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2011年4月28日 (木)

安全か危険か?

原子力災害対策本部が、福島県内の学校の安全基準を、年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトへ引き上げたことが大きな問題となっています。

福島原発からの放射能飛散で、もはや1ミリシーベルトという従来の基準が全く実態を反映しないこととなってしまったための苦肉の策とも言えますが、それであれば、今までの基準は一体なんだったのか? ご都合主義の極みとも言えるこの判断に大きな批判が渦巻いているのは当然のことでしょう。

ちなみに、20ミリシーベルトが妥当と考える根拠は、国際放射線防護委員会が定めた原発事故後の非常時に適用される基準である1~20ミリシーベルトの範囲のうち、その上限を適用したということのようです。

なるほど・・
まあ、大人はいいでしょう。

しかし、大人よりも放射能に対する感受性が強いこどもに対してはどうなのか?
との疑問が出てくるのですが、これに対して、文科省は大人もこどもも一律20ミリシーベルトという基準を適用するとの主張です。

これが子どもを持つ親たちの不安に火をつけ、これを問題視しているフリージャーナリストや、反原発主義の専門家、また、日弁連に至るまでこの判断を批判、撤回を求める要求は後を絶ちません。

文科省との直接対話も行われたようですが、両者の主張は平行線のまま・・
そして、20ミリシーベルト基準は既成事実として運用をされるに至っています。


この問題を追いかけていて感じることですが、役人側の説明不足・・と言うよりは、住民側に理解を求めようとする真摯な態度を感じることは全くできず、その不誠実さが目立つばかりです。
それが住民側の感情を逆なでし、火に油を注ぐ結果となってしまって、不安と不信をさらに増幅する悪循環となっています。

専門家はどうか?

これが、主張はまっぷたつに割れています。
危険である・・・という陣営と 基準は妥当で心配は要らない・・・という陣営。

両者の主張は真っ向から衝突し、交わることはありません。


一体、これはどういう事なのか?

各自のリテラシー(情報解析能力)を高めよなどとよく言われますが、本来放射線の人体への影響という課題は高度な専門性を有する学術レベルの問題です。
そして、それを専門とする大学教授などの専門家がまっぷたつに割れている状況のなかで、一体我々素人はどちらの主張を取るのが妥当なのか?

どちらが正しいのか?
そんなこと、分かる訳ないじゃないか・・・(怒)


ちなみに、ネットでは危険論を支持する声が圧倒的です。
一般に、危険論を主張する専門家はその言動が敬遠されるためか、テレビやラジオなどへの出演は殆ど無く、主にネットでの発信となっており、方や、妥当論の専門家についてはNHKをはじめ、マスメディアへの露出が多いようです。

そして、ネット=正 マスメディア=偽 という公式のような空気がネット空間を支配しており、このためにマスメディアが妥当論を繰り返すのに反比例するかのように危険論が広がりつつあります。

このように、ネットとマスメディアも二論対立の構造となっており、混乱にますます拍車をかけることとなっています。


一体どちらが正しいのか?
こうなったら、自分で調べてみるしかない・・と無謀な挑戦をしてみました。


つづく

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2011年4月26日 (火)

ウォールナットの学習机

新作の紹介、ウォールナットの学習机です。

開業して9年、これまでに数多くの学習机を作ってきましたが、なんと、ウォールナットを使ったことは今回が初めてなのです。

ウォールナットについて、他の作品では何度も使ったことがあるのですが、なぜか学習机に関しては一度も実績がなく、この度9年目にして初めての経験となりました。

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ウォールナットは、なんといってもこの黒い木肌が魅力です。

ただ、木肌については個体差や、部位での色の差なども多々ある樹種ですので木取りの時はいつも苦労をするのですが、良い材が取れたときはそれはもう嬉しいの一言。
独特の華やかな木目はウォールナットならではの大きな魅力です。

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この机は、木取りの段階でお客さんに材を見てもらいました。
天板に使う材にはまだ樹皮(耳 と呼びます)が残っていたのですが、それをご覧になり、ここの部分を残せませんか? とのご要望をいただきました。

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そこで、久しぶりに耳を残して製作することとしました。
耳と言っても全面を残すのではなく、左側隅にほんの一部残してみました。

ちょっと面白いアクセントでしょ。


納品後の写真をいただきました。

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隣は、一年半程前にお届けしたホワイトオークの机(お姉ちゃん用)です。

ご姉弟、仲良く机についている姿が眼に浮かぶようです。


どうぞ、長くご愛顧いただきますよう m(_ _)m

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2011年4月24日 (日)

