空想から現実へ
慌しかった日々も、ようやく落ち着きを取り戻した。
私にとって、身内の葬儀はおよそ10年ぶりのこと。
その昔、実父を見送って以来のことだった。
数日間の非日常の日々は、日ごろは意識することもない死生観について、あれこれと改めて考える機会ともなった。
10年前と比べて、やはり受け止め方も異なり、それなりに歳を重ねて多少は進歩したのかな?
なんて思ったりする。
一方、我が息子たちにとっては、物心ついてからの葬儀は初体験となる。
一連の儀式はその一つ一つが重く、衝撃的なイベントでもあっただろう。
通常、子供たちにとって死ははるか彼方にあり、空想の領域に近い。
それが、突然否応なしに目の前に展開され、有無を言わさぬ厳粛さで流れていく。
聞いてみると、彼らなりに考えるところもあったようで、これを成長の一歩として刻んでくれれば故人への何よりの供養ともなるだろう。
さて、40代半ばの私としては、死はもはや空想ではなく、ある程度の具体性を持って近づいてくる現実となりつつある。
もちろん、まだ輪郭は曖昧で、実感を伴うものではないのだが、向かうべき方向性などについては少しずつその軌道の描き方でも考えて行かねばならないかな?
なんて思ったりした。
ともかく、まずは今を充実させなきゃね。
で・・そう、仕事仕事!
頑張ろう。
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