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2012年11月30日 (金)

寒い時期には

ちょっと寒さが緩んでホッとしてます。

寒い時期、木工も何かと大変ですが、少ないながらも良いところもあります。
それは、接着剤の硬化が緩やかになること。

昨日はテーブル天板の板接ぎをやっていたのですが、これ、真夏だと大変です。
塗布後、数分ほどで硬化、乾燥が始まってしまいますので、慌ただしいことこの上なし・・

何らかのトラブルで遅滞したりするとOUT。
接着段階での不具合は修復不可能。。。最初からのやり直しとなって被害甚大です。

なので、夏の時期は気温が比較的低い朝一番や、夕方以降を選んで行ったりします。

しかし、今の時期はこの点気楽♪
硬化が遅くなるので、余裕をもって鼻歌の一つでも歌いながらやることができますね。

ただ、これ以上気温が下がると要注意。
あまりの低温だと、硬化が著しく遅くなって、接着後の作業が進まないという事態に陥ってしまいます。
まあ、ここ九州では、それほどの低温は年に数度ほどしかありませんが、信州や北海道などの寒い地域の木工家は大変なことだろうと拝察いたします。

もう一つ・・・
オイル仕上げの際も、オイルの硬化時間が長くなりますので、やはり余裕をもって作業できますね。

オイル仕上げは、仕上がりの品質を上げるためには、オイルの濃度や拭き取りのタイミング、また、拭き取りの仕方など、かなり細かく、かつこまめな管理が必要で、夏場などは分刻みや秒刻みでちょこまかと動かねばなりませんが、この時期はその作業もゆったりと出来ます。

また、ゆっくりと硬化するので、仕上がりも良いしっとりしているような気も・・?


さて、寒の緩みもここ数日のことらしく、来週はまた寒くなる由。
今日は・・・オイル仕上げ、中塗りをやってしまおう。

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2012年11月29日 (木)

相性があるのかなぁ

この季節特有のことですが・・・
鼻づまりが・・・

鼻がつまると口で呼吸せねばならないので、寝ている時など口の中がからからになったりします。
また、何よりもつまらないのが、食べ物の味がよく分からなくなること。

ホントに、齢50を前にして、楽しみといえば食べることくらいしかないのに、味がわからないのはなんとも寂しいものです。

で、こんな時の強力な味方!
それは、点鼻薬。

昨年、初めて点鼻薬というものを試してみて、その驚異的な効果に狂喜乱舞したものです。
もちろん、今年もそれで乗り切ろうとしていたのですが・・・

???? 効かない。

???? なんで?

私の遺伝子を受け継ぎ、立派に鼻づまりになっている我が息子に聞いてみると、よく効くよ との返答。

????

私の体質が変わってしまったのか??


いろいろ考えて、ふと気づきました。
この薬、昨年使っていたものとは違うものです。

ひょっとして、薬に対する相性があるのかなぁ?

ということで、昨年と同じ点鼻薬を買ってためしてみると・・・

おおおおおおおおお 効くじゃないかぁ!!


ドラッグストアの薬なんて、だいたいどれも同じようなものじゃろうということで適当に選んでいたのですが、どうもそうではないものもあるようです。
ともあれ、鼻づまりについて、私にとっての特効薬が見つかったのは朗報です。

さて、次に見つけなければならないのは・・
せき止め薬  (-_-;)

この時期、薬が手放せません(寂)

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2012年11月28日 (水)