訓練生の皆さんへ

先日、木工家志望の方と会いました。

この四月に、私の母校である福岡県の田川高等技術専門校へ入学された方で、なんと愛知県からの単身赴任(?)です。

そのバイタリティーに敬意を表します。


ノートに書きこまれた事業計画を拝見しました。
事業方針、行程表、中期的予算まで・・ いや 脱帽です。

木工起業に際して事業計画書が必須であるのは今までにも何度も繰り返し書いてきたことなのですが、それを実践している方が増えてきているのは嬉しいことです。

あれもこれも・・欲張りすぎで・・ と言われていましたが、いえいえ、この時期はそれでいいのです。


今の時期はブレーンストーミングを行い、文字通り脳内を嵐のようにかき回して、とにかくやりたいことをあれもこれも書き出してみることが大事です。

勢い、総花的にもなりますし、絵に描いた餅でもあり、砂上の楼閣であるかもしれません。
でも、それでいいのです。

今は、思いや夢をいっぱいにふくらませる時期で、それが訓練校での修行を後押しする強力な原動力になります。


そして、訓練校では志を同じくする友人を作り、青春時代に戻って大いに語り合うのがいいですね。
私も訓練校時代は仲間とキャンプやバーベキューをしたり、友人のアパートで徹夜で鍋パーティーをやり、ギターで放歌するなどということを楽しんだりもしました。

それはそれは・・学生時代に戻ったような夢のような体験でしたね。
この歳になって、このようなことが出来るとは思ってもいませんでした。

大いに楽しみ、夢などを語り合う中で、次第に自分が目指す方向性がはっきりとしてきます。
それに連れて夢と現実とのギャップが顕になり、悩むことも多くなると思います。

でも、それら悩みも友人たちと語り合うことで、解決の道が開けるかもしれません。

そうなのです。
事業計画をブラシアップしていくためには、訓練校の同級生たちとの交わりが不可欠です。

刺激し合い、お互いを高めることが出来るような友人ができるといいですね。


一年しかない訓練校時代。
輝く、宝石のような時間です。

全国の訓練校諸氏へ・・・
充実した時間を過ごされることを心より願っています。


・・・私も、できれば訓練校に戻りたいくらいでございます(現実逃避)


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2011年4月22日 (金)

あなたに夢中 追悼スーちゃん

女優 田中好子さんが亡くなりました。
私たちの世代にとっては、やはりキャンディーズのスーちゃん と言う方がしっくりきますね。

訃報を知ったのは昨晩のこと。
パソコンで家具のデザインを検討しながら、youtubeでキャンディーズの曲を聴いていた時でした。

全くの偶然。

選曲を変えるために、youtubeを流していた方のパソコンを操作して、ついでにYahooのトップページを開いたら「田中好子さん死亡」の文字が目に入りました。

一瞬、何かの間違いかとも思いました。
同姓同名の他者???

間違いではありませんでした。


キャンディーズ全盛期は、私が中学生の頃です。
1970年代の中盤頃・・こどもから青春期へ入るもっとも多感な時期でした。

当時は、中3トリオがいたりしてアイドルの第一次全盛時代。
その中で3人のグループというのは珍しく、また、キャンディーズは誰が主役ということはなくて三者三様の個性が光るグループでもあり、ラン、スー、ミキの中で、誰が一番好きか? ということが、中学生の男どもの間で真剣に議論されたりしていました。


ヒットチャートでは後発のピンクレディーが席巻してしまい、なかなかトップを取ることができませんでしたが、解散宣言をしてからは人気もうなぎのぼりで、ラスト数ヶ月はお祭り騒ぎのようでした。

普通の女の子に戻ってから、2年後にはラン、スーは芸能界に復帰。
批判もありましたが、その後、女優としての二人の活躍はみなさんご存知のとおりです。

スーちゃんを映像で見たのは、昨年放映されたNHKのドラマが最後でした。
えらく痩せたな・・ と思っていたのですが、病魔(乳がん)に冒されていたのですね。


55歳。
あまりにも早過ぎます。


多感な頃に見たアイドル。
40代後半のこの年になって、その頃の思い出を象徴する何かが消えてしまったようで、なんとも言えない喪失感があります。

デビュー曲 あなたに夢中 をご紹介。


このときは、スーちゃんが真ん中でしたね。

今日は、キャンディーズの曲ばかりを聞いて作業をすることにします。

ご冥福をお祈りします。
合掌

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2011年4月21日 (木)

工程表と風評被害と

原発のこと・・

東電が燃料の一部メルトダウンを認めました。
いまさら・・という気がしないでもないですが、一挙一動が世間からの激しいバッシングに晒されている立場からすれば、精一杯のところだったのでしょう。

心配なのはそれに伴う再臨界(ふたたび核分裂反応が始まること)ですが、仮にそれが起こったにしても局所的なものに限られ、暴走や格納容器破壊などの破局には至らないというのが大方の専門家の見方のようです。
(ただ、今でも十分に破局的ではありますが・・・)

再臨界については、それをを示す核種であるクロル38が発見されたとか、間違いだったとか、情報が錯綜していますが、真実は藪の中です。

これら放射性物質の測定当事者は東電ですので、どうしたって大本営発表となってしまいますね。
なので、東電陰謀論はますますヒートアップしているようです。

しかし・・・
もはや福島原発の問題は国内に留まらず深刻な国際問題になってます。

AREVAからの技術支援に代表されるように、国際対策チームとしての様相を呈していますので、その中で都合の良い捏造を繰り返すようなことはちょっと考えにくいのではないか?

