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2009年5月31日 (日)

木綿のハンカチーフ

久しぶりの昭和歌謡ネタ。

太田裕美 「木綿のハンカチーフ」
最初に聞いたのは、おそらく小学生の頃だったような・・

メロディーの美しさもさることながら、その歌詞に魅了されてしまった。
小学生なのに・・ですぜ。

別段早熟だったわけでもないと思うが、その悲しい物語は訴えかけてくるものがあったねぇ。
メロディーが明るくポップなだけに、よりその悲しさがしみじみと感じられる。
あるいは、その悲しさがメロディーのリズムで程よく中和され、きわどいところで堪えているような・・

おそらくは、聞く人のおかれた立場によって、その感じ方も様々になるのだろう。

思い返せば、流行歌、歌謡曲なるものについて、初めてその歌詞の力を感じた曲でもあった。
それ以前も、例えばちあきなおみの「喝采」や、由紀さおりの「手紙」など、そのメロディーに魅了された曲はたくさんあったが、歌詞は良く分からん。

だって、小学低学年くらいだもの・・
「届いた~手紙は~ 黒い縁取りがありました♪」
・・なんて、さっぱり意味不明だったのよ。

そんな時、太田裕美。
その美貌とちょっと鼻が詰まったような声。
決して上手とは思わなかったが、何か惹かれるものがあったね。

さて、木綿のハンカチーフ
作詞は松本隆。
作曲は筒美京平。

ゴールデンコンビ。

小学生のときに聴いた曲。
その後、時が過ぎて高校卒業後、この歌詞と同じような経験をした同級生が何人かいた。

私は??
残念ながら、そんなロマンスとは皆無 _| ̄|○

大学は工学部で男ばかり _| ̄|○


まあ、人生そんなもんだね。

それにしても、太田裕美。
その魅力はいささかも衰えていない。


余談ながら・・
同時期に岡田奈々という女優がいた。

Pnol039


小学生の悪がき軍団の中で、太田裕美派と、岡田奈々派の派閥ができていたのが懐かしい思い出。

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2009年5月29日 (金)

本日残業につき

ブログお休みします。

5月も終わり・・ もう、こりゃ阿寒湖。

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2009年5月28日 (木)

出荷の日

今日は7アイテムの同時出荷。
で、朝から上へ行ったり、下へ行ったり、右へ行ったり、左へ行ったり・・
バタバタバタバタ・・

そして、宅急便、家財便と引き続き無事出荷。
ホッと一息。

がらんとした保管スペースを見てちょっとした感慨に浸る。


よく言われることだが、家具を出荷するときは、娘を嫁がせる感じに似ている・・との事。
私に娘はいないのでほんとのところは実感できないが、確かにそのような感じだろう・・と想像するのだ。

それぞれのお宅でかわいがってもらえよ~
という感じ。

さて、いつまでも感慨に浸っているわけにも行かない。
次のアイテムを進めなければ。

がらんとした保管スペースも、来週はまたいっぱいになっていることだろう。

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2009年5月27日 (水)

間違い電話

今日はやたらと電話の多い日だった。

そもそも、零細規模の工房なので連絡事項そのものが少ないのに加えて、連絡もメールがほとんどなので電話がかかってくることはあまりない。

が、今日はどういうことか、次々とかかってくる。

お問い合わせはもちろん、各種売り込み。
そして、なぜか間違い電話が3本も・・

この間違い電話、全て異なる宛先間違いだ。

・石本さんですか?  違います!
・三宅さんですか?  違います!
・栗本さんですか?  惜しい けど、違います!

一体どういうわけかいね??


一日のうち、全くかかってこない日も珍しくないのに、こんなことも珍しいね。

電話のときは、番号をよ~く確かめて。
右見て、左見て、また右を見て・・注意してかけましょう。

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2009年5月26日 (火)

厄介な冶具

我が工房は注文家具製作なので、そのほとんどが一品ものだ。
だが、一部定番品もあり、これは全く同じ形のものを作る。

そのような時に役立つのが冶具だ。

冶具については今までにも何度か書いたが、つまりは加工補助具のこと。
用途に合わせて、いろいろな冶具を作成して保有しておく。
その冶具を用いれば、より加工が早く合理的になるという算段である。

今日は定番品の製作で、冶具を取り出した。

が・・・狂ってる!

