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2012年3月30日 (金)

一品製作と 大量製作と

年度末ギリギリで、いくつかの山を迎えていますが、昨日一つの山に区切りがつきました。

保育園への納品、椅子40脚 完了!
新築開園は来月初め・・・
ギリギリでしたが、間に合ってほっとしました。

小さな椅子ですが、さすがにこの数になると一人では大変で、友人の木工家氏との共同作業で一気に作り上げました。

大変でしたが得るものも多くありました。
同じ形でも、少数ロットと多数ロットでは工程の組み立てや作業の仕方が微妙に異なります。

例えば、工具を右に置くか左に置くかで時間が数秒異なったとしても、累積すると大きな時間差となりますし、また姿勢の違いで疲労の累積も異なります。

作業補助の治具を作ろべきか? それとも、そんなもの作らずに力技でやってしまったほうが良いのか?
事前検討でもわからないことは多く、手探りしながらの製作ではありましたが、それでもまあまあ効率的に進められたのではないかと思っています。


我々のような手作り業界は、一品物の製作が大半を占めていますので、いきおい製作スタイルもそれに則したものとなりがちです。
しかし、大量・・・というほどでなくても、複数のものを同時に製作するときはそれでは効率が悪く、数に応じた柔軟なスタイルの変化が求められます。

久しぶりのことでしたが、このような経験ができたのは収穫でした。


さて、今週からは通常の一品製作へ戻っています。
腰を据えて、しかし、やはりスピード感を持ちながら・・・やっていきます。


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2012年3月28日 (水)

猪突猛進にも

ここ数日、木工での開業を間近に控えた方数名と色々な話をする機会がありました。

いろいろと熱い話を聞いていると、私も昔の記憶が蘇ってくるようです。
私の起業は10年前のことになりますが、その当時は肩をいからせ、気炎をあげていたものです。

とかく、自分をハイテンションにしておかないと不安に潰されてしまいそうになるのです。


無性に人恋しかったのもこの時期で、訓練校の仲間と別れて突然一人だけの世界に放り込まれると、その孤独をどのように扱って良いのかわからず、大した用事でもないのに同級生の工房までしばしばでかけて行ったりもしました。

また、作品ができるたびに母校である田川訓練校に出かけたり・・
とかく、何かと口実をつけて人とのつながりを保とうとしていました。


日本全国には、今まさに開業準備をしている木工家予備軍の方たちが大勢いらっしゃることと思います。
誰もが大きな希望と、またそれと同じくらいの不安を抱えていることでしょう。

孤軍奮闘で頑張るしかないのですが、疲れた時はちょっと周りを見渡してみてください。

同業者でも、取引の業者さんでも、前職の仲間でも、親戚でも、そして、もちろん家族でも。
必ずつながりはあるはずと思いますので、世間話でもしてみてくださいな。

猪突猛進にも、時々は休息も必要です。

ちょっと一服して・・・・また走りだしてください。

がんばってくださいね!


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2012年3月26日 (月)

秘密作業 終わり

秘密の作業・・完了しました。

いや、想像以上に大変で、いろいろな意味で良い経験でした。
また、途中で飲み会があったり、風邪を引いてダウンしたりと波乱万丈で、激動の一週間でした。

明日からは通常の工房作業に戻ります。
通常作業も工程は遅れ気味で、お客様には迷惑をおかけするばかり スミマセン (_ _)

ともあれ、ブログの定期更新も復活しますので、引き続きご愛顧のほどよろしくおねがいします。

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2012年3月23日 (金)

秘密の作業

ブログ更新が滞ってますが、ちょっとこの数日、とある場所で缶詰状態になり、日がな一日目を三角にして木工作業に勤しんでおります。

もうちょっと続きそうですので、また少し更新が不定期になるかもしれません・・・

落ち着くまで今少し・・スミマセン (_ _)

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2012年3月19日 (月)

パインの本棚

新作のご紹介・・・
パインの本棚です。

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サイズは1800×2150ミリで、今まで製作した最大のサイズです。

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大きかったので、狭い工房内で取り回すのは大変。
素材がパインで軽かったのが救いでした。
これがオークだったら、多分、制作は無理だったかも?

