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2011年8月31日 (水)

野次馬

昨日夜のことです。

日課のウォーキングをしていたら、目の前の交差点を消防車がけたたましいサイレンを鳴らしながら走り去って行きました。

火事かな?

と思い、消防車の方向へ歩いていると、その先に黒い煙が上がっているのが見えました。
夜なのではっきりとはわかりませんが、星あかりを背景に、確かに黒煙が上がっているようです。

こうなると、野次馬根性むき出し。
いそいそと歩を進めました。


現場は山の斜面に建つ古い住宅街、道は狭く、くねくねと曲がっているためにアプローチが難しいところです。
そのためでしょうか、消防車は既に何台か到着していたのですが、まだ放水は始まっていません。

一戸建ての住宅で、二階の窓ガラスの内側に炎の明かりがチラチラと見えています。
ボヤ程度で、それほど大したことはなさそうだな というのが第一印象でした。


放水はまだ始まりません。
周囲の家は、既に避難を済ませているのでしょう・・ 家の明かりは全て消えています。

そうしているうちに、数分ほどだったと思いますが、火はだんだん大きくなり、ガラス内側ははっきりと炎と分かるメラメラとした形になってきました。

その時、ガシャンという音と共に窓ガラスが割れ、それを機に、一気に炎が燃え上がりました。
二階がみるみる炎に包まれていきます。

数十メートル離れている私たち野次馬にも、はっきりと放射熱が伝わってくるほどになりました。


炎は屋根を突き破り、夜の空へ食指を伸ばしています。
二階の庇がバリバリという音と共に焼け落ちました。

あっという間の出来事です。


消防員は消火栓を開け、ホースを展開、接続、延長して、懸命に放水準備をしています。
現場は斜面にあり、消火栓の場所からは20メートルほどの高台となっているのに加えて、そこへのアプローチはまっすぐではなく、人が一人通れるほどの小さな路地をくねくねと曲がりながらいかなければなりません。

それでも、見事にホースを展開し、放水開始!
歓声が上がります。

見る見る火の勢いは落ち、数分程度で消火。 よかった。


改めて火事の恐ろしさを思い知った夜でした。

木工房なんて、よく考えると薪の上で仕事をしているようなものです。
もし火が出たら、ひとたまりもないでしょうね。

現に、年に何度かは木工所の火事のニュースを聞きます。
注意せねば・・ と思った次第です。


また、感心したのは消防員の働き・・・
プロの仕事ですね。


今日の新聞、地方面に小さく記事が出ていました。
民家全焼 延焼、怪我人などはなし。

よかったなぁ~

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2011年8月30日 (火)

無味乾燥と思えても

先日、木工家志望の方がおいでになりました。
20代半ばの若い方で、やはり家具作りがしたいとのこと・・

ちょっとお話など。


聞くと、今年入社したばかりの新入社員・・・ ウウム。
仕事に違和感を感じているようです。


話を聞きながら、自分が新入社員だった当時を思い出していました。
私も入社直後から仕事に違和感を感じ、モヤモヤとした気持ちを引きずりながら仕事をしていました。

いつ辞めよう? と、思いはそればかりで、就業後は本屋へ立ち寄り、転職系の雑誌や、資格試験の参考書などを手にとって眺める日々が続きました。


入社直後は、学生時代に比べて周囲の環境が激変するため、メンタル面への影響も大きく、情緒不安定になることが多いですね。
5月病などと呼ばれたりもしますが、時にそれが固着化して全てが無意味に思え、次第に無気力になっていったりします。

厄介ですね。


模索していた頃、とあるテレビの特集で黒澤明の言葉が耳に入りました。

「つまらなく思える仕事、どのような仕事であっても、とにかくそれを一生懸命こなせば必ず面白くなる」
というような内容でした。

私の場合、この言葉で救われました。
そのうち、確かに仕事が面白くなり、気がつくと13年間の会社員生活を送ることとなりました。


その後木工の道へ進むわけですが、仕事の進め方や、ものづくりの考え方などは会社時代と全く同じで、木工人としての自分は、確実に会社人だった頃に培った様々な経験値に支えられています。

会社での経験がなければ、木工人としての自分もおそらくないでしょう。

と、そのようなことなどもつらつらとお話をしました。


自分の人生ですので、選択権はもちろん自分にあります。
今すぐ別の道へ行くのか、今の場所で雑巾がけをするのか?

