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2012年12月31日 (月)

同窓会

昨日は恒例の同窓会でした。
大学卒業後、毎年一度も欠かさずに、もう26年も続いている稀有な会でもあります。

参加者も固定メンバーの他に、たまに来るメンバーを入れて大体8名ほど・・
この状態で安定的に続いているというわけなのです。

私以外は皆会社員ですので、私にとっては組織の生々しい話を聞くことができるまたとない機会でもあり、なかなか興味深いものでありますな。


まあ、このご時世ですので景気の良い話などはあまりないのですが、今年一年、経済誌を賑わせた幾つかの事件についてはその裏事情などを聞くこともでき、フムフムなるほど・・などと思ったりしました。

なによりも、メンバーが皆元気なのが嬉しく、元気づけられます。
もちろん、50歳を目前とした面々ですので、仕事以外のプライベート面などについても様々の障害や悩みがあるのは皆共通です。
しかし、それを憚ることなく、また笑顔で開陳しあえるのは旧友が集まる会ならではのことで、これからもずっと続けていきたいと思うのでありました。


さて、そんなこんなで今日は大晦日。
ちょっと片づけ物をして、正月に読む本を物色して・・

後はこたつに入って紅白・・
そして、ゆく年くる年をちょっと見て、近所の神社へ初詣 という段取りです。


ともあれ、今年一年、この駄ブログをご覧いただきありがとうございました(_ _)
皆様も、良いお年をお迎えください。


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2012年12月30日 (日)

年の瀬にちょっと振り返ってみる

今年も残り僅かとなりました。

私といえば、大掃除はとうに諦め、小掃除くらいでお茶を濁している有様です。

それでも、今年は少し心を入れ替えて、年内納期のものは全て年内で納品を済ませてしまいましたので、例年に無く少々余裕のある年の瀬となってます。

なので、積み残しとなっている機械のメンテナンスや改造、また、刃の取替えなどもしたいと思っているのですが、しかし事務作業はまだまだ溜まっており、パソコンでシコシコとCGを描いているような状態です。

多分、明日の大晦日もそうだろうなぁ~ 


それにしても、今年は木工家志望の方が多くいらっしゃった年でした。
これほどの人数は過去にはなく、どうも木工人気はさらに増しているようでもありますね。

また、私にとっては開業後まる10年を過ぎ、11年目に突入した年でもありました。
当初の目標が10年生き残ることでしたので、まずはそれを達成できたことに安堵しているところです。

しかし、好転の兆しが見えない日本の経済状況を考えると、今からの10年が今までと同じような環境で推移するとは思えず、将来については常に未知数といった危機感が漂うようにも思われる昨今です。

今まで手作り家具業界というのは、よくも悪くも大きな経済状況には左右されにくいなどと言われていましたが、果たしてそのように楽観できるのか?

いずれにしろ、自身の道は自身で切り開くしかありませんね。


昨日、NHKでイチローのドキュメントをやっていました。
昨年、そして今年の前半と、かつての正確なバットコントロールが失われ、ヒットが出にくくなっていました。
イチロー自身もその原因を突き止めかねているようであり、画面からは苦悩する表情が随所にうかがえました。

いままで、イチローというと、極めて論理的で、自身の野球に対する姿勢や技術について理路整然と語るという印象がありましたが、昨日のドキュメントではそれとは全く異なり、複雑な表情を見せる新たなイチローがいました。

好きなことを商売としているが、しかし、商売でやっている以上、決して楽しい事ばかりあるわけではない。
プロとしての野球の楽しみと、草野球のそれとは違うものだ・・などとインタビューに答えていましたが、この言葉がやけに胸に沁みました。

イチローは不振から抜け出すために、ヤンキースという、よりハードな環境へ自分を置くことで退路を断ち、そこで結果を残しました。


さて、自分はどうする?
まあ、いまのところ特に不振ではありませんが、しかし、だからと言って今までのやり方を無批判に繰り返す、前例踏襲主義になってしまっては進歩はありません。

シンプルに・・・という言葉を弄しつつ、ひょっとすると受け身に入っていたかも?
などと神妙に考えているのは、これだけ多くの木工家志望者を面接したことと関連しているのかもしれません。

彼ら、彼女らの真摯な思いを目のあたりにすることで、改めて自分自身に問いかけるきっかけができたようにも思われ、そう考えると今年はより深く物を考えた年になったようにも思います。

などと内省しつつ・・・さて、事務作業の続きをせねば・・・汗

今年もあと2日、最後までジタバタでございます。

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2012年12月29日 (土)

大掃除

大掃除中、いや、中掃除中、いや、少掃除中

いやいや  掃除中。

(-_-;)

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2012年12月28日 (金)

オーディオラック

今年最後の新作紹介です。

20121219_002


大きなラックですが・・その用途は?