777777

このブログには、右側に来訪者数の累計を示すカウンターがついていますが、今朝のこと、ふと気がつくと、カウンターの数字が777772となってました。

おおおおおおおおお ゾロ目まで、あと5カウント。

これは是非ゾロ目を出して、その画面を記念にスクリーンプリントで保存しておこう♪
などと、まるで小学生並みにわくわくしていたのでございます。

しかし、ゾロ目を出すこと、簡単そうでですが、実は結構難しい。
と言うのも、同一人物が連続更新をしてもカウンターには反映されないのです。

誰か他の人のアクセスがあって、初めてカウンター数字が上がる仕組みなので、他者を待たねばなりません。

しかし、もちろん、誰がいつアクセスしてくるのか? また、何人アクセスしてくるのか? 全くわかりません。
なので、タイミングは・・・・勘です。

例えば、777775の時に誰か一人がアクセスしてくれると、その次に更新をかければ見事777777となるのですが、そううまく行くかどうか。。。。。


数分程度コチコチやっておりましたが、数字は上がらず。
そうだよね、朝の忙しい時に、こんなのんきな木工ブログなんて読まないわよね。

で、コーヒーを淹れ、メールを書いたりして少し時間を使い、その後アクセスしてみると・・・・
 
 777780  orz

ご訪問いただいた7名の方、ありがとうございました(_ _)


ところで、見事ゾロ目を引いた方はどなただったのでしょうか?
よろしければ、コメントでもいただけると嬉しいです。

豪華粗品を差し上げます。


ウソです

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2012年11月27日 (火)

冬がやって来ました

いや~ また気温が下がりました。
雨が上がって、寒波が流れ込んできたみたいです。

寒い・・・ なんていうと北国の人から怒られそうですが・・・ でも、寒い。

で、厄介なのは、気温が急に低下すると鼻炎の症状が出る体質であること。
案の定、朝からティッシュが手放せません。

おかげで、昼に行った洋食レストランの美味しそうなチキンカツ定食も、味が3分の1ほどしか分からず (-"-)

さて、今から鼻炎薬を飲んで、点鼻薬をシュッシュとして、仕事の続きにかかります。

冬が、やって来ました。

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2012年11月26日 (月)

ホワイトオークのテレビボード

昨日は下関の長府で紅葉を堪能してきました。
もう、紅葉でお腹いっぱい・・・ 来年の秋まで、十分持ちそうです(^_^)

さて、新作のご紹介。

20121109_001


ベンチでしょうか?

いいえ、ベンチに見えますが、違います。

20121109_004


実は、テレビボードです。

お客様からのご要望で、ベンチに転用できるテレビボードを・・・とのことで作りました。

・・・というのはウソで・・・・ まあ、一般的なキャビネットのような形ではなく、テレビとブルーレイ・レコーダーを置くだけの最低限の機能に徹したボードを・・とのご依頼にお応えしたものです。

20121109_005


形を見れば一目瞭然で、説明するまでもないミニマムデザインですが、唯一の遊びは天板両端の組手でしょうか。
これも、お客様たってのご要望をお受けして組手構造として仕立てたものです。

20121110_001


ご想像通り、このような使い方となります。
シンプルな暮らしには、シンプルな家具が似合いますね。

ちなみに、ブルーレイは近日中に購入されるとの由・・・
これからは、映画も楽しむことができますね♪

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2012年11月24日 (土)

紅葉狩りへ

勤労感謝の日、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか?

勤労感謝の日は、元々は新嘗祭の日であり、新しい収穫を神様に感謝する日ですね。
でも、今の御時世では、さしずめ勤労できることに感謝する日・・・ということになるのでしょうか・・

右肩下がりが常態化した昨今、勤労感謝の日の重みは反比例して増しているように感じられますね。

さて、私といえば、相変わらず工房でゴソゴソやっておりましたが、昼からは半休にして紅葉狩りへといってきました。

行く先は、白野江植物公園。
ここは、山の斜面を植物園として整備したもので、小規模ながらも四季を通して様々な景色を楽しむことができます。

紅葉は今が盛り。
もみじ谷と呼ばれるスポットがあって、ここは山襞が織りなす谷あいに一面にもみじが群生しているところで、赤あり、黄色ありで、それはもう見事でした。

次は、足立山山麓にある広寿山福聚寺。
ここは、旧小笠原藩の菩提寺であるところで、入口山門付近のもみじが真っ赤で見事。

京都あたりならば人が殺到して渋滞しそうですが、昨日は夕方5時前ということもあって、ほとんど人もおらず、ゆっくりと楽しむことが出来ました。

背景は小文字山、妙見山、足立山が連なる企救山地の東斜面になります。
山肌にもあちこち紅葉が遠望でき、それが一目八景のようなパノラマとして借景に展開しており、その前に佇む大きな金堂とのコントラストが見事の一言。

