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2005年11月24日 (木)

忸怩たる

午前中、事務仕事をして小物の納品へ。

お客さんと少し世間話をして帰宅すると、もう正午。
テレビを見ながら昼食をとる。

テレビ朝日で、今大問題になっているマンションの強度偽造問題をやっていた。

この問題、相当に根が深そう。

データの前に跪くのが技術者の技術者たる所以であるのに・・
想像を絶するような事態。

良心の欠落と、無責任体質が幾重にも折り重なり、互いに責任を擦り付け合っている醜態。
安全性がコストと天秤になるはずもないのに・・・
ひどい話だ。


もの作りは、それが世のため、人のためになってこそ存在価値がある。

商売である以上は、適正な利益をいただくのはもちろんのことであるが、利益の追求とコストダウンの行き着く先が安全性を脅かすものになるとは、もの作りの意義を自ら否定しているに等しく、それを臆面もなく行う技術者は、自身のプライドもすでに放棄して、一体なにを存在意義として日々を送っていたのか?

技術とは、イデオロギーにも宗教にも偏見にも属さず、もちろん金銭からも独立したもの。
数学という共通言語で記述される、曖昧を一切廃した世界。

それを支える根本は、データ至上主義であること。

限りなく客観的であるべきものが、このようなくだらない事々で汚されるのを目の当たりにするのは、同じ技術者の端くれとして忸怩たる思いがする。

せめて、これが氷山の一角でないことを願うばかり。
いやはや・・言葉もない。


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