これ、オーディオラックです。
20121219_009


デジタル化が進んで、最近ではオーディオ機器もずいぶん小型になりました。
と言うより、オーディオという言葉が死語ににでもなっているような感もあり、時々家電量販店などに出かけても、オーディオ類は片隅に追いやられてしまっているようです。

しかし、アナログ機器や、高級オーディオの分野は今でも健在で、中年以上のマニアは実は結構いらっしゃるのです(とある、オーディオ業者さんより聞いた話)

その言葉を裏付けるように、年に数度はラックのご相談をいただきます。
レコードプレーヤーを置き、管球アンプを備え、どでかいパワーアンプなどを置くとするならば、生半可なラックでは力不足です。

20121219_014


ご希望をもとにデザインしました。
アナログ機器は、なんといっても放熱を逃がすことをまずは考える必要がありますので、このようにスケルトンのタイプとしました。

また、プレーヤーやアンプを置くのであれば、深い奥行きも必要です。
20121219_016


奥行き550ミリもあります。
これほどの奥行きは、市販品を探してもまず見つからないでしょうね。


納品の時、あいにくの雨。
雨間を待っていましたが、どうにも止みそうにない。

と言うことで、お客様にお手伝いいただき、雨よけの布をかけて一気に運び入れました。
F様、ありがとうございました。


Cimg2012


セッティング後の写真をいただきました。
モノラル仕様のお客様こだわりのセットです。

もし機会がありましたら、いつか音もぜひ拝聴したいですね~
我が工房、今年最後の納品となりました。
どうぞ、長くご愛顧いただきますよう・・・


納品先 福岡県

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2012年12月25日 (火)

永遠のゼロ2

ホームページ更新しました→木工房シンプル


つづき・・・・
物語は、宮部久蔵の人となりを浮き彫りにしていくのと同時並行に、アメリカとの戦争が一体どういうものであったのか、という実態についても明らかにしていきます。

ミッドウェー、ガダルカナル、ラバウル、サイパン等々・・ これらのキーワードで語られる戦いがどのような戦略的位置づけにあったのか、そして、それらの中で将官たちは、兵士たちは、どのように振舞ったのか。

これらについて、概観としてはある程度知っているつもりではあったのですが、それがいかに貧弱な知識であったのかを痛感させられました。

この小説は、最前線で戦った兵士たちの目線をずっと追い続けるのですが、それがために生々しい戦闘の実態が克明に描写されています。
戦争とは、つまるところは人を殺すことです。
勝つため、生き延びるためには相手を殺し続けなければならない。

平和な時代に生きている我々にとってはなかなか実感を伴いにくいことですが、殺すか殺されるかの論理が支配している戦時下においては、その中で各自が文字通り必死に自身の死と向き合うことを強制されます。
それは日本もアメリカも同じ事ですが、兵士の死を軽んじる日本に対し、兵士を生き残らせることを考えるアメリカとの対比を描く場面などもあり、このあたりからも当時の日本軍の性格が浮かび上がってくるようです。

日本はだんだん追い詰められていき、ついには沖縄戦へ突入します。

そして、かつては文字通り特別攻撃隊であったものが、徐々に通常作戦として特攻が常態化するようになっていく狂気・・・
そして、特攻の殆どは途中で迎撃機に撃墜されてしまうことや、敵艦にたどり着いても突入前に艦の機銃掃射で撃ち落されてしまう実態。

このため、どれほどの機が突入に成功したか分からないため、パイロットは敵艦発見の時から突入するまでモールス信号を打ち続けることが義務付けられており、基地の受信班は、このモールス信号が続いている長さで成功か、失敗かを判断したという事実。

ツーという信号音が途切れる時間で判断する。
短ければ撃墜されて失敗、長ければ成功。
いずれにしろ、ツー音が切れた時が、パイロットの死を意味したということ・・

やはり、私たちは戦争というものをこれっぽっちも知っていないように思い知らされました。


話を宮部久蔵に戻しますが・・・
彼は優秀なパイロットでありながら臆病者であり、戦場では逃げまわってばかりいた。

果たして、それは本当であったのか?