ちょっと天気があまりよくなかったのが玉に瑕ですが、堪能しました。

さて、今日は仕事。
明日は・・・晴れそうですので、今年最後の紅葉狩りへまた行ってこようと思ってます。

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2012年11月22日 (木)

力技

扉の鏡板を作りました。

幅は220ミリで、板接ぎで作ることにしよう・・と思いながら在庫をひっくり返していたら、調度よい幅広の板がありました。
厚みは50ミリ以上ありますので、これを挽き割れば板接ぎをすることなく、うまい具合に必要数2枚を取ることができます。

しかし、我が工房の機械で挽き割れるのは180ミリが限界。
さて、どうするか?

順当に考えれば、まず半分の110ミリほどに切断した後に挽き割り、その後矧ぎ直せば良いのですが、しかしなぁ~

接ぎの手間がかかるのは良いとして、矧ぎ直すとどうしてもつなぎのラインが出てしまいます。
柾目ならば殆どわからなくすることができるのですが、板目の場合はどうしてもつなぎラインで木目のズレが出てしまいますね。

う~ん (-_-;)

その時、訓練校の先生の言葉がフラッシュバックしました。
「アンタの両手は、何のためについてんのかな?」

そう、手鋸で挽き割れば良い。

両端面から昇降盤で引き溝を切ると、残りは60ミリほど。
長さは600ミリ。

60×600ミリを手鋸で切る。
ひぇ~

しばし考えるも、やってみよう!

やはり、接ぎのラインが出るよりは、一枚板のほうが絶対に見栄えは上ですわ。
いっちょう、やったるで。

切り始めました。
切っても切っても・・・(滝汗)

両側から切り進むこと約50分。
切断かんりょ~~う。

もう、ヘトヘトでございます。


でも、苦労したおかげで、ブックマッチの綺麗な一枚板が二枚とれました。
これで、完成時の見栄えはぐんと上がることでしょう たのしみ。

久しぶりの力技。
でも、昔の木工家はこのようなこと当たり前にやってたんだよなぁ~

機械の偉大さを改めて感じた出来事でもありました。

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2012年11月20日 (火)

長尺モノは

長尺キャビネットの製作中。
長いので取り回しが大変です。

しかし、一番大変なことは組立て。
打ち込みはもちろんできず、クランプで絞っていくしかないのですが、全長が弊工房所有の最長クランプを超えているのです。

さて、どうしたものか?

クランプのパイプを延長することも考えられるのですが、それだと重くなりすぎるし、狭い工房での取り回しがもっと大変なことになってしまいます。

さて、どうしたものか?

こうなったら、裏技で・・・


どんな裏技かって?
それは内緒・・と言うより、文章で説明するのは難しいなぁ~

ともあれ、裏技が使えるような設計をしなければなりません。
で、現在頭を悩ませながら設計しているところでございます。

さて、どうなることやら??

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2012年11月19日 (月)

大相撲へ行く

大相撲九州場所に行ってきました。

昨年初めて大相撲を見てハマッテしまい、今年も寒風の中いそいそと出かけてきました。
高速を降りたところにある市営駐車場に車を停めると、会場の国際センターはもう目の前です。

入り口には色とりどりの幟がはためいて、人だかりがあちこちにできており、嫌が上にでも気持ちが高揚します。
入口前の道路には、タクシーやら、マイクロバスやらが次々と停まり、中からはお相撲さんが・・

いや、でっかいね~ (@_@)

そして、和服の年配の女性陣や、いかにも高価そうなスーツ、ジャケットなどを着た紳士たちが群れ・・
タニマチの人たちかなぁ? 
まあ、私のような町民には縁がないセレブな人たちでございましょう。


入場してお弁当を買っていると、おお、新横綱の日馬富士が入って来ました。
小兵と言われていますが、いや、間近で見るとでっかいよ~

そして、その次には旭天鵬の入場・・・優しそうな顔をしてますね~


さて、弁当も買って、ビールを買って、ついでに日本酒も買って、となるとつまみがいるのでごぼうのピリ辛天を買って、準備万端。
枡席に持ち帰り、足を伸ばしておもむろに弁当を広げます。
幕の内をつまみに、一杯やりながら取り組みを見るのが醍醐味。 堪えられませんな~

中入り後に満員御礼の札が出たのですが、しかし、客の入りはどう見ても8割程度。
サバ読んでんのかなぁ???

