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2008年11月17日 (月)

父性の衰退

男は男らしく・・と育てられた世代だ。

最近では、どうもこのような考え方は受け入れられないらしいが、私が子供のころは、このような教育観が厳然としていて、親父からもそのように言われて育った。

中学校では、この地方都市にあっては問答無用で丸刈りを強制された。
今、こんなことやってると人権侵害だとかで大問題になるだろうな。

息子の通う中学校でも、頭髪は自由だ。
試しに、ボーズにしてみる? と聞くと、とんでもない と返ってくる。

高校では集団訓練なるものがあり、連帯責任などを叩き込まれた。
できなければ・・頬を張られる。
やはり、今では体罰で大問題となることだろう。

さて、それらが良かったのか悪かったのか?
それは良く分からない。

私自身を振り返ってみると、丸刈りも、集団訓練や団体行動も大嫌いだった。
どうやってそれに逆らうか? それを考える日々でもあった。

抑圧された青春期。
不幸だったのか?

・・・・

いや・・
必ずしもそうではない。

大人たちからの圧倒的な圧力を感じ、それに抗するように問題意識が芽生え、それが強力な個を作り上げていったように思える。

大きな壁があったからこそ、それを乗り越えようとあがく過程で強力な自我が育っていった。
そのように感じる。


時は流れ・・
家庭からも、社会からも、このような父性的なものが薄れて行ったのではないか?
そのように思うことがある。

父性とは、単なる抑圧ではなく、子供たちを見守りながらその個々の成長に合わせて適度な負荷をかける。
そして、その負荷を乗り越えさせることで、子供たちの成長を促す。
厳しい愛情のことじゃないか と思う。

この歳になって、ようやく当時の教育を肯定できるようになった。
厳しさには、時間がかかるのだ。


最近では、友だちのような親子関係を理想とすることがあるようだ。
冗談じゃない・・と言いたい気分(問題発言?)

友達のように接し、物分りのよい親を続ければ子供の個性が育成されるのか?
少々疑問を感じたりする。

その例証は、会社や訓練校においても感じてきた。
それは・・・ 

いや、このあたりで止めておこう。


などと、とりとめもない話しをしてしまった。
実は、今日は昭和歌謡の紹介をしようと思っていたのだ。

その前フリで書き始めたのが、何だか変な方向に行ってしまったな~
問題発言かもね? 反省。
異論、反論など、お手柔らかに頼みます・・(意気地なし)


で、肝心の昭和歌謡は?
明日をお楽しみに!

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言いたいことなど」カテゴリの記事

コメント

(・◇・)ノハイ♪  と~~~っても怖い親父の一人です。自分の父(大正10年)とは歳が離れていて生き方などと教わる機会もなかったですが~背中をみていたのか~木工やってます。
わけわからんこと子供がやってたら~ぶっとびます~非常に恐れられてます
(・◇・)ノハイ♪ 怖い怖い親父デス・・・

今思えば怖い怖い先生も、とてもとても大好きな先生でした。小学3年生の頃・・・掃除グループの誰かが雑巾の干し方が悪いと先生に怒られたわけですが・・・σ(・_・) ワタシはそんなに悪いとも思えなかったので、こんなん大丈夫やンと言い返し・・・先生はもっときれいにし~ということを言いたかったのでしょうが、顔ふけるくらいきれいにしろと・・言い返し・・・それで、顔を拭いたσ(・_・) ワタシはぶっとびましたとさ~
ちゃんちゃん~♪
少数派でもNO!と言える人間だったようです・・・
先生と生徒の体当たり・・・必要だと思います。
先生、当時はごめんなさい <(_ _*)>
今なら~大問題かもしれませんが・・・
キャンプにも行ったし・・・大好きだったなぁ~園芸クラブも一緒にやったし・・・大好きだったなぁ~

で、σ(・_・) ワタシ子供とも体当たりしてますので~子供もぶっ飛ぶほどのこわ~~い親父ですが・・・一緒に木工できるくらいは真っ直ぐに育っています。愛のムチっているんじゃない?

