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2014年4月11日 (金)

手術室へ

入院三日目の3月28日、いよいよ手術当日です。
早く切って欲しいような、欲しくないような、複雑な気持ちでした。

手術は午後12時半が予定時刻で、その前に嫌な術前処置があります。
それは・・・

浣腸  ( ̄□ ̄;)!!

いや~


昨日ニフレック飲んで、20回もトイレに行ったのに、この上浣腸までしなければならないの?
と、看護師にゴネるも、通用せず。
そのまま処置室へ連れて行かれました。

「はい、下着を脱いで、横向きに寝て、足を曲げておしりを出して下さい」
言われるがまま、素直に従います。
羞恥心はとっくに捨て去りました。

小学校以来、40年ぶりくらいの経験でございます。

「はい、終わりました。 トイレまで自分で行くことができますか?」
行きますとも、行きますよ・・このうえトイレの中まで介添えされるわけにゃ行きません。

ところが、これが大変でした。
下腹部全体に痛みが走り、そのうち体温が下がって貧血のような状態に・・
手のひらと額には汗がにじんで、そのうち目の前がクラクラ・・・よほどナースコールしようかと思ったくらいです。

ともかく、出すべきものは全て出して、フラフラになりながらベッドに倒れ込みました。
これが、今回の入院で最も危機感を感じた出来事でした。

次の処置は、へそのゴマ取り。
冗談か? と思っていたら、大事な処置らしい。
なんでも、おへそを起点に上にメスをいれるので、不潔にならないようしっかりとゴマを取らなければならないらしいのです。

オリーブオイルを垂らしながら、看護師さんが綺麗にとってくれました。
浣腸と言い、ゴマ取りと言い、いろいろな経験をしました。

さて、これで術前処置は全て終わり。
手術着に着替え、あとは待つだけです。


前の手術が押したらしく、予定時刻から30分ほど遅れてお迎えがきました。
「栗原さん、お待たせしました。 では、今から手術室へ向かいます」

看護師さんが用意した車いすに乗り換え、相部屋の皆さんに挨拶をして病室を出ました。
エレベーターで4階から2階へ下り、廊下を進み、突き当りを右へ回ると、そこが中央手術室の入口です。

ここで、家族(カミさんと長男)と別れます。
「じゃあな、行ってくる」

扉が開き、中に入ると・・・そこは十畳ほどの待合スペースとなっていました。
受付のカウンターのようなものがあり、係員が何やら書類を確認しています。

と、奥の扉から、手術担当の看護師さんがやってきて、名前や、手術の内容などなど・・いろいろな項目について確認を取られました。
昨日同じことをしたばかりなのに面倒だな、と思いつつも、これが万一の医療ミスを防ぐための、欠かすことのできないチェックリストなんだろうな・・と、思った次第です。

チェックが終わったあとは、少しお待ちくださいと言われ、およそ10分ほど車いすに乗った状態で待機させられました。

これが、一番嫌な時間でした。
早くして欲しい、いや、して欲しくない。

まさに手術を目前にして、心は揺れるのでした。

奥の扉が開き、看護師さんがやって来ました。
「では、今から手術室へ入ります」

いよいよ運命の時がやってきたのでした。


つづく

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