電池ホルダー
機器のトラブルは続く・・・
今日は自動鉋のデジタル表示がおかしい。
仕上がり板厚の表示で、とても大切な数値なのだ。
全部のLEDが点滅している。
???? なんじゃ〜こりゃ〜???
側面のカバーを取って電装系を調べてみると・・・
なっ なんと バックアップ電池用のホルダーが壊れている。
これ、主電源を落としたときにデータを保持しておくために必要なバックアップ電池である。
単三が三本、電池ホルダーに入っているのだが、このプラスチック製のホルダーが破壊して電池が飛び出しているではないか。
調べてみると、外部からの力ではなく、どうやら疲労破壊のよう。
専門用語で言う、クリープ現象かいな?
電池を押さえつけるための渦巻き電極による応力で破壊している模様。
しかし、これで破壊するようでは・・これ不良品ではないのか?
そもそも、電池ホルダーが電極からの応力に耐えきれず破壊するなんて変だわね。
ひょっとして、このホルダー、このプラスチック・・・ポリアセタール製なのか?
ならば、酸に弱い。
しかし、この機器に酸などが存在するのか?
酸ならば、ホルダー以前に金属に腐食が発生するはず。
仕事そっちのけで考察が続く。
いや、これは油か、シリコンスプレーか、いずれにしろ機器に添加する化学物質の何かがインパクトを与えているのだろう。
機器の不具合は、このように何気ないものから進行したりする。
やはり、定期的にいろいろな部分をチェックしておかなければならないようだ。
で、ホルダーを買いに行くと・・・
2本用と、4本用しかないではないか・・・
あっしが欲しいのは、3本用なんですぜ、おまえさん!
仕方がないので、4本用を買って、銅線で短絡して3本用に改良した。
なんだかんだと手間がかかること。
とにかく、機器の停止は死活問題なので、自分でできることは即対応して空白時間を作らないこと。
一人での作業は何かと大変なのだ。
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