« 貧乏性につき | トップページ | 巧妙な迷惑メール »

2008年3月 5日 (水)

オタク的木工

弊工房は注文家具屋。
なので、決まった形はなく、お客様のご要望によって設計し、デザインする。

だが、長年いろいろ作っていると、定番的なアイテムも自然とできてくる。
学習机や椅子などは、その代表的な例だ。

これらは決まった図面があるので、製作も比較的楽ではある。

だが・・秘密を暴露すると・・
これら定番品でも、実は毎回全く同じに作っているわけではない。

少しずつ、形や寸法を見直している。

それは、ほぞの形であったり、面取りのサイズであったり、脚と幕板のレイアウトであったり・・
その他、いろいろと細々したところなどは毎回新たに見直しを行い、修正している。

理由は、デザイン性であったり、加工性であったりと様々だが、修正することで少しずつ進歩しているのかな? と思う。


細かいところの修正なので違いは分かりにくいが、しかし塵も積もれば・・である。
初期のモデルと、最近のモデルを並べて比較すると、全体の印象はかなり変わっている。


注文家具ならではの画期的なデザイン・構造を考えるのも楽しいけれど、定番的アイテムを長い年月をかけてじっくりと熟成させていくのも、ちょっとしたナルシスト的快楽がある。


オタク的木工?
いや、最近の言葉では、アキバ的木工・・かな?

|

« 貧乏性につき | トップページ | 巧妙な迷惑メール »

言いたいことなど」カテゴリの記事

コメント

大型家具店に並ぶ売れ筋の定番品も、そのように長年かけて熟成させて完成した形なのでしょうね。私は電車の中など暇さえあれば、メモ帳に家具のアイディアスケッチを描いてますが、構造的な素晴らしいアイディアを思いついた時など、オレって天才かも!と勘違いして舞い上がる時がありますが、通販サイトに似たような形の家具が既にあったりして・・・素人木工家にはまだまだハードルが高そうです。でもアイディアを考えるのは楽しいですね。

投稿: パートシュクレ | 2008年3月 6日 (木) 01:15

そうですね。
デザインや構造を考えるのは大変ですが、同時にとても楽しくもあり、これが物づくりの醍醐味ですね。

私も、画期的なアイデアを思いついたときは一晩そのアイデアを寝かせて冷却期間を取るようにしています。

それでも変わらず色褪せないアイデアなら、それは正解!

でも、こんなことって滅多にないですね~

投稿: 栗原@simple | 2008年3月 6日 (木) 19:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 貧乏性につき | トップページ | 巧妙な迷惑メール »