まあ、それはさておき、幕内になるほどに場内はだんだん盛り上がってきます。
お気に入りの力士を応援する掛け声もあちこちから飛び、時には応援合戦になることも・・・

外国人の客も多く、言葉は分かりませんがそれぞれ盛り上がっている様子が伝わってきます。
この雰囲気を一度味わうと病みつきになっちゃうね~

この日は地元力士も順調に白星をあげていましたので、声援、拍手も昨年以上でした。
久しぶりの二人横綱が揃った場所でもありますしね。

ただ、やはりちょっと寂しいのが、上位陣に日本人力士が少ないことです。
白鵬や日馬富士も好きな力士ではあるのですが、やはり日本人の横綱が見てみたいなぁ~

最後は白鵬が順当に勝って終わりました。
弓取り式も見て、出口へ向かっていると・・・ なんと、通用口から知った顔が・・

なんと、魁皇ではないか。

客の間から声援が上がります。
ほんの数秒ほどのことでしたが、地元の英雄を目の前で見ることができました。

いや~良かった。

昨年の不祥事以降、人気の凋落が言われて久しい大相撲ですが、気合の入った取り組みを続け、また、日本人力士がもっと頑張ってくれると必ず人気は回復すると思います。

来年もまた来よう・・と思いつつ、打ち出し太鼓の音を背に帰途についたのでした。

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2012年11月16日 (金)

閉塞感

ついに解散になりましたね。

しかし、今回はほんとうに困りました。
だって、次は誰に(どこに)投票すれば良いのやら??

原発、TPP、消費税、国防(主に対中関係)等々・・
争点はたくさんあり、それぞれに対して思うところもあるのですが、考えに適う政党は無し。

う~ん。

まあ、選挙において全てを満足させてくれる政党などはなく、言うならば、どこの政党だったらまだマシなのかという消去法による投票しかないのは分かっているのですが、今回はそれも見当たらない・・・

う~ん。


ちょっと前までは保守対革新や、リベラルなど、ある程度の枠組みがありましたので、それにそって割り切ることもできたのですが、私の印象として、原発事故以降この枠組が完全に崩れ去っており、もはや保守だからこうだとか、リベラルだからどうだとか・・ 全く言えなくなってしまったような気がします。

現に自民、民主の政党内でもさまざまな争点に対しては様々な意見があり、況してや第3極なんて、さらに核がバラバラなのですから、仮にこれが主流を占めたところで、その行き着く先は今の民主党よりも酷いことになるであろうことは容易に想像できます。


う~ん。

とりあえずは今からひと月の時間がありますので、ゆっくり考えてみたいとは思いますが、さて、まだマシな政党は果たしてあるのか?

政治の閉塞感が日本を覆って久しく、選挙はその鬱屈した空気を吹き払う大きなイベントであるはずなのですが、今回は選挙そのものにも閉塞感が感じられ、どうにもこうにもやりきれない気持ちです。


本当に、困りました (-_-;)

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2012年11月15日 (木)

頭寒足熱? いや

長尺物の制作をしています。
長さが2メートルほどあり、弊工房での加工限界に近い長さです。
(狭小工房の悲しさでございます)

まずは板接ぎですが、板接ぎのキモは、とにかく真っ直ぐな板を作ることです。

これが簡単なように見えて、実は結構難しい・・
特に長尺の場合は反りやねじれの影響がより顕著になってきますので、加工は慎重にしなければなりません。

教科書通りであれば、まずは凹面を手押しカンナで削って平面にし、次にはこの平面を基準として、反対側の凸面を自動鉋で平らに削り、正確で真っ直ぐの材にしていくことになるのですが、長尺の場合はこの通りやってもうまくいきません。

木には内部応力があり、削ることによってこの応力が解放されますので、それによってまた新たな反りが出てくることがままあります。

なので、平面が出ないからといって自動鉋でどんどん削っていると、応力解放により材が反跳し、反り方向が逆転したりします。

なので、両面を削り過ぎないように、すこしずつ削っては反りの変化を見ながら、適宜、適切な部分を削っていくようにしなければならず、これが神経を使います。


このようなとき、寒い気温は適しています。

なぜでしょう?