そう、微妙に寸法が狂っているのだ。

・・・
ああ、もう、厄介なことだわね。

冶具を当て込んだ加工スピードのアップであり、ひいてはそれが価格に投影される。
が、肝心の冶具に狂いがあれば、これは皮算用となってしまうのだ(下世話な話で恐縮・・)

幸いなことに、狂いは微小だったので、これを鉋で削り合わせて修正。
事なきを得た。


なくてはならない冶具。
だが、その維持管理は結構難しい。

さらには、もっと厄介なことが・・

久しぶりに取り出す冶具の場合・・その使い方を忘れているときがあるのだ。
・・・ハテ?? これ、どうやってセットするのかいな??

全く、厄介なものである。

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2009年5月25日 (月)

タイムリーなことに

名古屋木工家ウイークの余韻もだいぶ冷めてきたが、ただ、あれ以来展示会の可能性なるものをぼんやりと考えたりしている。

そんなときに、タイムリーな来客ありけり。

コンベンションセンターの営業担当の方・・

???と思ったが、お話を聞くと展示会のことらしい。
陶芸展示会はあるが、木工展示会はない。
なので、ぜひとも木工に特化した展示会を立ち上げ、盛り上げて行きたいとの由。

こりゃまた、ナント偶然なことで、こんなこと8年間の木工人生の中で初めてだわね。
不思議なもんだねぇ


話を戻して・・
そうなのだ、陶芸に関しては、「西日本陶磁器フェスタ」なる大きな展示会がここ北九州でも毎年開催されており、多くの人出でにぎわう。

が、木工に関しては・・・ないね。

他のクラフトや雑貨なども含めたものならばやはり大きな展示会があるが、木工に特化したものは ない。


このように改めて考えてみると、不思議だわね。

ここ九州でも、家具や小物作りをしている木工房はかなりの数ある。
また、陶芸にはかなわないかもしれないが、木を好むお客さんだって潜在的にはかなりの数いらっしゃるだろう。

ならば、木工展示会があってもよいはず。


そうだよね。

名古屋だって大盛況だったんだもんね。


お話を聞くと、数年後の開催を目指し、出展規模は150以上の工房を集めたいとのこと。
それは是非もない。

今日はまだ顔見世的なところだったが、いずれご意見など・・とのこと。

さて、転がり込んできたようなこの小さな種。
大きな花を咲かせることができるのか?

ちょっと、楽しみになってきたね。

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2009年5月24日 (日)

運動会

今日は次男の小学校最後の運動会。
でも、午前中はほとんど出番がないようなので、朝から仕事をして、お昼前にいそいそと出かける。

今日は幸い薄曇なので、心配していた光化学スモッグの発生はない。
日がかげると、ほんの少し肌寒さを感じるくらいで、運動会のコンディションとしてはベスト。

昼食を食べて、午後から観戦。

紅白拮抗して、プログラムが進むにしたがって徐々に会場のボルテージが上がってくる。
例のごとく、父兄のほうがよほど熱くなる。

騎馬戦!
あちこちで大歓声。

よ~し いけ~
ぶったおせ~

そこのオッチャン、酒飲み過ぎとちゃう?(大阪弁?)

