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2010年12月31日 (金)

哀愁の防寒ブーツ

今年も残すところ、あと数時間となりました。

例年通り、年末ギリギリまで工房にこもり、じたばたと・・
最後まで慌ただしい年の瀬でした。

ここのところ天気は荒れ模様で、寒さも今年一番です。
防寒対策として、今年はヒートテックの上に薄目のフリースを着て、さらに昔の防寒ブルゾンを着込んでバッチリ♪

しかし、問題なのは足元で、特に足先が冷たくなるのには毎年閉口します。
この対策のため、昨年は全国木工家御用達のファッションセンターしまむらで防寒用の靴下なるものを買ったのですが、効果は今ひとつ。

二次対策として、足先カイロを仕込んでみたところ、これはなかなか良いのですが、しかし足の裏になにかひっついているのはどうも気持ちが悪い。
さらに、靴の中が暖かくなるので、ちょっと蒸れるような感じになるのもいまいちでした。

が、先日、工房齋さんのブログで良さげなものを発見。
どうやら、防寒用のブーツがあるようです。

しかも・・安い!

これは是非試してみなければなりません。

いそいそとホームセンターへ・・
すると、ありました♪

なんと、790円 happy

メイドインチャイナで、いかにも安かろう悪かろう的なチープな感じが琴線に触れます。
おそらく、ワンシーズンで確実にダメになってしまうであろう的な雰囲気をムンムンに漂わせているところに哀愁が漂いますね。

早速購入。

これが・・いい♪

これで足元の悩みが解消されました。


と、非常にハッピーな気持で今年を締めくくることができるのが何よりです。
終わりよければすべてよし。


ということで、皆様、本年中は大変お世話になりました。
新年、工房はお休みですが、ブログは多分書きます(屠蘇で酔っ払ってなければ・・)

来年も、当駄ブログにお付き合いをいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


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2010年12月30日 (木)

メイプルのフリーラック

引き続き、今年最後の新作ご紹介。

メイプルのフリーラックです。

20101223_001

ご覧のように格子状の収納棚で、極めてシンプルな形ですね。
奥行きは400ミリと深く、相当の収納量があります。

20101223_005


ところで・・・ 
フリーラックなんて適当に呼んでいますが、一体、フリーラックってそもそも語源は一体何なのでしょう?

free rack なので、英単語なのですが、どうも和製英語っぽい。
直訳すると 自由棚?

自由に、何でも置ける便利な棚でございます  ってことかいな?

家具屋のくせに、よう知りません ┐(´-`)┌
どなたか、詳しい方がいらっしゃったらおしえてくださいませ。

20101223_020

ともあれ、フリーラック。
フリー フリー  自由バンザイ (◎´∀`)ノ

用途を選ばず、なんにでも使えそうです。
また、素材が白いメイプルとくればさらに高感度アップ。

お部屋の中がパッと明るくなりそうですね。

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2010年12月29日 (水)

メイプルのオーディオラック

年末に納品が続いたので、今日も新作のご紹介です。

メイプルのオーディオラック・・あるいは、オーディオボードと言うべきか?

20101219_019


いや、オーディオキャビネットという言い方もあり、一体なんと呼ぶのが最適なのかよくわからず、いつも適当な名前を付けている私です。

それはさておき・・・

20101219_017


ご覧のように、上はラック形式の素通しの棚で、ここにオーディオ機器が並びます。
そして、下はCDやDVDソフトなどを収納する引き出し・・ 三枚ありますので、相当の量が入りそうですね。

20101219_021

なお、この作品は下のテレビボードの姉妹品としてお誂えしたものです。

100531_002


同じデザインで並べると、お部屋の中で統一感が出て良い感じになることでしょうね。

これでオーディオ周りもすっきりと・・
快適なオーディオライフをお楽しみください♪

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2010年12月28日 (火)

