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2013年3月30日 (土)

因果応報

ホームページ更新しました → 木工房シンプル

急いで、焦ってはいけない という話。

今日は良い天気になるようでしたので、花見をするために金曜日までに一段落させておこうと思ったんです。
それで、ちょっと急いで加工をしておりました。

仕上げの鉋がけをして、その後にサンディングをして組立へと進めていくのですが、サンディングは日が傾いてくると仕上がりがわかりにくくなりますので、なんとしても明るいうちにサンディングまでもって行きたいと思っていたのです。

各部の成形をして、工程は順調。
花見をするためなら、頑張っちゃいますよ~♪

そして、鉋がけ前に各部の面取り。
ここで・・・やっちまった。

ルーターで大きめの坊主面をとっていたのですが、削り終わりが木口になるという、切削工程で最も緊張するケースです。
木工をやっている方ならお分かりの通り、木口の面取りはその最終端に欠けが出やすくなるという問題があります。

なので、用心のために削り終りの部分にブロック片を固定して、角が欠けるのを防止したりします。
そうなんです、そうすべきでした。

しかし、急いで横着をしてしまったんですね~
このルータービットは、手持ちの中でも最も切れの良いビットで、以前も欠け防止処置なしで加工したこともあるのですが、ダウンカットで削れば全く問題はありませんでした。

なので、今回もそのように・・・・静かに角に刃を当て、ダウンカットで・・と思い、そろ~と当てたその瞬間!
パチッ という音とともに、見事に角が飛びました。

(・_・;)

いや、角だけではなく、おそらくはこの辺りにマイクロクラックや、木の繊維の微妙な断裂などがあったのでしょうか、角を含めて数センチほどが吹っ飛んで行きました。

ひゃ~

この茫然自失するような感覚は、木工人ならば分かっていただけることと思いますが、床にへたり込みそうになりました。

いや、へたり込んでいる場合ではい。
破片を探して、うまくすれば接着で修復出来ます。

目を皿のようにして探しました が ない。
おそらく、木っ端のようになって四散してしまったんでしょう。

さてどうする?
部材を取り直すことも考えましたが、このパーツは嵌合部品で相手パーツに現物合わせで作っているため、代替品の製作は極めて困難。

なので、欠けた部分を綺麗に削りとり、共材を接着して修復することとしました。
(共材は、木取りの時に出る端材です このような時のために捨てずにとっています)

で、接着剤の乾燥まで一晩養生しなければなりません。
この時点で、花見の計画は崩れ去りました  ああああ

そんなわけで、快晴の空の下、薄暗い工房で今日も作業に励んでいる次第です。


急いで、焦ってはならない。
もちろん、横着なんて論外・・・わかってるんだけどね~
わかったつもりだったんだよね~

因果応報というお話でした。

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2013年3月29日 (金)

便利なんだか 厄介なんだか

パソコンで仕事をやっていると、データの保存ということにかなり気を使います。
とにかく、私のような弱小工房でも紙データというものがなくなって、最近ではほとんど電子データとして保存するというスタイルになっています。

なので、一番怖いのはPCのダウン。
データクラッシュです。

特に、お客さんのメールアドレスや、メールの内容など、失われてしまったら大変で、その場で即仕事が立ち往生してしまうことになりかねません。
まあ、最低限、お名前と住所、電話番号についてはノートに残していますが、それ以外は全て電子データ・・
ハードディスクのダウンは恐怖です。

これを避けるために、外付けハードディスク、USBメモリにコピーデータを保存しているのですが、それに加えてオンライン上にもデータを上げるようにして、3重の防御体制をとっています。

が、オンラインのつながりがおかしい(-_-;)
何故か今日は繋がらず、さっきから悪戦苦闘しているのですが、やはりダメ。

データ一覧は出てくるのに、アクセス出来ない。

(?_?)