また、今までの経緯を検証してみると、進め方に稚拙な部分が多々あったり、その結果として対策が後手後手に回っているということはありますが、悪質な捏造などということはないように思われます。

ただ、データの発表が遅くなったり、また、SPEEDIなどですべてのデータが公表されていないなどの問題もあり、これについては政府において善処してもらいたいところです。

この事態に至っては、もはやデータ公表によってパニックが誘発されるとは考えにくく、むしろ公表しないでいることによる不安と不信の増幅のほうがはるかに深刻であることをいい加減認識してほしいと思います。

まあ、ともあれ今後の対策は工程表も示されていますので、今からは工程表に照らして進捗状況を厳しく見ていくことが肝要で、メディアの方々には逐次これを報道して欲しいと願います。

さて、放射能の風評被害がいろいろと報告されています。
幼い兄弟が差別的な発言を受けたとか、福島県からの移住者に放射能検査の証明書提出を求めたとか・・

このような被害が広がるのは、もちろん放射能に対する正しい知識が広がらないということがあるのは間違いありませんが、この問題を調べていくと、いろいろと根が深いことが分かってきました。

その根っこは、学者陣の不誠実・・ということに帰着されるように思っていますが、これについてはもうちょっと整理してまた書きたいと思います。

ただ、一言だけ・・・
この機に反原発の勢力を広げようとしている人たちへ・・

それはもちろん結構なことです。
(私もだいぶ反原発に傾いてきましたし・・)

ただ、それが為に科学的態度を失い、客観性がないことを撒き散らすのはフェアではありません。
それがいらぬ風評被害を広げる大きな要因になっていることを認識し、不誠実な態度は改めてほしいと思います。

それでは、あなた方が批判している政府や東電と質的に変わらず、一般からの理解は得られにくいでしょう。

せっかく広がりつつある反原発の火を消さないためにも、ここはぜひ自省してほしいと願うばかりです。

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2011年4月19日 (火)

パインの椅子

原発問題は自分の中でますます複雑になり、一体何が真実なのか? 深みにはまるほどにどんどん見えにくくなってます。

という訳で、今日は作品紹介。

久しぶりに椅子の登場です。

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椅子は、それはそれは世界中に数えきれないほどのデザインがあり、日々様々の新たな椅子が生まれています。
椅子だけの展示会も珍しくなく、家具デザインの世界ではかなり盛り上がるアイテムでもあります。

でも、個人的にはそのようなことにはほとんど興味ありません。
日々体をあずける実用品ですので、もちろん座りやすく、素朴で、しかし野暮ったくない・・
そのような椅子を作りたいと思ってます。

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今回お誂えした椅子も、我が工房定番の形です。

しかし、定番・・ と言っても、毎回同じものを作っているわけではなく、細部については常に見直し修正を行っているのであります(エヘン)

今回は、座面の掘込を全面的に見直しました。

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我が工房は、開業以来頑なに木の座面にこだわっているのですが、木の座面は硬くて重いのが難点です。

このため、座面にはお尻にフィットするように掘りこみを行っています。
掘込については賛否両論があるのですが、私は着座感を柔らかくするために、掘込は有効と考えています。


今までは、お尻の形に合わせて彫り込んでいたのですが、この度そのパターンを変更し、座面全体がゆるいカーブを描くような掘り込みパターンにしてみました。

狙いは二つ・・
座面全体を掘り込む(削る)ことで、少しでも軽くなるようにしたことと・・
姿勢を変えたときにもお尻のフィット感が変わらないような効果を狙ったことです。

成果は?

いいんじゃな~い! (自画自賛)

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創造性を発揮して、新規なデザインを考えることも刺激的でしょうが、定番の形をすこしずつ改良して進化させることも、地味ながらも楽しいものです。

当椅子は、お寺さんへ6脚お納めしました。
ありがとうございましたm(_ _)m

我が工房、何気ないけれど、最新の椅子でございます。
座り心地はお墨付き♪ 一脚 いかがでしょうか?