最後の紅白リレーは、そりゃもう大騒ぎ。
うしろにいるお婆ちゃんが大声で叫ぶ。

白、白、白、白 白行け~!!!
イケイケ、追い抜け~ 
ああ~・・・
&’$”$(!”>~ (もう、何がなんだか分かりません)

結局、白 惜敗。
興奮がため息へと変ったのだった。


最近は、モンスターペアレントに代表されるように、非常識な父兄の振る舞いが社会問題とまでなっているが、今日はそのような不愉快な言動を見ることもなく、純粋に楽しめたところが良かったワイね。

さあ、これで長男の頃から8年間参加し続けた小学校の運動会も終わり。
ほっとしたような。

いや、そうではないのだ。
最近は、ナント中学校の運動会も父兄は見に行くのだ。

まだあと三年、運動会もうでは続く。


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2009年5月23日 (土)

年齢と決断と

木工家志望の方ご来訪。

今年中に退社し、来年訓練校へ行かれる由。
決意は固いとのことであった。

このようなご時勢なのに?
という気もするが、
いや、このようなご時勢だからこそ・・とも言えるかも。

ううむ。

年齢的なことも少々・・

20代ならば、思いのままイケイケGOGO。
30代ならば、よく分析して判断しましょう。
40代ならば、成算を持ち、不退転の決意で・・

と、盛り上がったりする。


木工家志願者から良く聞かれることであるが・・
まず行動すべきなのか?
それとも、よく考えて判断すべきなのか?

という質問。

これ、どちらが正解と言うわけではないのだよね。

どちらも正しくも思えるし、間違っているようにも感じられる。
二者択一と言うよりは、この間のグレーゾーンで決着することが現実的には多いのだ。

そして、この両者の中でどちらに比重がかかるかは、各自の性格に拠るところが大であるが、それ以上に多分に年齢が関係する。

若年層ならばまず行動となるだろうし、アラフォーからそれ以上ならば、抱えているものが多すぎるので何も考えずに行動するわけには行かなくなる。

つまりは、人それぞれ、置かれた環境で自ら判断、あるいは決断するしかないわけで、コレばかりは私にもなんとも答えようがない。


ここのところ、木工志願者からのお問い合わせもまた増えつつあり、来年も訓練校はバラエティーに富んだ人材が集まりそうだ。

木工も、人気職種になったのかいな??

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2009年5月22日 (金)

ホントにもう

本日残業のため、ブログお休みします。

いつの間にか、5月も終盤。
ホントにもう・・どうすんの? オレ。

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2009年5月21日 (木)

巷では

巷では、インフルエンザの話題が喧しい。
ややこしい時代になったもんだね。

長男が通う中学校では、関西方面へ修学旅行へ出かけた3年生が、一週間の登校停止となった。

そんな大げさな・・
なんて思っていたのだが、ここ数日の感染拡大を見ると、そんなことを広言するのも憚られる感じ。

もし、一人でも感染者が出ると、福岡でも感染!などと大ニュースになること確実。
ドキドキするね。

で、今日から登校解禁。
幸い、異常はなかったようだ。


さらに、小学校の次男のこと。
小学6年生で、最後の運動会が日曜日に迫っている。

週間予報では天気は良いようだが、そうなると気になることが・・

光化学スモッグ!

実は、2年前の長男のときも光化学スモッグで運動会が延期になった過去がある。
果たして今回は???


まったく、インフルエンザだったり光化学スモッグだったり、ややこしい世の中になりましたな。
手洗いして、マスクして、せいぜい自己防衛いたしましょう。

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2009年5月20日 (水)

すごいぞ名古屋

さて、そのような少々よこしまな動機で偵察に行ったような名古屋なのだが、果たして糸口はあったのか?

何となく、ぼんやりと・・
薄明かり程度が見えたような・・

帰りの新幹線でウイスキーを飲みながらずっと考えていた。
この、名古屋木工家ウイークは、木工展示会としては空前の規模で行われたことは間違いない。

フォーラムを聞いたり、展示会場を回ったりしながら思った。
これらの企画、準備などに、どれほどの苦労があったことだろう?

また、150名という多数の出展者も前例がないものに違いない。
東海、大阪、信州などの出展者が多いのは理解できるが、遠く福岡や北海道からの出展があったのにはびっくりした。
ここ北部九州では、今までの最高でも20名程度が精一杯だったのに・・


とても不思議だ。

なぜこのような大規模な展示会を現実にすることができたのか?
そのパワー その源泉は一体どこから湧き出てくるのか?
求心力は? 人を突き動かす震源はどこにあるのか?

