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2013年5月31日 (金)

梅雨冷え

梅雨冷えと言うのでしょうか、少々肌寒い日がここ数日。
作業着を半袖にしたり、長袖にしたりと、調節が大変です。

困るのが鉋がけの時で、鉋をかけるほどにだんだん体があったまってきて、汗も出てきます。
なので、最初は長袖を着て、暑くなってきたらそれを脱いで半袖になり、汗が出てきたら裸になる・・のではなく、もう一度長袖を着こむのです。

何故かって?

それは、汗を材料に落とさないためなのです。

汗が落ちると、場合によってはしみになったり、また塗装のノリに影響したりすることがありますので、それを防止するために再び長袖にするということでございます。

まあ、今の時期、それほど大量に汗をかく訳ではありませんが、転ばぬ先の杖。
また、汗疹を防止するためにも長袖は必要なのです。


湿度も高く、何かとやりにくいこの時期。
作業服にも気を使います・・・


まあ、梅雨が明ければあの殺人的な夏になるので、それよりは・・・いいかも。  ネ。

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2013年5月29日 (水)

梅雨のミステリーか?

出荷作業も一段落したので、保管場所の整理をしていたところ、板接ぎをしているパーツが見つかりました。
ホワイトオークの二枚接ぎの板。

・・・・

・・・・ハテ?

これ、何に使うパーツなの??


日付を見てみました。
板接ぎをしたときは、養生時間を確認するために、必ず材の表面に板接ぎした日付を書いているのです。

見ると、連休前の日付。

・・・

・・・・ハテ?


記憶に無い・・・オイオイ


おかしいなぁ、誰か他の人がやったのか? って、工房にはアタクシしかいないのに、誰がやるわけ?

もちろん、必要だから板接ぎしているわけで、しかもひと月ほども前に。
しかし、使ってないし、使う予定もないし。

工程表や手帳やメモやメールやネコやシャクシまで再確認してみましたが、予定なし。
(=^・・^=)

まさに、ミステリーでございます。

まあ、思うに、連休前の怒涛の追い込みの中で何か勘違いしたまま不要なパーツを作ってしまったということなのでしょうが、記憶にもないなんて、俺もヤキが回ったかなぁ・・トホホ。


まあ、将来これが必要なことになるかもしれないため、このまま保管しておくことにしますが、梅雨時のミステリー・・いや、単なるミスと記憶力低下・・など、ちょっと慌てた出来事でした。

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2013年5月28日 (火)

インクたずねて三千里

毎月末恒例の出荷作業進行中・・

今回は、いくつかの作品にメッセージなどを同梱しなければならず、その印刷をしようとしたところ、インクがないとのメッセージ。
四色のうち、イエローの残量がゼロ。

あちゃ~

保管場所を探すも、イエローのみ在庫なし。
インクはカミさんが管理しているのですが、あいにく今は不在。
でも、保管場所にないので、在庫切れなんでしょう。

くそっ(悪態)

困った。

白黒印刷なので、イエローがなくても動いてくれりゃいいのに、この機種には強制印刷というコマンドがなく、インクカートリッジを交換してくれの一点張り・・融通が効かないねぇ。

仕方ないので、インクの買い出しに行きました。
近くの家電量販店にいくと・・・・ない。

カートリッジはずらりと並ぶも、目的の品番がありません。
いや・・ありました・・・しかし・・・四色セットのみ。

イエローだけでいいんだよ!  (#`-_ゝ-)ピキ

どうしようかと思いましたが、ええい、じゃあ店を変えて駅前の大型スーパー(イオンですが)に行ってみよう。

ない!!
ここは、四色セットも含めて全くなし。

もう古い機種なので、そんなインクはもう置いてないよ~ と言わんばかり。
展示ブースにある品番一覧表にすら載ってない始末。

くそ~
ならば、ちょっと離れたところにある大型スーパー(やはりイオンですが)ならどうだ?

ない!!! ヽ(`Д´#)ノ

トホホな状態で、しかたがないので最初の店で四色セットを買うことにしました。
店に入って展示ブースに行くと・・・ウン??

ありました・・・バラ売り・・・イエローのみ。

なんと、パッケージの展示ではなく、商品カードが隅の方にかかっており、これをカウンターに持って行くと在庫から取って来てくれるということなのでした。

ああああ この無駄な時間を返してくれ~
まあ、気が付かなかった自分の注意不足が悪いのですがね・・・


インクたずねて三千里。
午前中全て使って、大山鳴動してインク一個。

今から印刷します・・

(早くしないと、運送屋さんが来てしまうよ~)

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2013年5月27日 (月)

同窓会

先の週末は、訓練校時代の恩師に同窓生を加えた飲み会でした。
4名のこじんまりとした会ですが、いずれも何らかの形で木工に関わるものばかりなので、話は終始木工ばかり。

よくこれだけ木工ネタが続くなぁ・・と、自分でも不思議に思うのですが、気がつくと4時間あまり・・木工ばかりで大いに盛り上がりました。

次はいつになるかわかりませんが、再会を約束して散会。


ところで、先ほどラジオのニュースで・・
「福岡管区気象台は、本日、山口県を含む北部九州が梅雨入りしたとみられる・・と発表しました」

ついに来ましたね。 梅雨。
ホントはこの時期は製作をすべてやめて、のんびりしたいと毎年考えているのですが、毎年そうもいかず、毎年雨に悩まされながら右往左往しております。

ただ、梅雨入りなれども、本日は曇り模様。
で、今日中に進められるところまで急ピッチで進めます。

今からまた工房に入りま~す。

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2013年5月25日 (土)

ネジの憂鬱

ネジの話。
いや、ネジを買うという話です。

ネジは家具作りには欠かせないアイテムで、大量に使います。
なので、減るたびに補充するのですが、家具用のネジはちょっと特殊な形のものなどもあったりして、そのへんの道具屋さんではなかなか手に入りません。

と言うより、街中から道具屋さんがほとんどなくなり、あるのはホームセンターばかり・・・
数年前は近所に行きつけの道具屋さんがあって重宝していたのですが、いつの間にかもつ焼き屋さんに変わってました(それはそれで美味しいけどね・・)

ホームセンターでもネジは入手できますが、特殊なネジになると小口買いのパッケージばかりで、しかも、高い。
高い高い・・ホームセンターのネジの価格は犯罪的に高いのであります(きっぱり)

どうするか?