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上下二分割構造で、お部屋の中で組み立てます。
お届け先は、ここから600キロほども離れたご遠方。
このように、大きなものでも、ご遠方でも、大丈夫ですよ。

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収納力は抜群。
たくさんの蔵書も綺麗に収納できます。

本の整理にお困りの方・・是非お問い合わせください。

大きくても・・ご遠方でも・・・ 大丈夫ですよ (^^)v

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2012年3月18日 (日)

ケータイ変更顛末

巷ではスマホが何だとか、アプリがどうとか賑やかですが、アタクシはケータイに関してはホント化石時代の人種でございます。

電話ができて、ちょっとしたメールが打てればそれで良い。
だって、ケータイって携帯電話なのですわよ。

なので、巷の騒ぎからは全く蚊帳の外で、一人骨董品のような携帯を使っているわけなのですが、このたびようやく機種変更しました。

なぜって?

それは、サービスが終わってしまうからなのです。

docomoのムーバを使っていたのですが、この3月末でムーバサービスは終わりとのこと。
なので、フォーマへ取り替えるよう再三再四docomoから案内が来ていました。

2年も前からですよ・・・

でも、別にその必要性も感じないし、めんどくさいし で、放っておいたのですが、このままだと3月末で契約の強制解除になってしまうという警告のような案内が来たので、重い腰を上げたという次第です。

docomoショップに行くと、なんと50分待ちだとのこと。
なんだろうね・・・これ。

しばし待ち、順番が来て店員との打ち合わせ。
ご希望の機種はありますか? と問われたので、別にありません、電話とメールが出来ればそれで良いです。

インターネットは? 必要ありません!!(きっぱり)
だいたい、携帯でネットをしなければならないほど忙しくありませんわよ ホホホ♪

ゲームや歩数計などになる機種も・・・ 要りません!!(いらんわね、そんなもん)

店員さん、困った様子で・・ どうも、電話が出来れば良いというようなサービスは無い模様。
なんだかんだとオプションがついてくる。

全部いらないんだけどね・・と言うと、そういう訳にはいかないらしい。
とにかく、オプションが勝手についてくる・・ しかし、最初の3ヶ月は無料とのこと。
そんで、必要なければ3ヶ月後にオプション契約は解除できます ということでした。

そんな事言われても、そんなオプション必要ないのは分かりきっているし、3ヶ月後に解除するのもまた面倒なので、今ここでオプション無しの契約にしてもらえないか? と尋ねても、どうもそれはできないらしい。

そのかわり、機種購入料や契約金、契約解除金などが全て無料になり、つまりただで新しい機種が手に入る由。

・・・・ あざといやりかたですな (ーー゛)


まあ、それでも月々の支払は現行と殆ど変わらないし、3ヶ月後にオプション解除すれば半額ほどにもなるから、それでいいや。 ということで、ショップの在庫にあったものをどれでも良かったので適当に選んで帰ってきました。

これであと数年は行かなくて住む。
どうも、携帯ショップって 苦手なんだよなぁ~

ちなみに、店内はほとんどスマホで埋め尽くされていました。
まあ、あっしには関係のない話でございます ・・

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2012年3月16日 (金)

勘違い

先日のこと・・
電話がかかってきました。

「こんにちは、プラネットジャパンと申しますが・・」

来たっ・・・
また何やら怪しげな勧誘だろう。

このように、横文字の会社名には即警戒モードが発令するのが習慣になっております。

社名を聞き返します 「もう一度社名をおっしゃってください」

「プラネットジャパンです」

・・・

まあいいや。
で、どのようなお話ですか?


「実は、オイルについてお話をさせていただこうと思いまして・・」

オイル??
オイルって??

だいたいこの手の電話は、ホームページのアクセスアップか、インターネットモールへの出品依頼か、光インターネットの勧誘か、電気料金が安くなりますなどと相場が決まっています。

ところが、オイル??

オ・・イ・・ル  オイルぅ~?

何のオイル? サラダオイルか?

と、軽く混乱していたら・・


「私ども、家具のオイルを扱っていまして・・」


ここでピーンと来ました。

ああ、ひょっとして、プラネットカラーですか?

「そうです、そうなんです」


そうなんです。
プラネットカラーという家具オイルの販売店からの電話だったのです。


な~んだ(警戒モード解除)

という訳で、その後色々とお話をさせていただきました。


プラネットカラーは以前使ったことはあるのですが、諸事情あって今は別のメーカーの物に切り替えています。
しかし、改めて話を聞くと、やはり魅力的なオイルであるには違いありませんので、日を改めて工房で直接話を聞かせてもらうことといたしました。


とんだ勘違いでしたが、このような家具に関する売り込みであれば歓迎です。
新しい情報をお持ちの営業マンの方・・・お待ちしております。


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2012年3月15日 (木)

こども机

新作のご紹介。

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ローテーブル? センターテーブル?

