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2016年10月 1日 (土)

木工と女性と腕力と1

木工に体力は必要か?

体力・・と言うよりは、腕力と言ったほうが良いかもしれませんが、先日おいでになった木工家志望の方との間で話題になったことです。

その方は女性なのですが、以前、とある木工家に弟子入り志願をしたところ、女に家具作りは無理なので、女の弟子は取らない、、と言われたとの由。

なぜ無理なのか?
女性は腕力に劣る。
家具作りには腕力が必要で、この点で女性には無理  とのことだったようです。

こんなこと言うと、すわ女性差別、蔑視だ というお叱りの言葉が聞こえてくるようですが、正直なところを申し上げるならば、この木工家氏の主張はある程度正鵠を射ているように思われます。

家具作りをする場合、パーツ加工の段階では特段の問題はありませんが、それをキャビネット本体などに組み上げた瞬間に重量は格段に重くなります。

サイズが大きくなるほどそれが顕著になるのは言うまでもなく、さらに無垢材を用いるならば、その重さはフラッシュの比ではありません。
ちょっとした小ぶりのキャビネットですら、不用意に持ち上げると肩や腰を痛めることになりかねず、それはそれは大変であります。

複数の作業員がいる木工所であれば、共同作業をすることで重さの問題も解消できますが、一人作業であればそれもかなわず、圧倒的な重量を前にして腕力不足はいかんともしがたいのが現実です。

これは差別でも蔑視でもなく、性差による腕力差の問題であり、女性は家具作りにおいて腕力という点においてハンデを背負っていることは確かなことと言えそうです。


つづく・・

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