どちらが正解ということはありませんが、未知の世界は魅力的に思え、今の世界が無味乾燥に感じられるのが若い時の常です。

それを踏まえた上で、後悔のない選択をしてもらえればよいなぁ~
と、思うのと同時に、自分の若い頃を思い出してちょっと懐かしい思いに浸ったことでした。


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2011年8月28日 (日)

プチダイエットの結果

盆休みのビールで増えてしまった体重・・

盆明けからプチダイエットを行っていましたが、無事2キロの減量に成功。
原状回復しました。

ダイエットとしても大したことはしてなく・・・

 炭水化物の摂取量をちょっと減らす
 
 酒の量を半分ほどにする

 よく噛んで時間をかけて食べる

 寝る前3時間は、水以外を口にしない

 ウォーキングなどで体を動かす

といったところです。


これで、十日間で2キロ落とすことができました。
祝着。


話は変わって、先日木工オフ会をしたのですが、話の内容はもちろん木工のことが多いのですが、しかし少なからず健康の話題も・・

40代ばかりなので、集まると健康問題が出てくるのも仕方のないことです。

木工を続けていくためには、なんといっても体が資本ですので、自分の体を良いコンデションに保っておくのも立派な仕事と言えるのかもしれません。

そのためにも日々の生活習慣が大事で、それを支えているのは食生活であることは言うまでもありません。

体重管理をするのは、その食生活の乱れをチェックするためでもありますが、増えるのは一瞬・・減らすには時間がかかりますねぇ・・・

ともあれ、プチダイエット成功。
今日から、酒量をもとに戻します  グフフ (^^)v

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2011年8月25日 (木)

機械屋さんご来訪

昨日は3アイテム分の木取りを一気にやっていまいました。
疲れた~

一服していると機械屋さんご来訪・・
ちょっと四方山話など。

木工業界の話は、機械屋さんから聞くことが多いですね。

ここ九州は、木工家同士の横のつながりは殆どありません。
私も、個人的にお付き合いをしている人が数人いるくらいで、おそらく他もそんな感じでしょう。

以前、木工家同士の連帯と、それを基盤とした展示会などができないかなどと考えたこともありましたが、積極的な反応はなく、そのまま頓挫してしまったという過去もあります。

大阪、名古屋、信州などの盛り上がりは、私にとっては全く別世界のことのように感じられ、どうしてあのように強固で大規模なつながりが構築できているのか、七不思議です(・・?


話を戻して・・・

そんなこんなで、同業者の近況などは機械屋さんが伝書鳩のようになって各地を伝搬していくような状況ですね。

聞くと、ここのところはあまり変化はない模様で、地味で地道な活動に皆さん徹していらっしゃるようです。
まあ、木工なんで元来が地味な仕事ですから、それで当たり前・・・ 静かながらも仕事が継続できているのが一番です。

話の最後はチップソーの話・・

チップソーも用途に応じていろいろな種類がありますが、今回はちょっと考えるところもあり従来とは刃数や刃厚の違うタイプを2枚発注しました。

どのような切れ味か? ちょっと楽しみです。


さて、今日は久しぶりの晴れ。
洗濯もしたし、今日は作品作りをゴリゴリと進めます。

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2011年8月24日 (水)

雨に濡れながら♪

結局、昨日も雨は一日中降り続き、木取りは断念しました。

とかくこの仕事、工程が予定通りに進まないことが最大のストレスです。
さて、この遅れをどのように取り戻せば良いものか? 頭の痛いことでございます。


で、昨日はデスクワークなどを主に行っていたのですが、思い出しました(・o・)
そう、駐車違反の反則金納付期限がもうすぐだった・・・

気分転換のため、銀行まで出かけました。

行内は思いの外空いており、手続きは5分ほどで終了。
1万5千円 小鉋一本分の出費です グググ

はぁ~ と 思わずため息が出ましたが、でも、便秘が治ったようなすっきり感も・・・


さて、帰っても まだ雨。

雨に~濡れながら~佇む人がいる~ ♪ (知ってる人、古いよね~)
まさにこの歌詞通りの私でございます。

明けて今日・・
ようやく雨もやんで、少し日が射してきました。

よし、今日こそ木取りをやってしまおう。

今から工房に入ります。

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2011年8月23日 (火)