それは・・・・低温が木の加工に適しているから・・・ではなく、寒いほうが頭が働くから でございます。
人間側の問題ですわよ。


上記のように、真っ直ぐに仕上げるのはめっぽう大変で、一回削るたびに考えを巡らせなければなりません。
なので、暑い日などはそりゃ大変で、ただでさえ暑さでめげているところに冷静な判断をするのはかなり難しい・・・

その点、寒い日は良く、考えている間に体も暖まってくるようです。
頭寒足熱とはよく言ったものです・・・ いや、弊工房の場合は頭寒足寒 かな?

ともあれ、うまく平面も出せて、板接ぎも無事完了しました。
めでたしめでたし。


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2012年11月14日 (水)

3年間頑張ってみると

ひぇ~ 急に寒くなりました。
ヒートテック着て、シャツの上にジャンパーを羽織って、最後はダウンベスト。
もこもこしながらやっております。

そのような中、木工家志望の方ご来訪。
今年は訪問者が多いです。

聞くと、今年仕事についたばかりなのですが、訳あって現在休職中との由・・
このまま退職して、木工の道へ とのことでした。

20代前半、若い!

う~ん (腕組)
どのようにお答えすべきなのか?


木工を目指すのであれば、できれば早いほうが良いのは分かってます。
しかし、大学卒業後、職についたばかりの時期にそれを辞するのはどうなのか?
隣の芝は青いということで、現在の立ち位置にしっかりと根が降ろせていない頃は、他の道が光り輝いて見えるものでもあります。

実は、三年前ほどにもまったく同じような方がいらっしゃいました。
やはり、就職早々で職場に馴染むことができず、木工へ転身したいとのことでした。

その時は、とにかく3年間は今の職場で頑張ってみませんか? と申し上げました。

新入社員の頃は、学生時代とのギャップに誰しもショックを受け、また、組織にありがちなベキ論や建前論に辟易したりして、とかく組織の悪いところばかりが目につくものです。

しかし、どのような仕事でも、組織でも、3年間一生懸命頑張ってみると良いところも悪いところも含めた全体像が見えてくるはずです。
悪いところもある反面、きっと良いところもずいぶんあることが分かるはず。

仕事の喜びも感じることでしょう。
また、将来の展望や、自分の進むべき姿もよりはっきり見えてくることと思います。

その時に至ってなお木工への気持ちが変わらなければ、その時に改めてまた相談に来てください。
と、申し上げました。

気がつくと、あれからちょうど三年。
その方はまだいらっしゃってませんが、その代わりというか、奇妙なことですがその時と同じ場面が違う人によって再現される事となりました。


今回の方は、詳しく申し上げることはできませんが、状況は少々複雑で、今後の判断をするのには難しい判断、あるいは決断も必要となりそうですが、しかし自分の人生は自分で決めるしかありません。

とりあえず3年は・・・とのアドバイスを同じようにいたしましたが、それを咀嚼した上で納得行く結論を出して欲しいと思ってます。

もう一度考えてみます。
と、笑顔を浮かべて北風の中を帰っていく彼の後ろ姿が印象的でした。

一度きりの人生・・・無駄にしないように ネ♪

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2012年11月13日 (火)

下関へ行く

先日の日曜日、午後から時間が空いたので散歩に出かけました。
ちょっとそのへんをぶらぶらするつもりだったのですが、駅前まで来て、思い立ってJRに乗り込み、ぶらりと下関まで足を伸ばしました。

下関は、その昔の若かりし頃、幾つかの思い出がある地です。
あの頃は、若かったなぁ~ (遠い目)

