兜と甲冑と
この商売をやっていると、いろいろと面白いご依頼をいただくことがある。
先日のこと・・・
お客様ご来訪。
「兜を載せる台を作って欲しいのですが」
??????
?が頭の中を駆け巡る。
あまりにも予想できないご依頼だったため、不信感が顔に出ていたかも?
こりゃ、営業的には未熟の証明だ(反省)
ともあれ、詳しくお聞きすることに。
なんと、趣味で甲冑を作られているとのこと・・
現物を拝見してびっくり。
本物なのだ!!
何が本物なのか?
つまり、当時の技法に忠実に倣って製作されているのだ。
当時は鉄板というものがなかった由。
このため、鉄の塊から打ち出して平たくする。
それを、型に倣って鎚で打ち出して立体にする。
それらパーツを寄せ集めて釘で仮止めし、熱で溶かして溶着(溶接?)していくらしい。
そして、その上から漆を何層にも重ねていく。
う~ん、そのこだわりたるや、恐るべし。
とても貴重なものを見せてもらった。
で、兜の展示台は?
もちろんお受けしましたよ。
こりゃ、私がやらずに誰がやる?
このように、年に何度かとても面白い出会いがある。
これも、木工の醍醐味かもしれないね。
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コメント
こんにちは。お久しぶりです。
先日子どもの初節句のために甲冑を買いました。
実は自分が着て遊んでいたのですが。
それが、これhttp://joy.success.boy.jp/?day=20070504
です。しかし、鎧台が華奢だったので自分で作ろうと
思っていましたので、わたしにとってタイムリーな
話題でした。
そして密かに、甲冑そのものを作ってみたいと考えていました。
兜のデザインと製作が難しそうです。
投稿 ST | 2007年5月14日 (月) 22:15
私もSTさんのブログを拝見していて、立派な甲冑だなぁと感心しているときにこのような訪問を受けたので、そのタイミングにびっくりしていたところです。
これぞ手づくりの極み・・
という印象を受けました。
鎚を打っているときなど、無心になれそうです。
まだ数ヶ月先のことになりますが、もし作者の方の了解が取れましたら、このブログなどでもご紹介していきたいと思っていますので、気長にお待ちくださいね♪
投稿 栗原@simple | 2007年5月15日 (火) 18:11
こんばんは。
ぜひ、よろしくおねがいします。
楽しみにしています。
投稿 ST | 2007年5月15日 (火) 23:14