2019年6月24日 (月)

若い力

先日、木工家へなりたいという高校生からメールを貰いました。
具体的にどのように進んでいけばよいのか? という内容。

私が開業した2002年から10年ほどはちょっとした木工ブームのような期間であり、毎月のように木工志願者の方からの問い合わせや、工房訪問を受けたものです。
しかし、最近は少し落ち着いたのか、ここ数年ほどはせいぜい年に一人二人・・というペースでありました。

今回の問い合わせも一年ぶりくらいのことであり、しかも高校生からとなると、、、8年ぶりのことかな?

さて、以前も書いたことですが、木工家になる道は2つしか無く、一つはどこかへ弟子入りすること、もう一つは学校の木工科へ進学することですが、弟子入りに関しては実質上の求人は無いに等しく、やはり木工科への進学しか方法はありません。

しかし、以前は全国にあった木工科も一つ減り、二つ減りで、今ではだいぶ数も少なくなり、進学も狭き門になっている感もありますね。
これは、木工家という人種が世間から多くは求められなくなってきたという事を反映しているのかとも思われ、そう考えると、木工家は希少種類に属するものになりつつあるのかもしれませんね。

ただ、今回のように若い力が芽生えてくるのは嬉しく、是非頑張って木工という命脈を受け継いでいってほしいと切に願いします。

若い力・・頑張れ!

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2019年6月21日 (金)

シンプルなテレビボード

新作のご紹介。
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シンプルなテレビボードです。
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弊工房を始めた当時はまだブラウン管テレビが残っていましたが、あれよあれよという間に液晶テレビに置き換わっていきました。
また、それに比例するようにDVDなどAV機器の小型化が進み、必然的にテレビボードなどの形態も変わりました。

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最も変わったのは奥行きで、例えばこのテレビボードの奥行きは35センチほどです。
ブラウン管の時代から比べて最も変わったのは奥行きで、薄型のボードでもテレビや機器を置くのに十分なスペースが稼げるようになりました。

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構造はテレビボードとしては最も簡素なもので、上にテレビを置き、下には機器を設置する棚板を一枚渡しました。
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素材はホワイトオーク。
頑丈な木ですので、天板や棚板も薄めに仕上げ、スッキリとした印象になるようにしました。
薄めにできるのは、テレビ自体がブラウン管に比べて劇的に軽くなったのも大きな要因ですね。

キャスター付きで移動も便利。
必要にして十分なテレビボード、薄型で場所も取らず、シンプルな暮らしには欠かせないアイテムです。

お届け先 東京都

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2019年6月20日 (木)

歯科技工士も同じ

歯医者へ・・
3ヶ月ほどつけていた仮歯を外して、銀のクラウンに付け替える作業。

が、、入らない。
歯医者さんがいろいろ調整してくれたのですが、結局具合が悪いらしく作り変えることになりました。
なんだよ~

歯医者さん曰く、、一つ一つを精魂込めて作ればこんな事にならないのに、流れ作業で作っているからダメなんだよ! とのこと。
うん、名言。
物づくりの全てに言えることで、それは歯科技工士であってもやっぱり同じなんやね。

で、また来週。
なかなか終わりませんな。

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2019年6月19日 (水)

父の日でした

先日は父の日でした。
我が家は息子二人なので特段何も期待はしてなかったのですが、意外にも次男からはラインで連絡がありました。
まあ、それで十分です。

 

思い返してみると自分が子どもだった頃、やっぱり父にはほとんど何もしたことはなかったなぁ。
まあ、男の子なんてそんなもんでしょうね。

 

お祝いらしきことをしたのは父が還暦を迎えたとき。
割烹料亭で還暦祝いをしました。

 

その半年後に病が見つかり、一年後に父は他界しました。

 

あれから、、19年余り。
最近鏡を見ていると、自分がだんだん父に似てきていることを感じます。
以前はそのようなことはなかったのに、時が経つに連れて少しずつ近づいているのかなぁ?

 

あと5年で父の年齢に追いつきますが、自分の中ではその時を一つの区切りとして、それ以降はおまけの人生のように考えてます。
2千万円も持ってないしこの先どの様になるのか分かりませんが、父の顔に似てきた以上はちゃんとした日常を送らねばなりませんね。

 

さて、とりあえず今日も頑張ろう・・・

 

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2019年6月17日 (月)

まだ梅雨入りせず

今週も晴れる模様で、まだ梅雨入りはないようです。
今週は塗装大会になるので、この晴れ間はありがたい。

さて、また一週間、、頑張ろう。。

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2019年6月15日 (土)

