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2011年2月14日 (月)

無縁社会2

続きです・・

最初の数週間は、開放感に浸った生活でした。
早起きしなくても良いし、残業で夜遅くに帰ることもありません。

適当に起きて掃除をし、ワイドショーを見て、その後ゲーム(ドラクエ7)を楽しみます。
そして昼食、ワイドショー、ゲーム、買い物、そして温泉 という具合♪
酒とバラの日々。

しかし、そのような生活も、数週間も経つと退屈になってきます。
有り余るような自由を次第に持て余すようになるのです。

そして、次にはそれが苦痛になってきます。
朝起きて、この長い一日を一体どのように過ごしたらよいのか?
考えても分からず、時間つぶしにワイドショーを見る毎日・・・ しかし、それを見るごとに脳が融解していくような、そこはかとない不気味さ、背後から怪物が近寄ってくるような恐怖を感じるようになりました。

この恐怖の正体は一体何か?
それを考え続けて・・気付いたのです。


俺は今、世間から全く必要とされていない!


そうなのです、今までは組織に属し、仕事をすることによって社会とつながりを持ち、人間関係を築き、仕事の成果によって社会の生活文化向上に寄与しているという多少の自負がありました。

ところが、今はそれがない。
あたり前のことながら、自分が抜けても会社は回り、業務は進み、世間は普段と何も変わらず忙しく動いています。
皆がネクタイを締めて先へ進んでいるときに、自分は温泉でぼーっとしているだけ・・

社会とのつながりが切れてしまった孤独感。
これが背後から忍び寄ってくる不気味さの正体でした。


思いがけず、長くなってしまって つづく・・・ 

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