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2006年10月23日 (月)

論理の限界6

振り返ってみると・・・

論理や道筋を考えては、それを否定され・・
の繰り返し。

袋小路に入りそうになったときに思ったのが、木工のキーワードを疑うことだった。


無垢、伝統工法、自然な仕上げ 云々・・
これらは、不可侵なものと思っていた。

そして、これらキーワードを増やすほどに、作風や作品の自由度は減っていく。


悶々としていたとき・・
これらキーワードは本当に正しいのか??
ふとそう思った。


そこで、それらを一旦全て壊して、改めていくつかを集めて再構成してみたりした。
パズルの破片を組みあわせていくような感じ。

少し視野が拡がったような気がした。


集成材やMDF合板などを用いてみたり、
隠すのが当然と思っていたビスを露出させてみたり、

結局・・
木工界での公理、キーワード、べき論 など・・
絶対的な価値観と思われている事々は、一般からみるとそれほど重要なものでもないのだろう。

「いいものはお客さんが教えてくれる」
と、木工の先達からアドバイスをもらった。

悩みの出口が見つかったように思った。


お客様が求めているものを感知できるように、アンテナの感度を上げておくこと。
おそらく、それが一番大事なことなのだろう。


論理の限界とは・・
自分が設定した偏狭な公理、キーワードにしがみついていること。

それをブレークスルーするには・・・
お客様の話を全ての出発点にすること、なのだろう。
そして、それは多分・・・正しい。

と、こんな感じでやってきた。


以下余談・・・

先日テレビである家具デザイナーへのインタビューを放映していた。

そのデザイナー曰く・・
「自分が欲しいものを作ってきたし、これからもそうして行く」

気負いもなく、自然体だなぁ~ 
という印象を受けた。

そうだよな、
それが一番自由な発想ができるかもしれないな・・


なんて、やっぱり悶々とする今日この頃なのだ。


おわり

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