梅雨に入らず

梅雨入りしない北部九州、、本日は久しぶりの雨です。
気温もぐっと下がり、肌寒さを感じるほど。

雨の量はそれほど多くはなく、しっとりとした感じでちょっと風情もある感じ。
今日は屋根に当たる雨音を聞きながら、細々とした作業を進めることにしましょう。

この雨で梅雨入りか? とも思ったのですが、明日からはまた晴れになるようで、木工としてはありがたいことなのですが、巷では水不足という声がチラホラと聞こえており、給水制限を始めたところもある模様。

ほどほどに、降ってくれることを願ってますが・・

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2019年6月14日 (金)

新金具、新構造、新しい組み立て方

キャビネットづくりも佳境に差し掛かってきました。

今回は、新たな金具や、新たな構造、そして新たな組み立て方などにもトライした野心作となってます。

(でも、組み立ててしまったら全くわからんけどね)

 

ともかく、いくつかの新しい試みをして、その全てが採用できることが実証できたので、今後のデザイン・設計の幅をだいぶ広げることができそうです。

さあ、もう一息じゃ。。

 

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2019年6月13日 (木)

ちゃっちゃっとやってください

鏡板は無事組み込むことができました。
さて、本日中に本組みを終えてしまおう。

話は変わりますが、先日業者さんからの問い合わせがありました。
FAXが入り、次いで電話がかかって見積もりと納期を出してくれとの由。

「ちゃちゃっとやっちゃってください」
とのことで、この時点で明らかな温度差を感じたものですな。

で、急いで見積もりを出して返信するも、ナシのつぶて。
まあ、これもいつものことでございます。

このようなことは慣れっこになってますので別に構わないのですが、それでも見積もり算出をするのはそれなりに労力が必要ですので、若干の徒労感は感じます。
業者絡みの問い合わせは95%はこのような形で終わりますが、極稀にきちんと断りの挨拶文を送ってくれる業者さんもいたりして、そのような時には大変ありがたく思います。

いずれにしろ、ちゃっちゃっとやる仕事はできません。
今日もじっくりと、仕上げていきます。

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2019年6月12日 (水)

板が反る

キャビネットの製作中ですが、鏡板用に剥いでいた板が反ってしまいました。
油断していた _| ̄|○

気温が上がってきて、先日は雨が降って、温湿度が乱高下している今の時期は、その影響を受けて板が動きやすいのです。
特に、鏡板は薄く製作しているので影響を受けやすく、従って反りも出やすい。

少しの反りであれば、うまく加工して框に組み込んでしまえばよいのですが、反りは比較的大きくそれはできそうもない。
ならば、曲げるのみ。。

板は特殊な操作で曲げることができます。
ちょっと時間はかかりますが、それを試すことにしました。

で、満を持して力を込めて、戻れ! と言いながら曲げたところ・・・
バキッ という音とともに、、そう、割れてしまいましたぁ (T_T)

最悪の事態。

ああ、でも仕方ない。
もう一度最初から矧直し、目下養生中。
今度は反らないように、しっかり管理しなくては。。

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2019年6月11日 (火)

新作を作るぞ

今回の著作権騒動で気づいたこと。。

ずっと、新作を作っていない(-_-;)

問題になっているアイテムはもう14年ほど前に発表したもので、もちろんそれ以降も改良は続けていますが基本は当時のまま。

 

そうなんです、改めて振り返ると、もうずいぶん長い間新作を作っていないことに気づきました。

いや、もちろん注文家具なので、お客様からのご要望に応えて随時デザインをし、設計図を書き、製作をしているので、それを新作を呼ぶならばずっと新作は出し続けているのではありますが・・・

ご要望を受けて・・ではなく、私が考えるこのようなもの・・このようなものがあったら生活が楽しくなるのではないか? といった完全提案型の新作については本当に長い間、そのようなものを発表していないことに気づきました。

 

そう考えると、先日も椅子の商談をしたのですが、知らず知らずのうちに今までの作品の中から選択してもらうように話を進めている。

無論、従来作が悪いわけではないのですが、お客さんと話す過程においてその方に一番合う椅子をゼロベースから考えるということをやっていない。

 

以前は、やっていたのに?

というか、開業からしばらくは手探り状態であったため、全てはゼロベースから発想するしかありませんでした。

そのような中で様々なデザインが生まれ、それが評価され、いくつかのデザインが定番のようになって定着しました。

それはそれで大きな財産ではありますが、いつの間にかそれに安住していたなぁ~

 

著作権を守ることも大事ですが、もっと大事なことは新たなものを生み出していくこと。

知らず知らずのうちに守りに入っていた自分を反省し、今後は野心的な新作に取り組んでいきたいと思ってます。

 

今回の騒動で、木工家としての原点を思い出すことができました。

この点、騒動に感謝です。

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