ああ・・・もう・・

本業である木工でもトラブルはしょっちゅうありますが、木工の場合は修復の道筋も、それに要する時間も予測出来ますが、ITの場合は、そのどちらも出来ません。

方針もよく分からず、もちろん、修復の目処も見えず、従って復旧の時間も不明。

ああ・・もう・・・

ITで便利な世の中ですが、トラブルが起こるとこれほど厄介なこともありませんね。
そんな訳で、今日はPCとの格闘になりそうです  不本意ながら (-"-)

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2013年3月27日 (水)

その手は何のために

雨です。
週末の花見を画策していますので、花散らしの雨にならなければ良いけど・・・

それにしても、今年の開花の早さにはびっくりしましたね。
あわてて、花見をする心の準備も整っていません。
このまま散ってしまったら、あまりにも寂しい ・3・


というわけで、週末に花見ができるよう、せっせとお仕事中でございます。
今日は長尺物のパーツ加工。
しかし、大きすぎて機械にかけることができません。

手段は二つ。
治具を作って、電動工具で加工するか?
もしくは、そう、手道具でやるか?

このような時、いつも訓練校の恩師の言葉が頭に蘇ります。

「おめぇの~その手は、なんのためについちょんのかなぁ」(筑豊弁)

そう、この手は加工するためについている。
取り出したのは手鋸。

まずは、白書と毛引きで墨線を引き、これに鋸のあさりを合わせます。
最初は軽く、墨線にそって導きの線を引き入れ、そこからは躊躇なく一気呵成に引いていくのです。

一発勝負。
修正はできません。

もし間違うと、220×50センチの材料をまるごと捨てなければなりません。
プレッシャーですね・・(・_・;)

鋸を合わせて・・が、見えない。
そうなんです、先日齢50になったばかりの目には、墨線がかすんで・・・・哀愁のカサブランカでございます。

でも、幸い近視なので、メガネを外して目を近づければクリアに見えます。
で、まるで版画を掘る棟方志功のような感じで鋸を引いて行きました。

厳しい条件ですが、そこは昔とった杵柄・・うまく加工完了。
安堵。

さて、これでこの作品も峠を超えました。
週末の花見・・・できそうです♪

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2013年3月26日 (火)

長い

長尺物を手がけています。
全長2.2メートルほどで、長い。

狭い工房で長い作品は大変です。

クランプも、最長のものでも足りず、臨時にパイプを継ぎ足して使いました。
クランプの長さ、2.5メートル・・あちこちに当てないように振り回すのも大変じゃわい。

そして組立て。
まず、組み立てる前に工房の中を整理してスペースを開けなければなりません。

で、これを機に、工房内不要在庫を一掃することにしました。
隅のダンボール等を開けると、出てくるわ・・・開業当時に作っていた小物の断片や、展示会で配っていたなんちゃって積み木、そして、説明用のフライヤーなど。

いや、懐かしい~

と、しばし感傷に浸っておりましたが、そんなことをしている場合じゃない。
未練を断ち切って、全て処分。

スペースを開けて、クランプを振り回しながら組立て完了。
保管場所がいっぱいになってしまいました。

さて、次の問題は・・・
納品の時、どうやって運ぶか(汗)

何かと大変な長尺物・・・只今製作佳境です。

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2013年3月25日 (月)

焦げ臭い

今朝のこと・・
事務作業をしていたら、何やら異臭が・・
焦げ臭い。

うん?

なにか燃えているのか??(汗)

何しろ、木工は可燃物の代表とも言える木を扱う仕事です。
言うならば、薪に囲まれて仕事をしているようなもの・・火には超敏感になります。

母屋の玄関を開けると、ほのかに、しかし、確かに木が燃える臭いがします。
アドレナリンが一気に上がり、慌てて工房を覗くも・・平穏。
工房周りをぐるりと見渡しても・・問題なし。

すると、表通りの方からけたたましいサイレンの音が・・
そして、上空にはヘリコプターが旋回をはじめました。

ええっ

表に出てみると、ちょっと煙っぽい。
いや、黄砂か?
いやいや、確かに黄砂も飛んでいますが、しかしいつもと違います。

サイレンのする方を見ると、人だかりと、確かに煙が・・・

火事!!!


