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2008年7月31日 (木)

秋よ来い

夏場の鉋がけは大変だ。

今日は、天板の仕上げ。
考えただけで、汗が出てきそう。

できるだけ汗をかかないように、体力を消耗しないように・・
いつもより、念入りに鉋の調整をする。


鉋は台で切る! と言う言葉がある。
そう、どれほど刃を研ぎ澄ましていても、台が適切な状態に調整されていないと鉋はさっぱり切れない。

台直し鉋を使って、念入りに調整。
そして、刃を研ぐ。

うん、なかなか良い感じ♪

首尾よく仕上がった。

このような時は、あまり汗もかかないものだ。


さて、7月も今日で終わり。
夕方から吹く風は、すこし涼しくなってきたかなぁ?

秋よ来い、早く来い・・

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2008年7月30日 (水)

マンネリ打破

形を作るための技法はいくつかある。

ずっとやっていると、自然と技法は収斂していき、この形のときはこの技法・構造で・・ と大体決まってくる。

それはそれでよい。
決まったことであれば、あれこれ考えなくても良いし、手順も体にしみこんでいるので迷うことはない。
合理的だ。

だが、一歩間違うとマンネリとなる。

ひょっとすると、さらに適切な技法があるかもしれないのに、知らず知らずのうちにその可能性を摘み取っているかもしれない。


今日、別の技法を試してみた。
うまく行けば、従来よりも加工時間が短縮されるかもしれない。

結果は?

う~ん、ちょっと微妙かも?

まあ、これをもとに、もうちょっと工夫してみよう。


マンネリ打破!
時には新しい風を吹き込むことも大事だね。

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2008年7月29日 (火)

野次馬

朝、ラジオでニュースを聞いていたら、新日鐵戸畑で火事とのこと。

むむむ!
良く聞くと、その現場は我が家から3キロほどの距離。
いつものジョギングコースからは、わずか数百メートルほどしか離れていない。


聞くところによると、導管内のガスに引火したとのこと。
火を消すことは不可能で、管内のガスがなくなって自然鎮火を待つしかない。
それには、ほぼ一日かかるそうなのだ。


ほんで、今日のジョギングは、野次馬根性丸出しとなった。

時刻は夜の9時過ぎ。
現場が次第に近づいてくる。

おお、煙が上がっているのが見える。

そして、炎なのか、照明なのか?
それらが暗い空に反射して、夜がほのかに明るい。


大変な事故だが、それを見ながら思い出したのはずっと昔の風景だった。


数十年も前のこと・・・
まだ戸畑の高炉が稼動していた頃のことだ。

不休の高炉から吐き出される炎が夜を焦がしていた。
夜の空、北を見上げると赤銅色に染まった不夜城のように見えた。

高度成長期。
それを象徴していたのが白夜ならぬ、赤く染まった夜の空だった。

その後、高炉停止。
重厚長大型産業の衰退と、中枢部の関東移転に伴って、赤い空も消えた。


活気があったあの頃・・
我が家の近所だけでも、路面の映画館が5軒以上もあった。
日々生活が豊かになっていくのが、子供ながらに実感できた。

確かに、将来への希望に疑問などなかった時代だったのかもしれない。


今は?

シャッターばかりとなった商店街も寂しいが・・
でも、やはり夜は暗い方がよいし、夏の空はスカッと青空であって欲しい。

いずれの時代も、良いところもあれば悪いところもある。
今が良いか悪いか?
それは、その人自身の心栄えも多分に関係しそうだ。

昔は良かった・・などとぼやいても仕方ない。
未来は、きっともっと良いはず。

そんなことを 思った。

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2008年7月28日 (月)

だましだまし

う~ん、どうも自動鉋の調子がいまひとつ。

・・・

う~ん。


この機械、数ある木工機械の中でも最も複雑な構造をしている。
このため、調子が狂うことも珍しくはない。

ここのところの猛暑。
40度越えの環境の中で、機械も機嫌を損ねてしまったらしい。


再調整すればよいのだが・・
納期縛りのこの日常。

厳しい。

おそらく、再調整にかかると、刃の交換も含めてのことになるので、結構な時間がかかりそう。
うまく行けば一時間ほどで完了することもあるが、下手をすると半日、いや、一日かかったことも過去にはある。