ホワイトオークのチェスト

新作のご紹介。

チェストです。

20101224_003

衣装の収納用としてお誂えをさせていただきました。

素材はホワイトオーク、いつもながら細かな木目が綺麗な材です。

20101224_012

お客様からのご要望により、天板と側板の連結には組み手を用いました。
量産家具では、なかなかお目にかかることの出来ない意匠です。

20101224_010

黒い金属製のつまみが引き出しの表情をキリリと引き締めます。
つまみって、大事なアイテムですね。

20101225_005


20101225_006

納品時のひとコマ・・

このために新調されたランプを置きました。
うう~ん、いい感じですね (^^)

夜、薄暗い中でランプに照らされる木目は、さらに美しさが際立つことでしょう。

シンプルながらも存在感のあるチェスト。
衣服を優しく包み込みます。

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2010年12月27日 (月)

坂の上の雲 第2部

NHK 坂の上の雲(第2部)が終わりました。

昨年末に放映された第一部がとても良い出来だったので、今年の第二部も楽しみにしていました。

そして、今回も期待通りでダイナミックな場面を堪能しました^^


私事ながら、昨年末は壊れかけのブラウン管テレビでの視聴であって、すべてのものが赤く見えるという劣悪な状態でした。
それに対し、今年は地デジハイビジョンの大型画面で見ましたので、興奮も昨年以上だったように思います。


さて、このドラマで特筆すべきものは幾つかあるように思いますが、私としては静かに抑えられた演出に拍手を贈りたいと思います。
演出といえば、龍馬伝がよくも悪くも過剰演出に終始しましたので、どうしてもその対比として捉えてしまいますね。

押さえ気味の演出がドラマ全体に重さを与え、静かな進行が日露開戦へと進み行く重苦しくて不気味な雰囲気をよく表わしていたように思います。
しかし、静かな分だけより役者の力量が問われるようにも思いますので、出演者たちも息が抜けなかったのではないでしょうか。

いずれも、渾身の演技であったように感じられました。


また、日露開戦へと至る政治的背景などについても、ドラマとして可能な範囲まではしっかりと描かれており、製作者の誠実な態度が伝わってきました。

帝国主義、弱肉強食の時代に明治の日本がどのように振舞ったのか?
領土拡張が国の生理的欲求として当然であり、それが正当であると考えられていた時代にあって、日本・ロシアのいずれがどのように考え、どのように行動したのか?

それを解き明かすことが、原作者である司馬遼太郎がこの小説を通して目指したところであり、それがこの小説の本質であるとも言えます。
ドラマ化にあたって、この本質がどのように描かれるのか? ということを懸念していたのですが、ドラマ仕立てとして可能な範囲内ではしっかりと描いてくれたように思います(あっぱれだ)


ただ・・もうちょっと欲を言うならば・・

この小説がもたらした最大の意義は、当時(昭和40年代)を支配していた唯物史観に対する強烈なカウンターパンチであったことです。
史観という言葉が表しているように、歴史をイデオロギーというフィルターを通して捉え、戦争を善と悪という単純な二極に押し込め、建国から昭和の戦前に至る日本を全否定する日本史暗黒の時代にあって、この小説が与えた衝撃は大変なものがあった・・と、聞いています。

実際に、小説内での司馬の筆致は痛烈で、これを読んだ当時の大人たちは大いにカタルシスを感じたことではないかなぁ?
と、このような先鋭的な色彩もこの小説の持ち味なのですが・・ さすがに、公共放送としてはそこまでは描けませんよね^^ (まあ、しゃーないね)

第2部は、旅順港閉塞作戦における広瀬武夫の死によって終わりました。

そして第3部は、いよいよ旅順203高地の攻防、コサック騎兵との激突、そして日本海海戦へと向かっていくことでしょう。

でも・・・また一年待たなければならないなぁ (溜息)


待ちきれないので、数日前からまた小説を再読しています。
すると、今までよくわからなかった当時の風俗(衣服や街並みなどなど)がドラマのおかげで頭の中に映像として出てきますので、より鮮明に楽しめるようになりました。

全国の坂の上の雲ファンの方・・ この年末年始、本棚から取り出してまた読んでみませんか??