いえ、これ、こども机です。

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以前こども椅子をお届けしたお客様からのご依頼で作成しました。
お子様二人が横に並んで使えるサイズとのご要望で、幅900×奥450ミリという大きさです。

こども机のサイズとしてはだいぶ大きめですね。

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天板はアルダー集成材。 脚はパイン。

いずれも軽い素材ですので、こども用家具としてうってつけです。


また、お子様が大きくなってからは通常のセンターテーブルなどとしてもちろんお使いいだけますので、長きに渡って重宝することと思います。


サイズは自由に変更可能!
ご希望の方、是非お問い合わせくださいませ (^^)v(営業スマイル)

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2012年3月14日 (水)

すっきり

ようやく確定申告の書類を書き終わり、昨日郵送してきました。

毎年のことながら、いつも喉に小骨が刺さったような憂鬱感があるこの時期ですが、出してしまえばすっきり。
ただ、税金は引き落としにしているので、来月の入金通知を見てまたげんなりすることになるのですが・・

この時期、税金でしょ、車の任意保険でしょ、車の税金でしょ、そして国民年金の一括振込でしょ・・と、たてつづけに高額の出金が続くのがたまりませんなぁ ホント。

そんで、昨日は給湯器の修理費まで・・トホホホ

まあ、今年はそれでも車検がないのが救いですが・・


ともあれ、義務を終えてすっきりした朝を迎えております。
今日は朝から天気もよし・・

よ~し、この時を見計らって板剥ぎをやってしまおう。

晴れは明日まで・・
貴重な天気を有効に利用しなくちゃね。

と、申告が終わった途端に前向きになっている、極めてわかりやすい性格のアタシでございます。

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2012年3月13日 (火)

高いお風呂

寒の戻り・・というより、寒の居座りとでも言うべきでしょうか・・寒いですねぇ 毎日。

寒い日々、楽しみはゆっくりとお風呂に浸かること。

ところが、一昨日のことです。
お湯がちょっとぬるかったので、追い焚きをすることに・・・

すると・・???
あれ? 温かい湯が出てこない。

出水孔に手を近づけても、暖かさを感じない。

おかしいなぁ。

一度スイッチを切って、再度入れてみました(PC再起動の癖がここにも・・)

追い焚きスイッチON!
おお、温かい・・・
しかし、それも10秒ほどで終わり、また元通り。
温かくない。


これはいよいよおかしいぞ。

ということで、自動お湯はりスイッチを押してみたり、再度電源を入れなおしてみたりしてみましたが、ダメ。

何度かそんなことを繰り返していたら、突然ピピピピピという警告音。
あわわわ・・

これは本当におかしい。

それ以降、各スイッチを押すたびに警告音がなる始末。
故障だな。


メンテナンスに来てもらいました。
すると、内部の熱交換器から漏水しているとのこと。
修理費6万円 ・・・がぁ~ 。゚(゚´Д`゚)゚。

でも、仕方がない。
承諾しました。

メンテナンスの人は、まあ、熱交換器を取り替えれば大丈夫でしょう、こちらのバルブは問題なさそうですので・・と言いながらバルブ底面を触っていましたが・・・あれっ と表情が変わる。

あららら ここも  漏れているみたいですね。
こちらも取り換えが必要になりますので、合計すると77,000円になりますね。

_| ̄|○

崩れそうになりました。

でも仕方がない。

ということで、2日を経て先ほど修理が終わりました。
今日は温かいお風呂には入れそうですが、なんとも高くついてしまったものです。

まあ、設置から10年以上になりますので・・しゃーないね。

でも、77,000円あったら、カツ丼が128杯も食べられるのに・・・・・


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2012年3月12日 (月)

確定申告

重い尻を上げて、今日は一日確定申告と格闘します。

早くすっきりしたい~

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2012年3月11日 (日)

1年経ちました

あの日から一年が経ちました。

震災当日、午前中は長男の中学校卒業式でした。
昼過ぎに帰宅してきた長男と、カミさんを加えて三人で外食に出かけ、ごく普通の昼下がりを過ごしていました。

食事が終わって車での帰宅中、車載ラジオのスイッチを入れ、いつも聞いている地元の番組を選択しました。
時刻は3時少し前、その時に聞いたアナウンサーの声が、私にとって震災の第一報となりました。

