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2011年11月13日 (日)

TPPって2

TPPについては、その全貌が曖昧模糊としているため、賛成派、反対派のいずれの意見も情緒的、感情的なものに終始するきらいがあり、それが問題をさらに複雑にしているような印象があります。

なので、私自身もTPPについてはかなりあやふやな認識しか持っておらず、果たしてこれをどのように解釈すべきか定見がありません。
いきおい、これからの記述もあちこちへ振れ、支離滅裂となる可能性があること、あらかじめお詫びを申し上げます(_ _)


改めて、TPPについて・・・
私は反対派に属しますが、しかし、一方で賛成派の主張もよく理解できます。

人口減でこれからの内需が期待できない日本にあっては、海外の新たな市場へモノを売っていかねば産業が立ち行かなくなり、それが日本の国力をすこしずつ引き下げることになっていく・・という論です。

この論を聞くたびに、いつかきた道・・と思うのは私だけでしょうか?

かなり大胆な飛躍をするようですが、市場を世界規模に拡大して経済を押し進めるという考えは、その根っこは過去の帝国主義と同じように思うのですが・・

違っているのは武力の実力行使を伴わないことと、表向きは他国の主権を侵さないということで、一見穏やかに見えますが、その本質はやはり各国のエゴや思惑が交錯する静かな戦いといった感があります。

帝国主義の末期に日本は開国を余儀なくされました。
紆余曲折ありましたが、明治の開国によって否応なく帝国主義の戦いの中に放り込まれた日本は、敗戦によってその幕を閉じることとなりました。

あの戦争をどのように評価するかということについては百論あって、未だに国民すべてに共通した歴史認識がもてないでいますが、個人的な意見としては、あの時代にあってたとえ日本がどのように振舞ったとしても、結局は帝国主義末期の渦に巻き込まれざるを得なかったのは間違いなく、その結果は大なり小なり似たようなものであったのではないかと思っています。

なんとか主義やイデオロギーなどは、いっときはその勢力を拡大しても、やがて時間と共に制度疲労を起こし、必ず終焉を迎えます。

今、資本主義がその制度疲労を起こしているのではないか?
識者の間で囁かれていることですが、私も実感としてそのような思いを強くしています。

先進国において、ほぼ例外なく経済の停滞や縮小が慢性化しているのがその証左で、膨張を前提とした資本主義の根本が揺らいでいるような気がします。

TPPや韓国で問題になっているFTAなどは、あたかも資本主義末期の断末魔の悲鳴のようにも聞こえてしまいます。

とするならば、日本も好むと好まざるとにかかわらず、いつかきた道のごとくこの中に巻き込まれざるを得なくなるでしょう。
と、かなり悲観的にこの状況を捉えています。


つづく・・・

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