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2010年12月25日 (土)

クリスマスイブ

皆様、イブはいかがお過ごしだったでしょうか?

昨日は全国的に冷え込みがきつくなったようで、ここ九州でも雪が降るのではないかと言われていましたが、期待に反して曇り模様・・数十年ぶりのホワイトクリスマスとはなりませんでした。

イブといえば、バブルの頃はすごかったですね。
イブをいかに過ごすかというのが人生の大命題であるかのような言われ方、風潮が支配し、街中はお祭り騒ぎを通り越して一種の狂乱状態のような華やかさ、、いや、バカバカしさでありました。

時は流れ・・・
当時の象徴とも言える存在であった赤坂プリンスが閉館されるというのが、栄枯盛衰を感じさせます。


レストランでクリスマスディナー、なんていうのも減ってきており、最近では家ディナーが主流だそうです。
そのため、デパートなどでは持ち帰りの高級食材が売れているそうで、財布が縮小している今日でもひょんなところに商機は転がっているようです。


さて、我が家では十数年前から家ディナーで、昨日は仕事を早めに切り上げてあれこれと準備をしました。

クリスマスツリーの飾りつけやその他電飾のたぐいは、子どもたちの成長と反比例してほとんどなくなり簡素なものですが、それでも年の瀬の華やかな恒例行事であることは変わりません。

私はここのところ胃腸の具合があまり良くなく、数日間お酒を絶っていたのですが、昨日はワインを少し飲みました。
おっかなびっくり・・というところだったのですが、とりあえず異常なし・・
数日前から服用している大正漢方胃腸薬が効いたようです。


さて、クリスマスが終わると本当に今年も残り少なくなります。
忘年会はあと二つ、納品はあと5つ、 そして、来年のダッシュに備えて木取りや仕掛品の製作なども・・

やはり、今年も最後までバタバタとしそうな感じです。

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2010年12月24日 (金)

出荷 出荷

ふぅ ・・

クリスマス納期の出荷に追われてましたが、無事完了してちょっと一息。

そして次は第二弾。
年末納期のものについて、今から出荷手続き掛かります。

師も走りますが、木工人も走ります GOGO

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2010年12月22日 (水)

力技

ちょっと特殊な加工を続けて肩が痛くなりました。

狭い部分の表面を仕上げるのですが、本当は特殊な鉋が必要となるところです。
が・・持ってない。
というより、そのような加工自体をすることが稀なので、それ専用に持つ必要もないのです。


私の鉋所有数の少なさは特筆すべきことで、全国木工家鉋の数が少ないランキングの上位に顔を出すことは間違いありません。
まったく自慢にならないことでございます。

さて、どうしよう?

簡易的に鉋を作ってしまうことも考えられますが、そうなると少なくとも半日・・いや一日くらいは時間が必要で、年末の繁忙期にその時間は痛い。

で、ノミで仕上げることにしました。
適当なノミを2本ほど準備し、スクレーパーのように表面を削りとるのです。

鉋に比べるとスピードは恐ろしく遅く、また平面性が保証されませんので慎重に進めなければなりません。


加工枚数は5枚で、一枚につき4箇所の加工が必要ですので、合計20箇所。
ひたすら・・・ 削ります。

これが、予想はしていましたが、結構時間がかかる。

単純作業の繰り返しですが、油断をするとノミの端で材を傷つけてしまうことがありますので気を抜くことはできません。

忍耐! の文字を頭に浮かべながらの加工です。


3時間かけて・・終わり。
無事、仕上げることができました。

・・・

合理性の追求・・などと言いながら、どうも不合理な力技加工です。

ふぅ~ 鉋 仕立てようかなぁ?