これ以上はネタバレとなってしまいますので書くのを控えますが、この小説を読み終えて、真の勇気とはどのようなものであるのか、ということを改めて考えさせられました。

死が是であり、美徳であった当時にあって、生き残りたいと言う言葉を公言して憚らなかった彼は、しかし、最後は特攻に志願して死を選びます。

何故・・・??
それを追い求めた先に発覚した驚愕の真実。
真の勇気とは・・・ 

読み終わった後に放心し、じっとその余韻に浸りたくなるような小説には滅多に出会えるものではありませんが、本当に数年ぶりにそのような小説に出会うことができました。


蛇足ながら、ベストセラーである故のことですが、書評などを読むと少なからず批判も目にします。
その一つ一つにはなるほどと思わせるものも少なくありません。

例えば、戦争体験者の告白にしては饒舌すぎる、とか、兵士は忠実勇敢で将官は打算卑怯であるという描き方が一方的、とか、戦争全体を俯瞰した見方になっていない、とか、過去の資料を並べて再編集しただけのものである、とか、現代を生きる若者の描写がステレオタイプなどなど・・・

確かに頷かされることも多くあります。
しかし、そのような批判をまとめて天秤にかけても、この小説の圧倒的な面白さの比ではありませんし、この小説が我々に投げかける問題提起はゆるぐことはないでしょう。

特攻兵士たちは何を思い、何を守るために死んでいったのか?
それらの思いに、我々は応えているだろうか?

背筋をしゃんとせねば・・・と思った次第です。


永遠のゼロ お勧めです。

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2012年12月23日 (日)

永遠のゼロ

永遠のゼロ(百田尚樹 講談社文庫)読了しました。
久しぶりに感銘を受けた小説でした。

この小説がベストセラーとなっており、どこの書店でも平積みされているのは以前から知ってはいたのですが、ベストセラーであるほど敬遠したくなるという生来の天邪鬼な性格のため、しばらく手にすることはありませんでした。

また、永遠のゼロというタイトルを見ただけでは、その意図するところがが俄には分からず、何やらファンタジー的なものかいなぁ などと勝手に思っていたものです。
(ファンタジーは唯一苦手な分野なもので・・・)

そんな折、とあるテレビ番組に著者の百田尚樹氏が出演しており、その際にこの小説に対するトークが交わされたのを偶然目にしました。

ゼロ・・・零戦のことだったのですね。
そして、特攻で散った一人の兵士を描いた小説であるということも・・

となると、これは読まずにはいられない・・
その足で本屋に行き、購入した次第です。


この小説の主要な登場人物である佐伯健太郎は現代に生きる26歳、司法試験を4年連続で落ち、目標を失いニートのような生活をしています。
それが、ひょんなことから自分の祖父のことを調査するという事態へ誘われていきます。

健太郎の実祖父は神風特攻隊に志願して、沖縄戦で死亡していたのですが、そのことを知ったのは6年前に実祖母が亡くなった時でした。

血がつながっている祖父であるとはいえ、もはや遠い過去の人であり、健太郎にとっては突然知らない幽霊が現れたような話です。
さほど興味も持たず調べ始めたのですが、祖父の戦友だった人に話を聞くに連れ、少しずつ祖父の人となりが分かり始め、同時に大きな疑問も湧いてくるようになります。

あの時代、大東亜戦争時に生きた若い世代に何があったのか?
彼らは何を考え、何に思いを馳せ、何を守るために死んでいったのか?

祖父、宮部久蔵はその中でどのように振舞ったのか?

物語は、当時の戦友たちへインタビューを行い、彼らの独白を聴くという形で展開します。

宮部久蔵は天才的な飛行技術、戦闘技術を持ったパイロットだったが、しかしその天才性とは裏腹に、臆病者とか卑怯者とのレッテルを張られることもある人物だった。

命を捨てることが美徳であると言われた当時の戦時下にあって、命を大事にする、生きて帰るということを言うに憚らず、戦場では逃げてばかりだった。

最初の頃にインタビューした人たちからは、これらのように否定的な評価が下され、健太郎は打ちのめされてしまいます。
臆病者・・・今の自分に重ね合わせ、目標を見失ってふらふらしている自分には、やはり祖父の血が流れているのだろうか?