ジレンマ解決の糸口を見つけるつもりが、さらに大きな疑問を抱えることとなってしまった。

でも、これは嬉しい疑問だ。

この疑問の解答を求めていく過程において、旧態依然としている木工展示会の方法論をブレークスルーする処方箋が見つかるかもしれない。

問題は、お客さんとの接点、その機会を向上させることにあるだろう。
それには、広告宣伝、パブリシティーはもちろんのこと、他業界や団体、そして百貨店などのリテール・流通業界との連携も効果的かもしれない。

このような個人では難しいことも、100名を超える木工家が集えば一気呵成に一大ムーブメントを起こすことも決して夢物語ではないかもしれない。

そのような可能性、手ごたえを感じた名古屋だった。

以上のこと、外野の勝手な感想。
実行委員の方々をはじめ、当事者の方におかれましては単なるたわごととご一笑いただきますよう・・


最後に・・
お忙しい中、丁寧にご接待くださった方々・・・

 木工房オーツー 大江様
 工房斎      斎田様
 宮本家具工房  宮本様
 KWC        近藤様

改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

そして、このイベントに関わった全ての方に深い敬意を表します。

木工の可能性はまだまだ広がっている。
すごいぞ・・・名古屋!!


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2009年5月19日 (火)

展示会のジレンマ

さて、フォーラムの次は作品展へ・・
時間の関係上全ての会場へ足を運ぶことはできないので、家具を主体とした二会場を回る。

盛況!!
いや、これほどの人出がある木工展示会は初めて経験する。
驚いた。

特に、ノリタケ会場は次から次へと人出が途切れることがない。

すごいぞ、名古屋。


作品はいずれも力作ぞろいで、ついつい立ち止まってしげしげと眺めてしまい、なかなか先に進まない。
これもいい、あれもいいぞ♪ おお、こりゃすごい・・
なんて具合で、子供のようにはしゃぐのであった。


さて、展示会についてはちょっと思うことがあったりする。
以下は名古屋のことではなく、自身を振り返って思うことである。

私は展示会に出展しなくなって久しい。
振り返ってみると、もう4年近くも展示会とは無縁でいる。

展示会は、家具の魅力を伝えるには最良の伝達手段で、写真や百万言を尽くすよりは一つのダイニングテーブルを見てもらうほうが圧倒的に説得力がある。

しかし、どれほどの説得力があっても、それを求めているお客さんが来てくれない事にはこれはどうしようもない。

家具の展示会をやっていて、たまたま前の道をテーブルを求めている人が通りかかって、会場に入って展示を見て、見事ご成約♪ なんてことは、全く無いとは言えないまでも、稀であることは間違いない。

もちろん、展示会の前には広告宣伝や各種メディアでのパブリシティーなどを行うことは言うまでもないのだが、それでも、展示会は会場でお客さんの来訪を待つという「受け身」の体勢にならざるを得ないことは如何ともしがたい。

これが大きなジレンマなのだ。

このジレンマを抱え、そして、それを解決する有効な対策を見出せないまま時が過ぎ、気がつくとすっかり展示会とは無縁の身となってしまっていた。


実は、白状するが・・
今回の名古屋行きは、このジレンマ解消のための糸口でもつかむことができるかな? という、下心を抱えながらのことでもあったのだった。


つづく

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2009年5月18日 (月)

個性か? 独りよがりか?3

個性か? 独りよがりか?

これは、木工歴を重ねたベテランの方々にとっても不動の問題のようである。
不変にして普遍。

そして、この問題の答えはおそらく  ない。

それが分かっていながら、それでもなおこの問題に取り付かれ、日々その解答を追い求めていかざるを得ないところに物づくりの妙があるともいえる。

このフォーラムで、それを再認識した。
ほっとしたような、改めて難しさを考えさせられたような・・少々複雑な気分で会場をあとにしたのだった。


さて、次は?
そう、もちろん作品展示を見に行ったのだ。


つづく

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2009年5月17日 (日)

個性か? 独りよがりか?2

個性といわれる。
また、オリジナリティーと呼ばれたりすることもある。
独創性といった少々格調高い単語もあり、マーケティング用語では差別化などと称されたりもする。

何を言っているのか?