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2010年12月20日 (月)

佳境 集大成

毎年のことながら、年末の佳境に入ってきました。

業務はひと月ほど前から無休体制で、目が三角になっています。
また、夜は夜で、忘年会やらで飲み事も多し、胃腸をはじめとして体もだいぶ疲れ気味です。

この仕事、体調管理も立派な業務の一環で、無理は禁物・・と思いつつもそうもいかないのですが、できるだけ無理は控えたいところです。


体力の維持は、日課のジョギング+ウォーキング。
この時期、いろいろなところでイルミネーションが輝いているので、それらを見物しながら走るルートを開拓するのも楽しみの一つとなっています。

寒いこの時期、走ることで体を温めるのは心地良く、体力維持と共にメンタル面についてもストレスを溶解させてくれるのが良いですね。


さて、今年も残すところ、あとわずか・・
忘年会も続くため、胃腸もいたわりたいところ。

明日からは食を絞って、軽い飢餓モードへ切り替えていこうと思います。
食を絞ることで体に活を入れ、ラストスパートへ備えるのです。


さあ、泣いても笑ってもあと10日あまり・・
今年の集大成として乗り切りたいと思います。

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佳境 集大成

毎年のことながら、年末の佳境に入ってきました。

業務はひと月ほど前から無休体制で、目が三角になっています。
また、夜は夜で、忘年会やらで飲み事も多し、胃腸をはじめとして体もだいぶ疲れ気味です。

この仕事、体調管理も立派な業務の一環で、無理は禁物・・と思いつつもそうもいかないのですが、できるだけ無理は控えたいところです。


体力の維持は、日課のジョギング+ウォーキング。
この時期、いろいろなところでイルミネーションが輝いているので、それらを見物しながら走るルートを開拓するのも楽しみの一つとなっています。

寒いこの時期、走ることで体を温めるのは心地良く、体力維持と共にメンタル面についてもストレスを溶解させてくれるのが良いですね。


さて、今年も残すところ、あとわずか・・
忘年会も続くため、胃腸もいたわりたいところ。

明日からは食を絞って、軽い飢餓モードへ切り替えていこうと思います。
食を絞ることで体に活を入れ、ラストスパートへ備えるのです。


さあ、泣いても笑ってもあと10日あまり・・
今年の集大成として乗り切りたいと思います。

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2010年12月17日 (金)

電源コードが

寒くなりました

防寒対応に追われてます。


特に、この時期の悩みが指先のかじかみ。
鉋の刃を研ぐ時が大変辛いのです。

で、昨年購入した秘密兵器を取り出します。

ポット!


これでお湯を沸かして、注ぎ湯をするのです。
これでほんのりあったか♪ めでたし


となるはずが・・ ポットはあるけれど、電源コードが   ない!!


あれぇ??
確か、ポットと一緒に仕舞っていたはずなんだけど・・


探すも・・・ ない (ノ_-。)


結局、冷たいまま刃を研ぐことに (厳)


新しく購入するか?
いや、それはもったいない、それに、必ずコードはどこかにあるはず。

というわけで、今日もコード探索の日が続きそうです。

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2010年12月15日 (水)

生々しい話

いや、大変でした!

昨日、荒木取りしていた材を引っ張り出して本木取りのために表面を削っていたのですが、どうも表情が良くない。

荒木取りの時には異常はなかったのですが、削っていくと木肌の表面に色ムラが現れたのです。

あちゃ~!!

