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2008年4月 9日 (水)

訓練校での心構え

入学式の時期。
今年訓練校へいく皆さんも、入校の準備中だろうか?

とても楽しい一年になることと思う。
できることならば・・うう、アタクシももう一度通いたい。

さて、余計なおせっかいとも思うが、入校される皆様にちょっとアドバイス。
なお、HPでも、このブログでも何度も書いているので、繰り返しになることご容赦!

訓練校は木工技術を学び、技能を磨くところ。
これ、周知!

一年という限られた時間ではあるが、情熱をもって計画的に取り組めば、かなりのレベルを習得できる。
ご心配無用。

なお、老婆心ながら・・
情熱なき計画、そして計画なき情熱 ともに無意味ですのでご注意!


さて、ここから本題。
訓練校で学ぶことのできない唯一のこと。
それは何でしょう?


それは・・

・・・

時間管理。


加工スピードの追求。


もちろん、訓練校によっても方針は様々だと思うが、おそらくスピードに関してはあまりうるさくは言われないことと思う。
それよりは、確実に、丁寧に・・ ということに重点が置かれることであろう。


しかし、木工の実際の現場では、時間管理が最も重要なポイントとなり、加工スピードは、独立した弱小工房などでは大げさでなく死活問題になる。

なので、訓練校といえども自らに時間的な負荷をかけ、スピードと丁寧な仕事を両輪としてバランスよく習得していくことが大事。


時間は自己管理!

これを念頭に置けば、この一年がより濃厚な経験になるに違いない。


ともあれ、ご入学おめでとうございます。
充実した訓練生活を送られますよう、ご健闘をお祈りしています。


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木工家志望の方へ」カテゴリの記事

コメント

木工専門学校、出来ることなら自分も行きたいですねえ。ただ、自分には本職があるので、あくまで趣味としてですが(プロを目指す方に失礼かな)。
私の仕事のwebデザインにも専門学校があり、今年も新卒の方を何人も面接してるのですが、アーティストとデザイナーを混同してる人が多くて閉口することもしばしばです。それはまさに時間管理の問題で、時間をかければ誰でも優れたデザインが出来わけで、限られた時間内でいかに良いものを作るかが商業デザイナーの条件だと、専門学校の講師の方々にはぜひ生徒さんに教えて欲しいですね。もちろん良質魂も忘れずに、ですが。
それにしても木工学校・・・今の自分には夢だなあ。

投稿: パートシュクレ | 2008年4月10日 (木) 01:30

作品が出来るまで そっと静かに待っていてくれる センセイと呼ばれる領域。
ひとつの作品を作り、え、エンジンついてるんですか?というほどの値段を付けて、
次なる意欲が湧くまで、山に海にこもる日々。

どうやったらなれるのですか?

ほんと時間時間時間です。
お金もかけられないから、頭フル回転でいつも効率について考える。
楽しいですけどねw

投稿: もじゃこ | 2008年4月10日 (木) 08:28

パートシュクレさん
う~ん、どの分野でも同じようですね(苦笑)

私には密かな持論があり・・それは、これらの人々は「アーティスト症候群」と「職人症候群」に分かれるように思うことです。

いずれも極端!

もちろん、それ自体決して悪いことではなく、よく言えば純粋さの発露とも考えられますね。

しかし、それを現実の仕事とした場合、どちらかに偏ってバランス感覚を欠いてしまうと緩慢な自殺行為となってしまう・・

そのあたりのリアリズムも訓練校で教えて欲しい・・というのは望みすぎでしょうねぇ。

もじゃこさん
以前、木工芸の人間国宝とお話しをしたことがありますが、もうこのクラスになるといろいろなことを超越して天上人のような感じです。

ああ、いつの日か自分の好きなものを、好きなときに作って、それで商売として成立する・・そのような身分になりたいですね。

投稿: 栗原@simple | 2008年4月10日 (木) 19:22

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