昨日の天体ショー 皆さんのところでは金環食は見られたでしょうか?
こちら北部九州は、あいにくどんよりとした雲が垂れ込め、挙句に雨まで降ってきて全くダメ・・
テレビの中継でお茶を濁したのでした。
さて、昨日の仕事・・
組立です。
組立は木工の醍醐味の一つで、今まで作ってきた部品が組み合わされ、二次元から3次元へと家具が立ち上がっていく瞬間です。
いつもの様に接着剤を塗り、打ち込み、最後はクランプをかけて少しずつほぞを入れていきます。
順調、順調♪
と思っていたら、突然一点のパーツの挿入が固くなりました。
???
おかしいなぁ。
クランプのハンドルを回しても、ほぞが入って行かない。
胴付きは5ミリほどの隙間が開いたままです。
さらにハンドルを回すと、メリメリっという音が。
さすがにこれはおかしい。
過去の経験がフラッシュバックされます。
そうだ、ほぞが底づきしているのに違いない。
ほぞが長すぎて、ほぞ穴の底に達してしまっているのか??
感触としては、確かにそのような状況です。
しかし、他のパーツは問題なく胴付き面はぴったりついています。
同じセッティングで加工したので、このパーツだけほぞの長さが違うことはありえません。
そうだ、そうだよ。
底づきしているはずはないよなぁ。
しかし、入らない・・・・
混乱してきました。
アドレナリンが上昇してくるのが分かります。
組立で立ち往生すると万事休すで、もはや修復は不可能となります。
落ち着け!
このまま強引に組立を続行するのか、解体するのか?
のんびり考えている時間はありません。
この気温では、あと数分ほどで接着剤の硬化が始まり、もはや組立も解体もできなくなります。
数秒ほど考えて、解体することにしました。
とにかくほぞを抜いて、落ち着いて、原因を探るべきと判断。
しかし、組立を開始してからすでに10分ほどは経っています。
果たして・・・抜けるのか?
あて木をセットして、玄能で叩く。
「頼む、抜けてくれ」 祈るような気持ちです。
すると、少しずつ・・・抜けてきました。
慎重に慎重に・・・ まずは右ユニットを取り外しました。
ますは一安心。
そして、次は左のユニットへ。
固い・・・(汗)
叩く力も自然と強くなりますが、強すぎると部材を破壊する可能性もあるため慎重に・・・
固い・・・固い けど 少し胴付きが離れてきました。
こうなると安心、慎重に叩いて、すこしずつ引きぬきます。
解体、完了。
全身には汗が吹き出ていました。
すぐに接着剤を拭き取り、当該のほぞを確認。
ほぞには問題なし。
問題はほぞ穴側にありました。
なんと、小根付きほぞにしていたのに、小根部分の穴を掘り忘れていました。
そうだった、ここ、後で掘ろうとしてそのまま忘れていたのでした。
これじゃ組み立てられるわけないよなぁ。
で、小根部分を掘り直して、再度組立て。
今度は問題なく・・・無事組み立て完了。
いや~疲れました。
精根尽き果て、そのまま椅子にへたり込んでしまった次第です。
しかし、なんとも単純な、初歩的なミス。
反省です。
でも・・・
迷った時、解体へと進めた判断は正しかったよね。
これも経験のなせる技かも?
そうなんです・・・訓練校時代に、ほぞの底づきで立ち往生したことが・・
その経験が、10年後に生きました。
訓練生の皆さん・・今のうちに、たくさん失敗しましょうね!!
失敗も、大事な経験です。
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