う~ん(腕組)
考える。


調子が悪いと言っても、とりあえずは許容範囲内。
だましだまし使えないことはない。


納期カレンダーを見る。
軒並みスケジュールは押気味。

・・・

結局、だましだまし使うことに・・

この先、どこで再調整にかかるか?
悩ましいな~

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2008年7月27日 (日)

男は黙って

あまりの暑さに耐えかねて、午後からプールへ・・

が、想像通り、プールも芋洗坂係長状態shock
ごった煮。

その中を、40代半ばのおっさんが、浮き輪につかまって流れているなんて・・だめだこりゃ。

男は黙って、滝壺! (クールポコ)


結局、木陰で小説読んで昼寝。
まあ、子供たちは楽しんだようだから、いいか。


帰りは、もつ鍋を食べて滋養吸収。

さあ、また一週間が始まる。
頑張ろう。

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2008年7月26日 (土)

42度

いよいよ夏が本格的な牙をむきはじめたのか?
いや、今日は本当に暑い。

この酷暑の中、エアコンの効かない車で納品へ・・

へとへとになって帰る。
そして、工房へ入ると・・

うぉあ(退)

この殺人的な熱波は一体何事だ?


温度計を見る。

42度(驚)


さすがに、これでは作業はできない。
全ての窓を開け放ち、風を通す。

1時間ほどすると、少し下がってきた。
でも、38度!

一度上がった室温は、そう簡単には下がらないようだ。
あきらめて、静々と作業。

ちょっと前の新聞に、クールビズでの室温28度設定は業務効率を下げるなんて記事が載っていた。

じゃあ、38度って いったい??

ああ、この時期だけ昔のオフィスが懐かしくなる・・

木工家諸氏、めげずに頑張りましょう。

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2008年7月25日 (金)

FAX宣伝文

気がつくと、FAXからロール紙が長々と出ていた。

何かの図面かいな?

見ると・・ FAX広告pout


そう、勝手にFAXに広告を送りつけてくる。
世の中には、摩訶不思議な宣伝をする人がいるものだ。


しかも、その広告の内容!

「インクジェットのカートリッジの宣伝文」

ブラックジョークかいな??
まさか、この広告でインクを消費させるのが目的でもないだろうが・・

この会社、一体何箇所にこのような宣伝文を送っているのだろう?
苦情は来ないのだろうか?

スパムメールも厄介だが、強引なFAX宣伝にも閉口。
電話番号を公開していると、いろいろと面倒だね。

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2008年7月24日 (木)

