« 外付けハードディスク | トップページ | ウォールナットのレトロキャビネット2 »

2014年3月19日 (水)

ウォールナットのレトロキャビネット

新作のご紹介。

20140228_001


キャビネットですが、弊工房の普段の作例とはだいぶ異なりますね。
変形六角形で、左右が斜めになったデザインです。

20140228_002


実は、この形は今からかれこれ10年ほど前に製作した、一つの実験的なキャビネットが元になっています。

ちょっと昔話を・・
その当時、開業したての頃、まずは自分の存在を世間に知ってもらうため、様々な活動をしていました。

その一環として、門司港に開設された「門司港アート村」(現在は、門司港美術工芸研究所)の入村試験を受け、工芸作家の卵として2年ほどそこに所属しました。

アート村とは、廃校となった小学校を再利用して作られた施設で、駆け出しの工芸家に教室を製作スペースとして安価に貸し出し、キャリアアップの手助けをしようという大変有難い施設でした。

私を含め、7人ほどの作家が所属。
木工以外にも、陶芸、染色、彫刻、鉄、ステンドグラス、楽器製作など、バリエーションは広く、違う分野の新進作家たちと交流することはとても刺激的で、楽しい毎日でした。

アート村では、年に一回の展示会(門司港アート村展)への出品が義務付けられており、その時のテーマは門司港らしい作品を・・・とのこと。
そして、それを具体化するための大方針として、大正時代に流行したアールデコを基調とする作品を作れ・・との要請がなされました。

これを受け、木工房シンプルではなく、栗原浩の個人名として、日頃のシンプルな作風を完全に封印し、実験的な作品を作るべく、日々頭を捻ったものでした。

つづく・・・・


<お知らせ>
諸事情により、3月25日(火)~4月6日(日)まで臨時休業します。
ご迷惑をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いします。

|

« 外付けハードディスク | トップページ | ウォールナットのレトロキャビネット2 »

作品の紹介」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 外付けハードディスク | トップページ | ウォールナットのレトロキャビネット2 »