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2011年4月15日 (金)

原発を読み解くために

終わりの見えない原発事故、冷却水との戦いは果てしない泥沼の様相を呈してきました。

膠着状態のため、マスメディアでの取りあげられる頻度は減ってきましたが、ネットでは熱い議論が続いています。

そして、当然のことながら原発反対派の声が圧倒的に強く、推進派は表立っては意見を表明しにくい状態で、容認派としての言論がせいぜいのようです。

ここ九州でも、昨日は九電の原発をめぐり、将来の電力行政を考える番組が放映されていました。
九電へのインタビューなども織り込まれていましたが、まあ、仕方ないことながら大変に歯切れの悪い答弁に終始しており、電力会社としても今回の事故については相当にショックを受けている様子が透けて見えてきます。

ともかくも、九州の原発依存度は43%とかなり高く、玄海原発のプルサーマル計画なども含めて、今後相当な論議が巻き起こりそうな気配です。


さて、福島事故をどのように捉え、原発をどのように考えるべきなのか?
それが事故発生以来の関心ごとで、ここひと月の間、いろいろな情報にアクセスしてきました。

問題は相当複雑に入り組んでいて、それらが渾然一体となり、さらには感情論が多大に盛り込まれてきますので、これを読み解くには相当の労力が必要です。

このような状況で悪戦苦闘する中で、朧気ながら三つの側面が見えてみました。
これらを別個に検討することで状況を整理し、問題解決の筋道を立てることが出来るのではないか? 
などと考えています。

三つの側面とは以下のとおりです。

 1原発プラントの設計思想や安全管理などの技術的問題について

 2日本の電力事情と、原発の必要性について
  (なぜ原発が必要なのか?)

 3原発をめぐる利権など、政治的な背景について

これらのうち、1の技術的問題については感情論を交えて考えるべきではなく、純粋に技術的な問題として捉え、その是非と今後の対策なりを論ずるべきと考えています。

技術論に感情論が入り込むのは百害あって一利なしと肝に命ずるべきで、両者を混同させることで問題の本質が見えにくくなり、これが”絶対に安全”などという、工学的には全くナンセンスな言説を産み、安全神話という幻想を作り上げる元凶となってしまうのです。


また、2の原発の必要性と、3の政治的な背景については本音と建前が複雑に入り組んでおり、これを読み解くには相当の労力が必要となりそうで、前途多難な様相です(溜息)


情報社会にはリテラシー(情報解析能力)が必要である、とよく言われています。

しかし、言うは易く行なうは難し!
これを今、ひしひしと実感しています。

ネット上に原発情報は無数に溢れかえっていますが、究極の玉石混交で、一体どれが正しいのか? それを読み解く端緒を見つけ出すのも困難な状況です。

どうすれば良いのか???


そのためには、自身の予断を徹底的に排し、イデオロギー色を払拭し、ニュートラルな立場ですべての情報を懐疑的に観る姿勢が必要であると思っています。

どこまでできるのか?
大変心もとない状況ですが、仕事の合間にコツコツと行い、また折りにふれこのブログで書いていきたいと思っています。

有益な情報がありましたら、是非ご紹介くださいませ♪


とりあえず、現段階での私の立場は・・・

原発推進でもなく、原発反対でもない  ノンポリ・・・とご理解いただきますよう。

最後に、福島原発が少しでも好転するよう祈りたいと思います。
また、現場で命がけの作業をしている方々に対して、改めて敬意を表します。


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2011年4月14日 (木)

チェリーの書斎机

書斎机、あるいは作業机です。

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チェリーの机で、幅1600ミリの横長タイプです。

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引き出しは三枚・・・
取っ手無しの最もシンプルなタイプですね。

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脚は、先端を少し細く絞ってシャープなイメージで仕上げました。

お客様との色々なやり取りは、構想から実に2年ほどの時間を要することとなりましたが、最終的にはもっともシンプルな形に落ち着きました。

Simple is best. とはよく言われることですが、検討を重ねた結果のシンプルは、さらにその意味に深みが増すようです。

いただいた写真をご紹介・・

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ナチュラルな風合いの床、白い壁、そしてチェリーのYチェアーともとてもよくマッチしていますね。

いずれは、お子様と並んでお使いになる計画です。
ご家族の成長と共に、常に寄り添う机であることを願っています。

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2011年4月13日 (水)

溜息も出ず

福島原発事故、レベル7に評価が引き上げられました。
事ここに至っては、もはや驚くべきことではありません。

レベル7といえば、チェルノブイリ事故と同レベルですが、今日のNHKの解説では放射能の飛散量や初期における人的被害などはチェルノブイリよりもはるかに軽微だと言うことでした。

しかし・・・
この事態にあって、チェルノブイリやスリーマイルなどと比べることにどれほどの意味があるのか?
と思ってしまいます。

いらぬパニックなどを起こさないための配慮であるならば、もはやご無用。
そのようなことを続けて、情報開示や施策が後手後手に回ったことが、国内のみならず国外にも不信感を与えているということにいい加減気づかなければならない時期です。


TVでは(NHKしか見ていませんので、民放が何を言っているのかは知りませんが・・)政府の代弁者かと思う程度のゆるい解説でしかなく、方やネットでは、フリージャーナリストなどを筆頭とした反原発イデオロギーが火を噴いています。