まあ、我が工房は銘木などに興味はなく、木理などについてもことさら上質なものを選んで、追求してという職人原理主義的なことはやっておらず、ごく普通に流通しているごく普通の家具用材を用いる製作に徹しているのですが、やはりそのなかでも良質な木目、木肌に当たると嬉しく、一番目立つところに使ったりします。

今回の木取りは、その一番目立つところに使う材で、面積も大きいのです。


う~ん。

色ムラや、節や、割れや、欠けなどは木の個性で 云々・・ というのは木工家の常套句で都合の良い言葉でありまして、今回の色ムラも、まあ木の個性と言ってしまえばそれで納得することでもあります。

実際、色ムラもそれほど気になるレベルのものではなく、これが側面や内装部ならば迷わず使うところです。

でも、全面、そして、前面の一番目立つ部分だもんな~


考えました(1時間ほど)


木取りをやり直すと、材料ロスに加えて、時間的なロスも大きいのです。
また、やり直しの場合は、新たな材では木幅が足りないため、矧がなければならないという二次的な手間も発生し、時間金額共に損失はさらに大きくなります。


さらに考えました(45分ほど)


考えた結果、木取りをやり直すこととしました。


正直なところ、やり直しによる損失は痛いのですが、しかし気になることを抱えながらの製作は精神衛生上よくなく、そして、何と言っても自分が十分に納得していないものをお客さんに渡すことは厳に戒めなくてはなりません。

職業木工であれば、コストと品質の天秤・バランスについて、大なり小なり常にこのような問題が持ち上がるのですが、迷ったときはやはり品質側の天秤が傾くようにすべきですね。

新しく木取りした材からは、美しい木目が現れました。
これで、自信を持って納品することができます♪

排除した材は、少しずつ構造材としてでも用いていくことにしましょう。


木工製作現場のちょっと生々しい話でした。

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2010年12月14日 (火)

恵みの雨

久しぶりの雨です。

雨は木工にはなじまないものなのですが、ここのところの少雨でダムの貯水率が下がっているところですので、これは冬の恵みの雨ということで歓迎しなければならないものですね。

冬の雨・・
作業には厳しいところがありますが、しかし気温は意外と高い。

このため、指先がかじかむこともなく、作業に大きな支障が出ないのが何よりです。


さて、12月も半ばに差し掛かってきました。
年内納期、また、クリスマス納期を控えて、この二週間はフル回転。

これを書いている午前10時、幸い外では雨がふりやんだようです。
さて、ネジを巻いて、今日はチェストの最終仕上げにかかります。

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2010年12月13日 (月)

I'm down.

昨日の板矧ぎに続き、今日は引き出しづくりの一日でした。

引き出しのサイズが大きなことに加え、スムーズな出し入れのために特殊な構造を設けていることもあって、普段の倍の時間がかかってしまいました。

昨日に続き疲労困憊で I'm down.


皆様、おやすみなさい。

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2010年12月12日 (日)

精根尽き果てる

疲れました。

昨日は、一日中板矧ぎをしていました。
年末のキャビネット強化期間が続いており、とにかくキャビネットを作るためには板矧ぎが不可欠です。

板矧ぎには体力と繊細な調整の両方が必要で、一日やっていると、まさに精根尽き果てる思いです。


_ノフ○ グッタリ


明日は、引き出しづくり・・

これも疲れそう・・・

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2010年12月11日 (土)

忘年会

先日、木工仲間で忘年会をしました。

木工仲間にもいろいろな方がいらっしゃるのですが、今回は近隣のプロ木工家の集まりです。

もちろん話は木工のことばかり。
そして、商売の話が多数を占めるのもプロ仲間ならではのことです。

また、技術情報の交換なども私にとっては大きな目的です^^

今回も、ある技法について大変有用なアドバイスをいただき、持つべきものは仲間だなぁ~と、斎藤佑樹ばりに思った次第です。


このように、木工談義はホットに盛り上がったのですが、しかし街中は静か。
忘年会シーズンだというのに、あちこちの店で客引きをしている有様です。

盛り場に行くと、不況を実感しますね。


このような状況下でも仕事がいただけることに感謝しつつ、残り少なくなった日数に焦りを感じつつ、日々仕事に精を出す今年の年末です。

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2010年12月 9日 (木)

温熱マットの憂鬱

さすがに寒くなってきました。

我が事務スペースは商品保管場の一角にあり、暖房などありません。
なので、寒いこと・・

そこで、椅子の上に小さな温熱マットを置いているのですが、これがまた・・なんともヨロシクナイ!!