いざ行け

昨日の記事に「きすべ~」さんよりコメントをいただいたので、続きを少々。
学び方 を考えてみたい。

木工科の訓練生を長年見てきての印象なのだが、およそ2種類に大別できるようだ。

・指示待ち、受身の人
・目先が全て、がむしゃらの人


<指示待ち、受身の人>
学校なのだから、とにかく教えてくれることを吸収しようと言う姿勢の人。

結構積極的なのだが、言われた範囲のことしかやろうとしない。
先生からの指示を首尾よくこなせばそれで満足してしまう。

そして、次の指示をじっと待っていたりするのだ。


<目先が全て、がむしゃらの人>
ものすごく積極的で、人が休憩しているときにもわき目を振らず刃を研いでいたりする。

しかし、思いばかりが先行するため、うまく行かないときにそれを理詰めで考え、自身にフィードバックすると言う帰還作用が働かない。

このタイプの最もまずいところは、がむしゃらにやることで満足してしまう傾向が強いこと。

どうも、私の印象としてこれらの人が多いように感じる。
積極性は評価できるが、もう少し学び方を工夫することでさらにワンステップ上達するようにも思うのだが・・・


技能は、理論と実践のバランスが大事。
いずれに偏りすぎてもうまくは行かない。

例えば刃の研ぎや、鋸の引き方など、最初からうまく行くはずはない。
やってもやっても、満足するどころか、だんだんおかしな方向へ行っているような気になるものだ。

そんな時には、理論に立ち戻ってみる。
研ぎや、鋸の引き方についても、正しい姿勢などは教科書に載っているし、もちろん授業でも教わるだろう。

そこに立ち返って点検してみる。
そして、自身の姿勢を修正し、再度実践してみる。

この繰り返し・・

そして、必ず壁に当たる。

技を盗むのは、このタイミングなのだ。


そう・・・ 盗むためには、自身で問題点の整理ができており、それに対する実践的検証もできていないとダメなのだ。

理論と実践で問題意識が極限まで達し、飽和点にある時点で先生の動きを見ると、突然目の前が開けたように光が見えてくる。


うまく行かなくて悩んで、考えに考えて、眠れない夜を何度過ごしましたか?


少々説教っぽくなってしまって反省!
今日はちょっと訓練校の先生の気分を代返してみました。

いざ行け 訓練生!
求めれば、かならず宝はあなたの手に入りますぞ。


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2008年7月23日 (水)

技の伝承

おなじみの NHKプロフェッショナル。
昨日は、板金職人の話。

熟練の板金職人が、自身の最後の仕事として、その技の伝承に悩むと言う話。

「職人として最も大事なことはなんですか?」との質問に・・

「辛抱ですね」 との答え。
もうこの言葉・・現代では死語かも?

10年ぶりに入社した若い新人に、気を使いながら指導をする姿が印象的だった。

「続けてくれるといいんですけどね」 
職人とは辛抱・・ 辛抱のない時代には徐々に消え行く運命なのかもしれない。


そんなことを考えていたら、今日の朝刊に斑鳩工舎の小川氏のインタビュー記事が載っていた。
やはり技の伝承の話・・

「技は、教えない」

よく言われるように、技とは盗んで覚えること。
長い道のりでも、回り道でも、結局はそれがもっとも強い力となる。

ただし・・ と小川氏は言う。

「これが通用するのは、教わる側に技を貪欲に吸収しようとする強い意思がある場合のみです」

「本当は教える方がはるかに簡単なのですがね・・」


そうなんだよな!
職人に限らず、どのような仕事でもその伝達や伝承に悩むことは多々あるが、唯一、教わる側に貪欲な意志がある場合は、どのようなスタイルでも必ず良好な伝達が行われ、世代交代による新陳代謝が促進される。


で、訓練校の皆様。
あなたは今、宝の山に囲まれているのだ。

それを生かすも殺すも自分しだい。
貪欲さが決め手。

ぎらぎらモードで行きましょう。


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2008年7月22日 (火)

避暑へ

三連休のつもりが、よんどころない事情で一日はお仕事。
まあ、とにかく少しでも遅れを取り戻さないと ね。


で、二連休は避暑へ。
避暑と言えば、川。

海もよいけど、やはり川の方が断然涼しい。

毎年この時期に出かけるのが、大分県九重にある「竜門の滝」
ここ、滝すべりや飛込みなどができる稀有なスポットだ。

子供たちも、もう放ったらかしでも大丈夫なほどには成長したので、勝手に遊ばせてのんびりとすごす。

木陰でビール、読みかけの小説。
ああ、至福のときじゃ。


翌日も川。

岳切渓谷、耶馬溪と、川を求めてうろちょろ。
いずれも川遊び三昧。

九州北部には、四国のような清流、大河はないが、あちこち探せばまだまだ遊べるスポットが点在している。

川は、日本の夏の原風景。
川面に緑が溶け込み、青空と白雲をバックに蝉の大合唱を聞くのも良いものだ。

来月は?
やはり、四万十かな?
いや、吉野川もいいな。

川遊び、しばらく続きそう。

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2008年7月18日 (金)

アートのハート2

芸術家を突き動かすものとは?
そもそも、なぜ芸術などをしようと思うのか?

宮田学長の答えは実に単純明快!

