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2011年10月30日 (日)

自己反省

ボヤキ、いや、自己反省を込めて・・・

インターネットを仕事のツールとして使っている以上、定期的な更新は必須です。
このブログについては、まあ比較的マメに更新をしてきたのですが、肝心のHPの方はここのところなかなか更新がままならず、放置に近い状態・・・

これではいけません。

ブログが縁側ならば、HPは床の間です。
縁側ばかり掃除をして、床の間を放りっぱなしでは片手落ちというもの。


分かっちゃいるんだけどね~ ^_^;


で、なんだかんだで放っている間に新作の紹介も滞ってしまい、アップしないままの作品が一年分も溜まってしまいました。

さすがにこれは異常事態です。


決心しました!!!

これから毎週アップをしていく!! 


で、まずは本日更新をしましたぞよ。
 
 木工房シンプルHP


新作と言いつつ、納品は一年前・・・(-_-;)

ともかく・・・
これからは心を入れ替えて、床の間本体のメンテにも力を注いでいきます。

引き続き、ブログ、HPともども、よろしくお願いします。

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2011年10月27日 (木)

夢の中へ

気がつくと、今年も残り2ヶ月余りとなってきました(滝汗)

ピッチを上げて製作中。
目は三角形になっているはずです。


さて、加工をしようと木取りをしていた部材を並べていた時のことです。

????
あれ?

一本足りない。

引き出しのスラセに使う部材が足りません。


おかしいなぁ
木取り数を間違えたかなぁ?

いや、そんなはずはない。
確かに数を数えながら自動カンナを通したはず。

工房のあちこちを探してみましたが、ありません。
まさか と思いつつ、母屋もしらみ潰しに・・・ が、やはり無い。


もう、仕方がない。
足りない分を木取りのやり直しです。

やり直しをしながら思うのは、やり直した直後に探しものが見つかったりするんだよな ということ。


まあ、ともあれ、木取り直しをして、加工して、鉋がけして、組み立て。
ほっと一息。

次の工程に行く前に、ちょっと掃除を・・・
作業台の下を箒で履いていたら、カランという音。


・・・・ありましたよ・・・

orz


まあ、こんなもんです。


探しものは何ですか♪ 見つけにくいものですか♪
夢の中へ夢の中へ、行ってみたいと思いませんか? (陽水)


ホント 行ってみたい。

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2011年10月25日 (火)

靴箱

新作の紹介です。
縦に長~いキャビネット・・ さて、これは何でしょうか?

20111015_006


正解は・・・
玄関先に置く、靴箱です。

玄関の上り框横に少しのスペースがあり、ここに置く靴箱のご相談をいただきました。

20111015_009

通常、靴箱(下駄箱)は横に長いタイプが主流です。
このお客様宅にもそのようなタイプは既にあり、それとは別の収納をお求めでした。

スペースは500ミリ角ほど・・
狭小・・と言えます。

ご自宅へお伺いしてご相談をした結果、縦長のタイプに決定。
で、このような形になりました。

20111015_004

縦長のため、思いのほか収納量もたくさんあります。
ロングブーツも立てた状態でゆっくりと収めることができますよ。

スペースに応じて自由自在。
これも注文家具の強みですね。

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2011年10月24日 (月)

出会いとは

フリーペーパーの編集部の方がいらっしゃいました。

事前に電話でのアポイントがあり、すわ出稿依頼か? と身構えたのですが、そのような生臭い話ではなく、手作りに興味があるので話を聞かせてもらいたいとの由。

で、承知した次第です。


来られたのは、爽やかな笑顔が印象的な若い男性です。
いろいろとお話など・・・

で、まあ、結局は、案の定、出稿の話へと進んでいくわけなのですが ^_^;

そこはやんわりとお断り申し上げる他はありません。
が、聞くと、フリーペーパーもいろいろと大変な模様で、無料であるからには出稿料が生命線であるのは自明のこと。
どのような分野も、やはり厳しいのですね。


四方山話・・・
身の上話なども・・・

来られた担当者の方もなかなかユニークな経歴で、手づくり家具業界にも多分に興味を持たれているようでもありました。

もし木工家を目指すならば、訓練校がありますよ♪
などと、いらぬ助言も・・フフフ


またいつでも遊びに来てください。
どのような形でも、出会いとは面白いものです。

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2011年10月21日 (金)

あれ?