ゲリラ豪雨の中では

梅雨に戻ったような天気です。

まあ、天気を恨んでも仕方がなく、雨降りの時は雨降りの時にでもできる作業をするしか無いのですが、滝壺にいるようなゲリラ豪雨を浴びるとその作業も極めて限定され、気持ちも萎えてきますね。


昨日は木取りをするはずで、実際にやっていたのですが、その最中にゲリラ豪雨。
慌てて撤収し、雨がやむのを待ってました。

止んだので、再開。
すると、しばらくしてまた雨。

その繰り返しで、作業は中断を余儀なくされ、工房の中で虚しく佇むばかりでした。


雨の中でやれないこともないのですが、空は暗く、陽が射さないので、木の木理など、微妙な質感を確認することが難しいのです。
木工は、最初の木取りで品質の大半が決まってしまいますので、この大事な工程はやはり天気が良い日にすべきと割り切り、昨日は設計などのデスクワークへ切り替えました。


さて、今日は・・・
外は  雨  (--〆)

ただ、昨日よりは明るく、雨量も少ない模様。

どうするか、空を見上げて考えることとしましょう。

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2011年8月22日 (月)

夏の終わりの

盆休みの時に、調子にのってビールをガバガバ飲んでいたら、体重が2キロも増えてしまいました。
まったく、夏バテとは無縁で、夏痩せどころか夏に体重増になるのが毎年のことです。

で、減量作戦敢行中。
増えた分は、できるだけその数値が小さいうちにこまめに対策をしてもとに戻す・・・ 経験上の知恵でございます。

ジョギング(夏場は暑いのでウォーキングですが・・)を続けるのはもちろんとして、炭水化物の摂取量を少なめにする(いつもの2/3ほど・・・)
減らし過ぎは逆効果ですので、ご注意ください。

酒の量を半分にする。
そして、糖分が含まれているビールや日本酒などの醸造酒は避け、焼酎やウィスキーなどの蒸留酒を薄めて飲む。
本当は飲まないほうがもっと良いのですが、それは・・・かなり難しい

(´ε`;)ウーン…

食事の時に、まず最初に多めに野菜を取る。
そして、食事時間を長くして、ゆっくりとかんで食べる。

間食をしない。

寝る前3時間は、水以外のものを口にしない。


これで、数日でもとに戻る  はず。


いきなり涼しくなって夏も終りが近いようです。
来たる食欲の秋に備えるためにも、夏のお荷物は夏の間に降ろしておかねばなりません。

夏の終わりのプチダイエット・・
成果はまた報告します。

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2011年8月20日 (土)

ダイニングテーブルスタンダード

新作です。

チェリーのダイニングテーブルです。

20110806_001

このテーブルは、我が工房が考える最も基本的な形で、ダイニングテーブルスタンダード と命名しています。

そもそもテーブルなんて、天板に脚を四本取り付けただけのものですよね。

でも、いろいろと考え始めると、天板のサイズだの厚みだの、脚の太さだの、立ち位置だの、面取りの大きさだの・・・と、あれこれたくさんの事が出てきて、なかなか悩ましいのです。


20110806_011

このテーブルは、それらすべての項目について、それぞれが極端にならず、ちょうど中間程度になるような構成としたものです。

天板は広すぎず、狭すぎず、厚すぎず、薄すぎず・・・
脚は太すぎず、細すぎず・・
シャープすぎず、やわからすぎず・・・

という按配ですね。

20110806_007


テーブルは、毎日使い、毎日リビングで見るものです。
特殊なものは必要ありません。

食卓での主役は、料理であり、そしてそれを囲む家族やお客さんであるはずです。
テーブルは、それを支える舞台であれば良い。

と、考えています。


1200×800ミリのテーブル。
二人使いならば十分な広さで、短辺を使えば4人まで座れます。

必要にして十分・・・ ダイニングテーブルスタンダードです。

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2011年8月19日 (金)

休みボケか?