しかし、ここ数十年ほどはすっかりご無沙汰で、まったく足が遠のいたままでした。

久しぶりの関門トンネル。
抜けるとすぐに下関駅です。

降りてびっくり。
まずは駅舎が無くなっています。
数年ほど前に放火で焼失したことは分かっていたのですが、あの特徴的な三角屋根が消えているのは寂しいですね。

代わりに、駅前には超大規模な空中回廊(ペデストリアンデッキ)が張り巡らされています。
一旦ここに上がると、信号とも車とも関係なく、あちこちの目的地にそのまま直行することができます。

はぁ~ 変わったね~

で、その当時の思い出の場所を何箇所か訪ねてみました。
変わっているところも、変わっていないところも・・・ 懐かしさにちょっと涙腺が・・・

次いで、ここは幕末の歴史が残る地でもあります。
駅前の観光図を記憶して、主に高杉晋作ゆかりの地を幾つか訪ねてみました。

歩くほどに晋作の文字があちこちにあり、やはり地元のヒーローなのだなぁ と感じた次第。
でも、私の街にあった小倉藩にとっては敵だったんだけどね。

ちょっと面白くなって、さらに高台の方まで行こうとしたところで・・・雨。
残念・・・


数時間ほどのショートトリップでしたが、でも十分楽しめました。
近場でも、まだまだ知らないことがいっぱいあるんだなぁ・・

今度は、天気の良い日にスキットルボトルにウィスキーでも入れて、駅前でかつサンドを買って、改めて出かけるつもりです。

いや・・・それとも・・・ この時期、ふぐのランチを食べるのもいいかな?

下関・・密かなマイブームになりそうです。

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2012年11月12日 (月)

チェリーのサイドテーブル

寒くなりましたね~

と言うことで、新作のご紹介(関係ないけど)

20121029_018


サイドテーブルです。
以前、ローテーブルをご注文いただいたお客様からのご依頼でした。

091114_053


これが当時納めたローテーブルです。
これと同じようなイメージで。。とのご依頼です。

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テーブルの特徴は、天板端面の丸み、脚の丸み・・など・・
そこで、これを踏襲したデザインとしました。

20121029_023


ちょっと深めの引き出しもご要望をお受けしたものです。
結構・・・入りますよ。

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天板サイズは600×550ミリ。
一人だったら、ちゃぶ台代わりに十分使えるほどの広さです。


このように、雰囲気をあわせて作ることができるのも手作り家具ならではです。
先のテーブルと合わせて、どうぞご愛顧いただきますよう・・・

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2012年11月 8日 (木)

訓練生と機械屋さんと

昨日、訓練校の生徒がいらっしゃいました。
今年6人目、今年は熱心な人が多いようです。

訓練状況については以前聞いていた内容と変わらず、熱心に木工を学びたいと思っている人にとっては必ずしも満足行く訓練内容ではないようです。

この事については以前も書きましたし、どうしても批判的な内容になってしまいますので再度書くことはしませんが、訓練校においてはそのあるべき姿を是非もう一度考え、お役所仕事的な杓子定規を改め、生徒の期待に応えられる体質に変えていってほしいと切に願います。

これを読んでいる関係者の方がいらっしゃいましたら、是非よろしくお願いします。


で、この話はここで終わり。

今日は機械屋さんがいらっしゃいました。
新しいチップソーと、ベークライト。

ベークライトは、横切り盤の刃口板として使用するもので、先日注文して待ち望んでいたパーツです。
今の刃口板はオーク製なのですが、もうだいぶくたびれてきており、なんだかんだで刃口のクリアランスも広がっていました。

これが広がると、小さな切り落とし剤などがキックバックを起こす原因にもなりますので、けがをする前にベークライトに変えて限りなくゼロクリアランスを目指そうという計画です。

さて、その前に昨日来の椅子を組み立ててしまわなければ・・・ネ。
では、今から午後の製作に掛かります。

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2012年11月 7日 (水)