火事は嫌です(誰でもでしょうが)
特に、先月のこと、やはり火事で知り合いを二人も亡くしているので、強くそう思うのです。

我が家から200メートルほど下った所で、周囲にはもう野次馬の人だかりができ始めていました。
見ると・・・・ああ、また知り合いの家・・の裏側辺りから煙が・・

えええ・・と思いましたが、知り合いの家そのものにはまだ被害はない模様でしたので、きっと大事はないことでしょう。

それを確認して帰宅。
今日は幸いに風がないので、それほど大きくはならないことでしょう。

家に帰って、しばらくはまだヘリの音がしていましたが、30分ほどで去っていった模様。
眺めてみると、人だかりも少なくなったようです。

大事にはならなかったのでしょう・・多分。
夕方にでも、確認に行ってみようと思ってます。

それにつけても、火事は嫌です。
気をつけなければ・・・ホント

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2013年3月24日 (日)

牧歌的な

お客様をお迎えしての打ち合わせ・・・
ちょっと特殊なキャビネットです。

何が特殊かというと・・ひみつの仕掛けを取り付ける予定なのです。
そのひみつとは何か?

それは、ひ・み・つ (もちろん)


ただ、仕掛けといっても、それをどのような構造で実現するかについては、まだノープランです。
なんとなく、こんな構造や、あんな構造だとできるのではないかなぁ? と思いながらも、さて、どうやって作ろう。

なんてのんきな話をしながら、ゆるゆると打ち合わせは進むのでした。

結局、具体的なプランはでないまま終了。
引き続き検討をして、また追って話し合いをしましょう・・ということでお開きとなりました。

スピードが求められるこの時代にあって、なんとも牧歌的なことではありますが、それを楽しんでいただけるお客様のご理解に助けられていることでございます。

とは言え・・少しでも具体化するように進めないと・・・ね。
というわけで、今からホームセンターへ出かけて、なにか使えるものがないか物色してくるつもりです。

手作り家具屋に、よく見られる光景です(それとも私だけ??)

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2013年3月22日 (金)

テレビボード

新作のご紹介

20130311_016


テレビボードです。
幅1600ミリ超の大きなテレビボードで、最近の大型テレビもドーンと来い!
しっかりとバランスよく受け止めます。

20130311_018


特徴として、お客様のご依頼をお受けして各部に丸い面取りを施し、やさしいイメージで仕上げました。
また、同時に小さなお子様の怪我防止という効果も期待出来ます。

20130311_021


ちなみに、お子様対策として引き出しにはストッパーを設け、引きぬいて脱落することが無いようにしています。

20130311_002


素材はメイプル・・
ちょっと色が濃いですが、材の個体差に依るもので、通常とは別管理にしておいたロットをお客様のご了解をいただいて用いたものです。

通常のメイプルも、数年ほど立つとこのような色合いに変わっていきますので、時間を先取りしたような仕上がりになりました。
色が濃い分だけ、しっくりと落ち着いて見えますね。

引き出し、そして左右の引き扉と、収納量は抜群!
リビングのテレビ周りをスッキリと見せてくれることでしょう。

納品先 兵庫県

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2013年3月20日 (水)

スクレーパー再び

久しぶりにスクレーパーを使ってヘロヘロになった話をしましたが、その後順調に加工をして寸法を確認してみたところ・・

ま 間違ってる (@_@)

ひぇ~


なんとかならないかと考えてみましたが、寸法間違いはどれほど考えてもなんともなりません。
悪夢を見ているようじゃ。

して、どうするか?

一からやり直すしかありません。
いつやるの?

今でしょ!


やり直しました。
再度のスクレーパーで、完全にグロッキー。

木工は疲れます。

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2013年3月18日 (月)

久しぶりのスクレーパー

ちょっと特殊な形の小品を作っています。
特殊な形なので、特殊な加工が必要・・
昇降盤にフェンスを斜めにかける裏ワザで、表面に凹面を切り取るのです。

ここまでは良いのですが、この後が問題。
削った表面にはチップソーがこすったツールマークがびっしり・・
これをどのように取り去るか?

