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2007年4月13日 (金)

負ける建築3

家具作りも制約との戦いだ。

設置スペース、搬入経路、輸送など、サイズの問題。
デザインと、木の特性との両立。
そして、何よりも予算とのせめぎあい。

制約の中で、お客様のご要望に最大限お応えしたい。
でも、もちろん収益も確保しなければならない。

ハードルが高いほど、画期的なアイデアも生まれやすいのだ。


対して、制限の無い、自由な発想ほど難しい。
何をしても良い・・と言う自由ほど厄介なものもない。


開業当初、まずサンプル作りに没頭した。
お客様のご要望からではなく、自ら提案する物づくりだ。

これはしんどかった。

具体的なハードルがなければ、それを乗り越える手法も出てこない。
そのような環境の中で、自らの制作意欲を高めるのは本当に難しいのだ。

ファインアートの芸術家は、本当にすごいものだと思うのだ。


テレビのインタビュー・・

「もし、土地も予算も全く制約のない建築を依頼されたらどうしますか?」

隈氏の答え・・

「制約を探します」


いいね~!!

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