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2016年10月 9日 (日)

木工キャリアと訓練校

木工家志望の方がいらっしゃいました。
22歳 男子 ・・・若い・・・

私の半分以下の年齢でございます _| ̄|○

聞くと、既に木工関連会社で働いているのだけど、そこでは主に指導・管理的な業務が多く、自らの製作意欲を発揮できる職場ではない。
自分は、物づくりが好きで、木工が好きで、自ら物を作る職人・スペシャリストとして生計を立てられるようになりたい。

そのためには、まずは一から木工の基礎を学ぶ必要があると感じ、その第一ステップとして訓練校へ行きたい・・・とのことでした。


うむ、全くその通りで、異論はありません。
物づくりを手がけるものとしての第一の資質は、何よりも物づくりが好きであるということにつきます。

物づくりが好きだから、木工に行く。
そんなこと、木工志願者ならば当然のことじゃないの? と思われることでしょうが、必ずしもそうではないのです。

今まで、数多くの木工志願者がおいでになりました。
いろいろな話を聞いた中で、物づくりが好きでこの道を目指したいという人は、6割程度でありましょうか?

じゃあ、残りの4割は?

そうですね・・残りの4割は現状否定派というべきか、現実逃避派というのが正確か?
少々失礼な物言いになるのをご勘弁いただいて、、そのように感じられる方も少なからずいらっしゃいます。

つまり、理由は様々ですが、現状が嫌で、現状に満足ができず、木工ならば楽しそうだ、なんとか自分でもやれそうだ、、と、木工に自己勝手な幻想を抱き、現実から木工という自己幻想へ逃避したいと思っている方も多いのです。

いや、おそらくご本人は逃避とは考えておらず、この点は無自覚であろうと思われますが、無自覚であるだけに逆に思い込みが強くなり、その勢いで会社を辞めようとしている、あるいは既に辞めてしまった、という方もいたりして、話を聞きながらこちらが頭を抱えてしまうこともしばしばありました。

この点、今回の志願者氏は明快で、好きな物づくりのスペシャリストになるための第一歩として、訓練校に行って基礎を学ぶ。。 と、てらいなく直球ストレートの考えをお持ちでありました。


訓練校については、正直なところ正負いろいろな評価がありますが、キャリアの第一ステップとして選ぶには最良の選択であると思います。

ここのところ、もうちょっと私見を述べてみたいと思いますが、長くなりますので・・・・


つづく

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