ペーパーだと埒が明かない。
外丸鉋が欲しいところですが、持っていません。
まあ、仮に持っていたとしても、径が合わないと意味が無いんですけどね。

そこで登場する武器が、スクレーパー。
雲形定規のような形をしたスクレーパーを取り出し、ちょうど合う径の部分を合わせて削って・・いやこすっていく。

私はどうもスクレーパーの技術が未熟で苦労するため、本当はあまり使いたくないのですが仕方がありません。
久しぶりに使いましたが、まあまあ切れ味もあり、そこそこクズも排出されるため、なんとかなりそうです。

しばらくやっていると、だんだん腕が痛くなってきました。
腱鞘炎になりそう (>_<)

悲鳴を上げながら、なんとか完了。
久しぶりのスクレーパー・・やはり苦労しました。

さて、この加工が終わるとこの作品も峠が見えてきます。
残りの工程でミスがないよう、慎重に進めていきます。

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2013年3月17日 (日)

危ないワークショップ

先日、とある芸能人のブログを見ていたら、その中でDIYをした時の記事が目に止まりました。
何やら合板のようなものをテーブルソーで切っているのですが、その姿勢が・・とっても危ない。

まず、姿勢が良くないのと、合板に対する左手の添え方が非常に危険で、押し方のバランスを間違えると回転刃を締める方向に材が振れ、下手をするとキックバックが起こる場面です。

件の芸能人は、特にDIY好きというほどでもなく、木工知識もないようです。
知識のないまま木工機械を使うのは危険極まりない無謀なことですが、驚いたことに、この人は木工ワークショップにて、そこのインストラクターのアドバイスをもらいながら加工していたようなのです。

しかも、その作業の写真を堂々とアップしているというご丁寧さ・・

このインストラクターの経歴はよくわかりませんが、少なくとも木工機械についての知識は殆ど持ち合わせていないのだろうなぁ・・・

作業姿も危険な上に、写っている木工機械は国の安全基準を満たしていない、言うならば違法なもの。
知っていれば、まず写真をアップしたりはしませんわね。

恐ろしいワークショップ。
このようなことは氷山の一角なのか??

これを読んでいるアマチュアの皆様・・まずは自己防衛のため、機械に対する正しい知識を身につけましょう。
後悔先に立たず・・怪我をしないようにくれぐれもご注意ください。

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2013年3月16日 (土)

タンスの引取

下関まで、タンスの引き取りに行って来ました。
おそらくは製作後60年ほどは経過しているであろう古いタンスで、引き出しや扉の建て付けを直して一部は再生し、残りはリメイクなどを考えています。

家具の修理再生、リメイクについては新作とは違った技術が必要となりますので通常はお引き受けをしていないのですが、現物を拝見したところ、大事に使われていたのでしょう、比較的状態もよく綺麗でしたので、私で出来る範囲でとのことでお引き受けをしたものです。

表面は、おそらく山ザクラではないか?
躯体には杉が使われており、この当時によく見られる作りです。

結構大きなもので、レンタカーを借りて引き取りに伺いました。
ハイエースのロングタイプ・・・でっか(@_@)

引き取り先は狭い道を入った住宅街で、対向車がくるとすれ違いが出来ないほど・・
そこになれないハイエースを乗り入れる・・プレッシャーです。

幸い車体をぶつけることも、こすることもなく、無事駐車。
えっちらおっちら運び込み、無事積み込み完了。
汗だくになりました。

引き返して工房に運び入れ、完了。
さて、今から折を見て、少しずつ手を入れていくこととしましょう。


20130316_001


タンスの横には、なんとダイヤル式チャンネルの家具調テレビが。
今でも映るそうです。

これって、ひょっとして、お宝??