今までは、家具の街大川へ行く時に問屋さんに寄ってまとめ買いしていましたが、そうそう頻繁に行くわけでもないし・・

で、最近では専ら通販を利用しているのですが、送料がねぇ~
送料で小ネジが一箱買えるくらいのモンですわ。


と、そのような時に、友人の木工家から耳寄りの情報を聞きました。
隣町にネジ屋があって、そこに行けば手に入るよ♪


こりゃいい、ということで、何かの用事のついでに訪ねているのですが・・

これが、いつ行ってもシャッターが降りている (-_-;)
休み??

ネットで調べてみると、HPがありました。
それによると、定休日や営業時間が書いてあります。

そんで、それ以降、それらの休業日を外して出かけてみるのですが・・
今日も、所用からの帰りがけに寄ってみたのですが・・・

シャッター (閉店ガラガラ)

つぶれているの? という気配でもない。

不思議なお店です。


まあ、事前に電話連絡でもしてアポを取ってから行けばよいのですが、ここまでくると妙な意地のようなものが出てきて、絶対にシャッターが上がっている時に訪ねてやるぞ・・なんて思っております。

そんなこんなで、もう2ヶ月ほど。
ネジは減るばかり((汗)


意地を通せば窮屈だ。
とかく、ネジは悩ましい・・

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2013年5月24日 (金)

スマホ騒動

昨日のこと、打ち合わせから帰ってくると、留守中にあったちょっとした出来事を家人が話してくれました。

息子がスマホを拾ったとのこと・・
さて、どうしたものかととりあえず家に持ち帰り思案。

アドレス帳を確認して、家電話の番号が登録されていれば、そこに電話をすればよいのでは?
いやいや、しかし、勝手にそんなもの見ると、最近うるさい個人情報保護とやらに抵触するのでは?

確かに・・・

スマホなんて、個人情報の塊のようなものですので、勝手にいじっちゃまずかろう。
それが善意であっても。

など、考えるほど厄介なことが分かってきて、こりゃ気軽に大変なものを拾ってしまったと悩んでいたところ、件のスマホも電池切れ寸前だったらしく、画面が消えてしまいました。

まあ、これで見ようとしても見られないわね。


で、どうする??

拾得物なんで、警察か?
いや、ドコモショップだったら所有者も簡単に割り出せるだろうから、そちらのほうが良いのでは?

考えた挙句、ドコモショップへ行った由。

すると・・・
ここじゃ対応できないので、警察に届けてください とのこと。


やはり警察か・・
で、警察に持って行って一件落着。


ちなみに、警察でどのように対処するかというと、警察からドコモショップに照会して所有者を割り出し、本人に連絡するらしい。

結局はドコモショップが実質的に対応するようになるわけですが、やはり個人情報保護のたてまえから、一次受付としては警察になるのだそうです。

ところで、もし持ち主が現れなかったら??
その時は、拾い主の物に・・・とは、ならない由。

これもやはり、個人情報保護によるものだそうです。


気軽に拾って、あれこれ考え、あちこち行ってくたびれ儲け?
気苦労ばかりすることとなった出来事だったそうです。


皆様・・・ケータイを拾ったら、迷わず警察へ!
親切心で中身を見たりすると・・・大変なことに・・・なるかもしれませんよ。

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2013年5月23日 (木)

洗濯機、その後

新しい洗濯機が来てから10日あまり、快適に洗濯しております。
脱水できるって、幸せ(*´∀`*)

我が家にとっては、四半世紀弱ぶりの洗濯機なのですが、やはり進化していますね。
洗濯機なんて、、特に従来型の洗濯機なんて、ただ洗濯槽を回すだけのことなのに、あれこれと工夫して細かな改良を加え、快適なものにしているのはやはり日本人ならでは・・ と感心してます。

特に感心するのは、水量の自動計算機能。
スイッチボタンを押すと、数秒何やら音がして、必要となる水量が表示される仕組み。

そして、それに合わせて液体洗剤を入れるのですが、これも専用の注入スロットがあり、そこを開いて入れればOK。

また、ごみ収集カートリッジもメンテナンスしやすい形になってるし・・
そして、なんといっても風呂の残り水を利用できるメリットは大きい。
節水 節水。


と・・・おそらくこれを読んでいる主婦の方(がいらっしゃるかはわかりませんが・・)にとっては、いまどき何を感心しているのか? などとお思いのことと拝察しますが、私にとっては20年以上ぶりに最新の洗濯機事情に触れたため、毎日が感動なのでございます。
(幸せな男ですな・・)


ただ、難点も・・・

とにかく、取扱説明書が読みにくい、そして、くどい。
わざと読みにくくしているんじゃないかと訝しくなるほどで、これ、お年寄りには絶対に理解不能だよ。

取説の分かりにくさについては、洗濯機にかぎらず家電業界全体に対してもう20年以上も前から指摘があり、これを改善するための業界的試みとして、マニュアルコンテストなるものも開催されていたのですが、その後、どうなったのかなぁ?

ちなみに、分かりにくさに拍車をかけているのが製造物責任法、通称PL法と呼ばれる法律で、これが制定されて以降、企業側の自己防衛が過剰に肥大化し、あらゆる禁止事項の羅列が増え、これが取説をさらに読みにくいものにしてしまいました。

この点は、今でも全く改善はされていないようです。
取説にもこれでもかというくらいの禁止事項が並び、それはステッカーにもなって洗濯機本体のあちこちにベタベタと貼られる始末。

素敵な工業デザインも、これで台無しです。


と、苦言も呈しましたが、しかし全体的な性能には十分満足しています。
毎日快適に洗濯しておりますよ~

でも・・

・・

あの、風乾燥・・は、いただけませんなぁ

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2013年5月22日 (水)

電動シェーバー

髭剃りの話です。
電動シェーバーのこと・・・

毎朝電動シェーバーで髭を剃っております。
そんで、今朝も順調に剃り終えたので止めようとスイッチを押したところ、止まらない。

いや、スイッチを押しても止まらない・・のではなく、スイッチが止め位置に移動しない。
つまり、ONのままロックしてしまったのですね。


(@_@;)


当然、シェーバーは唸りっぱなし。
必要ないときのシェーバーの音って、うるさいですね。

しかたがないので、電源コードを抜いたのですが、止まらない。
それもそのはずで、これ、充電式シェーバーなので、コードを抜いても動き続けるのです。

この事実に気づいて、はっとしました ( ゚д゚)ハッ!

