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2014年4月18日 (金)

そして退院へ

術後四日目、待望の食事再開。
看護師さんが、朝食を持ってきてくれました。 待ってました♪

最初は重湯からだろうな・・・なんて思っていたら、ナント、ジャムサンド。
そして、玉子焼きにシーチキンサラダ、さらに牛乳とデザートまでつくという豪華さ。

「こんなに食べていいの?」

6日ぶりの食事、ゆっくりと味わいながら食べました。
久しぶりのためか、なんだか味蕾が研ぎ澄まされているようで、いろいろな味を感じました。
やはり、食べるって・・いいですね。

昼と夜は五分粥。
ほとんど味はしませんが、ふりかけをかけながら、これもじっくり味わって食べました。


翌日は全粥。
そして、そして、ついに輸液の点滴が抜け、これで体につながっている全ての管がなくなりました。

完全な自由、まずやったことは、洗髪。
洗髪専用の部屋で、ドレッサーにシャワーを出し、髪を洗う。
いや~さっぱり。

そして、足を鍛えるために階段を降りて、外来棟の売店へ朝刊を買いに行きました。
まだまだちょっと歩いただけで息が上がりますが、それでも階段を昇降できたのはとても嬉しく、自由に動けることのありがたさをしみじみ感じたものでした。

この日はとてもよい天気。
外を見ると、病院敷地の外れにある桜並木が満開です。

よし・・・と、午後の食事のあと、階段を下り、外来棟を抜け、久しぶりに外へ出て桜を眺めました。
この時の桜の美しさは格別で、ひときわ胸に染み入るような思いがしました。

夜の食事は、病室ではなく、デイルームでとりました。
おっちゃんたちが数人集まっており、病気の話、野球の話などなど、よもやま話に花が咲きます。
深刻な病気の話にもすっかりなれてしまい、それぞれの病状を笑い飛ばす、さながら酒を飲まないプチ宴会を消灯ギリギリまで楽しんだことでした。

慣れって、スゴイ。

その後、9日ぶりの入浴、抜糸・・・そして退院。
お世話になった看護師さんとおっちゃんたちに挨拶し、計10日の入院生活が終わりました。

退院と言っても、まだまだ重いものは持てないので、春休みの長男が手伝いに来てくれました。
バッグを抱えて先導してくれる後ろ姿を見ながら、息子の成長を実感したものでした。

会計を済ませ、病棟の外にでると・・・なんだか名残惜しくもあります。

いろいろなことがあり、いろいろなことを思った10日間でした。
いままで病気とは無縁の生活を送っており、入院なんて別世界のことと思っていたのが、今回思いがけずこのようなこととなり、別世界の住人になることを強いられました。

健常であれば決して経験することのない様々なこと。
そして、あまり真剣に考えてこなかった「生きる」ということの意味。
それらのことがめまぐるしく頭のなかを駆け巡り、結論は出ないまでも、いろいろなことが交錯した日々でした。

また、主治医の先生をはじめ、看護師さんや、その他の病院スタッフの方々・・
皆プロで、その働きぶりのは感心させられることばかり。
10日の入院生活で、不快な思いをすることは一度もありませんでした。

特に、看護師さんたちの笑顔を絶やさないテキパキとした処置で、どれほど安心させられたかわかりません。
すべての病院スタッフに、感謝申し上げます。

今、退院から二週間が過ぎました。
体調の回復は6割程度。

事務作業に支障はありませんが、木工実作業はまだ3割程度のペースがせいぜいの状態にあります。
あらためて、手術が体に及ぼすダメージの大きさを実感しているところです。

そしてこの間、また、今からも・・おまたせしているお客様のことを思うと冷や汗が出る思いがしますが、できるだけ早く、しかし、焦らず体調を整えて、製作ペースを取り戻していこうと思っています。


最後に・・・今回の経験からわかったこと!
入院の際の必需品は??

それは!


ラジオです♪


おわり

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コメント

お疲れ様でした。

手術入院大変でしたね。

病院のベッドでの生活は、
想像以上に体力が落ちますから
焦らず調子を上げていってください。

また何時ものメンバーあった時に
ゆっくり話を聞かせてください。

投稿: やまね | 2014年4月19日 (土) 20:07

手術、たいへんでしたね。
リアルな描写でとても興味深く読ませてもらいました。
ワカホイは高校3年の時に椎間板ヘルニアで手術して10日ほど入院したのですが、退院後はリハビリを怠けたせいで水泳で鍛えた体もブヨブヨになった苦い経験があります。
そして尿カテーテルのほろ苦い経験、今ならなんでもないかもしれませんが、チェリーボーイにはトラウマ級の思い出です。
体が資本のお仕事、ぜひご自愛ください。

投稿: ワカホイ | 2014年4月20日 (日) 22:41

山根さん コメントありがとうございます

確かにそうですね。
手術と、その後の寝たきり状態は、相当に体力を奪ってしまうことを、今回は身を持って実感しました。

退院後二週間が経過し、体力もだいぶ戻ってきましたが、完全回復にはまだ時間がかかりそうです。

焦らず戻していこうと思ってます。

夏のオフ会には万全の状態で臨みたいと思いますので、よろしくお願いします♪

投稿: 栗原@simple | 2014年4月21日 (月) 10:01

ワカホイさん コメントありがとうございます

仕方がないこととは言え、尿道カテーテルには閉口しました ^^;

下の清拭も、また、カテーテルを抜くときも、処置してくれるのは若い看護師さんなので、恥ずかしい思いもありますが、しかし、体が弱り切っている時にはそのような思いも微小になるようです。

ただただ、看護師さんのプロ意識に敬意を表すと共に、感謝の気持ばかりです。

でも・・
若き少年の時だったら、確かにトラウマになるような衝撃的経験となったことでしょうね。

ワカホイさんも、くれぐれもご自愛くださいね。

投稿: 栗原@simple | 2014年4月21日 (月) 10:12

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