« 継続は力なり | トップページ | 走る蒸し釜 »

2006年8月 4日 (金)

数値化するということ

昨日の数値目標の話。

「もう少し詳しく」との依頼メールをいただいたので、少々書いてみる。


二年ほど前のこと。
木工家志望の方との話(実話)


「子供椅子を主にしたいんです」

「なるほど」

「どう思いますか?」

「月の売り上げ目標はどのくらいですか?」

「30万円くらいでしょうか」

「椅子の単価は?」

「一万円くらいでしょうね」


ということは、子供椅子をひと月30脚販売しなければならないことになる。


「販路は?」

「ギャラリーや、喫茶店、雑貨屋さん・・そんな感じ」

「仮に、店舗あたりの売上率を20パーセントと考えると、30脚売るためには150店舗に置かねばなりませんよね」

「・・・ そうですね ・・・」

「150店舗においてもらうためには、おそらく500店舗以上に売り込みをしなければなりませんね」

「・・・ そうですね ・・・」

「一日5店舗行くとして、100日かかりますね」

「・・・ そうですね ・・・」

「そして、150店舗確保したあとも、納品やご挨拶周なんかで定期的に顔を出しに行かねばなりませんよね」

「・・・・ そうですね ・・・」

「一日5店舗行くとして、30日かかりますね」

「・・・・ そうですね ・・・」

「製作時間が全く無くなってしまいます」

「・・・・・・・・・・・」

このやりとり、実話である。

数字を考えるとはっきりするが、この計画は、机上ですでに破綻している。
この計画は、専用の営業マンがいないと成り立たない。

しかし、複数体制になると、月30万の売り上げではやはり成り立たないし、ギャラリーマージンも減算されていない。


軌道修正が必要である。


一つの例であるが、これが計画を数値化するということ。
数値を入れると、その計画の実現可能性が実感を伴って分かる。


とまあ、そのようなことであるのだが・・・・
あまりえらそうなことはいえない、私なんて未だに破綻一歩手前の計画で遮二無二やっているのが現実。

最後は・・・やはり 気合だ~!!

|

« 継続は力なり | トップページ | 走る蒸し釜 »

木工家志望の方へ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 数値化するということ:

« 継続は力なり | トップページ | 走る蒸し釜 »