このままだと、電池がなくなるまで延々とうなり続けることになる(滝汗)
電動シェーバー地獄でございます。

かなり焦ってこちょこちょいじっていると、なんとかスイッチが動いて止めることができました。
朝の快適な髭剃りが、大汗のイベントとなってしまいましたわよ。

見てみると、スライドスイッチの動きが重くなっており、何かがどこかで引っかかっているのか?
という感じ。
ちょっと調べてみることにします。


えっ この際ひげを伸ばしたらいいじゃないのかって?
そうそう、この提案は色々な人からよくあります。
そちらのほうが木工家らしいじゃないかって・・ね。

でも、私は木工家らしくない木工家を目指していますので(なんのこっちゃ) 髭は伸ばさないのがポリシーなのです。

・・・

でも・・・

一度くらい・・伸ばしてみようかなぁ?

などと、只今思案中でございます。

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2013年5月21日 (火)

勧誘電話多し

何だか知りませんが、ここ数日、売り込みの電話が喧しい。
2日で7本かかってきましたわよ。

7本全部別の会社で、全部別の売り込みです。
電話勧誘会社も、全国的に決算前の追い込み時期なのでしょうか?

勧誘の撃退について、先日はこちらの体調不良のため放置プレーにしたことなどブログに書きましたが、今は病み上がりながらも意識はしゃんとしていますので、正面から受け止めて、かたっぱしから断っております。

先ほども一本・・

「お世話になります、九州電力の方の保安部ですが・・」

きたきたこれ・・おなじみの電力会社の名前を語って、電気料金が安くなるとあの手この手で電力メーターを売り込もうという、もう5年以上前から行われている古典的な売り込みです(進歩がないね~)

だいたい、九州電力の方の、保安部 って一体なに??
仮にあったとしても、保安部が直接顧客に電話するなんてありえんでしょうにね。

「何の御用でしょう?」
と、どのような電話でも、まずは話を聞くことにしています。

すると・・

あれこれあれこれあれこれあれこれあれこれあれこれあれこれ
で、なんだかんだなんだかんだなんだかんだなんだかんだ

とのことです。

一応全てを聞いた上で、今度はこちらの応答。

「もう一度社名をおっしゃってください」


ガチャ!!!

・・・あれっ  もう切れちゃった (・o・)

よほど後ろめたいことでもあるのか、社名を尋ねただけで切られたのは初めてです。


この手の勧誘電話対策として、とにかく相手のことをボーリングするように聞いていくのが効果的です。

社名は 部署名は 会社の住所は 代表の氏名は 代表番号は? など、
勧誘員は、相手のことを聞き出し、相手を誘導する術には長けていますが、逆に自分のことを聞かれることには全く慣れていません。

そして、後ろめたい思いがあるほど、自分のことを聞かれると対応不能に陥り、向こうから電話を切ってくれます。

これが悪質かどうかを見極める最も効果的、かつ簡単なスクリーニングの方法で、こちらからの根ほり葉ほりの質問にきちんと答えてくれる相手であれば、さしあたって悪質性はそれほどない・・と考えても良いと思われます。


話を戻して・・
今日の相手は、社名を聞かれただけで切っちゃいました。

こいつ、プロじゃないね~


・・・

と、ここまで書いていたところ、また電話・・

「お宅で使っている業務用コピー機について、お得な話があるのですが」

「うち、業務用コピー機なんて使ってませんけど」

「・・・・・あぁあ そうなんですか・・・ ブチッ プープープー♪」


まったく、もう ( ´Д`)=3

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2013年5月20日 (月)

プレミア焼酎の桐箱

ホームページ更新しました →木工房シンプルHP


体調もようやく復調したので、馴染みの居酒屋さんへ行ってきました。
ここは学生時代からかれこれ30年近くも通っている店で、もう親戚のようなものです。

患っている間は味覚が完全になくなっていたのですが、それも元に戻り、久しぶりの味を楽しみました。
やっぱり、味があるってのは幸せだねぇ~

いつもの串焼きに加えて、昨日は鉄砲撃ちの猪、鹿のジビエなども出てきて、これがまた焼酎と合うんだわ~
野生の肉を食すと、何だかワイルドなパワーが体に注入されるような気がしますな(たぶん気のせい)

程よく酔ったところで、店主が「これ要る?」と出してくれたのが、桐箱。
とある有名な幻の焼酎(一升瓶)を収めていた箱で、蓋にはその銘柄が大きく墨書きされています。

「捨てようと思ってたんだけど、あんたなら何か使いようがあるんじゃないかと思って・・」

こりゃいい。
道具箱にピッタリです。

喜んでもらって帰って、早速小鉋や南京鉋などを納めました。
おかげでスッキリ。

ところで、その有名焼酎は??
そんな、私の稼ぎで飲めるわけないじゃないですか・・ハハハ

何しろ、この焼酎、その美味しさと希少さでプレミアがつき、市場での実勢価格は定価の10倍ほど。
なんと、2万5千円もするのでございます。

件の焼酎も、店主が仕入れたものではなく、常連客持ち込みのものだとのことでした。

ちょっと飲んでみたい気もしますが・・
いいんです、私はいつもの馴染みの芋焼酎で満足♪ 
なんといっても、味覚が戻ってきたんですもの、その味はまた格別でしたわよ。

という訳で、超プレミア焼酎・・の桐(風)箱、、、我が工房で立派な道具箱になっております。
興味ある方は、見においでくださいませ・・でも、焼酎は・・ありません(あしからず)

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2013年5月19日 (日)

電話二本

復活してきました。
やはり、病院の薬は市販薬より良く効くわ~

昨日は微熱の中、事務をやっておりました。
電話が二本。

一本はお客様からのお問い合せだったのですが、どうも頭が回らず、また、咳が出やすい状況だったので話し方もぼそぼそとなってしまって、大変失礼なことをしてしまいました。