もちろん、木工のことだ。

木工家が作品を作るとき、上のような言葉が呪詛するように頭の中を駆け巡る。
個性があることが是であり、オリジナリティーがなければ存在意義がないといい、独創性の発揮が道を切り開き、それによって差別化することで商売として成り立つ・・

そのように摺りこまれ、あるいは自らそれを信じ、あるいは念じ、それら漠然とした軟体のような目標を追い求め、飢えながら突き進む。

誇張ではなく、木工で独立開業した人ならば、過去のいずれかの時点において必ず同じような段階を経たのではないかと推察する。


いや、これは木工に限ったことではない。
他の工芸でも、クラフトでも、芸術でも、その程度の差はあってもおそらく同じような呪縛があるだろうことはおそらく間違いがないだろう。


そして、それを求め突き進んだ結果がどうなるのか?


独りよがり・・・

この言葉は、個性の対語として常に表裏一体で張り付いている。
個性を裏側から見ると独りよがりとなり、オリジナリティーは刹那に自己満足へと堕ちる可能性を宿命的に秘めている。


何を言っているのか?
自分でも良く分からなくなった。


個性か? 独りよがりか?
それは、私が木工を始めたときから常時付きまとっている大問題であり、この解答を見出すことが私にとっての大命題であり、究極の目標でもある。


そのことが図らずも今回のフォーラムで語られたことは、大きな収穫であった。
そうだ、そのことを言いたいのだ。


つづく

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2009年5月16日 (土)

個性か? 独りよがりか?

名古屋木工家ウィークに行った。
日帰り、往復6時間の新幹線は堪えたが、とても有意義な一日で満足♪
心地よい疲労感の中にいる。

で、思うまま今日のことを書いてみたいが、帰りの車中で飲んだウイスキーの水割りがまだ効いているので、脈絡のないことになるかもしれないこと、最初に自己弁護・・・o(_ _)oペコッ


まずはフォーラム。
中村好文氏の講演会。

後半のディスカッションで、パネラーの高橋三太郎氏から興味深い話があった。

建築家と木工家の違いについて・・・
以下、要約をしつつ、その中に私見を挟んでいく。

建築は独りではできない。
様々な部門との交渉をこなさなければならない。

それに対し、木工は一人の掌の上で完結させることができる。

さて、この違いが意味するものは何か?


独りよがり・・という言葉がある。
木工家の作品を揶揄する場合にしばしば用いられる言葉だ。
私が最も恐れていることでもあったりする。

独りよがりはどこから生まれてくるのか?

読んで字のごとく、独り・・から生まれてくるのは間違いない。
とすると、形や工程を決めていく過程において、人の目や批判に晒される機会が少ないほど、独りよがりというお化けが出現する可能性が高くなる。

ならば、多数の力を必要とし、様々な交渉を経なければならない建築の方が、独りよがりが起き難いことは自明ともいえる。

対して、木工家で、且つ私のように独りや数人規模の木工房の場合はそのような交渉はなく、批判に晒されることも自らそれを望んで機会を設けない限りは、その場面はない。

つまり、木工家は、その職業的形態において独りよがりが出現しやすくなるのはある意味必然的とも言え、少々大げさにいうならば、構造的な問題と考えることもできる。


なるほど・・
言われてしまえばもっともなことだが、高名な木工家氏の口から改めて聞いたことで私としては強い衝撃を受けた。

つまり、我々は好むと好まざるとにかかわらず、独りよがりに傾斜していく宿命を背負っているともいえる。
(ウイスキーのせいで、大げさだね~)

さて・・
独りよがり・・
そして、木工家という職業形態と、それに連鎖する木工家という人種の生理現象。
そんなことを引き続きツラツラと考えてみたい。


つづく

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2009年5月15日 (金)