「思いを伝えたいからだ・・」


自分の熱い思いを伝えたい。
だが、それがなかなか伝わらないもどかしさ。

それが、全ての芸術家に降りかかるジレンマとなる。


伝える側と受け取る側・・
両者が100%の授受を感じることなど、おそらく  ない。


これは、芸術に限らず、言葉でも同じ。
どれほど言葉を尽くしても、その言葉を吐いた端から全てが嘘でさらさらと崩れていくような気がする。

このもどかしさを説明する大田光に対して、宮田学長の放った言葉が印象的だった。

「ピュアじゃないね 本当のことを言っているように感じられない」

この後、話は白熱しながら禅問答のようにくるくると旋回をする。


伝えることと、伝わること。

伝えたいと言う熱い思いが人を突き動かす。
その手段は様々・・ 絵画、彫刻、音楽・・・

だが、それがストレートに100%伝わることはおそらくない。
そこにジレンマが生まれ、それが新たなる創造のエネルギーへと転化していくのかもしれない。

「伝わらなくてもいいんだ」
と、宮田学長は言う。

それは、伝えることを考えて考えて、悩んで悩んで、そしてたどり着いた透明な境地なのかもしれないなぁ。


伝えたい、伝わらない、伝わらなくてもいい・・
無意味とも思えるこれらの連鎖を理解しつつ、それでもなにか表現することから離れることができない。

実に不自由で不条理なことだが、であるからゆえ、人を惹きつける磁力を帯びるのだろう。


芸術とは?

そんなもん、分かるわけありません。

と、戯言にお付き合いいただき、ありがとうございます。

話は変わって、明日から三連休。
家族の圧力に負けて、ちょっと外出します。
この間、ブログもお休み・・ 来週火曜日より再開します。

では、楽しい休日を!

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2008年7月17日 (木)

アートのハート

先日のNHK 「爆笑問題のニッポンの教養」 は面白かった。

この番組、大田光のツッコミがいつも上滑り気味で隔靴掻痒の思いをすることが多いのだが、先日の対談は白熱してなかなか面白かった。

相手は東京藝術大学の宮田学長。
もちろん、芸術界の最高学府だよん。


芸術・・
この言葉を聞くたび、複雑な思いがする。

もちろん、私自身は芸術から遠くはなれたところにいる。
実用品としての家具作りをしているのであって、アートをやっているわけではない。

でも、芸術から距離を置くように繰り返し思うことは、その反作用として、芸術なる得体の知れないものの影に付きまとわれることにもなってしまう。

芸術からはなれると言うことは、つまりは芸術とは一体何なのか? の疑問と表裏一体。
真に厄介である。

司馬遼太郎が、絵画理論を通して絵を見ることの愚を説いている。
そうだよな、絵画における理論と作品が、物理における理論と実験の関係と等価であるはずもない。

裸眼で見よ と、御大は言う。


もう一つ・・
「芸術家よ、創れ、語るな」 と言う箴言がある。

ゲーテの言葉らしい。

とっても短いが、芸術の本質を射抜いている言葉のように感じる。


言葉はしばしば無力だ。
不立文字・・ 真理は言葉では伝達できない。

非論理的と言うことなのではなく、言葉による伝達の限界を表しているのだろう。
禅の用語・・ この四文字にその深遠を垣間見る思いがする。


さて、話を戻して・・
爆笑問題と宮田学長との会話。

テーマは・・ アートのハート。

芸術家を突き動かす、その熱源となっているものは何か?
なかなかエキサイティングなテーマだったのである。


つづく

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2008年7月16日 (水)

余分三兄弟

暑さを乗り切ろうシリーズ 第三弾。

この時期、工房内は36度を超える。
その中での作業・・ できるだけ暑さを感じないためにはどうすればよいのか?

ズバリ 無駄な動きをしないこと。

効率的に、順序良く、淡々と進めていけば、不思議と暑さを感じないものだ。

そう、夏は工程に無理、無駄、ムラの余分三兄弟がないかどうかを確認するよい機会でもあるのだ。


と言うわけで、本日も淡々と進める。
すると?

おぁ~(絶叫)
長さを切り間違えている。

これで一気に体温が3度は上がったぜ。
とたんに汗が噴出してくる。

真夏の工房。
前途多難である。

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2008年7月15日 (火)

蚊の襲来

昨日、熱帯夜での快眠の方法について書いた。
そして、もちろん昨夜もその通りにしたのだが・・

うん? 