・・・と肯定しておきます (・◇・)ノハイ♪

悔しかったら、σ(・_・) ワタシほど子供育ててみ・・・学校ならなおさら・・・橋下府知事も愛のムチ派の持論をお持ちですが・・・彼ところも7人子供がいて・・・ワカルワカル・・・
そのうち抜いてやるぜ・・・  ( -_-)フッ


・・・という落ちでおしまい・・・

            Σ^)/ アホーアホー

。。。。(( T_T)トボトボ  少数派

投稿: きすべ~♪ | 2008年11月18日 (火) 10:47

ぜんぜん問題発言じゃないですよ~。
私の中学高校時代も体罰なんて当たり前でしたし、それが悪かったとも思いません。
丸ボーズといえば最近、生徒の髪型を理由に入試面接で不合格とした学校の校長がクビになったというニュースがありましたが、私に言わせればそんな生徒落ちて当然だし、それでなぜ校長が責められるのかまったく理解できませんね。マスコミと一部の親や教師が問題なのであって、その後校長を擁護する意見が多数を占めてると聞いて、まだ日本の良心は健全だな、と思った次第です。
私の子供、上の子は小2で下の子は幼稚園ですが、世間の風潮に流されることなく自分の正しいと感じるまま育てようと思ってます。言うのは簡単ですが・・・。

投稿: パートシュクレ | 2008年11月18日 (火) 22:52

きすべ~さん、パートシュクレさん

うう、同意いただいて心強い限りです。
父性の衰退については、ずっと以前から感じていました。

子供の健全な育成と、強い個性を育てるためには一定の負荷が必要と考えているワタクシです。

物分りの悪い親父で結構(開き直り)
地震、雷、火事、親父を死語にしないように頑張りましょう。

以下、蛇足ですが、本文で書かなかったこと・・

会社や訓練校で感じたことなのですが、些細なことで傷ついたなどと言う者の多いこと。

また、意欲や情熱があるように感じられる者でも、それらは表面に張り付いている薄皮のように脆弱で、少し掘り下げてみてみると、それらを支える土台などほとんどない。

威勢の良い啖呵は、やがてそれだけでは世間に通用しないことを悟ると突然尻すぼみ、その後は一体どうなったのか?

そんな、蜉蝣のような人間が増殖しているように感じます。

せめて、我が子だけでも強い精神力を備えた者になって欲しいと願います。
人間造り・・当然ながら、木工よりは100倍以上難しい課題ですね。

共に、信ずるところを行きましょう。

投稿: 栗原@simple | 2008年11月18日 (火) 23:52

以前に、子どもの学習机をつくっていただいた者です。
シンプルさんのご意見に、賛同します。
友達親子、増えていますね。
公言して憚らない点も、何だかなぁ、と。。。
親は、子どもに嫌われたくないのか、言うことを言わない、することをしない。
教師が、厳しく注意すると、親が、担任を通り越して、教育長へ苦情を言う、、、怖い時代です。
家庭内暴力の問題も多くて、日本は、どうしてこんなになってしまったのか・・・。

投稿: シナモン | 2008年11月21日 (金) 21:59

シナモンさん・・
ご本名は分かりませんが、その節はありがとうございました。

ご指摘の通り、最近では友だち感覚の親子が増えており、また、それが理想的な関係だと言って憚らない傾向があります。

もちろん、親子関係も時代と共に変わるでしょうし、そのような考え方も尊重はしますが、でも、やはり違和感がありますね。

そんな距離感の反映なのか、時と共に、家庭からも学校からも、規律というものが薄れてきているように感じます。

子供と大人の人権に差があるとは思いませんが、しかし、両者の立場が対等であるはずがない。

未熟な子供を正しく導くのが親であり大人の責務で、そのために必要なものが、規律、規範、道徳といった社会的人間としての正しい振る舞いを示す事々だろうと思います。

親が子供に遠慮してどうするんでしょうかね??

道から外れた行いをしたときは、厳しく叱咤するのが先達としての義務でしょうに・・

我々もそうやってタブーを仕込まれました。

私にとっては亡父から受けた教育が基準で、迷ったときは「親父ならこのような時どうしただろう?」と思いながらやってます。

すると、必ず答えは見つかるのですね♪

亡き親父に感謝する日々です。


投稿: 栗原@simple | 2008年11月22日 (土) 23:34

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