休み明けは木工の勘が鈍っているので間違いを起こしやすいのが常です。
なので、いつも以上に注意して加工をしなければなりません。

このあたりの機微は、さすがに最近では身についてきており、昨日も慎重に加工をしていました。

が・・・

ああ~  加工ミス orz


昇降盤にキックバック防止のストッパーを取り付けての作業だったのですが、どういうわけか、ストッパーの取り付け位置を間違えたため、不必要な部分まで切ってしまうことになりました。

どうしてこのようなミスをしてしまったのか?

いつもやっている作業なのですが、やはり休みボケなのかいな?


とにかく、必至で修復。
1時間ほどの手戻りでした。


とまあ、このようにミスが多くなる休み明け・・・
最も怖いのは怪我です。

今日も慎重に、やります。

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2011年8月18日 (木)

自宅前でのorz

腹立たしいというか、バカバカしいというか・・・


我が工房は路地の奥にあり、その路地はいつもは車の駐車スペースとなってます。

かれこれ3ヶ月ほども前のことです。
その日は材木が入荷する日でした。

材木の運び入れのためには路地の車がじゃまになるため、移動して表通りに路駐をしていたのです。
ちなみに、この表通りは駐禁ではありません。


材が到着、無事運び入れ一安心。
運搬に体力を使ったので、ちょっと休憩とコーヒータイムでまったりしてました。

と、その時帰宅してきた長男が・・・
「車に何か紙が貼られているけど・・・」 とのこと。

??? と思い、表通りへ。

見ると、駐車違反の紙が。

ええっ(驚愕)
なんで???


ここは駐禁ではないはず、しかしどうして?

いや、一箇所だけ駐車できない場所があるのです。
それは消火栓のところ。

もちろん、消火栓の存在は知ってますよ。
だって、工房の前なんですもの。

だから、消火栓を避けて駐車をしているはずなのに・・・と、ここまで思ってハッとしました。
消火栓から 5メートル以内 は駐車禁止。
そうだよ、たしかにそうだった。

で、改めて見ると、消火栓から2メートルほどしか離れていない orz

くそっ・・・・


材木を運び終わって、コーヒーを飲んでいた10分ほどの間にどうやら摘発されていたらしい。

ムムム (-_-メ)


違反の紙には何やら細かい文字でいろいろ書かれていたのですが、頭に来たのでその場でビリビリに破って放っておきました。


あれから3ヶ月あまり・・・

そんなことも忘れていた頃、やって来ました。
福岡県警様からのダイレクトメールでございます。


1万5千円、耳を揃えて払ってもらいましょう ムハハハ
文句があるなら、弁明書を出してよね
でも、たぶん認められないだろうけどね フフフ

今回は支払いのお願いだけど、これを無視すると次回は支払い命令書を送るからね
すると、車検なんかを受けることができなくなるよ、それでもいいの ?


というような内容が、慇懃な、いわゆる役所言葉でびっしりと書かれています。


今回も無視して、命令書なるものを見てみたいような気もしますが、数カ月後にそれが来たときにまたイライラする思いをしなければならないことを考えると、今回耳を揃えて払ってやりましょうと思っている次第です。

泣く子と公権力には勝てません。


家の前での駐禁被害。
自失とは言え、どうにも割り切れない思いを抱いている今日この頃です。

支払期限は24日。
ギリギリに支払ってやろう (往生際悪し)


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2011年8月17日 (水)

業務再開

盆休みはあっという間に終わってしまいました。

恒例の四国行き・・ 四万十川での水遊びはここ数年の我家の定番行事です。
今年もカヌーに乗ったり、潜って小魚と戯れてみたりと、正しい日本の夏休みを過ごしてきました。


でも、4日間はあっという間だったなぁ。
企業では、今夏は節電で10連休以上の長期休みもあるようですが、零細工房では数日がせいぜいでございます。


まあ、でも、起業当初の年間労働日数は355日ほどで、休みは10日以下であったことを考えると、今こうして普通に連休を取ることができるようのなったことは大変有難いことと感謝しております。


今日から業務再開。
休みボケの頭を抱えつつ、デスクワークから始めております。


それにしても・・・ 下界は暑いぜよ!

