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2010年5月14日 (金)

草食系って6

そのような、草食系独立志願者諸氏と話しをしていると、ホントに大丈夫なのかなぁ? と思ってしまう。

今まで何十人もの人と話しをしてきて、その中で実際に独立した人も少なくない。
そして数年が経過し、事業を継続できている人、継続困難に陥っている人、廃業をしてしまった人、消息不明となってしまった人など、その後の経緯は様々。

その中で、事業を継続している人・・・
それらの人たちを見てみると、肉食系、草食系との相関は無いように思える。

肉食系で、ゴリゴリ進めるタイプだからうまく行き、草食系で控えめだから継続は難しい・・と思われがちだろうが、必ずしもそういうことはないようだ。

肉食系でも継続困難になっていたり、草食系で大丈夫かな? と思っていた人が、うまく進めていたりする。


この業界・・いや、木工だけではないだろうが、事業の継続に強い信念が不可欠なのは言うまでもないが、しかし状況や環境の変化に応じて柔軟に軌道修正ができるしなやかさも必要である。

強さとしなやかさを併せ持つバランス感覚。
時に肉食となり、時に草食となることのできる身軽さ。
それらがうまくかみ合ったときに、良い結果が生まれてくるのかもしれない。


草食・・いいじゃないか。
その穏やかな顔の下には、実は強い信念が宿っている。

コメントをいただいたおでみつさんは、これを「オモテ草食ウラ肉食」と命名していた。
なるほど~

我々よりも一回り以上下の世代。
ストレートに感情を表現することは無いが、しかし従順なフリをしながらも決して自分の意志を曲げない。

それが草食系ならば、、日本も安泰かも?
と、半ば強引に結論付け、終る。

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コメント

ライフワークとライフスタイル。

ウマイ!

と思わず唸ってしまいました。

いつもながらお話が興味深いです。

強い信念だけでは仕事は継続できませんが、コレが原点であり、コレがないのならどのような仕事につかれてもいいのですよね。

まぁー、とりあえず木工…

で上手くいっている方がいらしたら逆に羨ましいですが(-o-;)…


栗原さんは肉食系でしょうか?

お会いした時の柔らかな人柄からはコテコテな感じはお見受けできませんでしたが…

でもっ、草食系でもないし…

不思議な魅力をお持ちの方です。

真摯なもの作りをされていて、それでどこかユーモラスで…

今後もブログ楽しみに拝見いたします。

投稿: おでみつ | 2010年5月15日 (土) 15:01

再度のコメントありがとうございます。

ライフワークとライフスタイル。
これは、私が木工の先達から聞いたもので、たしかに木工人の生態を良く言い当てているなぁと思いました。

信念が大切で、それが原点であるのは疑いようがないことだと思うのですが、でも、とりあえず木工という人でも、柳に風のようにユラユラしながら、それなりにやっていたりするので、世の中とは不可解なものだと思ったりします。

うらやましい気もしますが、本人に言わせると結構大変なことや、悩みもあるようで
・・まあ、どんな人でも収支は同じと言えそうです。


さて、私は肉食か? 草食か?
う~ん、自分のことは良く分からないなぁ~(悩)

多分、開業当初は肉食だったように思うのですが、開業当初、全く注文がなかったり、展示会が惨敗続きですっかり打ちのめされたりして、牙を折られてしまったようです。

それ以来・・・草食系になったのかも?

そう言えば、最近はサラダばっかり食べてるな~


おでみつさんは・・
やはり、オモテ草食ウラ肉食 ですか?

投稿: 栗原@simple | 2010年5月15日 (土) 23:29

久しぶりにコメントします。

起業する人には大別して
「起業し、成功して金持ちになりたい!」
と思う人と
「組織に縛られず自由に仕事をしたい!」
という人の二通りに分かれるのではないでしょうか?
世間的に思われる肉食系のイメージでは「金持ちを目指す起業家」だと思います。
木工家を目指し起業しようとする人の中で金持ちになろうと思って起業する人っているのでしょうか?
そういった意味では木工家は草食系に属するのでは?
もちろん木工家にも生活がある訳で、それなりに金儲けしなければ生きていけない。だからちゃんと肉食系の考えも併せ持たなければ成り立たない。

ライフワークとライフスタイル。
木工家を目指す人にとってライフスタイルとしての木工は誰しも(心のどこかで)理想ではないでしょうか?
しかし現実は「住み慣れた場所から離れる勇気がない」「本当に田舎で生きていけるのだろうか?」などなど…様々な理由でライフワークとしての木工を選ぶ事になるような気がします。

私にしてみれば田舎に移り住みライフスタイルとして木工をされてる方はある意味かなりのチャレンジャー。
それこそ肉食系の行動力。とも思えます。


まだ訓練校にも行ってない木工家志望者が勝手に思いを書いてみました。

今は名古屋木工家ウィークからの帰りの新幹線の中。
木工家を目指す者として「何か」を探し、「何か」を感じ、「何か」を得て帰ろうと思い名古屋に行ってきました。
今はまだ上手く言葉に出来ませんがいろいろ得ること考えることが出来ました。
数年後に技術を学び木工家となってから行くと、違う角度からいろいろ得る事ができるでしょう。
そうなる為にこれからも頑張ります。

投稿: 木工家志望H | 2010年5月16日 (日) 17:03

Hさん、コメントありがとうございます。

ううむ、なるほど。
肉食、草食をそのように定義すると、確かに木工を志す人は草食系に分類されそうですね。

切り口がいろいろあって面白いです。

ライフスタイルと、ライフワーク。
確かに、私もライフスタイルとしての木工にあこがれているところが少なからずあります。


ただ、ライフスタイルの確立は一朝一夕でできるものではありません。

実は、白状してしまいますが、私もライフスタイルとしての木工を目標としています。

いつかは田園、もしくは林の中に住み、晴れた日は山に登って、雨の日は本を読んで、気が向いたら木工をする、というのが究極のスタイルです。

でも、それを実現するためには、まずは木工をライフワークとし、ゴリゴリと進める雑巾がけの期間が不可欠である、と考えています。

なので、私としては草食形に至る過程での肉食系・・ということになりそうです(ややこし)


名古屋、行かれたのですね!
あれほどの規模の木工展示会は稀有なことだと思いますので、良い刺激になったことでしょうね。

感想など、またぜひお聞かせくださいね♪

投稿: 栗原@simple | 2010年5月17日 (月) 23:41

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