温度制御がいい加減・・というよりは、制御なんてほとんど考えてないだろう、という感じ。
おそらくは小さなバイメタルスイッチでも入れ込んで、単純なオンオフ制御でもしてるのでしょうが、熱くなると自動的にスイッチが切れて、冷たくなると自動的に入るということのようです。


まあ、それでも良いのですが、このマットの問題点は、熱い冷たいの温度差がかなり大きいこと。
熱いときは、油断すると火傷してしまうのではないかと思うほどの高温となり、冷たいときはこれまた本当に冷たい。

責任者 でてこ~い!! ( ゚皿゚)キーッ!! (人生幸朗 知ってるかな~?)


このため、熱くなってくると手動でスイッチを切り、冷たくなってくるとやはり手動でスイッチを入れる始末。
そのたびに、パチパチパチパチ(スイッチ音です)


これ、どこかの電器店で投売りしていたのを買ったように記憶していますが、商品名もメーカー名も不明でクレームのつけようもない。
いっそ壊れてくれたら買い直すのですが、単純なものほど丈夫なようで、一向に壊れる気配なし。

モッタイナイ精神を親から叩き込まれた因果で、捨てるのも忍びない。
仕舞い込むのはじゃまになる。

というわけで、今年の冬も使っているのでございます。


などと書いていたら、熱くなってきましたよ!!!!

パチッ (スイッチOFF)

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2010年12月 8日 (水)

慎重に

今日も木取りをしていました。
チェストの内装部品になるもので、構造上高精度の直線性が求められる部品です。

20ミリ角くらいの小さな部材なのですが、これを約800ミリの長さに渡って正確な直線で仕上げることが必要となります。

ところが、木工において正確に直線を作るというのはめっぽう難しい問題であるのです。


手押しカンナと、自動カンナがあれば簡単に仕上がりそうな気もしますが、さにあらず・・
加工中に反ったり、加工後に反ったり・・ とかく天然素材というものは厄介で、慎重な作業が求められます。

このために、荒木取りをして数週間養生していた柾目材を取り出します。
よく乾燥した材であるのは言うまでもありません。

いつも以上に慎重に削っていくのですが、削ることによって内部応力が解放され、それが反りを誘発することがあるのでご用心。
一度削るごとに、直線性を確認しながらの作業となります。

時間も掛かりますが、必要な手間でございます。


とまあ、手間をかけたおかげもあって、無事木取り完了。

同時に、準備完了!!


これで、明日からは怒涛の加工へと進んでいきます。
気分はレッドゾーン  エンジン全開で行きますよ~

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2010年12月 7日 (火)

注意一秒

年末は、さながらキャビネット強化月間のようになってきました。

メイプル、ホワイトオーク、パイン などなど・・
材種もサイズもデザインもそれぞれ異なるキャビネット群で、さて、どれをどのような工程で進めるのが最も合理的か? パズルのような日程組みに右往左往しております。

今日は、組み立てと木取りを並行で行いました。
理想的には、ひとつのアイテムを完了して、心身ともにリフレッシュして次のアイテムへと進んでいくのが精神衛生上良いのですが、職業木工の身としては、そのような牧歌的な制作が許される状況では有馬温泉。

今年もあと残り何日? というカウントダウンの数字を掲げて、目を血走らせている毎日です。


このようなときに一番怖いのが怪我。

今日は、ちょっとした気の緩みから久しぶりにキックバックを食らいました。
切落しの端材をはじこうとしたのですが、材そのものの形から動きが不安定となり、材の端が丸のこに触れた模様・・

左手の親指を直撃し、そのまま二の腕に当たってバウンドした後、後ろの壁まで吹っ飛んでいきました。


指全体がしびれたような感じになりましたが、全指は正常に動き、また、腕や肩なども異常なし。
若干の出血を伴うかすり傷で、親指に若干の腫れがある程度。

幸運でした。


ほんのちょっとの無用心なのですが、往々にしてけがをする時はほんのちょっとのミスがその起因となります。
やはり、焦りがミスを誘発したのでしょうね。

反省!!


