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2011年4月19日 (火)

パインの椅子

原発問題は自分の中でますます複雑になり、一体何が真実なのか? 深みにはまるほどにどんどん見えにくくなってます。

という訳で、今日は作品紹介。

久しぶりに椅子の登場です。

20110407_010


椅子は、それはそれは世界中に数えきれないほどのデザインがあり、日々様々の新たな椅子が生まれています。
椅子だけの展示会も珍しくなく、家具デザインの世界ではかなり盛り上がるアイテムでもあります。

でも、個人的にはそのようなことにはほとんど興味ありません。
日々体をあずける実用品ですので、もちろん座りやすく、素朴で、しかし野暮ったくない・・
そのような椅子を作りたいと思ってます。

20110407_006


今回お誂えした椅子も、我が工房定番の形です。

しかし、定番・・ と言っても、毎回同じものを作っているわけではなく、細部については常に見直し修正を行っているのであります(エヘン)

今回は、座面の掘込を全面的に見直しました。

20110407_009


我が工房は、開業以来頑なに木の座面にこだわっているのですが、木の座面は硬くて重いのが難点です。

このため、座面にはお尻にフィットするように掘りこみを行っています。
掘込については賛否両論があるのですが、私は着座感を柔らかくするために、掘込は有効と考えています。


今までは、お尻の形に合わせて彫り込んでいたのですが、この度そのパターンを変更し、座面全体がゆるいカーブを描くような掘り込みパターンにしてみました。

狙いは二つ・・
座面全体を掘り込む(削る)ことで、少しでも軽くなるようにしたことと・・
姿勢を変えたときにもお尻のフィット感が変わらないような効果を狙ったことです。

成果は?

いいんじゃな~い! (自画自賛)

20110407_013

創造性を発揮して、新規なデザインを考えることも刺激的でしょうが、定番の形をすこしずつ改良して進化させることも、地味ながらも楽しいものです。

当椅子は、お寺さんへ6脚お納めしました。
ありがとうございましたm(_ _)m

我が工房、何気ないけれど、最新の椅子でございます。
座り心地はお墨付き♪ 一脚 いかがでしょうか?

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作品の紹介」カテゴリの記事

コメント

最近家のダイニング椅子を探しており、ネットを漂流する内にシンプルさんのサイトにたどり着きました
シンプルさんの作る家具はデザインが秀逸だと思います
その名の通りシンプルで、でも野暮ったくない
実用的で本当に洗練されたデザインです
探しても中々無いんです、こんな感じの椅子は

カミさんとの攻防戦もあり、購入はまだ先になりそうですが、いつかは依頼させて頂きたいと思っております
日々のお仕事、頑張って下さい!

投稿: 篠原 | 2011年4月22日 (金) 15:40

篠原様
ネット漂流の中から弊工房を見出していただき、とても嬉しく思っています(^^)

素朴で、でも野暮ではない・・
ということが作品作りにおいてずっと目指している方向で、それに共感いただけるのはほんとうに嬉しく心強い限りです。

奥様との攻防戦に勝利した暁には、ぜひお問い合わせをいただきますようお願いいたします。

その時を楽しみに待っています。

また、今後ともコメントなどお寄せいただければ有難く存じます。

投稿: 栗原@simple | 2011年4月23日 (土) 08:49

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