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2006年1月24日 (火)

引き出し考

ウメさんからコメントいただいたので・・・
引き出しの続きを少々・・・

世の中にはスライドレールという便利なものがあり、これを使うと す~っと出る 引き出しが簡単にできる。

強度に応じていろいろなタイプがあるし、引き残しなく、奥行き全部を引き出すことができるのも大きな魅力だ。

ただ、このスライドレール・・・
取り付けの構造上、枠と引き出し本体との間に10ミリ程度のクリアランスを設けなければならない。

そのため、引き出しの最大の特徴である湿気の遮断ができなくなる。


梅雨の時期に、引き出しが重くなる経験をしたことはないだろうか?
これ、湿気によって引き出しが膨張して、枠とのクリアランスが小さくなるために起こる現象。

実は、この膨張によって湿気の侵入を防ぎ、中の衣類をカビなどから守る働きをしている。
木の性質を利用した知恵。

重くなりすぎたときは、近所の職人さんに少し削ってもらう。
こうやって、その土地の気候にちょうどあう引き出しになるという具合なのだ。

ただ、それは昔の話。
量産家具では、そんなまどろっこしいことやってられねーぜ!
と言うわけで、がたがたの引き出しが登場することになる。

つづく・・

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