衛星が落ちてくる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?


さて、そのようなことを気にしている間も仕事はせねばなりません。
仕事といえば、先日5ミリの木工錐が破損したため、朝一番でホームセンターへ買い出しに行きました。

午後になって、それを使うためにパッケージを開梱。
ところが・・・

???????

あれ?

5ミリの錐にしては、ちょっと細いような・・・(・・?

老眼の目を凝らしてよく見てみると、そこにはなんと4の刻印が。
そう、4ミリの錐だったのです。

こりゃヤキが回ったな・・
5ミリと勘違いして、4ミリを買ってしまったんだろう  大丈夫か? 俺?

と、少々気落ちをした次第。


いや、でも・・・
と思い、捨てたパッケージをゴミ箱から拾ってもう一度よく見てみると、そこには確かに5ミリの文字が・・

な、なんと、これはメーカー側の包装間違いではありませんか。
ぶったまゲーション(@@;)


返品を、とも思いましたが、まあ、4ミリ錐の予備もいることだし。
それと、このようなことは滅多に無いことだろうし。
ブログのネタにもなるし。

ということで、パッケージに入れて保管することとしました。

まあ、この商売も10年近くやっているといろいろなことがありますね。
というような、どうでもよい驚いた話でした。

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2011年10月19日 (水)

腑に落ちない

電話勧誘のこと・・・

どことは言いませんが、とある通信大手の関連会社(代理店)からの勧誘です。
光回線の話でございます。

聞くと、大変魅力的なプランではあるのですが、とにかく話を先に進めようとするところが気になります。
口調は終始慇懃で、丁寧に説明をしてくれるのですが、なんとなく腑に落ちない。

なにか疑問点はありませんでしょうか?
と、時折挟まれる定型句がよりその不信感を増幅させます。


「一度説明に来てください」
と言うのですが、それについてはいろいろな理由をつけやんわり断られる。

????

腑に落ちない。


そもそも、大事な契約をしようという時に、直接顔を合わせるでもなく、突然の電話で全てを推し進めようとするやり方は、私が古いのかもしれませんが、どうしてもそこに誠意を感じることはできません。


結局・・
断りました。


さて、この先相手はどう出るのか?
ちょっと興味もあったりします。


何かと忙しい世の中・・・
スピードが求められるといっても、根底にあるのは人と人の信頼関係であるのは不変です。

私もネットで商売をしている身。
人の振り見て我が振り直せ と、強く思った出来事でありました。

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2011年10月18日 (火)

宛先違い

珍事です。

メールでのお問い合わせ・・・
作品の価格についてのご質問です。

でも、読んでみると、どうにもよく分からない???
問い合わせの作品名が書かれているのですが、果たして、作った記憶がない・・・・

こんなもの、作ったかいな?


で、よくよく見ると・・
宛先違いメールでした。


ごく稀に、元日の朝に近隣の人宛の年賀状が混入していたことは過去に何度か経験がありますが、宛先違いのメールをいただいたのはこの商売を始めて以来九年間、初めてのことです。

間違いである旨、丁重に返信をいたしました。


それにしても、メール出した人、どうして間違っちゃったのか?
不思議なこともあるもんですな。

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2011年10月17日 (月)

4年ぶりの再会

先日、引き出しの調整に行って来ました。
4年前に納品したワゴンなのですが、引き出しのフィーリングがちょっと変わってきたというご連絡があり、お客さん宅まで伺ったものです。