椅子を作る

椅子の製作中。

いや~椅子作りは楽しいです♪
家具作りの中でも、椅子作りは特有の高揚感がありますね。

まあ、商売として考えると、椅子はなかなか採算が取りにくいアイテムではあるのですが・・(汗)

椅子で採算を上げるためには、なんといっても各種治具を完備し、工程を標準化し合理化することが必要です。

こんなこと書くと量産工場と変わらないような感じがしますが、家具作りが仕事である以上、規模の大小にかかわらず、製作工程をできるだけ合理化していくのは大事なことです。

しかし、問題も・・・

工程を標準化、合理化すると、次第に作るものの形が決まってくるようになります。
まあ、これは当然のことで、合理化するということはその椅子にもっとも適した工程を追求していくことですので、それ以外への応用がだんだん利きにくくなるのですね。

一方、工程に融通性をもたせると多品種への応用もできる反面、製作のスピードアップも頭打ちになってしまうことになり、これがジレンマとなります。


そこで、私の場合は定番の椅子については治具などを完備して最速で制作できるようにしていますが、それ以外については出たとこ勝負(オイッ)で行うようにしてます。

で、今制作している椅子は定番品ではなく、出たとこ勝負。
工程について一応の目安はたてますが、製作が始まると今までの経験をフル導入して最も良いと思われる加工方法で行います。

これが・・・楽しいのですよ♪
何故って? それは、ちょっとしたゲームのような感じもあり、今の自分の力を再確認する良い機会にもなり、それに、なんといっても椅子作りは理屈抜きに木工の醍醐味を味わうことができるからです。

さて、現在工程は7割方完了。
今からまた工房へ向かいます。

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2012年11月 6日 (火)

思い出箱

昨日の続きのような内容になりますが・・新作のご紹介。

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今までにも幾つかお誂えをして、我が工房の定番になりそうな作品、思い出箱です。
故人への思いをしまっておく箱、ということでこのような作品名をつけました。

一般的にはもちろん仏壇ということになるのでしょうが、やはりその性格上、宗教色が強くなりすぎますので、現代の住宅環境に置くと違和感があることもありますね。

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故人との繋がり方というものは人によって様々です。
もちろん宗教や宗派の形式に則った方法も良いものですが、自身の納得いく形で繋がることができるのであればそれが一番ではないかとも思います。

大事なことは、形よりも思い、あるいは心 なのでしょう。

20121029_012


これはただの箱です。
しかし、中に収納するものによって、それは故人に対して自分の思いを馳せるよすがへ変わります。

ちなみに、中段にある小さな棚は、御本尊様を安置するため、それに合わせた寸法で設計しました。
形式は全く異なりますが、しかし、これで立派な仏壇になることでしょう。

また、人によっては写真や故人が使っていた時計、メガネなど・・・
また、引き出しの中に思い出のビデオテープなどを収納された方もいらっしゃいます。

大事なのは思い、心。
作品を通してそのお手伝いができること、大変光栄に思います。

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2012年11月 5日 (月)

思いを込める 思いを受け取る

先日打合せに行ってきました。
ご近所さんで、車で5分ほどの距離・・・ジョギングして行っても良かったかな?

ご相談内容は本棚についてだったのですが、手作りで記念に残るものをどうしても求めたかったという事情をお聞きしました。

詳しいことを書くことはできませんが、故人をいつまでも忘れないように・・・との思いを込めたものとして欲しいというご要望です。

背筋がしゃんとする思いがします。


実は、このようなご依頼は年に数度ほどいただき、これまでにも故人を偲ぶよすがとして、仏壇や、仏壇をモチーフにしたものや、完全に無宗教で形式にとらわれないもの・・など、いくつかの作品をお誂えしてきました。

ご依頼主共通の思いとして、故人と自身を結ぶ絆のようなものを求めておられる故、どこでも手に入るような物ではなく、やはり一品製作の固有のもので、思いを込めることができるものを・・という切なる願いがあるのだと思います。

そのため、制作側の私としても、その思いを受け取り、それを形に変えて行かねばという使命感がひしひしと沸き上がってきます。
通常の家具以上に気持ちが高ぶるのです。

しかし、タイミングとは奇妙なもので・・
同様の作品を数日前に納品したばかり。
また、やはり同様の作品を今手がけています。

そのようなときに、同様のご相談をいただいた次第・・・・


偶然? それとも・・・・?