二本目は、何やら怪しげな業者からの勧誘。
まあ、いつものことなのですが、いつもと違っていたのが、この勧誘員しゃべることしゃべること・・・

立て板に水、マシンガントーク・・
どうやら大阪の業者らしく、大阪弁でまくし立てる。

まあ、こちらも咳の問題で喋れる状況ではなかったので好都合ではあるのですが、断るタイミングを見つけることができないくらいしゃべりまくるのです。

しかも、しゃべりが面白い。
お前は吉本か・・とツッコミを入れたくなるくらいのもので、笑いあり、涙あり、受話器の向こうで一人漫才をやってるんじゃないかとおもわれるほどユニークなのです。

で、面白かったので、しばらく聞いていました。
一分、二分、三分・・・留まることなくしゃべります。

だんだん飽きてきました。

なので、受話器を机の上に置き、勝手にしゃべらせるばかりにしておいて、事務を再開しました。
BGMのようです。

それからさらに数分、まだまだしゃべっております。
こいつ、ある意味、プロだわ(感心)

この手の勧誘電話で、相手にプロ意識を感じたのは初めてのことでございます。

すると、しゃべりが・・止まりました。
ちょっと聞き耳を立てると、私へ向かって質問をしているようです。

で、受話器を取り、お話よ~く分かりましたが、私には必要ないので結構ですよ!
と、電話を切った次第です。


ちょっと罪悪感。

まあ、こちらがまともに喋れる状況ではなかったことと、向こうがあまりにも喋りまくるのでこのような対応になった次第ですが、悪徳業者かどうかは別にしても、向こうは向こうで売り込みに必死だったのであろうことは、おそらく確かですな。

ならば、本来ならば、こちらも全力で断るべきでありました。
放置プレイなど、無礼なことをしてしまったかなぁ? とちょっと反省。

願わくば・・会社名も担当者名も忘れてしまいましたが、吉本バリの君・・もう一度かけておいで。
今度は全力で正面から断るから・・・ネ♪

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2013年5月18日 (土)

思いがけず

思いがけず、風邪が長引いています。
市販の薬を飲んでいたのですが、一進一退。

昨日は激しい悪寒に襲われ、こりゃもうどうしようもない。

という訳で、先ほど内科を受診してきました。

「まあ、風邪でしょうね」

「はぁ、そうでしょうね」

「お薬出しときますね」

「ハイ」


予想通りの結末ではありますが、まあ、市販薬よりは効いてくれるでしょう。

今日も作業は中止(焦るけど、仕方がない)
事務を中心に、安静に過ごします。

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2013年5月17日 (金)

電波時計

新作のご紹介。
と言っても、デザインは定番のものですが・・
20130421_002


掛時計です。
枠がウォールナット、文字盤がメイプルという黄金の白黒の組み合わせで、先にご紹介した座椅子と同じく、開業以来10年ほどもボチボチと作り続けているアイテムです。

で、どこが新作なのかって??

それは・・・この時計・・・電波時計なのです。

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この世で最も正確な時計、なんと10万年に一秒の誤差という驚異の精度ですが、誰も10万年生きる人はいないので、意味があるのかないのか分からないようなスペックでございます。

しかし、とにかく超正確ということには違いがなく、仮にサマータイムなどが設定されても勝手に補正してくれますので、手間いらず、実に便利な時計といえるでしょう。


さて、電波時計と普通の時計、作り方については両者で違いがあるわけではありません。
いずれもムーブメントが市販されており、これを取り寄せれば誰でも驚異の精度を手に入れることができます。

ところが、ちょっと問題がありました。

それは、今を遡ること、二年ほど前・・
タイで大洪水がありましたよね・・覚えていますか?

実は、この時にムーブメントメーカーのタイ工場が軒並み被災し、電波ムーブメントが全く手に入らない時期が長く続きました。

この時計も、お客様からご相談をいただいたのは1年半ほども前のことで、その時には電波ムーブメントも一般クオーツもほとんど欠品状態で、たまにある在庫のものはサイズが合わなかったり、また露骨に足元を見た法外な価格であったりして、結局製作ができないままでした。

最近になって、ようやくぼつぼつと生産が再開されたようで、満を持して手に入れた電波ムーブメント・・・
それを用いて製作した時計で、いつも以上に思い入れが深い時計となりました。


Dsc01219s


Img_0037s


お客様からいただいた写真です。
白い壁、木の梁とよく馴染んで素敵です。

時計も、天然木を用いて作ると、心なしか時間もゆっくり進むような気がします。
(電波時計なので、ありえないことですが・・・でもね、本当にそう感じるんですわヨ これが)

お客様には1年半ほどもお待たせをいたしましたが、丁寧な御礼のメールを頂き恐縮するのと同時に、安心いたしました。

電波時計をお探しの皆様。
今なら大丈夫です(多分)  ぜひお問い合せください♪


電波時計
 枠  ウォールナット
 文字盤  メイプル
 ムーブメント 電波ムーブメント


お届け先  東京都

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2013年5月16日 (木)

どうもいけません

どうも、いけません。
どうやら、風邪を引いてしまったようです。

別に寒い思いをしたわけでもないのに、どうして?

床につかなければならないほどではないのですが、風邪薬も飲んでいることですし、危ないので機械の運転はやめておきます。

ということで、今日は朝から溜まっている事務作業をしずしずと行なってます。
これはこれで、肩が凝るし、眼精疲労にもなるのですが (-_-;)

はぁ~

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2013年5月15日 (水)

皮膚科へ行く

皮膚科へ行って来ました。

実は数ヶ月ほど前に、左手首に突起のようなものができ、次第に大きくなってきました。
今では一センチほどにも成長しており、邪魔で仕方ありません。

この突起、まあ、いわゆるイボなんですが、ウィルスによって引き起こされるものらしく、放っておくと他の部位に感染したりすることもあるらしいので取ってもらうことにし、皮膚科の受診となった次第です。

先生が一目見て・・こりゃ大きいねぇ!

すると、横にいた看護師長さん(らしき人)が・・どうしますか?

先生・・・冷凍、だね。

看護師長・・・冷凍で行けますかね?

先生・・・大丈夫。


私・・・冷凍って??