さらに、健太郎の姉が慕う新聞記者からは、特攻隊というのは狂信的愛国者として洗脳された集団であり、特攻はテロ行為に等しいなどという言葉も浴びせられるのですが、それに対する漠然とした違和感を感じながらも、それを否定することも修正することもできないもどかしさ・・
考えてみると、自分はあの戦争のことを何も知らないということに思い至らされるのです。

ここに来て、私達読者は一気にこの物語に引きこまれていきます。
そう、この佐伯健太郎はまさに私であり、私達なのです。

あの戦争のことをどれだけ理解しているだろう?
神風特別攻撃隊とは一体いかなるものであったのか。
そこに志願した、あるいは志願を強制された人たちは、何を考え、何を思い、何を悩み、何に葛藤し、どのようにして死を受容していったのか?

ページをめくるたびにベールが1つずつ引き剥がされていくようで、次第にそれらの全体像が明らかになっていくのです。

つづく・・


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2012年12月21日 (金)

風邪

どうも風邪をひいてしまったようです。

微熱、鼻水、くしゃみ・・・

あすは納品なので、今日中に治さねば・・
ということで、今日は安静にしておきます。

みなさまもくれぐれもご用心ください。

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2012年12月19日 (水)

腕時計が

先日の日曜日、寒かったので午後から休みにして温泉へ行ってきました。
市内にある「あじさいの湯」

ここは、街中から離れ、山の中、谷間の風光明媚なところにあり、ちょっとした小旅行気分に浸ることができます。

ゆっくりと足を伸ばして温まり、湯上りはコーヒー牛乳taurus
休憩所には寝ることができるカリモク社製のパーソナルチェアーがあり、至れり尽せり。

ここで、読みかけの本(永遠のゼロ)を少し読み、ちょっと昼寝。
リラックス、リフレッシュして帰宅・・・

と、その帰りの車の中で気がつきました。
腕時計がない。

いや・・・ちょっと待てよ・・
そもそも腕時計なんてしてきたかいな?

そう、携帯を持つようになって、腕時計をする頻度はめっきり減りました。
なので、つけてきたか否か定かでない・・・

しかし、つけていたような気もするし・・・


この時計、実は私にとっては記念の時計です。
13年間勤めた会社を退職し、木工の道へ進む決意をした時に、その記念として購入したもので、当時かなり背伸びをして手に入れた機械式時計なのです。

あやふやなまま帰宅して家の中を探しても・・・ない。

これはやはり、温泉で紛失したに違いない・・・かも?
いや、ひょっとすると違う場所かも?

というのも、その前日にクリスマスライブパーティーがあったのですが、そこへ出席した時には確かにつけていたのです。

あの時かなぁ?
いやいや、しかし、パーティーから帰宅した時に外した記憶はあるし。

となると、やはり家の中かな?
しかし、ない。

となると、やはり温泉か?

と、思考は堂々巡り。


翌日、ダメもとで温泉に電話してみると・・・

「お預かりしています」との答 \(◎o◎)/!

早速その足で取りに行き、無事手元に戻ったという顛末です。


いや、本当に良かった。
と同時に、これを拾ってフロントへ届けてくれた方に感謝。

黙って持って帰っても決して分からないだろうに、きちんと届けてくれる。
日本って・・やっぱりいい国だよね。

ここのところ悪いことばかり起こって、また、なかなか将来に期待が持ちにくくなっているけれど、しかし、人の善意はまだまだ健在です。

日本に生まれてよかった・・・と、ちょっと大げさかもしれませんが、そのようなことを思った嬉しい出来事でした。

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2012年12月18日 (火)

思い出棚

新作を紹介します。

20121119_002


一般的にはオープン型仏壇とか、オープンタイプ仏壇とか呼ばれているものですが、あまり特定の宗教的形式には寄らずにデザインしたものですので、名前付もなかなか難しく・・・「思い出棚」と名付けました。

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当初は、ボックスタイプとしてご相談を頂いたのですが、箱の中にいるよりは、このようにオープンな場所の方がいつでも家族と一緒につながっている感じがするのではないか・・ということでこのような形になりました。

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基本となるデザインはお客様からイラストでご提案をいただきました。
それを元に、全体のバランスや細部の形を少しずつ決めていきました。

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素材はウォールナットとホワイトオークの組み合わせ。
これはとても相性の良い組み合わせで、膿色と中間色が落ち着いた温かみのある雰囲気を醸します。

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棚の上にはご本尊様用の立ち台を、そして手前には小さな飾り棚を備えました。

故人とのつながり方は様々ですが、お部屋の中でいつも家族とつながっているというこのような考え方も良いものだなと思います。

ちなみに、私の父は古く大きな仏壇の奥でにっこり微笑んでおりますが・・暗くてよく見えません (^^;
私も、オヤジのためにひとつ作ろうかなぁ?