なんだかなぁ・・ と思います。

NHKの楽観的な解説にも倦んでいますが、しかし、反原発イデオロギーに与する気にもなれません。


楽観論については、NHK以外にも、ネットなどでもたくさん主張されています。
これらの立場を取る人は、データに基づいて冷静に持論を展開するタイプが多いですね。

一見もっともらしく、信頼できるようにも思われるのですが、ご用心!
これらの人は、起こった事象に対して後追いで解説をすることには長けているのですが、今から起こるであろう問題を予測し、それに対する手立てを講じるというような建設的な意見を述べることは殆どありません。

理由は、おそらくは二つのパターンがあるように思われます。

まずは、良心的な人の場合・・・
得られたデータから科学的に推論をし、確度の高い説を提案しようとするタイプです。

たしかに良心的ではありますが、これでは後追いの解説しかできないのは必然であり、将来における事態の収拾には寄与せず、また、放射線の影響を心配する人にとっての行動指針にもなりえません。


もう一つ・・ちょっと???と思われる専門家の場合。
御用学者などと揶揄されていますが、データに基づくと言いつつも、どれほどのデータを吟味したのか? 都合の悪いデータは意図的に出さないようにしているのではないか? という疑念がつきまとう胡散臭さがありますね。

これについては、その背後に垣間見える原子力利権や、原子力シンジケートとでも呼びたくなるような互助的組織のようなものがチラつくのですが・・・・ さて、実態は??


一方、反原発を唱える人について・・・
これはもう、何でもありの世界です。

これらの人は、とにかく政府と東電は全く信用できないというのが大前提ですので、データも何もなく言いたい放題ということになります。

特に、フリージャーナリストと呼ばれる人の言動はひどい。

原子力を語るならば、原子力プラントについては工学の専門家であり、核物理学については理学の専門家であるか、あるいは多少なりともそれらの専門知識を持っているのが当たり前であり、それがこの事故を科学的見地から見る場合の最低限の誠意だとも思うのですが、そのような片鱗も感じられず、とにかく政府と東電を叩くことのみに全精力を傾けているという印象がありますね。

そして、出てくるのは政府・東電陰謀論と、やたら危機感を煽るようなデマゴギーです。

アホくさ・・・
政府や東電にそのような悪知恵があるのなら、もっとうまくやってますよ・・ホホホ


なんだかなぁ  と思います。


原子力利権とも、反原発イデオロギーとも無縁で、純粋に科学的見地から原発と放射能の影響を論じる人や機関がないものか? と思っているのですが・・ううむ。

これ・・と思うものもいくつかはあるのですが、それを読み解くためにはやはりかなり専門的な知識が必要となりますので、ハードルはかなり高いところにあります。

リテラシー  などと言われても、高度に専門的な分野においては、それは無理ですよ!

なので、私も何が正しいのか・・いまだに分からずにいます。

混沌としたまま、もやもや感はいつまでも消えず、溜息も出ない日々が今も続いています。


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2011年4月12日 (火)

掛時計

時計のご注文をいただきました。

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シンプルな丸い時計です。

文字盤はメイプル、文字譜はウォールナットという最強の組み合わせ。
この二つ、とっても相性が良いのです。


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ご友人への新築祝いです。

丸く、優しい感じに加えて、針のデザインがちょっとアクセント。
カチカチ音がしないタイプですので、静かに時を刻みます。


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こちらは別デザインでのお誂え。
ダイヤとスペードの組み合わせはお客様のアイデア・・・

トランプクロックとでも命名しようかな(安直??)


このように、小物類もしっかり作っています。
贈り物などにいかがでしょうか?

ご用命、お待ちしております。

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2011年4月11日 (月)

花見のススメ

先日は、数カ月ぶりに木工オフ会をしました。
おなじみ、近隣の木工好きが集まる定例会です。

今回のオフ会、本当は3月12日に予定されていたのですが、前日の11日が震災となってしまいました。
自粛・・というよりは、あの惨状を目の当たりにした直後に浮かれた気分になるはずもなく、喪に服すようにオフ会は中止・・そして、改めて今回の開催となった次第です。


今は花見のハイシーズン・・
例年ならば、夜桜でイッパイ引っ掛けた連中がそのまま盛り場へ繰り出すため、この時期は賑わっているのですが、今年は我が町も自粛ムードで夜の桜ライトアップは中止、このため街にも今ひとつ活気がなく、週末にもかかわらず、予約なしでもお店には簡単に入ることができました。

自粛についてはいろいろな意見があると思いますが、私は過度な自粛はせず、楽しむべきは楽しんで消費をし、金を回して経済の収縮を防ぐべき・・と思っています。

もちろん、被災して今も苦しい生活を余儀なくされている方々へ想いを馳せるのは大事なことですが、誤解を恐れずに言うならば、思っているだけでは状況を進展させることはできません。
被災していないところが元気に経済活動をすることこそが、結果的には早い復興を支える原動力となるのは疑いのないことだと思います。

今は、被災者のことを思い、先行きが見えない原発について考え、片方で日常を送って楽しむべきは楽しみ、消費をする・・という、背反するような難しい行動が求められているように思います。

オフ会について・・・
いつもならば100%木工談義で盛り上がるのですが、今回は話題の半分以上は震災や原発のこととなりました。

そして、二次会へ・・
そこでは、宮城県の酒を楽しみました。
初めて飲んだ銘柄だったのですが、とっても美味しかったですよ♪


東北、酒造からのメッセージをご紹介します。


桜満開ですよ!

