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2005年10月 4日 (火)

他山の石として

午前中、お客様をお迎えして打ち合わせ。
ご新居に置くキャビネットの打ち合わせ。

ご新居の建築に伴う苦労話をたくさんお聞きした。

最近は、自然素材を使ったナチュラルな感じの家が見直されつつある。
今までの新建材一辺倒の、金太郎飴的なものではなく、捩れたり反ったり傷が入ったり・・・住むには少々難儀な点もあるが、やはり天然の木に囲まれた家はいいものだ。

ところが、いざそのような家を建てようとすると、それはそれは想像を絶する困難が待ち受けているようなのだ。

ずっと新建材を扱ってきたハウスメーカーが、突然自然素材に切り替えることは難しいらしい。

技法や素材・・・その他タイルや金属に至るまで、気に入ったものを取り入れようとすると、そのたび様々な障害が・・・
そのたびに、相談、説得、説諭、叱咤、教育、なだめすかし、懇願、泣き落とし、色仕掛け(?) などなどを駆使して突破する覚悟が必要とのこと。

さらに・・・
相手は、営業マン、インテリアコーディネーター、建築士、大工、左官、クロス職人、建具屋、ネコ、しゃもじ、タコ、マヌケ・・・と、まるでドラクエモンスターのように出てくること出てくること・・・

家は一生の買い物。
プラスワンリビングに出てくるようなお部屋を手に入れるためには、まさに不退転の覚悟が必要。

これで、一冊のドラマがかけそうだ。


なんてお話を聞きながら盛り上がったりしたのだが、いやいや、これは他山の石とせねばならん。
と思った。

作り側の論理や、業界の常識がお客様のご要望に合わない典型例で、文字通り、本末転倒なお話。
そして、これはそのまま木工業界へも当てはまる。

笑い話にするのは、天に唾するようなもの。
視点をどこに置くか・・改めて思い知らされる出来事であった。

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