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2016年10月11日 (火)

木工キャリアと訓練校2

木工のスペシャリストになる道は一つしかなく、それはどこかの木工所に就職して、先輩職人から指導を受けながら、揉まれながら、働きながら少しずつ技能を身に着けていくことしか方法はありません。

訓練校に行けばそれら技能は身につくのではないか? と思われている方も多いことでしょうが、訓練校で学べることは本当に基礎的なことのみで、木工の表面を引っ掻いた程度のものでしかないことは、事前に知っておいたほうが良いと思います。

何を隠そう、、私も勘違いをして訓練校に行った見本であります。
訓練校に行けば、一通りの家具作りはできるようになるだろう、、と思い、訓練校の門をたたきました。

一年の訓練成果として、たしかに作れるようにはなりますが、そのレベルはDIYに毛が生えた程度のもので、様々な点において稚拙であったのが正直なところです。


なので、繰り返しになりますが、やはり木工でスペシャリストになりたいのであれば、レベルの高い木工所に就職して、働きながらじっくりと自身の木工スキルを上げていくことが一番です。

では、どうすればレベルの高い木工所を見つけることができるのか? そして、そこに就職することができるのか?
ネット時代であるとは言え、個人でこれら木工所を見つけるのは困難であり、もし仮に見つかったとしても、果たして採用されるかどうか? 

ハローワークでは?
そう、ハローワークでも木工所の求人は見つかると思いますが、それは職人募集ではなく、事務職であったり、オペレーターであったりというのが殆どで、それでは望む職種とはいえないでしょう。

では、どうすれば?
そうです、そのために訓練校に行くのであります。

訓練校は、言うまでもなく就職に必要な技能を身に着けるところであり、訓練生を無事就職させることがその最終目標です。

訓練校は、木工所とも深いつながりがあり、木工所側としても出来るだけ質の高い新人を採るために、毎年訓練校へ求人案内を出しますので、望む木工所や望む職種につける可能性も飛躍的に高まります。

木工スペシャリストになりたい時、そのキャリアを積む第一ステップとして訓練校を利用する。
これが考えられる最良の方法です!

訓練校に行く目的・・就職すること。
技能習得は二の次で良いと思います。

ここまで読まれてお分かりと思いますが、必然的に年齢が若くないとこのステップを踏むのは無理で、最良は十代、二十代前半くらいとなります。
先日いらしたMさんは22歳。 まさにベストな年齢で、是非頑張って第一歩を踏み出してほしいと願う次第です。


斜陽と言われる木工業界、、、これからどう推移していくのか? 
その行く先は不透明ですが、多少なりとも木工に携わっているものとして、これからも是非若い人たちにこの世界へ入ってきてもらい、新しいアイデアで新たな地平を切り開いていってほしいと心底願ってます。

全国の若い木工志願者へエールを送ります。
頑張って、まずはその第一歩を踏み出してくださいね。。

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