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2013年3月15日 (金)

卒業式

昨日は次男の中学校卒業式でした。

ここだけの話、行くつもりはなかったのですが、家人は当然私も出席するものと思っており、そのつもりでいろいろと段取りを説明されたりしましたので、ここは家庭円満のため出かけることにしたものです ハイ

中学生といえば、言い方は悪いですが、人生の中で最もひねくれている時期ではないでしょうか・・
自分に対しても、親に対しても、先生に対しても、世間に対しても、さしたる理由もなく腹が立ち、無意味に斜に構えたりする時で、どうもあまり可愛くない (-"-)

まあ、自分もそうだったんですけどね。

まあ、そのようなことなので、式もしら~っとしてるんだろうな・・と思っていたのですが、さにあらず、とても感動的な卒業式でした。

1時間半にわたる式の間、全員ちゃんと姿勢よく座り、総代の答辞もなかなか見事でした。
式の終了後は、卒業生全員で卒業の歌「旅立ちの日に」を合唱。
ハンカチを取り出している父兄も多くいました。

その後、教室に移動して最後のホームルーム。
一人ひとり先生から卒業証書を手渡され、皆の前で決意を述べる。
泣き出す子もいたりして、ああ、良いクラスだったんだなぁ と思いました。

解散後も先生や仲間、また、父兄と一緒に写真を撮ったり、ほのぼのとした光景でした。

巷では、いじめ問題や、体罰問題など、教育をめぐる諸問題が社会問題として取り沙汰されていますが、我が息子の学年はそのようなものとは無縁だったようです(無論、小さないざこざなどはあるのでしょうが・・)
そのような環境で中学校時代を送ることができたのはありがたいことだったと、先生を始め、学校運営に関わった皆さんに感謝したいと思っています。

良い卒業式でした。
でも、真冬並みの冷え込みで・・ちょっと風邪気味だわよ・・・(-_-;)

いい曲です。

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2013年3月13日 (水)

今日は久しぶりの雨です。
雨量も多く、土砂降りの一歩手前くらい・・

木工にとって雨は大敵ですが、久しぶりにしっとりとした感じがして、これはこれでよいものです。

ここのところ晴天続きで、空気はカラッカラ、黄砂や花粉は飛びまくりで、PM2.5におびえている毎日でしたので、今日の雨はホッと一息つける精神的な恵みの雨とでも言えるでしょう。

しかし、予定していた木取りは中止せざるを得なくなりました。
雨でもできなくはないのですが、何かと不便なことも多く、また、薄暗い中では木肌の確認がしにくくなりますので、このような日は避けておいたほうが無難です。

代わりに、小物を進めることにして、午前中からしずしずとやっております。

湿った暖かな空気の中、屋根に当たる雨音を聞きながら木を刻むのもよいものです。

明日は晴れ。
今日は恵みの雨を楽しむことにしましょう。

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2013年3月12日 (火)

スッキリ

確定申告。
書類提出しました♪

スッキリ、便秘が治った気分。

さて、これで心置きなく作業に没頭できるぞよ・・

まずは・・・掃除から(*_*;

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2013年3月11日 (月)

あれから2年

あの日から丸二年となりました。
ここ一週間は、各放送局とも震災絡みのドキュメントなどが連日放映されており、それらを見るに連れあの日のことが鮮明に思い出されます。

3月11日 その日はこちら九州は天気もよく、ほんわかと暖かい実に穏やかな日だったのですが、ラジオで震災の第一報を聞き、あわててつけたテレビから流れてきた映像に驚愕しました。

こちらの平穏さと画面の中の前代未聞の異常さとの対比が自分の中でうまく吸収できず、白日夢を見ているような、現実感のない奇妙な感覚に襲われたのを覚えています。

津波、そして、夕方過ぎからは原発の話。
いずれも情報が錯綜し、果たしていったい今何が起きているのか?
その全体像を把握することもままならないまま、映像は各地の惨状を流し続け、インターネットは数秒単位で莫大なつぶやきを送り続ける・・

放射能は、影響があるのかないのか?
専門家の評価もまっぷたつに別れ、一体何が正しくて、何が間違っているのか?

情報リテラシーなどと言う言葉をよく聞きますが、その重要さを切実に感じつつも、その限界を思い知らされたのもこの時でした。

あれから2年・・・
何が変わって、何が変わっていないのか?

いや、おそらくは、その本質は何も変わっていない。
混乱が収束に向かい、若干余裕が出てきた分だけ利害計算が働き、様々な情報がより巧妙に操作されるようになっただけのことではないか?

この国をどうしたいのか?
あるべき姿とは?

