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2005年11月 8日 (火)

修行と独立と

木工家志望の方からメールをいただいた。
訓練校を出たあとに、どこかに修行に行ったほうが良いのか? とのご質問。

なんとも答えるのが難しい問題。
私自身、訓練校を出てすぐ独立したので、修行に行く功罪については良く分からないというのが正直な感想。

修行・・・
適当な受け入れ先があり、自身を取り巻く環境も含めて行く事が許容される状況であるならば、行ったほうが良いのだろうね。

もちろん、行くならばきちんとした目的意識を持っていなければならないのは言うまでもないだろう。

修行無しで独立すると、それだけでかなりのハンデを背負うことになる。
訓練校の一年間で習得した技術程度では、できる家具の構造もデザインも限られてくる。

その限定された範囲で魅力的な商品を開発していくのは、相当に智恵を絞らないと困難だ!
このこと、一年目は本当に骨身に染みた。


今は、修行して独立する人と、訓練校や各養成機関を出た後にすぐ独立する人と、はたしてどちらが多いのだろう?

元来は、どこかで5年や10年の修行をしてから独立するのが常だったようだ。
このため、訓練校を出てすぐ独立することには、いろいろと批判も多い。

私も、独立前のことだが・・・
木工の先達から、延々3時間半にわたって説教をされたことがある。

曰く・・修行もしない、苦労も知らないやつが、家具を作ってうまく行くわけがない。
身の程を知れ・・・ ということ。

これは、かなり堪えた!

しかし、私の性格として、批判されればされるほど、絶対にそれに屈したくないという、きわめて厄介な性分が頭をもたげてくる。

身の程を知れ・・・

良く分かった!

しかし、身の程を知るためにはまず実行して、「甘くない世間・現実」の中で揉まれ、自分の未熟さをひしひしと体感しないことには分かるまい!!
などと、今考えると全く無茶な理屈で遮二無二突っ走ってきたというのが現状。


とりとめもない身の上話のようになってしまったが、開業後3年半を経過して一つの総括として思ったことを書いている。

もう少し続けてみようかな。
明日へ続く!


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