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2012年12月17日 (月)

選挙一過

ホームページ、更新しました →木工房シンプルHP


衆議院選挙、予想通りの結果と言えそうですが、しかし、ここまで自民が大勝することは予想外でした。
この結果をどう見るのか? ということは様々な議論があるでしょうが、一町民として今回ほど悩んだ選挙はありませんでした。

論点だけでも、原発、TPP、外交・国防、消費税、福祉、行革・・と、どれをとっても優先順位をつけにくい大きな問題が目白押しであるのに加えて、政党の乱立が絡まり、もう誰に・・どこに投票すべきなのか? 分からない。

整理券を持って投票所へ行くまでのあいだも考え続け、投票用紙を手にしてからも考え、天井を見上げてため息をついたものです。


結果は自民大勝で終わりましたが、これは自民への積極的な支持ではなく敵失によるもので、それが小選挙区という選挙制度上の特性によって大きく振り子が振り戻ったということが一致した見方でしょうね。

20時の投票終了と共に、自民大勝とのテロップ。
全く同じ光景を、政党の名前だけを変えて前回選挙の際にも見ましたよね。

なので、選挙速報を見てもほとんど感慨も浮かばず、閉塞感は続いたまま・・・です。

何か新風を吹き込むために、第3極という選択もあったのでしょうが、実績がないまま雰囲気に流されることの愚を何度も繰り返してきて、さすがに有権者も学んだということなのでしょうか、思ったほどの伸びにはならなかったようです。

危機的局面になるほど、保守的な傾向になるのか?
かく言う私も、胸に手を当てて考えてみると、そのような傾向が確かにあるように思います。

ところで、前回の衆議院選挙前に、このようなことを言った人がいました。
自民は国をゆっくりと衰退させるが、民主は一気に崩壊させる。

当たらずとも遠からず??

政権が自民に変わった今、急速な崩壊に若干ブレーキがかかり、その衰退が幾分長く緩やかになるということなのでしょうか?

別に自民がダメだとか、政治に絶望しているとか、そのようなことは思ってはいないのですが、民主主義と言う、意思決定に途方もなく時間がかかる政治体制をとっている限り、物事はそう速やかには変わらない・・
良くも、悪くも。

そのような、何とも言えない、八方塞がりのような閉塞感。
このモヤモヤがおそらくは今後も続いていくのであろうことは容易に予想できます。

選挙一過・・・しかし、空は重くどんよりしたまま。
来年は良い年に・・・したいけれど・・・

諦観の冬です。

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2012年12月15日 (土)

将来は未知数

先日は建具職人の方がいらっしゃいました。

この秋に、勤務先の建具店が廃業となり、将来を模索中との由。
建具業界もやはり厳しいようです。

建具はメーカー品のカタログ販売が主流となり、それに逆比例して地元工務店への発注は減少しているとのこと・・ううむ。

私の訓練校時代の同級生が独立して建具屋をやっていますが、やはり建具のみで商売を回すのは厳しく、作り付けの家具なども同時に手がけている旨、先日遊びに来た時に語っていました。
家具は立体であるのが幸いしているのか、カタログではカバーしきれない仕様がどうしても必要になる場面がありますので、地元造作家具屋さんの活躍する場面はまだまだあるようです。


大量生産して価格を下げる。
デフレ下であることにかかわらず、資本の力と論理ではそれが是でありますので、同じ土俵に上がってこられると、資金力に乏しい中小の店はひとたまりもありません。

話を聞きながらも、もちろん、決して他人事ではないと危機感を新たにした次第です。

我が工房も、幸いにして10年以上続けてこられましたが、将来は常に未知数です。
今まで採ってきた方針や考え方、やり方が今後も不変に通用するほど甘くはないでしょう。


他の建具屋へ就職するのか? それとも独立するのか?
身の振り方を考えます・・・とのことでした。


さて、私はどうする?
来年は、そして、再来年は?