自分なりにそれを考え続けてはいるのですが、依って立つ軸のようなものが見つからない。
このような浮遊感を抱えている人も多いのではないかなぁ?

様々に不安定な時代。
どこに自分の軸足を置き、価値観を確たるものにするのか?

不安定な時代・・・難しい時代になりました。

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2013年3月10日 (日)

灯油をどうする?

いきなり暖かくなりました。
暖かい と言うより、 暑い
ホントに、最近は春と秋がなくなって、いきなり冬から夏、そして夏から冬になるような感じがしますね。

さて、暖かくなると困るのは、灯油。
我が家は節電を兼ねて灯油で暖をとっているのですが、これをうまく消費しなければなりません。

しかし、昨日は室温20℃
これではストーブは点けられませんよね。

さて、どうする?


まあ、そのうち寒の戻りがあるでしょうから、その時にうまく使い切ってしまうようにと画策しているのですが、週間予報を見ても、あまり寒い日は無さそうです。
このまま春になってしまうと、どうする?

など、人から見ると実につまらないことでしょうが、こんなことで毎日悩んでいる小市民なのでございます。

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2013年3月 9日 (土)

やらねばならぬ

お尻に火がついてきました。

いいかげん、やらなければなりません。
確定申告。

憂鬱なことは先延ばしにして来ましたが、いよいよ提出期限が来週に迫って来ました。
申告終了したよ♪ なんてブログを見るたびに焦ります (^_^;)

とにかく、やらねばならないことはやらねばならぬ。
今日、明日で一気にやってしまいましょう できるかな できるかも できるはず できれば できる時・・・

トホホ

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2013年3月 8日 (金)

三重苦

ここのところ好天続きで湿度も低く、気温もそこそこ上がっているので、木工するには大変よい日和です。
近所からは沈丁花の香りが漂ってきて、この香りをかぐと「春だなぁ~」とついひとりごちてしまいますね。

しか~し、春になると問題も多く・・

まず、花粉
次に、黄砂
そして、新手の刺客である、PM2.5

特に、このPM2.5というやつは、その音の響きからしてなんとも凶悪なイメージがあり、どうにもいや~な感じです。

日々の天気予報で、花粉情報と黄砂情報は確認できるのですが、PM2.5情報は不明。
困ったなぁ と思っていたところ、福岡市がHP上でPM情報を流し始めました。

ところが、アクセスしてもつながらない。
アクセス集中しているためなのでしょうが、このような情報はリアルタイムで確認できないと意味がなく、せっかくのアイデアも活かせない状態なので、早急に何とかして欲しいと思っている次第です。

ちなみに、我町北九州市では、PM情報発信はまだやられていません。
公害を克服した環境モデル都市として売り出しているならば、この辺りも早急に体制を整えてほしいものでございます。


ともかく、花粉、黄砂、PM2.5の三重苦で、せっかくの春の陽気も今ひとつ楽しめない。
洗濯物も、布団も外に干せず、窓をあけることも憚られる状況はなんともはや・・・

困った時代になったものです。

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2013年3月 7日 (木)

下ごしらえ

一つの作品が終了し、次作を手がける間の時間。
さて、下ごしらえじゃ・・

木工は料理に似たところがあり、下ごしらえが大事。
材の選定、木取りや、各種板接ぎなどなど・・・

デザインチェックや、加工検討、図面作成なども下ごしらえといえるかもしれませんね。

以前は、ひとつの作品単位で下ごしらえをやっていたのですが、数年ほど前からひと月単位で行うように変更しました。
複数の作品の下ごしらえをすることで、より効率的な材料取りができるのですが、しかし、反面悩みも多くなります。

特に、綺麗な板に巡りあった時は、これをどの作品のどこに用いるのか?
その都度手を止め、天井を仰いでしばし黙考・・・なんてことが続き、ほんとに効率的なのか? ちょっと疑問も。

しかし、うまく行った時は本当に気分がよく、それだけでもう完成したような気分になってウキウキしたりもしますね。


昨日は一日中広葉樹を扱っていましたが、今日は針葉樹、パインと格闘です。
節があるので、さらに悩みは広がります。

悩ましい悩ましい下ごしらえ・・・
しかし、だから木工は面白いのでございます。

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2013年3月 6日 (水)