か かゆい!


蚊だ!!


そうだ、大事なことを言い忘れていた。
快眠の最大の敵、それは  蚊。

これにやられると睡眠どころではない。

なので、もちろん蚊を寄せ付けないリキッドタイプの防虫剤を足元においているのだが?
敵もさるもの、そのバリアをかいくぐって攻撃を仕掛けた模様。

ええい!
眠い目をこすりながら殺虫剤を取りに行くと、これがタイミングの悪いことに、残量がほとんどゼロ。

その、ほんのわずかの量を室内に噴射して、再びベッドへ・・

幸い、その後蚊の襲来はなくなったが、かゆみが落ち着くまで眠れず、本日は少々寝不足気味。


よし、今夜は枕元に殺虫剤と、コメントで教えていただいたように冷たい水を置いて寝ることとしよう。


熱帯夜対策。
まだまだ続く。

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2008年7月14日 (月)

夏バテ防止法

さらに気温が上がり、夜もいよいよ熱帯夜となってきた。

体が資本のこの仕事。
夏ばてをしないよう、体調管理も必要だ。

そこで、私の夏ばて防止法・・
それは・・

熱帯夜にエアコンをつけて寝ない。

そうなのだ、
どれほど暑かろうと、エアコンをつけずに寝る。
いろいろ試して、これが一番!
木工歴8年の経験なのだ。


これ、最初は大変。
とても寝られたものじゃない。

そこで、いくつか工夫を・・

シーツの代わりに、籐などでできたござを引く。
保冷材をタオルで包んで、枕に置く。

そして、これが肝心なことだが・・

暑くない! と念じる。

いや、冗談ではないよ。
暑くない、暑くない と念じていると、本当に室温が下がったような気がするのだ。
念ずるものは救われる?

人間の体はよくできているもので・・
そのうち、慣れてくると暑い夜でも熟睡できるようになる。
是非お試しあれ。


木工に限らず、全てのことは体が資本。
エアコンに頼らず、夏バテ知らず。
そして、ほんのちょっと地球温暖化防止にも貢献しましょう。

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2008年7月12日 (土)

真夏の納品

納品へ・・

この時期の納品は大変だ。
暑い車内・・ 日差しはじりじり、高湿度の空気が肌にまとわりつく。

エアコンは?
もう5年以上前に壊れた。

暑い街中を、窓を全開にして走る。


途中で、遠賀のラーメン屋、「黒門」に立ち寄る。
う~ん、幸せ~♪

で、さらに暑くなった。


予定より早く着きそうだったのでちょっと時間調整。
こんなときは本屋が一番。

だが、この時期、車を露天に駐車するわけにはいかない。
真夏の車内だ・・ 中の家具はひとたまりもない。

そうなのだ、うかつに車を止めることもできない厄介な季節なのだ。

しばらく走って、大手スーパーの立体駐車場へIN。
ちょっと本を漁り、時間調整をしてお客様宅へ。

無事、納品完了!


アイスをなめつつ帰路に着く。

真夏の納品。
大変だぁ。

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2008年7月11日 (金)

スポーツ大陸

NHKのスポーツ大陸を見た。
為末大。

言わずと知れた、ハードルのアスリート。

でも、昨年以来ぱっとしないな~ なんて思っていたら、先日北京オリンピックの代表に選出されていた。


その経緯を追ったのが今日のドキュメンタリー。

う~ん、そうだったのか。

コーチをつけず、ただ一人で考える。
そして、その結論として、ハードルを封印し、ひたすらスピードを磨くと言う選択をした。
フォームの改造。

そして、満を持してハードルへ復活。

結果・・・
惨敗。

選択が果たして正しかったのか?
苦悩の日々。

しかし・・為末は言う・・
「片方にオリンピックの金メダル、もう片方に銃弾が入ったロシアンルーレットがあるとしたら、自分はそれでも引き金を引かざるを得ない」

そして、さらに追い討ち。
足の故障。

オリンピック選考会は目前に迫っている。

結局、完治しないままの予選。
何とか予選は通過・・しかしタイムはその中で最下位。

誰もが敗退を予想した。

そして決勝。

ところが・・・ 勝った!