帰っていく彼の後ろ姿を見ながら、自問自答をしていました。


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2012年12月14日 (金)

公共事業も

数日前より工房前の道路が騒々しいことになってます。
ガス管の補修工事だとのこと。

アスファルトを切るカッターの音がけたたましい・・
まあ、私も毎日けたたましい木工機械を動かしているので、人のことをとやかくは言えませんが・・

ともあれ、ガス管に限らず、この時期はやたらと道路工事が多くなりますね。
あちこちほじくり返して、その度渋滞して辟易。

ちょっと前までは、また無駄な公共事業じゃないの (-"-) 
と、思っていたのですが、先のトンネル事故以来ちょっと考え方が改まりました。

やはりマメな補修工事や点検は必要だわね。

ガス管工事については事前に説明がありました。
なんでも、埋設後数十年を経て老朽化が心配されるので、新たに埋設しなおすとのことでした。

まあ、我が家はプロパンガスですので関係はないのですが、それでも地中でガス漏れがあったりしたらと思うと、やはり心配ですね。

ご迷惑おかけします <(_ _)> 
と、丁寧に挨拶されましたので、こころよくどうぞ・・・と申し上げた次第でございます。


で、数日前より騒々しい。
それがたまにキズではありますが、しかし、工事のあいだは我が工房も気兼ねなく機械を回せるというもの。

ご近所様にはご迷惑至極もありませんが、ガス工事、工房作業ともご容赦のほど、よろしくお願いします。

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2012年12月13日 (木)

ゴム糊と、シンナーと

フラッシュ製作中。
久しぶりにゴム系接着剤も使ってます。

だいぶ忘れていましたが、やっているうちにあれこれと思い出してきました。

接着剤やシンナーの香りで、訓練校当時の記憶がより鮮明になってくるようで、作りながら懐かしさに浸ったりしております。
(決してシンナー中毒ではありませんので、あしからず)

さて、加工も現在半ばというところ・・・
今から続きにかかります。

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2012年12月12日 (水)

フラッシュ

HP更新しました → 木工房シンプルHP

さて、工房開設以来10年以上が過ぎましたが、初めてランバーコアを取り寄せました。
ランバーコアとは、集成材の両面にベニアを貼り付けたもので、主にフラッシュ家具の芯材として使用されます。

ということは・・
そう、フラッシュ構造を取り入れようと思っています。

弊工房は、通常は無垢材を使うことを基本、原則としていますが、しかし、無垢材には必ず伸縮が発生しますので、なかなか厄介なことになります。
このため、設計に際しては、伸縮を逃がす遊びを設けるようにするのですが、今回手がける家具はどのようにしても逃がし構造を取ることができません。

いや、やれないことはないのですが、そうすると仕上がりがちょっと不格好になってしまって、これまた宜しくない。

(。-_-。) 

考えた末、動きがないフラッシュ構造を採ることにしました。


さて、初めて仕入れたランバーコア。
サイズは1200×2400ミリ  でかい。

横切り版にセットして切断しました。

でもこれ・・・コアに使われているのはファルカータかなぁ?
ファルカータ ・・・ ホームセンターで桐などと偽名をつけられている材です。

南洋材特有のことかもしれませんが、切断時に出る粉塵には刺激があり、吸い込むといがらっぽい。
今日はマスクが手放せない日になりそうです。

さて、久しぶりのフラッシュ。
訓練校時代のノートを取り出して、臨みます。

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2012年12月11日 (火)

ウォールナットのテレビボード

新作のご紹介。

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長さ2mの大きなテレビボードです。
狭い我が工房では取り回しがなかなか難しく、一部の加工は友人の工房を借りて加工をしました。

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シンプルな形ですが、大きな特徴は二種類の材種を組み合わせたところです。
本体はウォールナットで、枠内にはめ込む鏡板にはメイプルを使いました。

このツートンはお客様からのご要望で、ウォールナットを基調としつつ、一部に別の材種を用いて欲しいとのこと・・

となると、ウォールナット相性が良い木はホワイトオークか、メイプルなのですが、コントラストが鮮烈なのはなんといってもメイプルです。


20121203_011


ウォールナットの黒に、メイプルの白が対比されて綺麗です。

ちなみに、これは扉ではなく、大きな引き出しでございます。
(引き出した時の写真を撮り忘れてしまいました)


20121203_015


納品後の写真をいただきました。
大きなテレビが圧巻ですね。

工房でボードを見たときはその長さ、大きさが圧巻でしたが、大型テレビを置くことで両者がバランスしあって美しい収まりになりました。

壁や床とのマッチングも素敵です。
高級なウォールナットが、さらに高級に見えますね。

異素材の組み合わせ、ちょっと遊び心を盛り込んだテレビボードです。
お客様の自由な発想にお応えすることが手作り家具屋の使命・・・どうぞ、いろいろなご要望をお寄せください。

<(_ _)> 

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2012年12月10日 (月)