チェリーの天板昇降つき学習机

新作をご紹介します。

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チェリーの学習机です。
奥行きは530ミリと少し浅めですが、幅は1100ミリ、十分な広さがあります。

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最大の特徴はコレ!
天板昇降付きのワゴンです。

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天板を引き上げて机の横に並べると、広大なスペースが広がります。
宿題がいっぱいあって、資料をドーンと広げたいときなどは重宝しそうです。

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そして、使わない時は下げて机の下に収納出来ます。
これだと場所も取りませんね。


お客様からのメールによると、机が届いて、最初の宿題は読書感想文だったとのこと。
初めて自分のものになる家具・・・最初の宿題の思い出とともに、いつまでも大事に使ってもらえれば嬉しいですね♪

納品先 東京都

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2013年3月 5日 (火)

盗用される

ネットを見ていたら、画像検索で何処かで見たような写真が出てきました。
ああ、これ、過去の作例写真じゃないか・・・
HPに掲載している写真です。

でも、ちょっと変なんです。

と言うのも、カラー写真なのですが、作品以外の背景が白黒に編集されています。
????? (?_?)

で、クリックしてそのページを開いてみました。

すると・・・
それはとある家具制作会社のページで、私の作例写真が大きく掲載されています。
やはり、作品以外の背景は白黒に編集され、その会社の製作実績として紹介され、丁寧に価格まで記載されています。

やられましたね!


実は、このようなコピーのようなことは今までにも何度かあり、明らかにデザインを真似されているなぁ・・というものから、ひどいものになるとページを丸ごと、文章のテニヲハまでそっくりそのままコピーされたこともあります。
(この時は、指摘するのも面倒なので、私のページを全く新しく作り変えました)

しかし、作例写真をそのまま自分の会社の製作実績として堂々と掲載されたのは初めてです。
こりゃびっくりしたもんだ。

さて、この家具制作会社・・・他にもいくつかの”製作実績”として写真が紹介されています。
そこで、グーグル先生の類似画像検索を使って調べてみたところ、なんと、と言うかやはり、その他の写真のいずれも盗用であることがわかりました。

いやいや、こんなところがあるんだねぇ・・

さてどうする?
指摘しようか? とも思うのですが・・ どうも、この会社自体もその存在が怪しく、また、HPも開店休業しているような気配も漂いますので、ちょっとこのまま様子を見てみようか? などと思ってます。

興味津々。


ちなみに、掲載されていた価格は我が工房の半額程度。
これで商売が成り立つのか? 成り立つわけないよなぁ~ ホント

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2013年3月 4日 (月)

梅を見に行く

ホームページ更新しました →木工房シンプルHP

さて、昨日は良い天気で黄砂もそれほど飛んでない模様で空も青く、PM2.5も多分少ないんじゃないかと勝手な思い込みで、ちょっと午後から外出してきました。

向かうは、三岳梅林。
筍で有名な合馬地区の山あいにある梅林です。

梅は~咲いたか♪

というわけで行ってみました。

ここはその昔、三岳城という山城があった所で、背後は山に囲まれ、それがなだらかに平野へ落ちる裾野あたりが段々畑となっており、その一角に梅園が整備されています。

下から見ると、ひな壇に梅が並んでいるように見えて、なかなか風情があります。
また、道沿いには少ないながらも露店などが出て、観梅ムードの盛り上げに一役買ってました。
甘酒がことのほか美味しかったァ~

しかし、まだ三分咲きほどかな?
梅にしてはちょっと遅いようにも思われ、やはり今年の冬は寒かったんだなぁ などと思った次第。

ただ、紅梅はもう咲き誇っており、今が盛り。
これに白梅が加わると、それらが織りなすコントラストは見事だろうなぁ。

実は、三岳梅林に梅の時期に行ったのは初めてなのですが、山間の静かな所で、段々畑が広がり、禅寺の古刹やお地蔵さんなどが点在しており、陽気の中散策するには絶好のスポットです。

