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2008年2月14日 (木)

パイン

納品予定だったが、事情により延期になった。
時間が空いたので、遊びに・・・  行けないか・・やっぱり。

仕事。

さて、久しぶりにパインを扱っている。
今日は、その鉋掛け。

パインは、その柔らかな木肌が持ち味だ。
なので、削りやすいと思われがちだが・・ それは間違い。

これがまた、結構大変なのだ。

特に、木裏の板目などは苦労する。
少しの不注意で逆目が起きる。
そして、厄介なことに、柔らかい木肌ゆえに逆目の入り方が激しいのだ。

油断をすると木目間の柔らかい部分(春材という)が根こそぎガサっと持っていかれることもあったりして、思わずオーマイガッ なんてヤンキーばりに叫んだりする羽目になる。

そのせいなのか、巷で見かけるパインの家具にはラフな仕上げが多い。
サンダーで仕上げたり、さらには自動鉋を通したままで仕上げすらしていないものを見かけることもよくある。

もったいないことだと思う。

それらを見かけるにつれ、パインが不当に評価されているような思いがする。
きちんと鉋をかけて仕上げると、同じパインでも見違えるように綺麗になるのに・・

パイン 身近な素材。
そして、ちょっと厄介な木。

手は掛かるが、美しく仕上げると他の高級木にも劣らない家具になる。

たかがパイン、されどパイン。
木は、やはり面白い。

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コメント

私は、殆どの家具がパインです。
仰る通りで、鉋がけは命がけです・・・・。
鋸が得意なのですが、鉋がけが今一修行の足らない私にとっては大きな難関です。
ですから、木裏の板目を・・・って聞いただけで尊敬す・・・・。

それから、パイン材を使った粗い仕上げの家具!私も嫌いです。
うちは、フレンチともアメリカンとも違うオリジナルのカントリー風家具を作っていて、シャビーな仕上げをすることもあります。
でも!粗い家具にはしない!!
ご先祖様から大切に使われてきた家具を目指しています。
そう言う家具って、本当に手触りが良いですし、狂いも少ない。
だから、徹底的に磨き上げますし、直角や水平やがたつきの無さってのはきっちり出して当然と思っていますが、そこさえ出来ていないパイン家具のなんと多いことか・・・嘆かわしいです。

お陰で、パイン家具ですって言うと下に見られる事が多いのも事実です。

シルバーパインを使って、徹底的に磨き上げた家具は、高級木材に負けない素晴らしい木目と仕上がりを見せます。
その事をよ~っく判っていただいてて、本当に嬉しかったです、尊敬です。
有難う御座います。sun

投稿 とっちゃん | 2008年2月15日 (金) 09:53

いや~ 嬉しいですねhappy01

そうなんですよね、パインというとお手軽カントリー家具のイメージが強く、広葉樹などに比べるとどうしても格下に見られがちです。

でも、違うんですよね。
必要な手をかけ、綺麗に表面を仕上げるとそれは見違えるほど美しいテクスチャーを見せてくれます。


ちょっと話はそれますが、材木が軒並み高騰を続けている現在、比較的安価なパインを素材とし、それに十分な手をかけることで新たな魅力を引き出す・・

これも、生き残るために必要な手法と言えるのかもしれません。

天は材の上に材を作らず、材の下に材を作らず・・

もっともっとパインの魅力をアピールしていきましょう。

投稿 栗原@simple | 2008年2月15日 (金) 18:59

天は材の上に材を作らず、材の下に材を作らず・・
いいですねぇ!!
そうなんですね。確かに値段の上下はあるでしょうが、その材の個性を生かして使えば、他とは比べられない美しさをそれぞれの材が持っているのでしょう。
私はイイカゲン木工専門で荒材のまま作品にして居直っていますが(恥・・チョット反省)、材の美しさを見る事が出来る目と心だけは失いたくないです。

しびれるような緊張感で製作された家具・・これはプロの世界だからこそでしょうね。完成したら見てみたいですね。

投稿 のほほん | 2008年2月15日 (金) 23:20

のほほんさん、コメントありがとうございます。

材の価格を決めるのは市場原理で、木はただそこに生えているだけです。
どこにも上下を決める物差しなどありませんよね。

木を扱う仕事として、やはりその木が一番美しく映えるような、そのように手をかけてやるのが使命なのかな? なんて思ってます。

今日もパインを削ってました。
付き合うほどに、この木の美しさがより深く沁みてきます。

新しいご依頼も、やはりパイン。
その魅力、存分にお伝えできればと思ってます。

仕事が完了するのは年末になるかも?
忘年会ではじっくりとお話をさせていただきます(覚悟!)

投稿 栗原@simple | 2008年2月16日 (土) 21:13

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