幸いご近所で、混んでなければ車で5分ほどなのですが、なにか知りませんがあちこちでやたら道路工事をやっており、15分もかかってしまいました。 くそ。

チェリーの書斎机セット・・・
4年の時間はチェリーを見事にワインレッドに変え、一層深まった光沢が惚れ惚れするほどです。

さて、引き出しを確認。

引き出しは三枚で、上一枚は通常の引き出し、下二枚にはスライドレールを取り付けていました。
スライドレールについては、引き出しをホールドする噛合の部分の樹脂が若干磨耗しており、ここの調整をすることで開閉時のフィーリングを戻すことができました。

通常の引き出しは、時間の経過で棚口桟とスラセの連結部にコンマ数ミリほどの段差ができており、このため引き出しの荷重がここに集中したようです。
引きが少し重くなり、荷重集中によって摩耗粉が発生していました。
(一般の方は何を言っているのかさっぱりわからないでしょうね スミマセン)

対策は、この段差をノミで取り去り、潤滑のために蝋引きをして解決。
ほっとしました。


机、ワゴンとも、とても大事に、そして綺麗に使っていただいており、お客さんの心配りには感謝するばかりです。

はからずも、自分の作った家具に再開することができ、そして四年の歳月でエージングされて存在感を増した姿を見ることができ、懐かしいやら、嬉しいやら・・ 貴重なひとときでした。


これからも大事に使います・・との言葉を頂いて満ち足りた気分で帰宅した次第です。

幸せな家具。
木工家冥利につきた出来事でした。

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2011年10月14日 (金)

まだまだ未熟

鉋がけをする時、よく削れているかどうかは鉋屑を見て判断します。
よく言われることですが、刃幅いっぱいの薄い鉋屑がしゅるしゅると出てくればOK。

台を仕込んで、刃を研いで、ウン、今日もまずまず順調・・・
と思っていたら  突然鉋屑が乱れ始めました。

?????

材を触ってみると、細かな凸凹が・・

ああ、これは・・

確認してみると、案の定、鉋の刃こぼれです orz


とにかく、鉋がけの時、刃こぼれほど気持ちが萎えることはありません。
刃こぼれが起こると、先ずは刃先を潰し、その後再度刃をつけるために延々と研がねばなりません。

時間の無駄。

でも、仕方ない。
荒砥石を取り出して研いでいきます。

刃こぼれが無くなったところで中砥石にチェンジ。
そして仕上砥石・・・

面倒くさっ!


そして再度鉋がけ。
すると、これがまずかったのです。

またもや鉋屑の乱れが・・
そう、また刃こぼれ。

やっちまった~


そうなのです、これは材に問題があるのです。
目を凝らして、まさに材の表面を舐めるように見ていくと・・

ありました。

なにやら、微細な金属片、もしくは石片のようなものが埋まっています。
軽くノミの刃を当ててみると。。 固い。

掘り出すことも出来ず、これはこのまま放置。
この部分だけ、サンディングで仕上げました。


二度の刃こぼれ・・
最初は仕方ないとしても、二度目は注意不足でした(反省)

最初の刃こぼれが起こった時点で、材の状態を確認すべきだったのですね。

まだまだ未熟だな~
と思った出来事でした。

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まだまだ未熟

鉋がけをする時、よく削れているかどうかは鉋屑を見て判断します。
よく言われることですが、刃幅いっぱいの薄い鉋屑がしゅるしゅると出てくればOK。

台を仕込んで、刃を研いで、ウン、今日もまずまず順調・・・
と思っていたら  突然鉋屑が乱れ始めました。

?????

材を触ってみると、細かな凸凹が・・

ああ、これは・・

確認してみると、案の定、鉋の刃こぼれです orz


とにかく、鉋がけの時、刃こぼれほど気持ちが萎えることはありません。
刃こぼれが起こると、先ずは刃先を潰し、その後再度刃をつけるために延々と研がねばなりません。

時間の無駄。

でも、仕方ない。
荒砥石を取り出して研いでいきます。

刃こぼれが無くなったところで中砥石にチェンジ。
そして仕上砥石・・・

面倒くさっ!