さて、ケガ以外の注意は?
そう、病気です。

この時期、やはり怖いのはインフルエンザ。
前回の冬には、しっかりと新型インフルエンザにかかってしまって、数日間を棒に振った苦い経験があります。

で、今年は早々と混合ワクチン接種を行いました。


さあ、これで万全??

いや、最後は飲み過ぎ、食べ過ぎ注意。
今週は忘年会。

いろいろと注意が多くなる年末です。

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2010年12月 4日 (土)

傾斜に傾斜に傾斜

ちょっとした加工で、大変に難儀をしました。

八角形の時計を斜めに置くためのホルダーなのですが、この時計の文字盤はステンドグラスでできているため裏側が微妙に透過して見えます。
このため、ホルダーが出来るだけ見えないよう、目立たないよう、必要最低限の大きさと構造で作らねばなりません。

ホルダーには、時計のフレームをはめ込むためのスリットを設けて、このスリットを傾斜させて作ればいいや・・と安易に考えていたのですが、実際に設計をはじめるとこれがめっぽう難しい。

斜めに切るだけであれば、傾斜治具を使えば簡単です。
しかし、X軸に対して斜めにしたものを、その角度を維持しつつ、Y軸に対しても傾斜させるのは結構大変です。
(この、X軸、Y軸方向への立体傾斜を ころび と呼んだりします)

まあ、ここまでであれば、傾斜治具に丸鋸の軸傾斜を合わせて何とかなりますが、このホルダーがややこしいところは、ころびに切るスリットに対して、8角形のフレームが45度の角度ではまり込んでくるところなのです。

そのため、45度がはまり込んだ時に、正常な傾きとなるようにスリットを加工せねばなりません。


文章にすると、何が何だかわかりませんね??


ともあれ、角度の算出がややこしく、規矩術を使うか、関数電卓で立体角を計算するか、3次元CADで3次元座標を確定させるか・・ということが必要なのですが、どうもそこまで手間を掛けるのはスマートではありません。

(2千円ほどのホルダーに、そこまで手間をかけ、治具を作り、正確な軸傾斜を施すのは、商売の木工としては全くナンセンスなことでございます ←ホンネ)

ここで頭を使います。
頭をやわらか~くして、別の方法はないものか?

別の構造、あるいは、別の加工方法など・・

考えること2時間。
ひらめきました♪

二軸の傾斜で可能な構造で、しかも、最初の加工をしたあとに汎用の傾斜治具でカットすればよく、ほんの数分で加工を終えることができる優れもの。


でも、結局検討時間に数時間を要しましたので、時間換算すると採算割れではあるのですが、いえいえ、この方法は他のものにもいろいろと応用ができそうで、自分の引き出しの中身が増えたという点で大きな収穫となりました。


知恵を使うのも木工の醍醐味。
最近めっきりと働きが悪くなってきた頭脳には、良いカンフル剤になったかなぁ??

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2010年12月 3日 (金)

年の瀬

昨日は、夕方から家人が総出で映画(ハリーポッター)を観に行くとのことで、久しぶりのプチ独身(゚▽゚*)

よし、早めに仕事を切り上げて、夕方から外出して、喫茶店に行って、その後どこかで一杯やって、さらにバーにまで繰りだそうなんて構想(妄想)を繰り広げてニヤニヤしていました。

でも、治具の試運転、そしてキャビネットの引き出しづくりに忙殺され、結局終わったのは夜の7時半。
そして、外は雨・・・・

結局、車で近所のうどん屋さんへ。
その後、本屋へ立ち寄り、最期はスーパーで半額特売の刺身を買って帰宅。

ドラマの録画を見ながら、お歳暮にいただいた日本酒をチビリとやるという寂しい展開となりました。

次のプチ独身はいつのことか??