ううん と、思わず唸ってしまった。
これは一体なんだろう?

精神力の勝利?
それとも、なにかが憑依したのか?


自己を貫き通すことのすさまじさと、それに張り付く恐ろしいほどの孤独を見た。


オリンピックまであとひと月。
男子ハードルから目が離せなくなった。

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2008年7月10日 (木)

キャビネット解禁

ここ北部九州は連日の猛暑(酷暑)
いやいや、大変。

でも、湿度が比較的低いため、体感上はまだ我慢できる。

湿度が下がれば?
そう、キャビネット解禁。

封印していたキャビネット類の工程を再開する。

だが、この気温。
そう、夏場は熱波による木の反りが問題となる。

不用意にその辺に置いたりすると、たちまち反る。
なので、広い板などは比較的温度が低い場所に置き、その上からMDF合板などを被せて熱波を遮断する。
まめな行動が、トラブルを防ぐ。

そして、この時期は良く使う鉋は壁面収納をせず、タオルなどに包んで温度の低い作業台の下などにおく。

さあ、今から二ヶ月強・・ 暑さとの戦い。

ところで、人間の対策は?? 

う~ん、それが一番難しい。

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2008年7月 8日 (火)

大江さんへ

開業して間もない頃、何人かの先達に同じ質問をしたことがあります。
皆、答えはさまざまでした。

ある方は、「言われたものは何でも作らなきゃ!」と言ってました。
矧ぎ合わせのスタイリッシュなテーブルから、一枚板耳付きの重厚なそれまで何でもござれ。

北欧風、ミッドセンチュリー、シェーカー、カントリー、ミッションスタイル・・
ご要望に応じて作ります♪

そのような話を聞きながら、これが木工を生業とすることのリアリズムなのかな? と思ったりしました。

どのような要求でも、どのようなスタイルでも製作できると言うことは、木工職人としての資質としては優れており、必要なことなのかもしれないと思いました。


そのような原体験があり、私も初期の頃はその教えの通りの作品展開をしました。
つまり、どのような嗜好の人が訪ねてきても、必ずその人の目に留まるような作品を必ず一つは準備しておくこと・・・
それを戦略的に考え、展示会で実行したものです。

結果としては、成功だったように思います。
それで、しばらくそのようなごった煮的作品群を備える時期が続きました。

でも・・
ダメなんですね。

大江さんのおっしゃられるように、精神的にまいってくる。
気がすすまないものを作るのは、忍耐の修行にはなっても、やはり長く続けると疲れてきます。

また、仮にも木工家として独立している限りは、たとえ引っかき傷ほどでもよいから自身の作風なるものを確立し、それを世に問うてみたいと言う抗しがたい顕示欲が出てきます。

その狭間で迷いながらやってきました。

結果として、初期のごった煮的な作品群から比べると、だいぶその範囲は絞られてきたように思います。
そして、その結果、同じ嗜好をお持ちのお客様からのお問い合わせが増えて来たのでしょう・・ 最近ではお客様の要求との間に大きなギャップを感じることは少なくなってきました。

今後どうなるのか?
それは分かりませんが、昨日も書いたとおり、これは遮二無二結論を出すものでもないように感じていますので、当面このまま続けてみようと思っています。


同じような悩みをお持ちの皆様。
な~んの参考にもならなくてスミマセン。

みんな悩んで大きくなった(どこかで聞いたような?)
と言うわけで、大いに悩みましょう♪

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2008年7月 7日 (月)

パートシュクレさんへ

やはり、この問題は物作りに携わる人にとっては共通のことなのかもしれませんね。

ファインアートであれば、もちろん自分の好きなものを作れば良い。
一方、便利屋さんであれば、とにかくどのようなことでも拒まずお客様の要求に応えれば良い。

これら両極端にある人は、ポリシーが強力で、一貫していて、すごいな~と感心します。

でも、私を含めて大多数の人は、大なり小なり、いずれからも一定の距離を置いた位置にいるのではないかと思います。
その中間地点、緩衝地点であっちへフラフラ、こっちへフラフラ。
くらげのように漂っているようでもあります。