技術をめぐって

昨日は、訓練校の大先輩がやっているお店へ行ってきました。
ちょっと所要があって、車で40分ほどの距離を小雪舞う中走っていきました。

以前もこのブログに書いたことがありますが、小物作家として35年以上のキャリアをお持ちの大先輩で、その精密で遊び心のある数々のアイテムは、いつ見ても惚れ惚れします。

用事を済ませ、近況報告などの四方山話を・・・

でも、四方山とは言いつつも、お互い職業木工人なので、やはり話は仕事や商売の話題になりますね。

技術や技法は大切だけど、そればかりに目が行くと、一般の人の感性からだんだん離れるものになってしまうし、かと言って、技術が足りないと表現の幅が狭められてしまい、やはり魅力的な作品を生み出すことはできなくなってしまう。

考えてみると、プロのものづくりというものは、技術をどのように身につけ、どのように使い、あるいは技術とどのように付き合っていくのか? 
このような永遠に答えの出ない命題を延々と考え、悩み続けているようなものかもしれませんね。


新作を見せてもらいました。

おおおお・・・これはまさに目からウロコ というようなコロンブスの卵的作品でした。

これも、悩みの中から生まれてきたものでしょうね。


で、私といえば・・
やはり、悩みの中からひとつ新たな技法を取り入れようと思ってます。

それは・・・・(^+^)ナイショ

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2012年12月 8日 (土)

ああ 早とちり

ちょっと前のエントリーに書きましたが、オークションにはまってます♪
先日、落札した工具が届きました。

しかし・・・・

えっ?? 

違う。

いや、正確に言うと、違ってはいないのですが、足りない。
この工具は、二つのパーツのペアからなっており、それが両方ないとダメなのですが、片方しか入っていない。

おかしいなぁ・・

出品者が間違えたのかな?
と思い、もう一度オークションの画面を見てみると。


あ          (゚д゚)

なんと、写真には片方しか写っていないではありませんか。
そう、私の確認ミス。


(* ̄□ ̄*;


ペアだと勝手に思い込んだ早とちりでございました。
あちゃちゃわちゃちゃぎっちょんちょん 


まあ、でも、仕方がないね。
片方だけでも予備工具としてもちろん使えますし、また、片方だけの新品価格よりも安くは落とせたのだから、良しとしましょう。

でも、ペア価格からの圧倒的な割安感を感じててほくそ笑んでいたのが、完全に水を刺されてしまいました。

もうオークションは懲り懲り?
いいえ、次回はもっと注意して、説明文と写真を丹念に眺めて・・・リベンジしますよ(決意)

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2012年12月 7日 (金)

アレですよ、あれ

アレが来ました。

アレですよ、アレ・・
この仕事をやっていて、最も嫌なアレ・・・

それは・・


請求書 (-_-メ) 

やっぱり今月も来なすったね。
ひょっとして、年末のバタバタで忘れられているのではないか? など、ほのかに期待していたのですが、ヤッパリしっかりとやってきますなぁ。

しかも、同時に二通。

トホホ


開封するときは、そりゃもうドキドキもので、今月はあれも買ったし、これも買ったし、多分これくらいにはなるんじゃないかな? と、ある程度の目算をしながら開けるのですが、実際の請求金額は目算を上回っているのが常です。

そして今回も・・・  orz


いや・・この世から請求書なるものが消えてしまえば天国なのにね。
などと言っていても仕方がない。

払いましょう、耳を揃えて。


何かと慌ただしい年末。
支払いも慌ただしくなります。 (>_<)

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2012年12月 6日 (木)

バタバタしており

本日、ブログお休み・・・

スミマセン m(_ _)m

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2012年12月 5日 (水)

素朴な椅子

新作・・・ではありませんが、前日お届けした作品をご紹介。

20121119_012


素朴な椅子 と命名しています。

今から5年ほど前・・・
お客様から・・・素朴な感じのする椅子を作って欲しい とのご要望をいただきました。

その時、ちょっと軽くショックを受けたのを覚えています。
と言うのも、それまでは何とかオリジナリティーを出そうとか、画期的な機能を持った椅子にしようとか、とかく色気が先行するようなデザインを繰り返していました。

これは、木工家の方ならば分かっていただけると思うのですが、家具の中でも椅子については思い込みの度合いが一段と深くなります。

椅子については、古今東西、様々なバリエーションが発表され、それらの中には歴史に名を残した名作も数あります。
実用品でありながら、半ば芸術品のように取り扱われるのも椅子特有のことで、モノづくりを手がける人間ならば誰もが抱えているクリエイティブな仕事への憧れをそれなりに叶えてくれるアイテム・・・それが椅子なのです。

有名デザイナーから、駆け出しの木工人まで・・もちろんレベルは様々ありますが、それぞれ固有の椅子に対する思いを持ち、今でも数々の新しい椅子が誕生しています。

ワタクシも、御多分にもれずその端くれだったわけでございます。

そんなこんなで息巻いていた頃、素朴というキーワードにはっとしました。
独創性や、独自性を目指すあまり、いつの間にか実用性よりも芸術性の比重が高くなりすぎているのではないか?