そして再度鉋がけ。
すると、これがまずかったのです。

またもや鉋屑の乱れが・・
そう、また刃こぼれ。

やっちまった~


そうなのです、これは材に問題があるのです。
目を凝らして、まさに材の表面を舐めるように見ていくと・・

ありました。

なにやら、微細な金属片、もしくは石片のようなものが埋まっています。
軽くノミの刃を当ててみると。。 固い。

掘り出すことも出来ず、これはこのまま放置。
この部分だけ、サンディングで仕上げました。


二度の刃こぼれ・・
最初は仕方ないとしても、二度目は注意不足でした(反省)

最初の刃こぼれが起こった時点で、材の状態を確認すべきだったのですね。

まだまだ未熟だな~
と思った出来事でした。

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2011年10月13日 (木)

頑張ってね

大学生の方がお見えになりました。
珍しいことです・・・・

工房訪問といっても、いつものように木工家志望ではありません。
ゼミの一貫として、商品開発コンテストへの出品と入賞を目指しており、それに際しての技術的アドバイスが欲しいとのことで来られたものです。

考えている商品は木工の小物。
詳しく申し上げることはできませんが、今までに見たことのないような画期的なものです。

ただ、これを実現するとなると・・・・
ウウム (・・;)

ちょっとこれは難しそうですなぁ。

理由は、木という素材が持つ不安定性にあります。
御存知の通り、木は温湿度によって伸び縮みし、また反ったりもします。

さて、このように環境によって動く素材を使って、果たして求める機能を実現することができるのか?
強面の木工職人のおっちゃんなら、てやんでぇ~ こんなもんできるわけねぇだろう ちきしょーめ などと江戸弁で怒鳴るかもしれません。

何とかならんものか?
と、知恵を絞るも、ハードルは高そうです。


結局、幾つかの基本的なアドバイスと、最終的には試作品を作ってあれこれ試行錯誤するしかない旨をご説明した次第です。


あまりお役に立てずにごめんね・・・


男女4名。
はるばる60キロの距離をおいでになりました。

もう一度、一から考え直してみようか・・との、最後の言葉が印象的な爽やかな4人組でした。

困難なものほど挑戦しがいがあるというもの。
若い力で、頑張ってね♪

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2011年10月11日 (火)

ゴッドファーザー

ゴッドファーザーを観ました。
なんで今さら? と思われる方も多いと思いますが、これ午前十時の映画祭で劇場リバイバルされているのです。

今まで数多くの映画を見てきましたが、洋画、邦画含めて、ゴッドファーザーは私にとって5本の指、いや3本の指に入るほど思い入れが強い映画です。

封切られたのは私が小学生の頃・・
映画といえばゴジラ対メカゴジラであった頃で、その時はまるで興味が向くはずもないことでした。

初めてみたのは、おそらく中学生の頃・・・
テレビの映画劇場だったと思います。

その時の印象は、とにかく様々な殺人の場面が衝撃的で、それ以来ゴッドファーザーといえばバイオレンス映画だと思っていました。

それが、高校、大学と進むに連れ、少しずつ印象が変わって行きました。
二代目ドンのマイケル・コルレオーネの年齢に近づくに連れ、その心象が分かるようになってきました。

この映画・・
マフィアの世界を描いたものであり、殺人などのバイオレンスが登場するのは必定なのですが、しかし、この映画の本質は家族の絆であり、また、出自に起因する部族、種族、あるいは民族などの血がもつ宿痾とも言えるような保守意識・・ それがこの映画を貫くテーマとなっているように思います。


マイケルはマフィアという世界を忌避しつつも、父親であるビトーコルレオーネに対する愛は強烈で、父親の老いと衰退を間近にした時、二代目を継ぐ決意をします。
血統は理屈ではなく、ファミリーを守るという意識は生ぬるい正義や論理を超えたところにある。
これは、おそらくは自覚と無自覚を問わず誰もが心の奥底に持っているものであり、血というものの生理を鋭くえぐられるような場面として迫ってきます。