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2011年8月12日 (金)

夏休みのお知らせ

8月12日~16日 夏休みです。

この間にいただいたお問い合わせについては、17日以降の返信とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

なお、この間ブログもお休みします。

(_ _)

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2011年8月11日 (木)

夏の汗対策は

暑い時の木工苦労談・・・
今日は汗についてです。

汗は大敵で、材につけば染みになったり、機械に落ちれば錆の原因になることもあります。
このため、汗をできるだけかかないことは木工にとって大事なことです。

汗をかかないためには、もちろん工房室温が下げられれば良いのですが、エアコン付き工房なんてのは夢の話。
窓を開けて風を通すのがせいぜいです。

しかし、体が高温順応してしまえば、不思議とそれほど汗はかかないものです。
カンナがけなど、体力勝負の作業でなければこれでOK。


また、汗が落ちない対策も必要です。
私は、暑いときは長袖を着るようにしています。

作業服ではなく、もう着なくなった普通のシャツを作業用として活用しています。
昔のシャツは、身幅が大きくゆったりしているので、内部を風が通るベンチレーション効果があり、作業にはうってつけです。

余談ながら・・・
最近のシャツは身幅が小さいものが多いですね。
流行なのでしょうが、どんどんタイトな方向へデザインが進んでいるようで、着ていてどうも窮屈で、また暑く感じるのは私だけでしょうか?

流行も困りものです  (-_-メ)

沖縄のかりゆし、あるいはアロハシャツでも物色してみようかな?


話を戻して・・・
昔の長袖シャツを着ての作業で、これだと汗をかいても落ちることがありません。
とにかく、汗は腕から落ちるものが多く、これを防ぐだけでかなり効果的です。

また、首周りにはタオルなどを巻いておけば完璧。

傍から見ると暑そうに感じられるかもしれませんが、慣れるとそうでもなく、肌が露出する半袖よりむしろ快適です。

ちなみに、肌着は半袖のポリエステル。
最近のポリエステルは水分も吸ってくれるので快適です。


さて、今日は仕上げのオイル塗布があります。
もちろん、汗は厳禁!


完全武装で、臨みます。

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2011年8月10日 (水)

長崎原爆の日に思う

昨日8月9日は長崎原爆の日でした。

この日は、私にとっても特別な日と言えるかもしれません。


日本への二発目の原子爆弾・・
その目標地点は、わが町北九州市(旧小倉市)でした。

小倉には兵器製造工場があり、ここが投下目標地点であったと言われています。

しかし、8月9日の小倉上空は曇天。
さらに、前日に行われた隣町への空襲(八幡大空襲)による残煙がたなびき、目標点を確認できずに投下を断念。

そして、次の候補であった長崎へと機種を向けることになりました。


当時、私の父は7歳でした。
歴史にifは無いなどとよく言われますが、でも、どうしても、もし・・・・ と考えています。

もし、当日晴天だったら。
もし、前日の八幡大空襲がなければ・・

もし、小倉に投下されていたなら、父はどのような人生をたどっただろう?
そして、私は?