看護師長さんから説明がありました。
冷凍とは、冷凍凝固と呼ばれる治療法で、患部を液体窒素で急速冷凍し、壊死させるとのこと。

壊死・・(汗) おだやかではありません。

壊死させることでウイルスを死滅させ、イボの根を根絶します。
すると、下から新しい皮膚が再生し、治癒します。

壊死後、しばらくすると、患部が水泡状態となるので、それが壊れないように絆創膏などで保護してください・・

壊死とか、水泡とか、さらにおだやかでない響きに心が動揺します。

そして、最後の言葉・・この治療は、、、、痛いです。

(@_@;)


説明が終わった頃、先生登場。
傍らには液体窒素を入れた金属製のボンベのような容器が(滝汗)

すると、長い竹の先にガーゼを巻きつけような器具を取り出し、先端のガーゼを窒素内に浸け、やおら取り出して患部に押し付けました。

一度、二度、そして三度・・
最初は何も感じなかったのですが、三度目くらいから痛みが始まり、回数を重ねるごとにさらに増幅されてきました。

痛たたたた! 看護師長さん、あなたは正しい。
確かに・痛い。

何度かの液体窒素攻撃で、イボも白旗を上げたのでしょう、やがて治療は終わりました。
絆創膏を貼られて、退室。

しかし、痛みは継続したまま・・疼痛のようなズキズキした痛みが続きます。
考えてみると、部分的に凍傷を起こしていることになりますので、痛みとしてはやけどのそれと同じようなものなのでしょう。

痛み止めを処方されて、終わり。

それが、昨日のことです。
そして、今日・・・患部は倍ほどに腫れ上がり、根本には見事に水泡が・・・

水泡を破らないように! との、看護師長さんの顔が浮かびました。
二週間後に、必ずまた来院してくださいね・・とのご指示。

二週間後・・は、痛くはないよね・・多分。

皆さん、イボにはご注意を。
大きくならないうちに、皮膚科へ行きましょう。

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2013年5月14日 (火)

チェリーのあぐら用座椅子

新作をご紹介します。
20130410_011


座椅子です。
弊工房定番の形で、もうかれこれ10年近く作り続けていますが、しかし、作りたびごとに細部についてはちょこちょこと修正を繰り返し、すこしずつ進化させています。
(まあ、見た目にゃほとんどわからないんですがね~)

20130410_001


ところで、この座椅子、座面を少し浮かせています。
名付けて、あぐら用の座椅子 でございます。

あぐらをかくのが苦手な方いらっしゃいませんか?
実は、私も苦手で、どうも股関節や膝関節の作りが他の人と違うのか、単に体が固いのか・・あぐらをかいていると脚のあちこちが痛くなるのです。

そのため、あぐらをかく時は厚めのクッションをお尻に敷いていたのですが、ふと思いついたのがこれ。
座面を上げてやればいいんじゃないのか?

そう、座面が上がると脚への負担が減少し、あぐらもかきやすくなるのです。

HPにアップしたところ、やはり同じ悩みをお抱えの人もいらっしゃったようで、毎年ボチボチとご注文をいただき、都度ボチボチと作っている次第です。

このように、定番の座椅子なのですが、今回のものに特徴的なのはコレ。
20130410_013

座面をお尻の形に合わせて掘り込むのはいつものとおりですが、そこに、さらにたくさんの溝状の掘込を施して、表面を凸凹にしています。

これ、なぐり仕上げと呼ばれ、手の込んだ仕上げでございます。

なぐり・・殴りではなく、名栗と書きます。
名栗の由来は割愛しますが、今では広義の意味で、刃物跡を残した仕上げの総称のように用いられます。

意匠的に面白いのと同時に、心地よい刺激と、凸凹がストッパーになり、お尻が滑りにくいという実用性も兼ね備えています。
今回、お客様からのたってのご要望により施したものですが、とても喜んでいただけました。

20130429100854


いただいた写真です。
同素材のチェリーの座卓と合わせて良い感じです♪

どうぞ、ご愛顧いただきますよう・・・


お届け先  東京都

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2013年5月13日 (月)

洗濯機購入顛末

ホームページ更新しました → 木工房シンプル

洗濯機購入の後日談。
昨日、いそいそと買いに行きました。

洗濯機をまじまじと見るのは、それこそほとんど四半世紀ぶりくらいのことです。
いや、あるある、百花繚乱という感じ。

最近話題のドラム式は・・・たっ高い (@_@)
おまけに、でかい。

パス。

次は普通の縦型を見ましたが、最近は縦型でも乾燥付きがあるのですね(感心)
しかし、どれもサイズが大きい。
我が家の古い家には入りませんわ。

で、次は縦型でサイズの小さなものを探すのですが、どれもこれもオーバーサイズ。
こりゃ困ったわ。

とにかく、洗面所扉の間口が60センチ弱しかありませんので、これ以下でないと設置できないのです。
サイズを中心に見ていた結果、ありました。

東芝製のスリムタイプというやつ。
縦型で、風呂水給水、簡易乾燥付き。

価格も型落ち値引きで、ドラム式のなんと十分の一ほどです。
(これ、絶対利益出てないだろうなぁ・・)


で、本日配達してもらったところ、入らない(汗)
ほんの数センチ、間口よりもオーバーサイズ。

仕方ないので、扉を外し、ようやく納めることができました。

古い洗濯機は、処分費用を払って引き取ってもらいましたが、23年間も働いてくれた静御前が運び出されるときは、ちょっとうるっとしちゃいましたわよ。


ともあれ、これで洗濯が静かに、快適に、そして、きちんと脱水されるようになることでしょう。
という訳で、今一生懸命取説を読んでおります。

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2013年5月12日 (日)

静御前 お疲れ様

いよいよ洗濯機がダメになりました。
以前からあちこちガタがきており、脱水できなかったり、途中で意味不明に止まってしまったりと、まるで不具合のデパートのような感じだったんですが・・

今日は、水が溜まらない。
注水したものが、そのまま排水管に流れている模様で、いつまで経っても溜まりません。

穴の開いたバケツ状態でございます (-_-メ)


こういう時は、一度リセットして・・
再度トライするも、ダメ。

三度目のトライも、ダメ。

四度目も・・・・ダメ。

おそらく、排水部の電磁弁がいかれてしまったのでしょう。
もう、こりゃダメだわね(寿命)


なんといっても、もう23年間も使っているんだもん。
今までよく働いてくれましたわよ。

製品名は静御前。
つまり、静かな作動が売り物だったはずなんですが、ここ数年の作動音はそれはそれは大きく、まるでうるさ御前。
洗濯機も人間と同じように、だんだん口うるさくなるのでございましょう。