この居心地の悪さ・・
これがジレンマとなり、何とかしゃんと腰をすえようと自分なりの基準を考えたりします。

でも、パートシュクレさんもおっしゃられているように、結局明確な基準線を引くことは困難で、答えはなかなか出ないですね。

なので、いっそ開き直って、答えを出す必要はない。
そもそも、答えを出すようなものではない。
と、考え方を改めたところ、目の前が開けるような思いがしました。

つまりは、明確な基準など設けず、個別に悩みながら判断していけばよいのではないか?
と考えてみました。

問題の棚上げ? とも取れますが、あえてそうすることによって考えが硬直化するのを防止し、常にニュートラルな立場からものを見ることができるのではないのか? と思ったりしました。

果たしてこれでよいのかどうか?
それも分かりませんが、とにかく今しばらくこのような考えで進めて行こうと思います。


でも・・・
会社員だった頃は仕事を選ぶことなんてできませんでした。
それを考えると、これはかなり贅沢なジレンマなのかもしれませんね。


明日は、大江さんへお返事をいたします。

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2008年7月 6日 (日)

きすべ~さんへ

昨日の記事、「難しい質問」にコメントをいただきました。

お礼を兼ねて、それぞれへのご返信を記事にしていきたいと思います。


きすべ~ さんへ

プロとして受けられることなら、受ければよいのでは? とのこと。

そうですね、基本的には私もこのスタンスで考えているかな。
お客さんが喜んでくれるならば・・それが何より。
自分の力が役に立つのであれば、本望じゃないか。

そのようにシンプルに考えるならば、格別難しい問題ではないのかもしれませんね。


ただ、きすべ~さんも指摘されているように、木工を含め、物づくりには必ず作風と言うものがあります。
良くも悪くも、それがその木工家の個性となるもので、きわめて大事なものですね。

ただ、一般のお客様から見ると、作風の違いが必ずしもストレートに理解されるとは限りません。
そこにギャップが生じ、これが作り手を悩ませることになるのですね。

私だって・・
木工科へ入学する前は、家具も建具も大工も同じようなものだろう・・なんて思っていましたからね。
ましてや、家具屋の作風なんて・・・ねぇ


過去のことですが、開業当初は、そりゃ大変でした。
そもそも、仕事なんて全くないわけで、選べるような状況じゃありません。
来るものは拒まず、何でもやりました。

でも、それらの雑多な中から、結構新しいアイデアが生まれることもあったりするから面白いものです。

そして、いろいろなものを引き受けているうちに、自身の作風も変わっていきました。
なので、ホームページに初期の作品はほとんど残っていません。
消しちゃいました。

つまり、私に限れば作風と仕事は相互依存の関係にあるもので、不可分と言えるように思います。

どちらが卵で、どちらが鶏か?
いまだに分からないのです(苦笑)


うん? 一体何を言っているのやら??


まあ、いまだにあやふやな状態ですが、ただ、年月の経過と共に、お客様とのギャップは確実に小さくなってきているのを実感します。

そうなんです、悩みながらも長年続けていれば、歳月が解決の道筋をつけてくれるようです。

なので、あと数年もすれば、自然と収斂してしまうのかなぁ?
と、気楽に考えている今日この頃です。


明日は、パートシュクレさんへお返事をいたします♪

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2008年7月 5日 (土)

難しい質問

木工家志望の方ご来訪。
いろいろとお話を・・

その中で、ちょっと面白い・・でも、難しい質問をされた。

「気がすすまない仕事を頼まれたら、どうしますか?」


う~ん  難しい!

