させましょう。
頑張れ!! 広島!!
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