ところで、本屋では龍馬関連のものはほとんど姿を消し、「江」と「坂の上の雲」に関するものにすっかり変わっていました。
このように、本屋の陳列が来年の大河ドラマのものに変わると、いよいよ今年も残り少なくなったなと、年の瀬を実感しますね。

年の瀬の実感といえばもうひとつ・・そう、手帳です。
これも毎年の風物詩で、手帳専用のコーナーが出来ており、大から小までズラリと並んでいました。

手帳については、会社員の頃からずっと能率手帳のポケット版を使ってきたのですが、これは耐久性がいまいちで、毎年秋頃になると装丁が崩れてくるのが難点でした。

で、今年は高橋の手帳に変えたのですが、これはなかなか良い。
12月に入った今も、びくともしていません。

来年も高橋で決まりかな?
など、あれこれと手帳を物色するのも私の年末行動のパターンとなってます。

いやはや・・ 師走になりました。
どうする???    (^-^;

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2010年12月 2日 (木)

治具を作る

思い立って、治具を作っています。

とある加工のための治具で、前から作ろうかどうしようか? と思案していたのですが、その都度先送りにしていました。

が、このたび、その加工を大量にしなければいけない事態が到来し、重い腰を上げたという次第です。


一般に、治具作りは製品作りよりもさらに緻密で時間がかかるため、一層腰をすえて行わなければならないのが常です。
師走に突入したこの時期、時間が最も惜しいこの時期に、治具に時間を取られるのは正直大変な思いがあるのですが、問題は来年に積みこさない・・という思いで決意した次第です。


なんて、ちょっと大げさに書いてみましたが、これがうまく作動すると、その後の加工が相当に楽になり、利益がウハウハ左うちわ・・となる(わけないですが・・) 
とまあ、そのようなことを期待してシコシコと進めております。


うまく行けば、今日は試運転。

さて、どうなることやら?
今から工房へ入りま~す。

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2010年12月 1日 (水)

お見積りで絶句

今日も電話が多い日でした。

でも、不思議なことに迷惑電話は一本もなく、制作協力をお願いしている先からの業務用の連絡や、その他は全てお客様からのお電話でした。

もちろん、これならば歓迎です♪
小気味よいやりとりは、適度なカンフル剤となって制作意欲を増進させるのです(現金)

お見積りのお問い合わせも数件・・

ただ、これが結構大変なのです。


HP掲載の作例についての価格であれば資料を見ることによって即答もできるのですが、オリジナルのものであればこれはかなり難しい・・

それでも、テーブルや椅子などであれば、サイズごとの標準的な見積り一覧表などがあるので概算程度ならばお答えもできますが、キャビネットは相当に困難です。

サイズ、デザイン、材種、構造などなど・・
キャビネットの作りは100通りほどもありますので、その時々によってお見積りも大きく変動するのが常です。

つまり、キャビネットについては標準的なお見積価格というものが存在しません。
特に、私のようにフルオーダー家具を手がけている場合は、一品ごとに全て価格がバラバラですので、お電話で即答することは大変難しくなるのです。


それはですね・・ え~っと う~ん  など・・
途中で絶句することもしばしば。
受話器の向こうで不審がられているかも?

まあ、それでも、エイやっ という感じでお答えするのですが、高価になりすぎてご注文に至らなかったり、安価に答えてしまって後で青ざめたり、なんてこともありますね。


そのようなわけですので、キャビネットのお問い合わせについては、できればメールでいただくのが大変ありがたいです。

その場合は、じっくり検討し、適正価格で、また、色々なバリエーションなども含めてご提案もさせていただきますよ~

いつもニコニコ明朗見積もり!
というわけで、お問い合わせをお考えの皆様、メールでのお問い合わせが確実でございますですよ~♪

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