難しいな~


う~ん

どうするかな~


そうなのだ。
これ、私はいまだに答えを見出せていない。


とりあえず、今のところ・・
お見積もり、納期などでご了解をいただければお引き受けしている。

そして、お引き受けしたからには、できるだけ集中してこなすように心がけている。
そうすると、気がすすまない仕事でも面白くなることもある。
また、それらから新しいアイデアが生まれることもあったりする。


まあ、これについてはいろいろな意見があることだろう。
仕事は選ぶべき・・ と言う先達もいらっしゃる。


どちらが正解?
それは分からない。

どちらも正解かもしれないし。
どちらも間違っているのかもしれない。


ともあれ、答えが見出せない以上、迷いながらやっていくしかない。


そうさ、 そのうち見つかるだろう♪

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2008年7月 4日 (金)

夏を乗り切るために

夏は突然やってきた。

今日、工房内温度は36度。
くぅ~ しびれるぜ。


突然の気温上昇。
まだ心の準備ができてないよ。

ともあれ、夏モードに変えなければ。


夏になると、材料の置き場所や、置き方にもいっそうの気遣いが必要。
今までは高湿度で木が動いていたが、これからは熱波で木が反り返る。

以前、不用意に置いたため、天板一枚を廃棄せざるをえなかった苦い経験がある。

慎重に、慎重に!


さあ、体も夏に慣らしていかねばならない。
そのためには?

そう、うなぎが一番。

と思ってスーパーへ行ったのだが、昨今の偽装ブーム?
しばし考えて・・やめた。

皆さんは、夏を乗り切るためにどうしてますか?

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2008年7月 3日 (木)

夏が来る

天気予報は雨だったが、晴れ!
午前中、納品だったので助かった。

少し風が強いが・・ 暑い。

日差しは、だんだん真夏のそれになりつつある。


今後の予報は、とりあえず晴ればかり。
いよいよ梅雨明けか?


日差しに照らされて、水を吸い込んだ地面から湿気が立ち上がる。
もわっとした空気。

けれど、工房内の湿度はぐんぐん下がる。

このときを待っていた。


とにかく、90パーセント近い湿度にさらされて、ここのところ、工程がほとんど進んでいなかった。

夏の熱波も大変だが、高湿度よりはまだましだ。


さあ、作業服も夏モードに切り替えよう。
体を慣らして・・夏へ備えなければ。

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2008年7月 2日 (水)

エキサイティング

ちょっと新しい構造にチャレンジしている。
別に奇を衒っているのではなくて、デザイン上必要な構造なのだ。

スマートなデザインと強度は、しばしば反比例の関係にある。

あちらを立てれば、こちらが立たず・・

もちろん、強度や耐久性を犠牲にするわけにはいかないので、無難なデザインにまとまることが多かったりするのだが、いつまでもそのままじゃ進歩がない。

このあたり、いつもジレンマを感じている(本音)


この閉塞感を打ち破るために、新しい構造を考えてみた。
これで、デザインを犠牲にすることなく必要な強度を確保できる・・はず。


本日、それにチャレンジ。
初めての構造なので、事前の部分試作は欠かせない。

試行錯誤。

う~ん、これで何とかいけそうだ。


本加工へ!

・・

・・

よし、うまく行った。


そして、それを祝福するかのように太陽が顔を出した。
う~ん、今日は気分がよい。

さて、明日は組み立て。
さらに慎重に・・ 

新しいことを試すのは、いつもワクワクする。
木工は、いつもエキサイティングだ。

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2008年7月 1日 (火)

ジョギング その成果は? 9

さて、恒例のジョギング報告。

先月は梅雨に突入したので、なかなか走る時間をとることができなかった。
週に3日程度を稼ぐのが精一杯。

梅雨。
鬱陶しいが、でも涼しいのは助かる。

夜、街中を避けて公園などを周回すると、林の中を通って冷やされた空気が心地よい。
湿り気を含んだ冷気は、同時に木の香りもふんだんに運ぶ。


もともとはダイエットのために始めたジョギング。
最近ではなくてはならないものになってきた。

一日の気分転換。

そして、長男が一緒についてくるようになってからは、親子のコミュニケーションにも役立っている。


さあ、今月でいよいよ10ヶ月目に突入。
夏が待ち構えている。

そろそろ、水分補給用のグッズなど準備しなければならないかな?

今月も、頑張りますよ。

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