ピークは、多分今週末あたり・・・
こうなったら、頑張って仕事を進めて、週末に再度出かけてみようと思った次第です。

観梅と、そして、今が旬の筍を食す♪
これに日本酒があれば イヒヒヒヒ

この妄想だけで、今週も頑張れそうです。
週末、晴れますようにsun

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2013年3月 3日 (日)

材木運び

材木が届きました。
年に数回、材木屋さんから送ってもらってます。

さて、これを材木置場まで運ぶのが重労働なのです。

我が工房は、路地を奥に入ったところにありますので、トラックを入れることができません。
なので、トラックは前の道に駐車してもらい、そこから人力で運ばねばならないのです。

これがね・・大変なのヨね。

運送会社の人二名と一緒に黙々と運びます。
腰を痛めないように、肩を痛めないように・・
単なる力技ではなく、材のバランスを上手く取りながら、効率よい姿勢で運ばねばなりません。

10分ほどかけて、終了。
腕が笑ってます ホホホ

この材木運びは木工作業の中で最も力がいる仕事で、これができなくなった時が引退の時かなぁ?
10年後? いやいや15年くらいは・・・

と、そんなことを考えながら、笑う腕を抱えてこのブログを書いているのでした。

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2013年3月 2日 (土)

薄板削り

薄板削りをやっていました。
薄削りではなく、薄板削り。
その名の通り、薄い板を削ることです。

これが、結構難しい。

板は、薄くするほど反りやねじれが出やすくなります。
反った板は鉋がかかりにくく、難儀しますね。

駆け出しの頃は、これが大変で、ひたすら力を込めて押さえつけ強引に削っていましたが、その後大分知恵もついてきて、裏ワザなどを駆使しながらできるだけ短時間で収まるように工夫しています。

まあ、木工家の方ならばご存知のことばかりですが、湿らせる、ラップを掛ける、日に当てる、削り台を工夫する、クランプをかける、作業台の端っこを使う・・などなどの方法です。

ともかく、なだめすかしながら、鉋がかかる状態にもっていき、そこで一気に削り上げるという算段です。

今回は、550ミリ四方で、厚さ8ミリの薄板が2枚。
板接ぎをしたもので、その目違いを払いながらせっせと削り、何とか完成。

さて、これで今回の作品も胸突き八丁を超えました。
この週末に、一気に仕上げへと持っていくつもりです。

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2013年3月 1日 (金)

バンドソー タイミングベルト顛末

バンドソー顛末

先日バンドソーのタイミングベルトがダメになってしまったという記事を書きましたが、その後の顛末です。
今日、無事補修パーツが届きました。
確認してみると、うん、これで大丈夫。
週末にはメンテンナンス完了することでしょう。

と、一安心。

安心すると余裕が出てきて、ベルトをしげしげと眺めてみました。
すると、ベルト外周部に型番が印刷されています。

まあ、そりゃそうだよな。
パーツには大概型番が表示されているものです。

メーカー名は、聞いたことのないところ。
ベルトというと、日本では三ツ星ベルトが有名ですが、これに記載されているメーカーは知らないなぁ。

さらによく見ると、型番の横にMade in Japanの文字が・・・

ええっ(驚)
日本製なの????

それならば・・・と、ネットで検索。
すると、ありましたよ・・それが・・

型番と思っていたものは、実はベルトの規格表示だったらしく、いくつかの数字の組み合わせで全長、溝ピッチ、幅などを表現していたのです。
そして、なんとなんと、普通にネット販売されているではありませんか。

しか~も、値段は四分の一ほど  _| ̄|○

いや~まいったね、こりゃ。


でも、冷静に考えてみると、バンドソーメーカーも、設計の時にわざわざタイミングベルトを特注したりするはずないよね。
そりゃ、規格品の中から適当なのを選択して設計したはずですわ。

ならば、まずは規格品を当たってみるべきでした。
しかも、それが日本でも生産されており、規格も同じだったなんて・・

少々高い勉強代になりましたが、しかし、これで将来も安心。
買い換えようかと思っていたバンドソー・・・こうなったら、動かなくなるまで使い倒しますよ~

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