まあ、うるさいくらいは辛抱すれば良いことなので、今までだましだまし使ってきましたが、さすがに水がたまらなくなってはどうしようもありません。

で、今から新しい洗濯機を買いに行くことにします。
天気もよく、絶好の洗濯日和・・いや、洗濯機買い日和ですわね♪


静御前 今までよく働いてくれました。
ありがとう。

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2013年5月10日 (金)

通夜の席で

親戚の通夜に行って来ました。

突然の訃報、驚きました。
聞くと、ここのところ患っていたとのこと、知りませんでした。

ただ、享年93歳、大往生といえるでしょう。
そのため、通夜の席もそれほどの湿っぽさはなく、久しぶりに親戚が集まったことによる高揚した雰囲気が漂っていました。

こどももたくさん来ており、それに対して、親の世代やさらに祖父母の世代など、上に行くに従って旧来の顔が少なくなっていることに時の流れを感じました。
ちょっと寂しいようでもあり、しかし、子どもたちのはしゃぐ姿を見ると微笑ましくもあり、将来が頼もしくもあり、様々に感情が交錯する葬儀特有の心持ちがしました。

子供の頃に一緒に遊んでいた、はとこたちも、アタリマエのことながら皆立派な中年です。
それでも酒を酌み交わして出てくる話は小学生の頃の話題ばかり・・
そうなんですよね、それくらい久しぶりの再開で、我々共通の時計の針は、その当時で止まったままなんです。

通夜振る舞いをつつきながら昔話に花が咲き、気がつくともう三時間・・通夜ながらも楽しいひと時でした。


「次に会えるのは?」

そう、きっと誰かの葬式の時だよね・・と、縁起でもないブラックジョークを交わしながら別れたのですが、でも、おそらく、きっとそうなるでしょう。


おばちゃん・・ 親族一同、皆元気です。
安心して、どうぞ安らかに眠ってください。

合掌

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2013年5月 9日 (木)

チェリーのダイニングテーブル

旅行記が続いたので、木工に話を戻します。
木工ブログです・・・一応(汗)

という訳で、先日納品した新作のご紹介です。

20130420_001


チェリーのダイニングテーブルです。

チェリーはとても人気がある木で、当テーブルのお客様もこの木をこよなく愛されており、とっておきのチェリーの在庫を用いてお誂えいたしました。

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サイズは1600×900ミリ 大きい。
板巾の広いものを選び、四枚矧で作りました。
20130420_011


できるだけシンプルに・・とのご要望をお受けし、テーブルの基本形とも言えるような四本脚、ストレートでデザインしました。

しかし、何気ないように見えても、角のR面取りや、脚の立ち位置、幕板の厚みなど、お客様と打ち合わせを繰り返しながら、すこしずつ寸法を追い込んで行きました。
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椅子はお客さま御手持ちのもので、材種はオーク。
異材種でも、天然木の場合は違和感なくマッチしますね。


余談ながら・・・
旧テーブルをお引き取りしたのですが、これまた立派なチェリーのテーブル(北欧製)で処分するのも忍びない・・

で、我が家で使おうと画策中です。
ただ、さいずがちょっと 大きいんだよね~ (・_・;)

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2013年5月 8日 (水)

国東半島 プチ一人旅6

さて、回り道をして自分のルーツを辿った後、向かったのは文殊仙寺です。
途中、道が工事中で砂利道となっており、砂煙をモクモクと上げながらの走行となりました。
後ろの車・・スンマセン。

駐車場に停め、入山口に行くと・・・
また階段 (-_-;)

しかも、急。
しかも、長い。

ヤレヤレ・・今日何度目の階段登りだろう?

ともかく登っていきます。
ちなみに、豆知識として、このように階段を登るときは、登り始めは極力ゆっくりと足を進めるのがポイントです。
一定のリズムで、ゆっくりと登ります。
すると、数分で足が慣れ、その後はあまりきつさを感じずに登ることができるのです。

そんなこんなで、ゆっくりと登った先に見えてきた奥の院がこれです。
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やはり、巨岩の前に立つ寺院。
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横から見ると、よくわかりますね。
背後の巨岩は、この上に更に大きく伸びており、ちょっとしたビルくらいの大きさがありました。
人間ではどうしようもない恐るべき重量がそのまま信仰の対象となり、そこに密教という理論と様式が加味され、このような風景を作り上げているのでしょう。

とにかく、巨岩、奇岩林立の国東半島は、どこに行っても規模の大小を変えて、このような造形が各所に見られます。
俗な言葉ながら、実に男っぽい仏教文化圏といえるでしょう。
(ただ、最近は男も草食系になってるので、果たしてこの言葉・・適当か? とも思いますが)

奥の院から下ると鐘楼がありました。
20130428_023


撞いてみると、減衰の長いとても良い音がしました。
鐘楼の先には碑があり、そこが展望台になっていました。
周防灘から、視界が良ければ本州まで遠望できるそうです。


文殊仙寺を後にし、最後に行ったのは天念寺。
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小さな寺ですが、やはり巨岩の前にあります。
そして・・・
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ほら、川の中にまでお不動様が・・

ちなみに、ここに来た理由は本当は寺が目的ではなく、その背後にある修験の峯道を確認するためなのでした。
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これが背後の山ですが、わかりますか?

・・・

ちょっと拡大した写真がこれ。
20130428_029


ほらこれ・・こんなところに太鼓橋が・・
これ、無明橋と呼ばれる橋で、石を太鼓状に組み合わせただけで作られた橋なのです。
誰が作ったんじゃ?