震度6強 との声。
どこやら東北の地方らしい・・

震度6強と言えば、阪神淡路大震災並の揺れのはずで、これは大変だと思い、すぐにスイッチをNHKラジオへ切り替えました。

NHKではすでに地震関連の報道に完全に切り替わっており、各地の震度が次々と報告されていました。

だいぶ広範囲にわたって揺れたみたいだなぁ・・
と、家族で会話しながら聞いていると、次いで入ってきたのが津波の情報でした。

津波警報が発令されていますとのアナウンス。
それを聞いて、昔社会科で習った知識がフラッシュバックされてきました。

三陸はリアス式海岸が多いので、津波の被害が起きやすい・・


津波の高さは、最初は2~3メートルなどと報じられていたように記憶しています。
これが高いのか低いのか? 全く分からないまま聞いていました。

すると、徐々にアナウンスされる津波高さの数値が上がっていき、あれよあれよと思っている間に津波警報から大津波警報へと切り替えられ、また各地の津波到着予想時刻が次々と伝えられるようになって来ました。

アナウンサーの声も心持ちトーンが上がっているようにも聞こえ、緊迫感が増し、ここに来てさすがにこれはただごとではないかも・・と、言い知れぬ不安に襲われたのを覚えています。


帰宅してすぐにテレビのスイッチを入れました。
NHKの画面は、海岸の定点観測カメラでしょうか? そこからの固定映像を流していました。

それを見るかぎり、画面から特に変化は確認されず、まあ、あまり大したことはなさそうだな・・などとひとりごちていました。

しかし、まだ津波の到着時刻には早い。
変化のない画面ですが、そこから目を離すことはできません。

すると・・

少しずつ、本当に少しずつ水位が上がっていくのが映し出されます。
そうなんです、最初は本当に少しずつ・・という感じでした。

しかし、やがてそれは加速度的に増し、水の流れは剛流、あるいは奔流というべきか・・圧倒的な圧力で流れこんできます。

車が、流されています。
定点なので、流される先はわかりません・・・
しかし、目の前を左から右へ、次々と車が流れ去っていきます。

右側に写っている高架道路は高さ10メートルほどもあったのでしょうが、いつの間にかその橋桁の真下まで水位が迫っていました。

何が起きているのか?
目から映像は入ってくるのですが、おそらく脳がそれを処理できていない。
全くの非現実・・・一体何が起きているのか?

そこでカメラが切り替わりました。
上空からの映像・・ 広い平野を撮影しています。

川が流れており、そこを水が逆流しています。
上空からなので水位はよくわかりませんが、やがてそれが堤防を乗り越え、田園地帯へと拡散していきます。

カメラは高度を下げ、それにともなって細部がリアルに伝わってくるようになりました。

家が・・・・のみ込まれている。


ここに至って、初めて自分の中で非現実が消滅し、顔がほてり、足が震え、画面に向かって叫んでいました。

「逃げろ・・・逃げてくれ・・・たのむ」


それが3月11日のことでした。

その日、ここ北部九州は極めて穏やかな天気で、卒業式日和だね などと言っていたものでした。

そして、こちらではその穏やかさは一日中変わらず、ただテレビ、ラジオ、そしてインターネットからの狂乱とも言える情報に翻弄されるばかり・・・
平穏さと、画面に映し出される映像との鮮やかな対比は、得体のしれぬものに蹂躙されるような底の知れぬ恐ろしさを感じさせ、いったい日本はどうなってしまうのだろう? と、生涯初めて本気にそんなことを考えていました。


あれから一年。

この一年をどのように捉えるのか、それはひとりひとりすべて異なることでしょう。
生涯忘れられない3.11 それを改めて考えてみたいと思います。

黙祷

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2012年3月10日 (土)

朦朧と

昨日は木工関連者が集まっての情報交換会(飲み会)でした。

あまり酒が強くない私は、いつもはスローペースで飲むように心がけているのですが、昨日はちょっとペースが速かったのか、途中から意識がどこかに行っていたような??

せっかくの情報交換会なのに、なんだか遠くで声がしているような、していないような。
自分の前に薄皮が一枚あるような、無いような・・・

小一時間ほど、朦朧としていました。

その後、回復。
烏龍茶で締めくくるという、なんとも気合の入らないことでございました。

そんなこんなで、今日は少し二日酔い気味。

確定申告の準備をしようと思っていたのに・・後回し。
ああ、これもだんだん日限が近づいてきている・・汗

毎年のことながら、嫌なもんですな。

明日 やろうっと。

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2012年3月 8日 (木)

高い!!!

