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2017年2月 6日 (月)

十数年ぶりのキャビネット

久しぶりに門司港へ行ってきました。
キャビネットのメンテナンスの打ち合わせです。

今から十数年ほど前、駆け出しの頃に門司港のギャラリーへキャビネットを納めたことがあります。
名付けて、門司港キャビネット。

Artmuraten20018

当時、まだ未熟だった頃に、精一杯の背伸びをして作ったキャビネットです。
改めて今見ると、色々と稚拙な部分が目立ち、ちょいと恥ずかしい感じも・・

このキャビネット、ギャラリーの展示用としてずっと置かれていたのですが、この度これを是非購入したいという方がいらっしゃった模様。
しかし、年月を経ていろいろな不具合も出てきているので、メンテナンスをしてもらえないだろうか? との、ギャラリーからの依頼でした。


そんなわけで、久しぶりにいそいそと門司港へ行ってきた次第です。

見ると、扉の取っ手が欠損しており、また、ガラスの押さえ縁に割れが・・
それと、ずっと冷暖房が入った過乾燥な環境に置かれて続けていたため、全体的に木が痩せており、合わせ部に微細な隙間が空いているところなどもありました。

しかし、思ったほど深刻なダメージはなく、程度の良いアンティーク的家具。。と言えるような感じ。
なので、奇特ながらもお客様がついてくれたのでしょう。

担当者の方としばし打ち合わせをして、後日お見積りを提出することで合意。

きれいに修理をして、十数年越しにお客様へと無事納品できれば嬉しい限りです。

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コメント

スゴイ!

でも、多くの方に見せられなくなるの、
作者さん的にはちょっと複雑なものなんですか?


投稿: もんち | 2017年2月 6日 (月) 19:20

もんちさん、コメントありがとうございます。

製作直後にはそのような感じもありますが、もう作ってから10年以上を経過していますので、ようやく嫁入り先が見つかった・・ように、ホッとしている気持ちのほうが強いですね。

やっぱり、家具は展示されるものではなく、誰かに使ってもらうのが一番ですね。

投稿: 栗原@simple | 2017年2月 7日 (火) 10:30

そうなんですね、作者さんの気持ちがわかる家具、なかなか今の分業化では感じることができないかもなあ。

投稿: もんち | 2017年2月 8日 (水) 07:23

コメントありがとうございます。

私としても、お客様にとって特別なものになるような、そのような家具作りをしていきたいと思っています。

でも、なかなか難しいんですけどね・・・

(^^ゞ

投稿: 栗原@simple | 2017年2月 8日 (水) 08:42

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