花見をしましょう・・東北の酒を飲みましょう。

それも、立派な支援だと思います。

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2011年4月 8日 (金)

後手後手

日常に戻って無論仕事にも精を出しているのですが、しかし後退する一方の原発情報からも離れることができず、日々悶々とする思いが続いています。

ここ数日、事態はまた転換しました。
低レベル放射性物質が含まれた水を海洋投棄するという第一線を超えた決断がなされ、それは実行されました。

やむを得ない措置、また苦渋の決断という答弁はその通りかもしれませんが、あまりにも唐突という印象をぬぐい去ることはできません。

まあ、それ以前に既に高レベル汚染水が漏出しているという事実がありましたので、それを考えると今回の低レベル汚染水の放出は実害という点においては現状の汚染レベルを極端に悪化させるものではないのかもしれません。

しかし、気づかずに漏出していたということと、意図的に放出するということは、その意味合いが全く異なります。

投棄に当たって、農水省にも、また国外にも、そして何よりも地元漁業関連の方々にも、およそ事前の相談もなくこれが実行されたということはいかにもお粗末、不誠実であり、韓国などからの批判や漁連の激怒は当然のことです。

これが政治的側面において国内外にいかに大きな衝撃を与えるのか、ということに想像力が及ばなかったことは大きな失態であり、政権の座にいる者の資質について、残念ながら疑いを持たざるを得ません。

原発現場で命がけの作業をされている方々に対して後ろから鉄砲を撃つようなことはしたくはありませんが、ここは後方部隊として危機管理の根幹を担っている東電本部や政府関係者の方において、猛省をして欲しいと思っています。

それにしても・・
ここのところの原発状況について、その手当が後手後手に回っているという感が強くあります。

高レベル汚染水の漏出についても、格納容器内への窒素注入についても、海洋投棄についても、いずれも事前に告知されることもなく唐突に問題として提起され、それが提起されたときにはもはや選択の余地がないほどの危機的な状況になっている・・という腹立たしいようなやるせないような思いを抱くことがもはや日常になっています。

また、放射性物質が拡散される都度繰り返される「直ちに健康に影響はありません」というセリフも、今ではオオカミ少年の言葉のように空疎に聞こえてしまい、繰り返されるたびにその信頼性を失っていくようです。

このセリフは今回の海洋投棄の時にも繰り返されました。
海中で拡散して薄まるので問題はない と・・・

ところが、実際は海流に乗ってそれほど薄まることもなく沿岸部を進み、それがコウナゴの汚染という形で露呈することとなりました。


これら一連の推移を眺めてみると、ここ数週間の出来事に際して政府などの説明はいかにもまずい!
震災当初においては比較的信頼のおける情報発信であったと思うのですが、途中からまるで歯車が逆転したように歯切れが悪くなり、五里霧中、曖昧模糊とした様相を呈しています。

好意的にとれば、無用な混乱を防ぐためにできるだけ穏やかな表現にしているようにも感じられますが、悪意にとるならば、言質を取られないよう、狡猾な役人用語を用いて国民を煙に巻くように画策しているようにも思われます。

もちろん、そのような悪意はないと信じたいのですが、しかし、そのように受け取られても仕方ないような対応に終始している感は否めず、ホントにしっかりしてよ枝野さん・・と言いたい気分です。

想像するに、現実の展開の速さに解析や予測がついて行かず、見通しが極めて不透明な中での答弁を余儀なくされているため、このような不明瞭な発言となっているのではないかと思いますが、それが要らぬ憶測を呼ぶ悪循環となっています。

さて、この点についてもうひとつ言いたいことは、これらの問題に対する原子力専門家の対応です・・・
これについては、原子力をめぐって繰り広げられる様々な利害関係がその背後に透けてくるようでもあり、問題の本質は、ここにその根っこがあるのではないか とも思っています。