家具の納品・・
ご近所さんであれば直接配達に伺うのですが、ご遠方の場合や大型家具の場合は業者さんへの委託をしています。

今日は業者さんの引き取り日。
梱包が終わり、トラックへの積み込み。

手際よく、毎度のことながらプロの仕事だなぁと感心させられます。

そして、伝票の確認とお支払い。

・・・・

えっ  (@_@)

高い。

too expensive


ありゃりゃ?
見込みよりも1万円も高いぞ。


?? と思いながらも支払い完了。

釈然としないので、当該業者のHPで確認。
間違ってない、確かにこの価格(まあ、当然でしょうが)

つまり、私の見込み違い。

お客様には事前に送料を含めた価格で契約を交わしていますので、もちろんこの差額を請求するわけにはいきません。


ああ、1万円あればカツ丼15杯は食べられるのになぁ・・

と、カラになった財布を振りながら嘆く今日の朝なのでした。

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2012年3月 7日 (水)

困ったもんだ

菜種梅雨にはまだ早いと思うのですが、雨続きです・・

困ったもんだ。

気温が上がってきたのはありがたいのですが、こう雨続きだと工程が限られてしまい難儀なことです。

このようなときのために小物などの工程を調整弁としているのですが、それも徐々に尽きてきました。

週間予報は?
やはり雨。

困ったもんだ・・・ ホント

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2012年3月 5日 (月)

火の魚と尾野真千子

ドラマ 火の魚 をみました。
NHK広島の作で、2年ほど前の作品の再放送です。

主演 原田芳雄  尾野真千子

原田芳雄には遺作のような作品になってしまいました。
そして、尾野真千子は言うまでもなく今の朝ドラ「カーネーション」のヒロインで、今や全国的な顔になってしまった感がありますね。

尾野真千子を知ったのは、やはりNHKのドラマである「外事警察」が最初で、その後、映画「クライマーズ・ハイ」などで見かけましたが、彼女の女優としての卓越した演技力、才能に驚愕したのはこの「火の魚」でした。

室生犀星の小説が原作で、それを渡辺あやがドラマの脚本として仕立てたものです。

年老いて落ちぶれた作家と編集者の物語で、扱っているテーマは「死」です。

詳しい内容はネタバレともなってしまいますので割愛しますが、老作家にとって死が身近であるのは言うまでもないことですが、若き編集者も同じく死というテーマを抱えていました。

互いに救いようのない孤独を抱えた者同士が、その孤独を共有することによって奇妙なつながりが生まれてくるのがこのドラマの本筋で、話の展開の中で例えばオスカー・ワイルドの「幸福な王子」の主人公である王子とつばめの死が挿入されたり、また、飼っている金魚を殺して魚拓をとる場面など、否応なく死を間近に見つめることが散りばめられており、死を通して二人が少しずつ近づいてゆく展開が絶妙です。

話はあくまでも静かに、淡々と進んでいきます。
最近のドラマにありがちな演出過剰や饒舌で中身のないセリフなどは一切なく、表情と情景描写で視聴者を引き込み、静かに、しかしグイグイと引っ張っていきます。

画面から目が離せません。

原田芳雄は言うまでもないことですが、このドラマにおける尾野真千子の存在感は圧巻とも言えます。
名優とがっぷり四つの卓越した演技で、あくまでも静でありながら、それが醸しだす緊張感は見事というほかありません。

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とんでもない女優がいたもんだ と、思ったものでした。

その後、尾野真千子はカーネーションのヒロインとして大きくその才能を知られることとなりました。
当時からのいちファンであった私としては嬉しい限り♪

願わくば、近い将来に同じコンビ 脚本:渡辺あや 主演:尾野真千子 で、大河ドラマをやってほしいなぁ。
朝ドラのお決まりをカーネーションでことごとく破壊してきたコンビ。
きっと、演出過剰の最近の大河にも、大きな革命を起こしてくれることでしょう。

お願い、NHKさん!!


