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2014年4月15日 (火)

動けないつらさ ICUにて

ここはICU。
意識がはっきりしてから、自分がどういう状態にあるか、確認してみました。

左指先には脈拍などをモニターするためのプローブが取り付けられ、背中には硬膜外麻酔のカテーテル。
右腕には輸液点滴のカテーテルが入り、鼻には酸素吸入管が差し込まれています。
両足は、いわゆるエコノミー症候群防止のために、キツめのハイソックスを履いているのですが、それに加えてふくらはぎがマッサージ器のようなものに挟まれており、これが定期的に締まったり開いたりしています。

そしてそして、やはり入っていました・・・尿道カテーテル。
_| ̄|○


こんな状態なので、身動きできない。
顔を左右に振るのがせいぜいです。

時刻は朝の4時半。
看護師さんはにこやかに、まだ朝には早いので、ゆっくり寝てくださいと言うのですが、眠れるものではありません。

できることは、顔を傾けて全く進まない時計を見ることだけ。

そのうち、喉の奥に痰が絡んできました。
乾燥しているためか、それとも、昨日より絶飲水となっているためなのか、口の中はカラカラで、痰を飲み込むことができない。

ならば、吐き出せないかと思いましたが、吐き出すためには腹筋を使わなければならず、そうすると傷口に痛みが走るため、これも無理。

痰はしつこくのどの奥に張り付き、気になって仕方がない。
そのうち、呼吸困難になるのでは? という恐怖すら感じます。

たまらずナースコールをして、痰が絡んで気持ち悪い旨を告げると・・・
「うがいしてみましょうか?」

ベッドの上半身をあげてもらい、吸飲みを口に当ててもらって水を含み、ガラガラとうがいをします。
若干マシになりました。

しかし、またしばらくすると同じような状態に・・・
このため、わがままを言ってその都度うがいをさせてもらったのですが、看護師さんは常ににこやかに対応してくれました。

痰が絡み、動けず、そして、腹部には鈍く重い痛みを常に感じます。
あああ・・手術って・・・いやじゃ~  と、心底思いました。

そんな状態で、長い長い3時間が経ち、朝の7時半。
ここからは、検温だの、血圧だの、体重測定だのといった検査があり、ちょっと気が紛れました。
体重測定なんて、ベッドに寝たままで器用に行うんですよね(感心)

そして、体の清拭。
温かいタオルで、看護師さんが体全体を拭いてくれるのですが、これが大変気持ちが良い。
生き返った気分です。

さっぱりしましたが、その後はまた・・・動けない状態でベッドに寝ているだけ。

「10時半になったら、病棟へ移りますからね・・・」

10時半まで、あと二時間半。
また、長い長い時間を痰と格闘しながら過ごすことになりました・・・


手術は嫌じゃ~


つづく

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