・・・と。


昨日は、小倉でも平和式典が行われました。
目標地点であった工場は、現在は図書館となっており、敷地の一角に平和の鐘が設置されています。

戦争は遠い過去のことになりつつありますが、しかし、遠い過去からの連綿としたつながりの延長線上に今があるのは疑いのないことです。

遠いその日の偶然があり、現在の私がここにいます。
不思議な思いにとらわれます。

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2011年8月 9日 (火)

夏場の板接ぎ

夏場の悩み・・・
板接ぎもそうですね。

以前も書いたと思いますが、夏場の板接ぎは大変です。

気温が高いと接着剤の硬化が早くなりますので、それは慌ただしいこと・・・
このため、気温が高い日中は避け、涼しい午前中に行うようにしています。

風が吹くとやはり硬化が進むため、窓は閉めたまま。
あちぃ~


まあ、接着剤については硬化スピードが違うものなど、種類も多彩で色々と探せば良いものも見つかるのかもしれませんが、実績が未知のため、やはり安心な定番のものを使うようにしています。

水性の接着剤なので、水で希釈して粘度を調整している人もいるようですが、以前メーカーの技術者に尋ねたところ、それは勧められません・・・ とキッパリ言われたので、悶々とした思いを感じながらも原液のまま用いるようにしています。


しかし、悪いことばかりでもありません。

硬化が早いと、その分接着面の含水率もすぐに下がりますので、接着してから仕上げにかかるまでの時間が短縮されるのは大きなメリットです。


木工は季節に左右されて大変ですが、9年目になればそれなりに付き合い方もなんとなくわかってきます。
そんなわけで、お盆休み前の追い込み・・・ ピッチを上げて製作に励んでおります。

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2011年8月 8日 (月)

夏場のオイル仕上げは

夏場はいろいろなところで作業に気を使わねばなりません。

仕上げもそうです。

我が工房ではオイル仕上げを主にしていますが、これを高温下で行うのはなかなか難しく、気を使います。
できれば30度以下で行いたいところですが、朝夕を狙うとしても、熱帯夜が続く盛夏にあってはそれも厳しいものがありますね・・・

室温が高い時、オイルの流動性は良くなりますので塗り広げやすくはなるのですが、乾燥も早く、塗ったはしから粘性が高まってきます。

そもそもオイル仕上げとは、木の表面にオイルを含浸させ、硬化させることで木の表面を保護しようというのがそのメカニズムです。
このため、塗広げた後は一定時間その状態で養生し、表面への浸透を待ち、頃合いを見計らって余分なオイルを拭きとるという処方の仕方が一般的ですね。

が、暑いときはオイルが浸透する前に固まってしまう・・・ ような気がします。
実際、このような状態で仕上げても出来栄えはあまり美しくありません。

ううむ・・・


対策として、薄め液を一定の割合で添加して、粘度を下げてやります。
この時期は、オイルと薄め液を2:1ほどの割合でブレンドし、シャバシャバに近い状態にして塗り広げます。

こうすると具合は良いのですが、今度は浸透が早すぎて、何度も重ね塗りをしなければ十分な量を含ませることができないようでもあり、また、油研ぎも非常にやりにくくなるのが難点です。

このため、塗り広げを何度も繰り返さなければならなく、いつもより数倍の手間がかかります。

さらに、流動性を上げているために余剰オイルの噴出しも多く、後拭きの回数も増えてしまいますし、艶出しのための日を空けての重ね塗り回数も増えてしまいます。

夏場は大変です。
しかし、このように手間をかけて仕上がった時の艶は素晴らしく、それを見るたびに疲れが癒されるようです。

明日は、そのようにして仕上げたテーブルの出荷。
今日は表面を研磨し、ワックスで磨き上げてお嫁入りの準備をします。

手がかかる子ほど可愛い!
家具も  同じです。

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2011年8月 5日 (金)

オークの移動キャビネット

先日納品したホワイトオークのキャビネットです。

20110730_005


ダイニングルーム、テーブルの横に置いて使います。
中にはトースターやホットプレートなどが収まり、天板の上には炊飯器、ポットが並ぶ予定です。

20110730_008

このため、天板は一枚の板状ではなく、ご覧のように周囲に額縁枠を貼っています。
周囲に枠があるだけで、なんとなく安心感がありますね。


20110730_018

このキャビネット、底にキャスターを仕込んでいます。
このため、軽々と床を滑らして移動できますので、配膳のワゴンとしてもお使いいただけます。

20110730_010

使い方に合わせてテーブル横に置いたり、壁際につけたり・・・ 
いろいろと使い勝手も広がりそうですね。

とっても便利な移動キャビネット。
興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせくださいませ (^^)