ホームセンターのワゴンセール

ドリルドライバが逝ってしまった (;´д`)トホホ…

使い始めて5年、連日の酷使についに寿命が尽きたか。
ちなみに、ハンドサンダーもちょっと変な感じ・・

買い直しの時期に来ているのかもしれない。


ちなみに・・・
私は、電動手工具にはあまり(ほとんど)執着がない。
なので、ホームセンターのチラシを見ながら、特価品を購入して涼しい顔だ。

そんなことでいいの~?
なんて声が聞こえてくるが・・・

それでいいのだ。

サンダーなんて、3,000円のワゴンセールだぜぃ。
ちなみに、一万を超える某有名メーカーのものも持っているが、パフォーマンスはそれと遜色なく、寿命はむしろ有名メーカーよりも長かったぞよ。


というわけで、しばらく朝刊のチラシから目が離せない。
ワゴンセールのまとめ買い・・ ちょっと楽しみだ。


さて、明日は名古屋。
起床は6時前。

今から焼酎飲んで、さっさと寝よう。

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2009年5月14日 (木)

木工家ウィークへ行こう

ご存知の方も多いと思いますが、名古屋木工家ウィークが開催中です。

各地の木工家が名古屋に集う大規模な木工展で、会場ごとに様々な企画展が催されています。

で、ワタクシは明後日16日(土)に会場に見に行きます。

実は、ここのところ、木工展示会を含むあらゆる工芸展、クラフト展などへ足を運ばずにおり、まるでアナグマのように薄暗い工房へ閉じこもってばかりいたので、久しぶりに外の空気を吸うことができるなとウキウキしています。

当日、13時からの中村好文氏の講演会を聴講しますので、会場で見かけたら声をかけてくださると嬉しいです♪
胸の赤いバラが目印です・・・(ウソ)

その他は、足の向くまま、気のむくまま会場をぶらぶらと回ってみようと思います。

興味をもたれた方、今からでも遅くはありません。
名古屋へ・・行きましょう。


関連リンク   木工家ウィーク 2009名古屋

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2009年5月13日 (水)

中間考査

長男が中間考査間近のため、事務仕事の合間に、にわか家庭教師など・・

以前も何度か書いたことだが、ゆとり教育とやらで勉強負荷がかなり減少しているのをひしひしと感じる。
が、皮肉なことに、それが学習の理解深度を弱めている元凶になっているのではないか? 
と思うのだ。

例えば、未知数Xを用いないで方程式を説明するような・・そのようなもどかしさをあちこちで感じる。

英語でも、主格、所有格、目的格などと教えないため、主語、目的語などにどれを用いてよいのか?
その説明が極めて難しい。

困ったもんだわね。


ゆとり教育は方向転換されるとのこと・・
さて、それが良い方向に向かうのか否か?

軽々に判断することはできないが、ただ、今の教育を受けている我が息子達の将来が若干不安でもある。

思うところもあるが、これ以上は書かない。

ともかく、間近の中間考査を首尾よく乗り切ってくれることを願うばかり。

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2009年5月12日 (火)

戦いの火蓋

いきなり暑くなった。
工房内の温度計は、今年初めて30度を超えた。

げんなり・・

また暑さとの戦いが始まる。

そして、ヤツとの戦いも・・


ヤツとは??

そう、蚊 である。

昨日、早速出やがった。
全く、油断も隙もありゃしない。

さて、作戦のことである。

昨年は蚊取り線香もうもう作戦でいったが、これは人間がいぶされてしまうという弱点を併せ持つ。

ならば、やはりハイテク兵器のカトリスか?

いや、今年散々宣伝をしている、ムシコナーズにするか?


今年も宿命のライバル、蚊との戦い。
まさにその火蓋が切って落とされようとしている。

熱きバトル・・次回の戦果の報告を待て!!