このことについては、もうちょっと調べてみて自分なりの検証を取ることができればまた書くつもりです。


・・・・
・・・・

また大きな余震がありました。
女川原発や六ヶ所村の再処理工場では外部電源の遮断が起こっているとのこと・・

今回の福島原発の事態を招いた電源喪失は、もはや特別なことでは無くなっているようでもあります。
原発の安全神話の虚構性がまたひとつ暴露されたような出来事でした。

浅はかな人智を粉砕するように、自然の鉄槌が下されています。
試練は続きそうです。

それにしても、

毎日いろいろな問題が頻発しますね(溜息)
ともあれ、仕事は仕事できちんと遂行しており、生活においてはしっかりと日常を送っています。

花見にも・・行きます。
酒も、飲みますよ~ 今からは東北の酒を主に楽しみたいと思ってます♪
歌は  ちょっと自粛・・・

原発、震災に対してしっかりと思いを寄せながら、日常もしっかりと送る。
それが  最も大事なことと信じています。

信じるしか・・ありませんよね。

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2011年4月 7日 (木)

パインのチェスト

久しぶりの木工ネタです。

パインの小さなチェストをお誂えいたしました。

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高校生のお子様用のチェストで、机の横において書類などを収納します。

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側面のバーは、お客様からのご要望で取り付けました。
これは、裏側からボルトで固定されており、ボルトを緩めることで取り外し可能な構造となっています。

さて、このバー どのように使われるのでしょうか?
S字フックなどを取り付けると、ずいぶんと使い勝手がありそうですね♫

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これを取り付けたことで、ずいぶんとユニークなデザインになりました。

正面からみると、何かに似ていませんか???

それは・・・・フフフ 秘密です(^^♪

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2011年4月 6日 (水)

日常を取り戻す

今回の震災・・ 津波が押し寄せる場面などはリアルタイムで見ました。
あまりのことに、映像を見てもこれが現実のものであるのかにわかには理解ができず、これをどのように受け止めたらよいのかと混乱する日々が続きました。

追い打ちをかけたのが原発の問題。
めまぐるしく変わる状況に、のんきに木工なんてやっている場合じゃないなどと思ったりしました。

しかし、出来ることはあまりにも限られており、募金の他には、収集した情報を多少なりともこのブログに書いていくことぐらいでした。


そして、数週間を経て・・
やはり、もう日常を取り戻す時期だ、と思うようになりました。

方や自粛ムードも相変わらず続いており、もちろんそのような考え方も尊重はするのですが、しかし、少しずつでも日常を取り戻していかねばならない、と思います。

被災していないところがしっかりと地に足をつけて歩み始める。
それが力強い復興への第一歩となるのは疑いがありません。

なので、このブログも明日より本来の木工ブログへ戻すようにいたします。

と言っても、今まで書いてきた原発に関する情報発信を全くやめるということではなく、これらも適宜織りまぜながら新たな気持でブログを書いていきたいと思います。


私事ながら、この4月で開業10年目を迎えることとなりました。
いろいろな意味で、この10年目は私にとって大きな転機になりそうです。

その記録を残す意味でも、さらにブログに力を入れていきたいと思っています。
引き続きご笑覧をいただければ幸いです。

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2011年4月 4日 (月)

スピーディーでない話

そろそろ本来の木工ブログに戻したいと思っているのですが、膠着した原発を見るにつけ、もどかしさとやるせなさを感じる日々が続いています。

原発は、大きなジレンマを抱えたまま大いなる停滞を余儀なくされています。
いや、停滞というよりは後退と言ったほうが適当かもしれませんね。

最も大事な炉心冷却のために、反応炉(圧力容器)への真水注入が続けられています。
注水量は一時期よりもだいぶ減って、今では一日あたり三機合計で60トンほどであるそうです。

注水のためのポンプは外部電源に切り替えられているために、安定的に水は供給されており、この状態を続ける限り、炉心内でこれ以上のメルトダウンが進行することはないというのが専門家たち共通の推定のようです。

ただ、その代わりに、注入した水が原子炉外へ流出し、それが海へと垂れ流しになっているという状況も変わらず、これ自体既に深刻な状態ですが、これが続くと海洋への影響は一体どのようなことになるのか? という、大きな不安がつきまといます。

当局は〇〇の一つ覚えのように(失礼) 海中で拡散するので直ちに健康に影響することはないと繰り返していますが、海流の影響にも左右されるでしょうし、また、この垂れ流しが長期化すればそのような戯言を言っている場合ではなくなってくるでしょう。


この状態を打破するためには早く残留熱冷却システムを再稼動させなければならないのですが、その準備を流出する汚染水が阻んでいるという状況で、目下の作業は、この水をどのように処理するのかということに最大の注力が傾けられています。

もはや敷地内の再処理プールなどでは手一杯で、海上にタンカーを浮かせてそこに移そうとか、メガフロートと呼ばれる大きな人工浮島を曳航して、ここに導こうかなどと、様々な知恵が絞られているようです。

しかし、そのような対策を講じている間にも汚染水はどんどん海へ流出しており、一刻も早い事態収拾が望まれます。
私見ながら、海への流出ルートが出来上がってしまったことで、相対的に空気中への放射能飛散が減っているようでもありますね。
なんとんやるせなく、複雑な思いです。