背後の山道、その痩せ尾根そのものが峯道で、尾根の途切れ目にかかるのが無明橋です。
両側は垂直に50メートル切り落ちており、足を踏み外したらもちろん命はありません。

なんでも、正直な人が渡るには問題ないが、嘘つきが渡ると橋が崩れるとのこと・・
滝汗 (-_-;) (-_-;) (-_-;)

じっと胸に手を当てて考え、考え、考え  渡るのは次の機会にしようと結論した次第です(ヘタレ)


以上で、国東の旅終了。
まあ、この他にも昼に食べた車海老の天丼定食がことのほか美味しかったことや、豊後高田の昭和の町がそこそこ楽しめたことなど、いくつかのエピソードもありますが、それはまたいつかの機会に。

駆け足で回った国東半島プチ一人旅。
殆ど予備知識無しで行ったのですが、想像以上に楽しむことができました。

次回は半島の歴史など、少し勉強をして、そして、必ず紅葉の時期に行こうと心に決めたのでした。
あちこちにあったもみじ、色づくことはことのほか美しいことでしょう。
今から楽しみです♪


国東半島・・お勧めです。

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2013年5月 7日 (火)

国東半島 プチ一人旅5

大型連休後半、皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?
私は、あまりの天気の良さに誘われて、フラフラと本土最西端へ行っておりました。
この模様は、またいずれブログで報告しますね。

で、国東半島の続きです(ひっぱりますよ)

実は、国東に行くにはもうひとつの理由がありました。
私の母は国東出身で、実家は海に程近い、とある集落の中ににありました。
私がまだ幼いこどもだった頃、時々その実家へ家族で遊びに行ったものです。

もう40年以上も前の話です。

その後、今となっては理由もわかりませんが親の世代の中で何かあったのでしょう、その実家とは音信が絶えてしまい、それ以来足を運ぶことはなかったのです。

で、今回はちょっと回り道をして、40年以上ぶりにその里へ行ってみようと思った次第なのですが、しかし、あまりにも遠い記憶で、その集落の場所なども薄ぼんやりとしており、果たして見つけることが出来るのか? と、きわめて心もとなく、確信も持てないまま車を走らせていました。

頼るは、子供の頃に見た風景の記憶だけ。
しかし、長い年月の間に当然ながら建物は形を変え、新しい家が建ち、新しい道もできています。

う~ん (・・?

車を停めること数度。
考えては、進路を右左へ・・

そのうち、見覚えのある川にぶつかりました。
そうだ、この川は確かにあった。
堤防や橋などはおそらく変わっていると思いますが、地形はそう簡単には変わりません。

その川を道案内にして、道の角を曲がると・・
そうそうそう こんな町並みだったよ。
そこは昔の小さな小さな商店街で、今ではほとんど閉店しているようですが、この町並みの記憶は確かにあります。

ならば、ここの角を曲がると・・・
おおお あった、あった、 神社が!

田んぼの中にぽつんとある神社。
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これがその集落のランドマークだったのです。


神社の手前には高規格の新しい道ができ、また、集落を結ぶ農道もアスファルトが敷き詰められていて風景はかなり変わっていますが、しかし、神社を前にして頭のなかで当時の地図と、現在の風景とがピシャリと重なりました。


この神社から伸びる農道を真っ直ぐ行くと小さな川に石橋が架かっていて、その橋をわたると少し上りとなり、道はやがて斜め上にカーブして集落へ入っていきます。
その先には素掘りの小さなトンネルがあって、そこを抜けると谷間の水田に出て、更に行くと祠があって・・と、当時昆虫採集をしながら駆け巡った野山がフラッシュバックされました。

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神社の脇に駐車し、ドキドキしながら集落へ徒歩で向かいました。
橋をわたって集落へ入り、そこに・・・ありました。
母の実家が。

しかし、建物は全く新しいものに建て替えられています。
表札は? 出ていません。
果たして、ここに住んでいるのは誰なのか?

親戚なのか? それとも、他人なのか?

入口で覗きこむように立っている私は、明らかに異分子で不審者でございます。
思い切って敷地内に入り、母屋のインターフォンを押してみようかとも思いましたが、その勇気が出ません。

そもそも、それを確認してどうするのか?
音信が絶えた理由を確かめるか?

しかし、親の世代はお互いにもう鬼籍に入っているはずで、仮にここが親戚の家だとしても、もう昔を直接知る人はいないはず・・
当時、ここに私と同世代の子供はいず、その後子孫ができていたとしても、もちろん全く面識はありません。
母屋の前には立派な鯉のぼりがはためいていましたので、おそらく男の子がいるのでしょう。
とするならば、その男の子は私の子供・・ではなく、孫の世代になるのか?

めまぐるしく考えを巡らせながらも、あれから40年以上も経っているのだぞ・・と自分に言い聞かし、そのまま立ち去ることにしました。

その後、少し集落を歩いてみました。
建物もすっかり建て代わりましたが・・いや・・・まだ・・・ありました。

当時、よくお菓子を買いに行ったよろず屋さん。
もう営業はしていないようで、前に自販機がぽつんとあるだけですが、建屋はおそらく当時のまま。

そして、その隣にある農機具の倉庫。
もうかなりぼろぼろになって、梁なども傾いてしまっていますが、間違いない!
これは確かに、小学校低学年の頃に見たものに相違ありません。

それを確認した瞬間、周囲の空気感が急速に変わり、まるで自分が過去に引きずり戻されたような奇妙な気分に浸ったものでした。

それは甘美なような、切ないような、不思議な感覚で、今までに味わったことのないものでした。
確実なことはあれから40年以上が経ち、セミ取りをしていた少年は、もう黒髪よりも白髪のほうがはるかに多いおじさんになっているということです。

長い時間が経ちました。

しばらく、その倉庫の前に佇んでいましたが、
そうだ・・と思いたち、記憶を頼りに先祖の墓を探しました。
確かトンネルの上の方にあったよな・・と登って行くと、ありました。
〇〇家の墓。

でも、墓石は新しく、場所もちょっと違うようでもあり・・
墓碑銘を見ても、その当時にいた人かどうかはよくわかりません。

しかし、苗字は母の旧姓と同じなので、何らかの親戚筋なのだろうと勝手に解釈して、今までのご無沙汰の侘びと我が家の近況報告などを墓前で行いました。


そんなこんなで、私にとってはタイムマシンに乗ったような経験でしたが、やはり来てよかったなぁ・・と独り言ち、里を後にしたのでした。


とまあ、今回はこのような私的な話となりまして、スミマセン。
残りあと一回、次は国東巡りの最終話となります。

つづく

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2013年5月 2日 (木)

国東半島 プチ一人旅4

連休のお知らせ
5月3日~6日までお休みです。

この間にいただいたお問い合わせについては、7日以降のご回答とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします (_ _)


さて、国東の続きですが、磨崖仏の次は富貴寺です。
以前、九州国立博物館で平山郁夫展があったとき、そこに展示されていた大きな富貴寺大堂の絵がとても印象的で、ぜひ実物を見たいと思っていました。