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2009年5月10日 (日)

グラントリノ

グラントリノを見た。
クリント・イーストウッド監督。

イーストウッド本人が扮する主人公は、その昔、朝鮮戦争に従軍し、帰還後は自動車の製造ラインでアメリカ車を作り続けてきた老人。

引退し、女房に先立たれて一人暮らし。
二人いる息子や、その家族とはどうもいまひとつ心が通じていない。
人種差別主義者で、頑固者の典型的白人保守層・・というキャラクターである。

グラントリノとは、アメリカ車華やかなりし頃、主人公が自ら組み立てに従事した名車の名前。
ガレージに保管し、ぴかぴかに磨き上げる。
それが、主人公の老人の人生を象徴するシンボルでもある。


その、カチカチの白人至上主義者のとなりにモン族のアジア人一家が引っ越してきた。
そこから事件は始まる。

こちらの芝生に入るな!
露骨に敵意をむき出しにする主人公・・

しかし、モン族の優しさに触れ、次第に心を軟化させていく。

そして、隣のモン族一家、その少年タオとのふれあいが始まる。

ひ弱なタオ。
老人は、自らの行動を通して、タオを一人前の男に導いていくという、言うならばハリウッドの典型的なストーリー展開で映画は進行する。

老人は朝鮮戦争がトラウマになっている。
朝鮮人の若者を目の前で撃ち殺した。
そのトラウマに悩み続けるが、無信心な彼は教会で懺悔をすることもなく、一人その罪を背負い続けている。
 
そして、その罪の置き場所と、その先にある自分の死に方を求めているように感じられる。
この老人の終末期の人生に、少年タオの成長が縦横に絡みながら、淡々と進んでいたストーリーは後半から息の詰まるような展開に転じてゆく。

そして衝撃的なラストへ・・
賛否両論ありそうだが、私は納得できたなぁ~


それにしても・・
イーストウッドは駄作を撮らないね。
ホント・・脱帽。

この映画、少年の成長を描いた青春映画としても見ることができるし、現代版の罪と罰のようにも感じられる。
さらには、アメリカに蔓延するダークサイドを暴いたり、穏やかだがその背後に強烈なメッセージを発する反戦映画としての側面も併せ持つ。

そしてそして・・時代に取り残された老人と家族との断絶・・
教会との付き合いについて・・ などなど、何層にも折りたたまれたその襞に、アメリカの現状が摺りこまれているようだ。

また、エンディングテーマが泣けるんだよね~
このテーマ、作詞はイーストウッド本人で、作曲は息子担当とのこと。

40代以上の方は必見ですぞ。

ただし・・映画館には必ず一人で行きましょう。
ポケットにハンカチを忍ばせておくことを忘れずに・・・ネ♪

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2009年5月 9日 (土)

また来たね

また来たね!
自動車税。

全く、毎年毎年忘れずにくるもんだと感心する。

例年のことながら、年末から5月にかけては支払いの雨嵐だ。

火災保険、所得税、車検、自動車任意保険、国民年金(一括払い) そして、自動車税。
はぁ~

この半年は、精神衛生上きわめてよろしくない。
ええ、自動車税も期限までに耳をそろえて支払ってあげましょう。
5万円も・・・

さ、気を取り直して、仕事仕事!

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2009年5月 8日 (金)

木工科 指導員募集のお知らせ

お知らせです。

私の出身校である福岡県立田川高等技術専門校が、木工科の指導員を募集します。

欠員、人材不足による募集で、滅多にあることではありません。
指導員への道をお考えの方には千載一遇のチャンスだと思います。

以下、簡単にご案内します。

・試験日    6月28日(日)
・試験場所  東京 または 福岡

・受付期間  5月25日~6月2日

・受験資格
  昭和49年4月2日以降に生まれた者
 
  下記経験を有するもの
   高卒       木工経験7年以上
   短大・高専卒    同  4年以上
   大卒         同  2年以上

・その他
  採用までに、指導員免許を取ることが必須です。
  指導員免許は、福岡県が定める講習等によって取得可能です。

以上、簡単にご案内。
詳細は、以下のページをご覧ください。

 職業指導員採用選考試験案内


田川訓練校は私の母校で、木工への道を歩み始めたその第一歩を記した場所です。
とても思い入れの深いところで、母校発展のためにも、是非情熱あふれる方の志願を望みます。