30代で見たときは、私の父が不治の病に罹っていた時期で、マイケルの心情がさらに実感を伴って大きくのしかかってきたような思いがしました。


そして・・・
今回、初めて劇場で見ました。

今、私はマイケルの年齢を大きく超え、あと10年もすればビトーコルレオーネの年代に達します。
今回は、ビトーの心情がよく理解できるようになり、また新たな発見がありました。

自分は裏の世界ではあるが、ファミリーを守るために精一杯生きてきた。
しかし、今からは、お前(マイケル)の時代は表へ出て活躍する時だ。
コルレオーネ弁護士、コルレオーネ上院議員・・・

と、ビトーはマイケルに説きます。
不覚にも、この場面で落涙してしまったことを告白します。

家族はうまくいっているのか?
家族を大事にしない男はダメだ!


血というものはなんと濃いのだろう。
これを自覚するに連れ、血とは人を人たらしめる根源的なアイデンティティーなのだな と、思うばかりです。

三段論法的に敷衍するならば・・・
なぜ世界から戦いがなくならないのか?

これも、血が作り出す宿命といえるのかもしれません。


それを思うとき、市民やコスモポリタニズムなんて言葉は虚しく響くばかりです。

もし、若い方でゴッドファーザーを見たことのない方がいらっしゃったら、是非レンタル店へGo!
きっと、人生観が変わることでしょう。
お勧めです。

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2011年10月10日 (月)

大川木工まつり

大川に行って来ました。

大川とは日本有数の家具の町で、ここに行くと家具関連のモノは、そのほとんどが揃います。
今回は、材木を見るために馴染みの材木屋さんへ出かけてきました。

お休みのところ、わざわざ工場を開けていただき、あれこれと四方山話を交えての材木談義・・
楽しいひとときです。

目的の材も、良材が在庫されているのを確認して一安心。
その他に、掘り出し物もあったりして、思わず散財してしまうことになりそうです。


この日ははからずも年に二回の木工祭り開催日にあたっており、そちらの会場も見学することとなりました。

木工祭りとは、大川の木工関連会社が一同に勢ぞろいして思い思いの家具を展示する大展覧会で、その規模は体育館数個分の延べ面積もあろうかというくらいなものです。

隣の公園は屋台で埋まり、さながら地域ぐるみの秋祭りといった様相を呈しています。
実に10年ぶりの見学となりました。

規模の大きさ、そして人出の多さは以前と変わりませんが、展示物は10年前と比べて様変わりしていました。

10年前といえば、展示物は木工所のフラッグシップと呼べるようなものがズラリと並んでおり、まさに木工技術の粋を集めたような絢爛たる家具が目白押しでした。

なんせ、建具一枚数百万円 桐箪笥一千万円 なんてものがザラにあったわけで、会場を回るほどに体が溶けてしまいそうでしたわよ こりゃ・・・

工房家具では逆立ちしてもできないものばかり・・
打ちのめされたのを覚えています。

それが・・・
今回の展示物は、いわゆる実用家具といった按配で、普通の家に置くような家具が手頃な(安い)価格で並んでいます。

以前のように、木工所のステータスを誇ると言うよりは、実際の商談で販売に結び付けたいという色気が感じられ、良く言えばお客様志向となったのでしょうが、悪く捉えるならば家具の可能性を切り開き、世界の最先端を走るといったような覇気が感じられなくなったように思います。

あたかも、大規模なクラフトフェアといった感じであり、なんだかな~ という感じ・・・

でも、現実路線になった分だけあちこちで商談も行われており、売上という観点では成功なのかもしれませんね。
実際に、ラジオなんかでも木工祭りでテレビボードを値切って買った などというコメントが紹介されていました。


家具の町大川。
斜陽と言われて久しく、その逆風の中で木工祭りも少しずつその方向を変えていっているのでしょう。

人の振り見て我が振り直せ。
もちろん私も他人事ではありません。

大川はどこへ向かうのか?
同時に、我が工房は今後どのように針路を求めるのか?