いや、そんなことはどうでもよいこと。

ご依頼主の思いを形にすること・・・
手作り家具屋として、最も大事な使命です。

さて、どのような本棚にするか? 鋭意検討中です。

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2012年11月 2日 (金)

電卓と私

事務作業・・・(-_-;)

その事務作業に欠かせないもののひとつ、それは、電卓です。

電卓が現れたのはいつのことだろう?
記憶をたどってみると、あれは小学生の頃、シャープだったかカシオだったかが、手のひらサイズの電卓を発表したことを覚えています。

当時は電子蛍光表示盤が使われていて、あのぼーっと光る緑の表示にロマンを感じたものです。

友人宅が小さな会社を経営しており、休みの日などにそこの事務所に忍び込んで、電卓をあれこれいじるのが密かな楽しみでした(電卓フェチ)

価格は、確か 12,800円
当時の貨幣価値を考えると、決して安価なものではなかったと思いますが、それでもあのコンパクトなサイズは驚異の目で迎えられ、大きなヒット商品になったのではなかったかなぁ  

大学時代は関数電卓が必需品でした。
その当時、表示は蛍光盤から液晶に変わり、電池寿命も大幅に向上したっけ・・
しかし、液晶はどうも味気なく、蛍光盤ほどのロマンを感じることはなくなり、電卓は単なる道具となってしまいました。

電卓と私。
ロマンから道具への変遷です。


ところで、今使っているのはホームセンターで売っている700円ほどのもの。
家具の計算や、また、見積算出などであればこれで十分。

時々必要となる立体角などは、パソコンを使ったり、もしくは現物合わせです。


今日も見積計算のために使っていました。
が、誤って机から落としてしまいました。

斜めから落下・・嫌な予感。

拾って調べてみると・・・やはり・・・液晶表示がOUT。
700円は、700円でございます。

でも、これで3年ほどは使ってんだからね、仕方ないね。


というわけで、今日は電卓を買いに行きましょう。
ロマンを感じることもなく、おそらくは最も安い 700円の電卓を買いに・・・ね。

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2012年11月 1日 (木)

寒さと接着剤

寒くなったので、ダウンベストを引っぱり出しました。
もう20年ほども前に購入したもので、普段着ることも無くなったので作業用に下ろしたものです。

古いモデルなので今の品に比べるとかなりモコモコしていますが、アウトドアメーカーの品ですので防寒性はバッチリです。

このように、寒くなってくると作業着の選択も大変ですが、接着剤にも気を使います。

接着剤は、気温によって硬化時間がかなり変わるので、それを見越して工程を組み立てねばなりません。
硬化時間などのスペックについては説明書などに記載されており、基本的にはその指示に従って作業をすすめるわけなのですが、しかし場合においてはその限りではありません。

例えば、水性接着剤の場合は、木が水分を含んで一時的に膨張することがあります。
そして、硬化・乾燥するに従って再び収縮に転じてくるのですが、その割合や時間などは必ずしも一定ではなく、なかなか厄介なものです。

このため、硬化後の目違い払いや削り合わせなどをどのタイミングで行うのがベストなのか?
難しいですなぁ


先日ブログに書いた組手加工も無事終わり、接着も完了、クランプも外しました。
私の場合、組手には二種類の接着剤を同時に用いており、それぞれ種類が異なり、また硬化時間は大幅に違います。

なので、接着後、安定状態に達するまでの時間をどのように見極めるのか・・・さらに厄介です。

で・・・ 数日放置

スペック推奨値に対し、倍以上の養生時間をとるようにします。
もちろん、温度計を見ながらですね。


このように、とかく接着剤は厄介です。
暑い時は硬化が早すぎ、寒い時は遅すぎる。

これらを見越して・・・工程もそろそろ冬モードに変えていかねば・・
というわけで、現在工程立案中でございます。

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