また、このような募集は数十年に一度のことで、ホントに滅多にあることではありません。
指導員をお考えの方には、またとないチャンスだと思います。

当記事は、もちろんリンクフリー・・・
そして、転載も自由に行っていただいて結構ですので、皆様どうぞよろしくお願いします。


関連リンク  田川高等技術専門校

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2009年5月 7日 (木)

連休でした

連休中は恒例の霧島~鹿児島へ。
ETCで、どこまで走っても1,000円だぜ。
この政策に云々言ってみても、実際1,000円の表示を見るとにんまりするところが現金なアタクシなのだ。

一年ぶりの霧島連山は、変らず素晴らしかった。
今回は、その主峰ともいえる高千穂の峯へ登る。

天孫降臨の山。
その証拠に、山頂には天の逆矛が突き刺さっている。

山容は凛として気高く、頂の手前に火口のお鉢をめぐらしている。
裾野は天然林が広がり、登るにつれて樹林帯は切れ、火山性の細かな礫が積もる道となる。

一本道の直登。
急傾斜、坂道の上は天の雲へとつながっている。

頂からの風景は素晴らしいのひと言。
360度、遮るものはない。

北にはえびの高原から、宮崎、熊本へと連なる九州山地の峰々を遠望する。

南は急激に高度を下げながら、その裾野は左右へ大きく広がっていく。
裾野は、その傾斜を少しずつ緩やかにしつつ南へと続き、その端は錦江湾(鹿児島湾)へ落ち込んで終る。

そして、その先には桜島がぽっかりと立ち上がっている。
噴煙が雲を突き上げている。

背後から風が吹く。
高千穂の山頂から桜島へ向かって、北から南へ吹き降ろす。

この高揚感はなんともこたえられない。
天孫降臨・・神々の居場所にふさわしいところだ。


山行以外には、鹿児島の黒豚を堪能。

維新博物館では、西郷と大久保の運命に涙。
塩浸温泉では、坂本龍馬とおりょうが入った露天風呂を見て大はしゃぎ。
(歴史がしみじみと面白く思える歳になった)


心配していた渋滞にもそれほどあわず、楽しい休みだった。

さて、休んだということは・・・
そう、どこかで取り戻さねばならない ということ。

今月は・・
・・・大汗

さあ、仕事モード全開で突っ走れ!

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2009年5月 2日 (土)

お休みのお知らせ

連休前の追い込み・・刀折れ、力尽きました・・_ノフ○ グッタリ

というわけで・・
5月3日~6日までお休みです。

この間、携帯の電源も切り、消息不明となりますが、探さないでくださいね。

ブログもお休み。
7日から再開します。

では、しばらくのあいだ、サヨーナラー(_´Д`)ノ~~

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2009年5月 1日 (金)

ファイト

連休前の追い込み、追い込み、もひとつおまけに追い込み!!

で、ブログ書けませんでした(スンマセン)

とにかく、家族の圧力もあり、連休は休まなければならないので、その前の追い込みが大変なのだ。
ある程度まで目処をつけ、しかも、連休中の休止がその後に影響しないようにしなければならない。

そう、木は動くのだ。

連休中に伸びたり縮んだり、また、反ったりねじれたりすると大変。
なので、そのような危険性があるものを仕掛かり状態で置かないよう、工程の進め方にも細心の注意が必要。

疲れるね~


さて、このように目の色が変っているとき、最も注意せねばならないのは怪我と失敗。

そう、最も注意せねばならない。

なのに・・
やっちまったな~(クールポコ風に)

台輪の寸法が・・合わない!!!
本体に固定しようとして気付いた。

・・・・・

なんのことはない、単純な寸法の計測ミス。
ぐわぁぁぁぁ~

これで三分の一日の苦労が水の泡(ブクブクブク)
た、立ち直れない・・

などと泣き言を言っている暇もないのだ。
残すはあと一日。

この失敗はなかったものとして目を塞ぎ、明日に全てをかけるのだ。
ファイト、俺!

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