規模の違いはあれ、悩みは共通です。

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2011年10月 6日 (木)

終わり そして始まる 

Appleの会長、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなりました。
今朝、ラジオの速報でその訃報を知りました。

私はApple信奉者ではなく、macを始めとして、iPhone、iPod、iPad などのアップル製品は何一つ持っていません。
しかし、そんな私にとってもジョブズ氏はパソコン黎明期から今につながるIT業界の世界的なアイコンとも言える人物であり、その活動をリアルタイムで見てきた身としては、この速報に触れてさすがにショックでした。

パソコンが登場する前のこと・・
その頃は、アセンブリ言語でプログラムを書き、それをマシン語に翻訳してパソコン(当時はマイコンと呼ばれていましたが)に入力したりしていました。

それが、BASICという高級言語の登場と共に、あれよあれよという間に操作が簡単になり、爆発的に広がって行きました。
遊びはBASIC、研究はFORTRAN なんて言語を使っていましたっけね(懐かしい)

キーボードでぱちぱちとプログラムを入力していた頃、それとは一線を画すマシンがありました。
それがAppleです。

マウスを使って、スクリーン上のアイコンをクリックすることで操作をする・・
そう、今は普通になっていることを30年ほども前に実現していたのがAppleでした。

当時、先輩の下宿に行くと机の上にAppleのマシンが大事そうにおいてあり、それを嬉々として操作している姿が印象的でした。
「お前 パソコンはAppleだよ」 という第一声に続いて、なぜAppleが素晴らしいのかというご高説を延々と聞かされることになったのでした。


ジョブズ氏については、その言行が色々と伝えられています。
よくも悪くも大変個性的で、独創的だったのは間違いありませんし、また、傾きかけていたAppleを見事に立て直した功労者として後年においては偉大な経営者であったことは言うまでもないでしょう。

あの飄々とした新製品のプレゼンテーションは、それまでの新製品発表のスタイルに革命を起こし、ビジネス界に様々な形で波及して行きました。

しかし、最近の痩せた姿を見るにつけ、また、その深刻な病名を聞くに連れ・・そして、CEOからの引退というニュースを聞くに至っていつかこの日が来るのではないか・・と思わざるを得ませんでした。

私が大学生の頃、松下幸之助や本田宗一郎は既に伝説の人でしたが、スティーブ・ジョブズ、そしてビル・ゲイツなどは、その登場からをつぶさに見てきた同時代の人達です。
思い入れもひとしおであり、時代の何かが終わったとの感慨を抱かざるを得ません。

しかし、終わりは始まりでもあります。
Appleはさらに進化するのか? ジョブズ氏のDNAは受け継がれるのか?

Appleファンならずとも、今後に注目していきたいと思います。

  

余談ながら・・・

私はWindows でも、妻はアップル派・・
これがいつもモメる元凶となってます。

ややこし(-_-;)

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2011年10月 5日 (水)

哀愁のページ

すっかり秋めいてきましたね。
先日は裏庭から金木犀の香りが漂ってきて、ああ、秋だな~ と、一人感慨にふけったりしました。

でも、その後しっかり蚊に刺されてしまったのですけどね(-_-メ)


ラジオからは秋の歌がいろいろと流れてきます。
その中で耳にとまったのがこれ・・・

哀愁のページ。

南沙織ですよ。
シンシア 今でも彗星のようにきらめいて見えますね・・
いかがでしょう ご同輩?



作曲 筒美京平。

最強のメロディーメーカーですな。

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2011年10月 4日 (火)

あれ?