そういう目で改めて色々な家具屋のカタログなどを見てみると、確かにそのようにも思えてきます。

いや、もちろん、そのようなものを求めている方もいらっしゃることでしょうが、反面、生活実用品としての機能をしっかり持った椅子はないものだろうか? そのような思いを抱いている方も少なからずいることでしょう。

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ごく普通の住空間において、デザイナー系の家具は主張が強すぎるでしょうし、かと言って、素朴といっても素人の手作りのようなものでは野暮です。

スタイリッシュでも野暮でもない・・・クラフトマンが作り上げた、生活に根ざした椅子。
クラフトマンシップが垣間見えるようなもの・・木工家として、そのような椅子を作るべきではないのか?

とまあ、大げさに書いてきましたが、そのようなことを思ったのでした。

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このたび、五年ぶりに別のお客様からご依頼をいただきました。
結婚10周年の記念として・・

大変光栄なことです。

生活に根ざした素朴な椅子、少しでもお引き合いがあるのであれば、これからも変わらず作り続けていきたいと思っています。

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2012年12月 4日 (火)

オークション

ここのところ、オークションにはまってます。

ふとしたタイミングで、とある工具の出物を見つけて以来、休み時間などに画面をチラチラと・・
結構マニアックな工具があったり、また、必需品、消耗品のために常に予備数を準備しておきたいものなどもあったりして、それらを発掘するのがちょっとしたゲーム感覚で面白い。

うまく行けば、とんでもない掘り出し物があったりね・・・(ΦωΦ)フフフ…

この数ヶ月で幾つか落札し、普通に買うよりも格安で常備することができました。


急ぎでない工具など、ボチボチと探していると、ひと月程も経つと何らか出品されてくるものです。
アラートをかけておくと、それに関するものが出品された場合、メールで知らせてくれるので便利。

このオークションシステム、よく考えられているわ(感心)


でも、あれこれ探しながら見ていると、出品者の事情などもすこしずつ分かってきて興味深かったりします。

手放す理由は、不要になったからや、在庫が余ってしまったからばかりではなく、よんどころない事情が垣間見えたりしてちょっと考えさせられることもあったりしますね。

また、終了間際でセリのライバルが出てくると燃えますなぁ メラメラ

そんなこんなで、喜んだり、考えされられたり、興奮したり・・・
気がつくと、すっかり虜になってしまったのでありました。


SNSには全く体質が合わないんだけどね・・・

さて、今日はアレを探してみよう・・・っと

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2012年12月 3日 (月)

木工オフ会

先週末は一年ぶりの木工オフ会でした。

この会はプロ木工家ばかりの集まりで、総勢5名程度のこじんまりとした会です。
この近辺は木工家同士の横のつながりが希薄な土地なのですが、その中でも気心の知れた仲間で自然発生的に立ち上がり、気がつくともう5年以上も続いています。

ちょっと早めの忘年会でしたが、街中は週末にもかかわらず人出はそれほどでもなく、北風の寒さとともに不況の影響を改めて感じたことでした。

まあ、それはさておき・・・
会は盛り上がりました。

特に、今回はこの度新たに開業準備中の新メンバーが加わっこともあって談論風発♪
木工家って、だいたい一人で工房にこもっていることが多いため、基本的に人恋しいのです。
なので、同じ志を有する仲間との付き合いは貴重で、互いが話す言葉には深く頷かされますし、いっときほどでも孤独を忘れることもできるのです。

話はもちろん木工のことが主で、ウラ話などのディープなものも・・・

一次会、二次会と盛り上がり、終電を迎える頃には皆さんよい気分。
お酒が進みすぎたメンバーもいましたが、無事終了しました。

一年ぶりの再会。
この一年間、いろいろなことがありましたが、やはりこうして皆が元気で顔を揃えることができたのが何よりです。

次回の再会を約束して散会しました。


さて、忘年会一つ終了。

残りは・・・ 
年末まで、続きそうです。

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