最後に、原田芳雄について・・・
実は、火の魚の撮影当時にはすでに癌に侵されていたとのこと。

彼がドラマの最後で言うセリフはこうです。

 「俺とて、あとに続くのにそんなに時間はかからんさ。 だが、それでも叶うなら、今生どこかでまた会おう、な・・」
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いま、改めてこのセリフを聞くと、全身に震えが走ります。
俳優って  すごい。


見逃した方・・・ NHKオンデマンドで視聴可能ですよ♪

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2012年3月 4日 (日)

キングデラックス

砥石を買いました。
中砥石。

いつもの、キングデラックス大型 #1000  (マツコデラックスではない)

赤茶けた色から、通称「赤レンガ」などとも呼ばれているようですが、数多の砥石の中でも最も標準的、ポピュラーな一品でしょう。

そのへんのホームセンターで普通に売られています。


砥石も様々で、ネット上でもあれこれといろいろな議論がされています。
私もそれらを参考に、他の砥石も幾つか試したりしましたが、結局またこの赤レンガに戻ってきました。

癖がなく、研磨力も強い。
難点は、磨耗しやすく、マメな面直しが必要となることかな。


なもので、過去には硬口の砥石を試したりもしたことがあるのですが、硬口のものは総じて砥糞が表面に固着しやすく、刃が研磨される前に砥糞上を上滑りするようなところがあり、一長一短といった感じ。

そんなこんなで、いくつかの浮気も経験しながら、またキングデラックスに戻ってきた次第です。

薄削りの世界ならば様々な砥石論があるようですが、実用ベースであればキングで十分。
なにより、安価なのが良いですね。
正真正銘、普段使いの砥石 と言えそうです。


今回の購入で5個目。
およそ2年半で一つの砥石をすりつぶしている計算になります。

さて、では、今から研ぎにかかるとしましょうか・・・

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2012年3月 2日 (金)

慎重に

キャビネットを作っています。
これが、ちょっと特異な構造をしています。

キャビネットは、だいたい左右対称であったり、また上下の桟や内部の木組みなどは寸法や構造が共通していることがほとんどなのですが・・と言うより、共通になるように設計するのですが、今回はそうは行かない。

左右こそ対称ですが、内部は上から下まで全て異なる寸法で、全て異なる木組みです。
だって、そうせざるを得ないんだも~ん (-_-メ)

そんなに複雑なデザインなのか?
と問われると、これが正反対で、完成した時の見た目は極めてシンプル。

しかし、見た目がシンプルだからといって、中身がシンプルになるわけではありま温泉。
むしろその逆のことが多く、シンプルに収めようとするとその背後を支える内部構造はむしろ複雑になってしまことがよくあります。

設計で悩みに悩んだ構造。
久しぶりにほぞ周りのレイアウト図を描きました(間違えないようにね・・)

それを見ながらホゾ穴を掘っていくのですが、さながらパズルのようです。
勝手墨を2度、3度と確認して慎重に進めています。

不思議なもので、込み入った構造であるほど加工には慎重になるのでミスは少なくなります。
今のところ・・ノーミス。

さて、今日は構造の最終仕上げ。
ミスがなければ、いよいよ組立に掛かります。

慎重に、慎重に・・・ やります。

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2012年3月 1日 (木)

パインのソファー

新作のご紹介・・・

パインのソファーです。

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実は、このアイテム・・・
奥行寸法を間違えて製作してしまうという大変な失態をおかしてしまった過去があります。

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座面の奥行きは座り心地に大きく関わります。
通常は45センチほどで製作することが多いのですが、深めの座り心地がお好みとのことで、通常よりは奥行きを増して製作するべきものでありました。

20120224_012


ところが、製作時に勘違いをしてしまったのか、いや、考えすぎてしまったのか、通常奥行きで設計をしてしまったのです(*_*;


このため、最初に納めた物はお引取りをさせていただき、この度再制作した物をお持ちいたしました。

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大変な失態であるにもかかわらず、にこやかに受け止めていただき恐縮するばかり・・・

2が月遅れのお届けとなりましたが、大変喜んでいただけました。


改めて・・思い込みはいけませんね。
長くやっていると、いろいろな寸法が頭の中にインプットされますので効率は上がるのですが、しかしそれが自分の常識となり、知らず知らずのうちにそれに対する疑いを感じなくなってしまうようです。

今回のことは、座面の奥行寸法を再認識するよい機会となりました。
奥行き違いの2作品を座り比べることで、改めて奥行寸法と座り心地との相関性が身にしみたように思います。


昨日のメールコミュニケーションの件もそうですが、ちょっとこの頃慢心のようなものがチラホラと・・・

戒めなければ・・ホント!!

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