« 病棟の重い現実 | トップページ | 手術室へ »

2014年4月10日 (木)

入院2日目~手術前日

入院二日目、手術前日でもあります。
今日からは絶食で、手術前までに腸の中を空っぽにしなければなりません。

絶食の間、点滴での栄養補給となりますので、朝イチでさっそく看護師さんがやってきて、処置が行われました。

腕の静脈に針を指し、ここからカテーテル(管)を延長して点滴バックにつなぐのです。
バックは500mlで、これを8時間かけて落とします。
一日あたり3バックで、24時間ずっと点滴しっぱなしです。

今からの命をつなぐのはこの点滴。
水耕栽培のトマトになったような気分でありますな。

今からは、どこへ行くにも点滴を持っていかねばなりません。
キャスター付きの点滴スタンドをゴロゴロ押しながら廊下を歩く姿は、誰がどう見ても完全に、立派な病人であります。

さて、次のイベントは・・・

下剤!

憂鬱 (-_-;)


下剤は、ニフレックという名前の液体で、2リットルの量を2時間かけて少しずつ飲むのです。
これがね・・まずいんですよね。

出来損ないのスポーツドリンクのような味で、こう、その、なんとも言えぬ独特の味わいです。
ちなみに製造元は「味の素」で、それならば多少味にも気を使ってくれれば良いのに・・と不満を言いながらも、少しずつ飲んでいきました。

最初のうちは特に変化はないのですが、半分ほどを飲んだ頃、一時間ほど経過した頃から・・・
キタキタキタキタ(食事中の方、スミマセン)
そこからは、ひたすら病室とトイレの往復で、その回数は合計20回にも及びました。

ゲンナリします (;´д`)トホホ…


その後、夕方に麻酔医から麻酔についての説明がありました。
硬膜外麻酔と、全身麻酔について、それらのやり方と危険性など・・・

特に、危険性についての説明は恐ろしく、稀ではあるが大小さまざまな後遺症が残る可能性もあるとのこと。
医療は決して100%安全ということはありえず、不測の事態が起こる可能性は極めて小さいながらもゼロではない。
このような不確実性については私も承知していたつもりでしたが、実際に目の前で説明され、それを記した文章を読むと、同意書にサインする手も若干震えてしまいます。

ちなみに後遺症ですが・・・
全身麻酔時に施される気管挿管で、術後三日ほど声がかすれ、また、今でもちょっと喉の奥に痛みが残ってます。
(まあ、これは予想されたことではありましたが・・・)


夜には、主治医からの術前説明をカミさんと一緒に聞きました。
詳細は割愛しますが、なんだかんだで通常の虫垂炎よりも少々大掛かりな術式になること。
麻酔は全身麻酔で行うこと。
術後は一晩ICUに入ってもらうこと

など・・

いずれも入院前に聞いていた内容と同じですが、手術前日に改めて聞くと、それが実感を伴って、重くのしかかってくるようでした。

そして、やはり手術に伴うリスクの説明を受けた上で、震えながら手術同意書にサイン。
もう、好きにして~


夜・・
今日はSさんのいびきも控えめ・・・でも手術前の緊張で、やはりあまりよく眠れませんでした。

つづく

|

« 病棟の重い現実 | トップページ | 手術室へ »

言いたいことなど」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 病棟の重い現実 | トップページ | 手術室へ »