ここはとってもアクセスが良く、駐車場から山門をくぐると直ぐ目の前に現れます。
磨崖仏のように鬼階段もなく、楽チン。
でも、あまりにもアクセス容易のため、やっときたなぁと言った感慨に乏しいのが玉に瑕。
(キツけりゃキツいで文句を言い、楽だったら物足りないという、実にわがままな男でございます)

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山門です。

くぐるとすぐに現れるのが・・

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富貴寺大堂(国宝)です。
平安後期の建立で、簡素な形ながら実に優美な姿をしていますね。
かの平山画伯も、この造形と佇まいに魅せられ、絵筆をとったのでしょう。

ちなみに中に入ることもできます(撮影は禁止)

中には阿弥陀如来像が安置されていますが、保存状態はあまり良くなく、どことなく如来の表情も曇っていたようにも思われました。
また、内陣には東南壁に浄土図や胎蔵曼荼羅などが描かれていたようなのですが、やはり長い時間が経つ間に色褪せ、いまではほとんど確認することはできません。

内部は、エンドレスで説明の音声がスピーカーから流れていました。
このようなやり方には賛否があろうかと思いますが、歴史など、なかなか分かりやすく、これはこれでアリかなぁ、などと思いました。

ちなみに、内部の柱や天井などは、目で見てそれと分かるほどに痛みが生じており、大規模な修理が待たれるところです。


富貴寺を後にし、次に向かったのは両子寺。
おそらく、国東で最も有名なお寺でしょう。

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山門を入ってすぐのところにある護摩堂です。
本尊は不動明王(確か・・)で、ちょうど般若心経が読経されていました。
密教の読経を生で見るのは、実は初めてだったので、興味深く思わず見とれてしまいました。

次は奥の院本殿。
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本殿背面は巨石。
これを繰り抜いて、本殿後部四分の一ほどを岩の中に入れ込んで作っています。
びっくりデス。

本尊は、十一面千手観音、いいお顔でした。

そして、さらにここからアドベンチャー的道が伸びており、その名もお山巡り七不思議という心躍るネーミング。
巨石の中をあちこち巡るという結構ハードなコースで、誰もいないコースを一人で楽しみました。

下っている時に見つけたのはこれ。
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岩張りもみじ。
もみじの生命力を感じますね~
寺のパンフレットにはパワースポットと書かれていましたヨ。

余談ながら、パワースポットって言葉、なんとかなりませんかね。
神々しいものや、神秘的な場所、神聖な箇所なども、パワースポットって言葉を使った瞬間に俗に落ちてしまうような気がするのは私だけでしょうか?
と、最近のパワースポットブームを苦々しく思っているおっさんです。

話を戻して・・

ところで、両子寺には山門を守る二体の仁王様がいらっしゃいます。
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この仁王様に睨まれながら階段を登り、山門をくぐって本殿へ行くのが正しい姿ではありますが、今では立派な舗装道路が階段横をつづら折りに上まで伸びていますので、皆そこを通ってrvcarあっという間に本殿まで行けてしまうという便利さ。

仁王様も、詮議すべきグータラ人間がなかなか来ないので、ちょいと暇を持て余しているようでしたわよ。

便利だけど、ありがたみは失せたような・・・
これも当世お参り事情というものかもしれませんな。
(この点、磨崖仏は容赦なかったけどネ)


さて、これで旅の半分ほど・・・
続きは、連休明けにまた書きます。


というわけで、明日から4日間お休みします。
天気も良いようなので、楽しみ~


つづく

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2013年5月 1日 (水)

国東半島 プチ一人旅3

さて、熊野磨崖仏、ここだけは必ず見ておきたかった。
なぜか磨崖仏というものにロマンを感じるのです(私だけ?)

駐車場に停めて、拝観料200円を払います。
すると、杖を持って行ってくださいね・・とのこと。

杖??

そう、磨崖仏まで長い坂を登らねばならないそうで、完全に事前調査不足でございました。
すぐ見られると思っていたのにぃ とブツブツ言っても仕方がありません、杖を片手に登りはじめたのでした。

ところが、これが、大変。
最初は多少傾斜があるくらいの普通の山道なのですが、途中から石段が現れます。

これがまた、石段といえばそうなのですが、階段というようなものではなく、石を乱積した恐ろしく登りにくい段なのです。
なんでも、鬼が一夜にして作り上げた石段だそうなのですが、さすが鬼、やることがワイルドすぎますぜ。
まるで、わざと上りにくくしているとしか思えないような積み上げ方で、しかも、傾斜もかなりのきつさです。

唖然として、思わず写真を撮っちゃいましたよ。
20130428_006


鳥居から向こうが鬼階段です。
写真ではちょっと分かりにくいですが、かなりの傾斜です。

ヒーコラ言いながら登ると、現れましたよ、大きな顔が。
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不動明王です。

そして、こちらが・・・
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大日如来でございます。
密教でいう、宇宙の真理や原理そのものを表現しているものであり、見ているとなんとなく吸い込まれそうになります。

推定、藤原時代末期頃の作だということで、おそらくはかなり侵食されて輪郭がぼやけているのではないかと思われますが、不動明王の厳しい顔と、大日如来の柔和な顔の対比が面白く、汗が引くまでしばし見惚れていました。

さらに鬼石段を登ると、その頂上には熊野神社があり、その境内から見下ろした横顔がこれ・・
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いいお顔ですね。


ちなみに、熊野神社の言われはもちろん紀州熊野由来のもので、熊野権現を勧進して神社が作られたものだそうです。
まさに、この地が神仏習合の文化であることがよくわかりますね。


それにしても、大きな磨崖仏です。
仏は屹立する巨岩に掘られており、古代の原始的信仰であるアニミズムにあっては、巨岩が持つ圧倒的な重量感そのものがおそらくは信仰の対象になっており、そこに当時最新の科学として伝わった仏教の造詣を刻もうと思ったであろうことは、想像に難くありません。

そして、この後もそれら巨岩が信仰の対象になっている例をいくつも目にすることになりましたが、それらはまた追ってご紹介します。


さて、鬼階段を降りて、麓までやって来ました。
麓にあるお寺にも立ち寄りましたが、こちらは宝くじに当たりやすくなるなどのご利益があるそうで、それなりに俗化しながら観光客を相手にしているところが微笑ましく、思わずお布施をしたことでございました。

宝くじ、買ってみようかいな??

つづく

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