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2011年8月 4日 (木)

木工オフ会

先日は木工のオフ会がありました。
近隣のアマチュア木工家さんたちとの会で、年に数度開催され、もう6~7年ほども続いている恒例です。

暑いのでビアガーデン と思いましたが、外も暑いので屋内のビアホールでした。

木工の会ですので、話題は木工ばかり。
また、来年にちょっとしたイベントを考えており、その相談なども・・

飲み放題・・・

飲むほどに話がまとまってくるような、発散しているような??
まあ、楽しけりゃいいのです。


最後はそばと焼酎(泡盛)で締め。
楽しいひと時でした。


なお、オフ会の模様は以下のサイトをご参照くださいませ。

 椅子の誕生日

 T’s韓国日記

 

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2011年8月 2日 (火)

真夏の夜のミステリー

深夜に電話がなりました。
午前1時頃のことです。

我が家には電話回線が2本あり、一本は自宅用で、もう一本は業務用です。

自宅用の電話ならば、なにか緊急の事態が起こったのか? と、緊張する場面なのですが、鳴ったのは業務用です。

こんな時間に・・一体だれ?


もちろん業務は終了していますし、だいたい深夜の一時に仕事の連絡が来るとは思えません。
で、取らずにそのままにしていました。

5回コールで留守電に切り替わります。

「メッセージをお話ください」とのガイダンスが流れ、ピーっという発信音が鳴ります。


この時点で相手は電話を切るだろうと予想していたのですが・・・ 切りません。
?????

電話のスピーカーに聞き耳を立ててみると、何やら呻いているような、つぶやいているような、ささやいているような、そんな気配がします。

しかし、内容は聞きとることができません。
ぼそぼそとしゃべっているような、溜息をついているような。

受話器の向こうで人の気配は感じるのですが・・
酔っ払っているのか?

10秒ほどそのような音が続き、切れました。


???? と思って、今の録音を再生。
更に耳を凝らして聞いてみても、やはり判別不能。

だんだん不気味になってきました (゜.゜;


まず、間違い電話であろうと思うのですが、それにしても録音メッセージにこのような不気味な音を残す意味が分からない。

気味が悪いので、読書を切り上げ寝ることに・・・
洗面所で歯を磨いていると、また鳴りました!

ギクッ!

どうしよう・・出てみようか?
と逡巡しましたが、ヘタレなので受話器を上げる勇気が出ません。

放っておくと、今度は留守電モードになった途端に切れました。

コールはこの二本のみで、その後はかかってきませんでした。


う~ん、何だったんだろう?

ちょっとした真夏のミステリー・・
おかげで、昨晩は涼しく眠ることができました。

さて・・・ 今日はかかってくるのかなぁ?  ( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!

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2011年8月 1日 (月)

40代は・・

先日は久しぶり(10年ぶりくらい)に、以前勤務していた会社の同僚、後輩たちと会食(飲み会)しました。

新卒後、会社に在職したのは13年余り・・
そして、退職後はこの夏でいつの間にか丸11年になります。

在社時代も遠い過去のことになりつつあり、最近では当時の記憶も曖昧になってきましたが、やはり当時のメンバーに会うといろいろなことが鮮烈に蘇ってきますね。

今は木工をやっていますが、今の自分は過去の延長線上にあることは疑いもないことで、在社時代の経験は有形無形の効果となって現在の仕事に現れています。
皆そうですよね・・・


10年ぶりに合うメンバーたちは  やはり年をとりました。
社内もこの10年の間に色々と環境も変わり、もちろん人も代わり、派遣社員比率が半分を越し、よくも悪くも社内カルチャーが変化しているようです。

お互いのこどもも大きくなり、そろそろ手が離れそうな世代の子も、また、今から手がかかる年の子も・・
学資保険、家のローン、そして将来に来るかもしれない親の介護の問題など、40代はつらいヨ~

激動の時代・・ 社内でも社外でも、サラリーマンでも自営業でも、どこにいても働いて生きていくということはなかなか大変なものですな。


またの再会を約束して散会。
それぞれ皆、頑張りましょう。

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