ご近所のステンドグラス工房へ、フレームなどのお届けに行って来ました。
我が工房は、そのほとんどは一般のお客様なのですが、時にこのような手作り工房などへの納品も承っております。

ものは違えど、同じ手作り同士。
納品のついでの四方山話に花が咲くのでした。

今日は、ステンドグラスの作り方を教えてもらいました。
いや~ これは手が掛かります。

型紙を作って、そこにデザイン画を書き、それに合わせて一つ一つガラスのピースを切り出し、それを並べて金属製の異型フレームに1つずつ接着していく・・
根気のいる作業です。

しかし、手をかけた分だけ仕上がりも素晴らしく、我が家に一つ欲しい・・と常々思っています。


さて、納品後はちょっと回り道をして近所のショッピングモール(AEON)へ・・・
狙いは、ホークス優勝セール(・∀・)

さぞや大バーゲンか と期待しつつ行ったのですが、あれ? 普通じゃあ~りませんか。
普通に火曜市なんてやっていただけ。

ちょっと~ 盛り上がってないよ・・


まあ、そんなこんなで結局何も買わずに帰宅。


午後は普通に仕事・・


バーゲンは何処へ?
次の、クライマックスシリーズ制覇に期待しようっと。

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2011年10月 3日 (月)

勝利の美酒に酔う

ホークスファン以外の方、あらかじめ  スミマセン(_ _)

この二日間、勝利の美酒に酔っております。
今季は後半はほぼ独走だったので、優勝はもちろん確信していたのですが、それでもやはり嬉しいですね。

優勝を決めた西武戦はラジオで観戦していました。
実況に一喜一憂で仕事が進まないこと・・・

終盤に差し掛かると、たまらず母屋のテレビの前へ・・
ケーブルテレビの生中継を見ながら奇声をあげていました。

最後の場面、福田がライトフライをキャッチした瞬間は思わず絶叫。
よぉぉぉぉぉぉ~し!!!!!!!!!!


これからクライマックスシリーズまでの間は、野球の結果に左右されず、落ち着いて仕事ができそうです。

が、ホークスにとってクライマックスシリーズは鬼門です。
以前、プレーオフと呼ばれていた時代から起算して、ホークスは6度もこのシリーズに臨んでいますが、なんと一度も勝ち抜いたことがありません。

日本シリーズは遠い・・・

これが福岡県民の最大のフラストレーションとなっており、今回もラジオやテレビで優勝バンザイを叫んだ後に、必ずクライマックスシリーズに対するトラウマが話しに出てきます。

もし今年も日本シリーズに行けなかったら、ひょっとすると暴動が起こるやもしれません。


今年こそ!
それが今年の県民の合言葉。

さあ来い日本ハム、もしくはオリックス ひょっとして西武もあるかな?

今年こそ、日本シリーズ、そして日本一ダ!!

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2011年10月 1日 (土)

鉋を仕込む

制作の合間・・・ポッカリと時間が開きました。
こんなことは滅多に無いのですが、ちょうど工程と工程の間にエアポケットのように時間が開いてしまいました。

こんな時は・・ 映画? それとも 温泉?

ならいいんですけどね・・・・ (-_-;)

鉋を仕込むことにしました。

新品の鉋・・ 以前から仕込まなければと思いつつ、なかなか手を付ける暇がなかったのですが、このエアポケットを利用して仕込むことにしたのです。

いや、久しぶりの感触。

刃の裏面出しから始まって、裏金の調整、挿し込み具合の調整、耳の切り落とし、台の仕込み などなど・・
寸六鉋と、ミニ鉋の2台をまとめて仕上げました。


新しい刃は、いつもとはまた違った研ぎの感触があって新鮮です。
この刃は軟鉄が柔らかいのか、しなやかな感じがします。
研ぎあがりまでの時間も早そうで、なかなかgood

台に差し込んで、試し削り。

シュルシュル という感じで、おお、よく切れるではありませんか。
満足満足。

この寸六鉋は、これから仕上げ用鉋として活躍してもらうことにしましょう。


一方、ミニ鉋。
これは、金物屋さんでデッドストックになっていたものを見つけて購入したものです。

おそらく、作られてから数十年は経っていることでしょう。

手のひらに収まるくらいのサイズ。
これは、面取り用などとして使うことにしよう。


新しい道具をおろすときはちょっと気持ちが昂ぶりますね。
2台を並べて、一人ニヤニヤした昨日の夕方でした。

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