もうひとつ、前回問題提起をした放射性物質の大気中への飛散の問題ですが・・
放射能の高い飯舘村を退避区域にする動きは相変わらず無いようです。

これについては、今朝、NHKが少し触れてくれました。

まずは、放射能拡散をシミュレートする緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の予測結果によって、放射性物質は同心円で飛散するわけではなく、風向きや地形の影響を受けながら流れていくことが明らかになっていました。

ところが、当初この結果は公表されず、また退避区域は単純な同心円で、SPEEDIの解析結果が反映されたものとはなりませんでした。
まったくスピーディーではありません。

さらに、SPEEDI解析のさらに前に、国が民間の調査機関へ放射能飛散のシミュレーションを依頼しており、そこでもやはり同心円にはならないという結果が出ていたという、新たな事実についてNHKが言及していました。

これら一連の事実を見てみると、初動における国の動きは比較的早かったと思われるのですが、解析結果が出てからの動きはまったく遅い というより、不可解です。

退避区域について、どうして頑なに同心円モデルを堅持しているのか?
いらぬ困難や、最悪事態のパニックを避けるための措置なのか?

この不思議さは日毎に強まるばかりです。


原発の膠着状態は長期化すると思われますので、これからは大気中や海洋へどのように放射性物質が拡散していくのかという調査はますます重要になってくると思われます。

政府にあっては、大本営発表とならないよう逐次データを開示してもらいたいと思いますし、マスメディアや専門機関にあっては必ずチェック機関として正確な解析結果を示してほしいと切に思います。

個人の意見など所詮ごまめの歯ぎしり・・
関連機関の奮闘に期待しています。

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2011年4月 1日 (金)

メディアのリテラシーを問う

今日は非常に腹立たしく思っているので、ちょっと文章が荒れるかもしれません。
最初にゴメンナサイと申し上げておきます。

IAEAが、飯舘村での放射能が国際基準の2倍となっていることを指摘、この地区を避難対象区域にするよう政府に提言しました。

が、政府は必要なしと判断、その根拠は?

原子力安全委員会の見解によると、IAEAの基準と日本の基準は異なっている。
IAEAは土壌の表面のみの調査であるが、日本は土壌の中と、空間線量の両方を調査し、より人体への影響度を考慮した基準となっているので、日本の基準のほうが良いのだ ということらしいです。

なんのこっちゃ?? と思っていたら、NHKがこれをトップニュースで取り上げてくれました。

「これでいいんでしょうか?」とのキャスターの問い掛けに対して・・
「これでいいんです」との解説者。

その理由は、安全委員会と全く同じ。

あのね~それじゃ解説じゃないでしょ(怒)

だから、なぜ日本の基準のほうがより優れているのか?
その科学的根拠を知りたいのですよ、私たちは!!!!!!!

まあ、そこは目をつぶって・・
日本の基準で考えたとしましょう。
それでも、かなり変なのですよ。

前にも紹介しましたが、文科省が各地の土壌と、空間線量の調査をしています。
それによると、飯舘村(原発北西40キロ)の直近10日間の空間線量率累積は、南相馬市(同25キロ)の10倍以上もあります。

そして、その南相馬市は屋内退避から自主避難区域へと格上げされました。
しかし、その10倍以上の累積線量がある飯舘村は問題なしとは、どう考えてもおかしいですよね。

日本の行政機関が調査して、日本の基準で考えても極めておかしな話がまかり通っている。
大変不思議なことですが、さらに不思議なことにはそれを指摘するマスメディアが一つもない ということです。

一体どうなっているの???

そして、もう一つ。
毎日新聞が、重要な証言を発表しています。

福島原発の原子炉設計者である、ゼネラル・エレクトリック社の元社員へのインタビュー記事です。

それによると、マークⅠと呼ばれる福島の原子炉、その圧力容器には致命的な欠陥があるとのこと。
圧力容器は内部の水量低下が起こったとき、それに耐えうるだけの強度がないということらしいのです。

これは大変なスクープです。

知りたいのは、その欠陥の詳細であり、どのようなメカニズムで、どの部分の耐圧が不足しているのかということであり、それを前提とした場合に、今原子炉の中で何が起こっているかという確度の高い推測であるはずです。

ところが、それらには全く触れられていない。
このインタビューの英文元資料も探してみたのですが・・・ない!

ガキの使いじゃあるまいし・・・怒怒


NHKにしろ、毎日新聞にしろ、今日ほどメディアのリテラシーに幻滅したことはありません。

国難に際して、また、政府に物申す第4の権力機関として、一体何をしているのか?
その自覚はありや?

非常に腹立たしく、フラストレーションの溜まる一日でした。

明日、NHKで同じ解説者が出てきたら・・・・テレビ消しちゃうよ、ホントにもう。


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